OOHの重要性を考える
皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、R4マーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、 それぞれのマーケ感で掘り下げていきます。
最近話題の一人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索する、 皆さんのヒントになる視点をお届けしています。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム 株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
淡路市までコピーライターをしてます。ジンボーです。よろしくお願いします。
さて、今日のテーマはブランドメッセージの臨場感を上げる。
OOH屋外広告の効果について改めて考える、です。
さあ、このテーマ取り上げた理由は何なんでしょう。
今、時代が進むにつれてメディアというのもどんどん多様化していくわけなんですけど、
多様化しても強い弱いとかはあるので、
何となくメインのコミュニケーション経路に絞って考えると意外とシンプルかなと思って、
ざっくり分けるとスクリーンのあっち側とこっち側に分割できるかなと思うんですよね。
あっち側っていうのはテレビとかスマホとかPC、タブレットですね。
確かにスクリーンに囲まれて僕らは生活してますよね。
そうなんですよね。パソコンのスクリーンとダブルスクリーンぐらいの人いっぱいいますよね。
いっぱいいますね。うちの家もうちの会社もそうですね。
そうですよね。なのでスクリーンの割合というかスクリーンから入る情報がめちゃくちゃ増えてきているという状況ですね。
で、スクリーンのこっち側っていうのは何かというと、
昔は新聞雑誌とかが強かったですけど、
今はちょっとそれのリーチ部数も落ちてたりするので、
割と基本的にはOOHと呼ばれるアウトオブホームの略で、
いわゆる屋外広告ですね。ビルボードとか電車内広告とかポスターとか、
そのあたりのメディアが強いのかなと思うんですよ。
この2つがあったので、あっち側のスマホ、テレビ、PCとこっち側のOOHのペアになっているみたいなことで考えたらシンプルかなと思うんですね。
なるほどね。やっぱり東京に来るとOOHのたくさん見ますか?
よく見ますね。
人一倍キョロキョロしてると思います。
こんな量ないもんね。普通の地方都市とかね。
全然違いますよね。
情報洪水ですわ。
東京にいるとそういうのも慣れてくるから気にならないけど、
よく考えるとあらゆるところで広告されてるもんね。
そうですよね。みなさん洗脳されまくってるなと思いながら街を歩いてますけど。
プロダクトプレイスメントの手法
本当にね、僕のオフィスがある渋谷とかも、渋谷最もすごいんじゃないかっていうくらい看板がすごいから、
スクランブルスクエアだけじゃなくて、ああいうスクリーンに囲まれた交差点が何個もあるから、
なんかすごいよなって思うね。
うんですよね。
OOH、多分これからもっと熱くなってくると思うんですよね。
最近もよくニュースチェックしてると、やっぱ面白いOOHの話題が多いので、
多分この二極化によって比重が高まってるんだろうなって気がしますよね。
リアルとスクリーンの向こう側の体験をブレンドすることで、
あっちの世界で見聞きしたことをこっち側の実世界で接触すると、
臨場感が高まるとか、顕在化するとか、そんな感覚になると思うんですよね。
だからそういうところで強くなってるのかなというところと、
もう一個は技術的な進化でいうと、デジタルサイネージっていうのができたことで、
ちょっと期待されてたけども、そうでもなかったですよね。
デジタルサイネージは普通に使われてますけど、
何か画期的なものが出たかって言ったら、そうでもない気もする。
確かに。これはスクリーン型のOOHのことを読んでいるデジタルサイネージって。
操作できるものとか。
スクリーン型であれば全部デジタルサイネージ。
割とあるっちゃあるけど、みたいな感じだよね。
そうですね。動画になっているだけ。
面白いなと思うのは、3Dになってるやつ。
新宿とかで猫が飛び出してくるような。
あれって交通事故とか大丈夫なのかな?
あれでもね、車から見えない。
ようになってる?
あれってしてるのかな?
でも場所的に5階ぐらいにあるのかな?
新宿駅からは直見えるけど、道路からは見えないところにあるね。
じゃないと多分危ないと思うんですよね。
そうか。車でじーっとそればっかり見てて。
飛び出してきたみたいな感じで避けたりとか。危ないと思うんですよね。
ぼーっと運転してる時にあんなの来たら、すごい変な行動すると思う。
でもあの看板があるところって、すごい人通り多いところだから、
車を運転してる人もぼーっと運転したらいいんじゃないかな?
まあそうか。
確かに。淡路島の感覚で。
淡路島にいきなり置くと確かにビビるかもね。
そうね。車運転中に相性の悪いものっていっぱいあって、
ああいう急に飛び出し系とか。
僕、元春のサムデイを聞くと、いつもびっくりするんですね。
普通にぼーっと走ってる時にタイヤのグッグッって音が聞こえるんですよ。
その曲の中から?
そうそう。いつもびっくりするんですよ。
へー。
それちょっと運転に集中してなさすぎるかもしれない。
運転中のあの音が怖いよ。
どっかから飛び出してきたりとか、暴走してこっちに向かってる可能性があるもんね。
おじいちゃんがさ。
そうかそうか。なるほど。
いいですね。
なるほどね。そうか。
多分その辺ケアしてるんだろうね。
まあ多分そうなんでしょうね。
なるほど。
デジタルサイネージ的な表現手法の進化も一定あるよねなんだけど、
それよりは多分、接触環境の変化だよねと思って、
スマホサブスクとかでデジタル世界への没入がめっちゃ増えてますよねっていう中で、
その反動としてリアルであるオーエイジのメディア接触体験というか、
割と際立ってきてるんだろうなと思うんですよね。
だからデジタルであっち側の方で得た全ての認知とか体験っていうのを、
こっち側でリアライズさせるとか確信させるっていう、
そういう感情とか認識に変換する機能がOOHにはあると思うんですよね。
そういう感じかなと思ってますね。
なるほど。
なので今回はいくつかに分けてこれからお話をしていきたいんですけど、
初回はそもそもOOHってなんで今いいんだっけとか、
どんなメディアなんでしたっけみたいなところを、
僕なりに改めて捉え直し的なことをしてみたので、
それをお話ししたいと思っています。
本編は別撮りしてますので、
みなさんには収録で聞いていただいてますが、
どんな点で明日使えるネタになりそうですか?
そうですね。
OOHって誰もが日常生活の中で見ている、
見ざるを得ない広告の一つだと思うので、
広告の勉強をするというか、
なんでここにこれを置いているんだろうなとかっていうのを
考える材料としてはすごくいいなと思うので、
それを考えていく上でOOHって今どういう役割なんだっけ、
どういう位置づけなんだっけっていうのを、
本編で話したみたいなことを知っておくと、
それこそ電車で会社に通ってたりする時に
ラジオを聴いている人も結構いると思うんですよね。
そういう時にふと見上げるとOOHが見えると思うので、
それをどう見るのかっていう観点を考える上で
面白いんじゃないかなと思いましたね。
そうですね。
あとプランニングもしがいがあると思うんですよね。
無限にあるし、街ごとに文脈が違うし、
それぞれのコンタクトポイントで
どんなメッセージが一番刺さるかなっていうのを考えるのって
すごいクリエイティブだし、
特にテレビCMのクリエイティブは決まっちゃってるけど
OOHでちょっと腕を磨くとか、
それはいいと思うんですよね。
確かに。
予算的にはテレビCMとかに比べると少ない予算で全然できるし、
あとはチャレンジングしやすいところだし
普通によくあるのはテレビCMと同じクリエイティブを
OOHにも同じような看板で出稿料だけ担保してみたいな
それだとそんなに跳ねないというか
多分スルーされるだけなので
ちょっと面白いことをOOHでチャレンジできないかって考えると
発想の幅は広がりそうですね。
そうですね。
メッセージ自体を立体的に組み立ててみるとか
そうすることでより定着度とか圧が上がると思うので
そこもぜひチャレンジしていただきたいなと思います。
以降はめちゃくちゃ面白い事例とか最近いっぱいあるので
それも含めて紹介するのでお楽しみにという感じです。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。
本編は約30分あります。
途中で聞けなくなった時のためにも
ここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、じんもさんの今週のピックアップテーマはこちら。
ブランドメッセージの臨場感を上げるOOH
屋外広告の効果について改めて考えるです。
ではお話し聞いていきましょう。
今回はOOHについて改めて捉え直しをしてみようみたいな回なんですけど
ざっくり言うと臨場感を上げるメディアだよねみたいな感じで
語っていきたいなと思うんですね。
臨場感を上げることでより深く記憶させたりとか
自分のブランドにするみたいな感じの効果があると思っていて
そういう視点で見た時に3つぐらい特徴というか
なぜ効くのかみたいなところの視点があるかなと思ったので
今回はそれを取り上げつつ紹介をしたいと思っています。
まず最初ですね
OOHってそもそもどんな手法なんでしたっけって思った時に
1個こういうことも言えるんじゃないかなと思ったのが
OOHとは現実世界にプロダクトプレイスメントをする手段である
ということが言えるんじゃないかなと思って
そもそもプロダクトプレイスメントって何でしたっけって話もあると思うので
まずそこからお話しすると
これ割とメジャーな手法で
例えば見込み学が好きそうな映画とか漫画アニメとか
あと一番多分よくやられているのは雑誌のお取り上げってやつで
ファッション雑誌の編集ページの中に
そのブランドの衣装とかを貸し出して使ってもらうとか
インテリアメディアでインテリア雑誌で椅子とか
なんかをただで提供して使ってもらうとかっていう手法ですね
それによってターゲットが自分の好きな世界観の中に
よくあるブランドなんだなっていう風に認識をしてもらえるのと
普通にフリークエンシーですね
接触回数が上がるので
プレゼンスが上がっていくっていう効果があるというところですね
あれって費用を払ってる場合と払ってない場合あるんですかね
ゲームとOOHの記憶への影響
PR会社が裏メニューで売ってて
昔で言うと編集協力費っていうのを実は払ってることが多いんですよね
今はステマなんでもっと裏になってると思うんだけど
だから本来は商品を貸し出しだけが正しいやり方なんですけど
実際はちょっと意味わかんない
編集協力費って何ですかっていう話なんだけど
10万とか20万とか払って載せてもらうっていうことを
PR会社の人が活動してやってる感じですね
なるほど
映画とかでも結構ね
エヴァンゲリオンシリーズにも商品がパッと出てきたりとか
エビスがめちゃくちゃ出てきたりとかね
やっぱありますよね
なんか普通にあるなそれがみたいな感じで思うから
日常の中に含まれてて広告感は全くしないので
そこはすごくいいなあ
いい手法だなあって感じがしますね
そうですよね
あとはまあまあそういうね
作品内だとわりと気づかない人も多いと思うんだけど
例えばゲームって没入感めっちゃ強いじゃないですか
ゲームの中に登場させるとか
ゲーム内看板って実はリアル看板よりも記憶に残るらしいんですよ
なるほど
何回も見るもんね
そうそうそう
最近のようなゲームのアイテムにするってやつですね
アイテムにしたらもうブランドの
これが何であるかっていうブランドベネフィット自体を
広告の新しいアプローチ
滑空で体験できるので
そうかそうか確かに
最強ですね
ゲームってのは一定リーチがね
プレイヤーは少ないので限られる分だけ
高いエンゲージメントが得られるっていうのが特徴ですよね
なるほどね
これから割と増えていくと思うんですよ
ゲーム内の展開っていうのはね
確かに
広告を人が見なくなってるもんね
テレビCMも見ないし
できればアプリとかウェブとかも
広告ブロックして
どんどん広告見たくないってなってる中で
こういうプロダクトプレイスメントみたいな
普通にコンテンツの中に入っていれば
広告感は感じないけれども
伝えたいメッセージは伝えられるので
そうですね
確かに
こういう観点で逆に作品を見ていくと面白くて
僕でいうと
ゲランのメテオリットっていうフェイスパウダーがあるんですけど
台本の下に写真載せてますけど
面白い形というかね
特徴的な形をしていて
これは何ですか
フェイスパウダーか
化粧品の一つかな
そう
これ食べるんじゃなくて
筆みたいなやつでガーってやったら
これの粉がついて
顔にまぶすと
ちょっと不思議なキラキラ幻想的な質感が出るってやつですね
これは古くから
魔法のパウダー的なコピーとかが多いんですよ
そういう打ち出しをしていて
なるほどなと
僕女性メディアの時に
このオリエンを受けた翌日に
魔法少女マドカマギカを見たんですよ
アニメですね
お家の化粧道具を開けるシーンがあるんですけど
バッチリゲランが
メトロリッドがボーンって出てくるんですよ
なるほど
この商品がそのままアニメの中に作画されてる
作画されてるんですよ
一瞬しか出ないですよね
一瞬です一瞬
サブリミナル的な
持ってたら分かるだろうね
同じやつだってなるよね
なるほど
魔法少女文脈の中に
魔法のパウダーという商品をプレイスメントすることで
ブランドの意味性を強化するということですね
なるほど
ということをやっていると
有名な例としては
ドラマの24とか
ハリウッド系の作品はだいたいそうらしいんですけど
悪役のパソコンはだいたいマイクロソフトのWindowsで
味方はMacなんですって
へー
そうなんだ
これはどっちだ
Macのプロダクトプレイスメントってことなのかな
これは多分プロダクトプレイスメントではなくて
西海岸的な視点で
やっぱりシリコンバレーをしたいみたいなところだと思うんだよね
どっちかというとMacが好きみたいな感じだと思うんですよ
なるほど
なのでさっきのゲランの例もそうですけど
それがプロダクトプレイスメントによって
プッシュして出たものなのかどうかは分からないんだよね
アニメの制作者が気を利かせて入れているのかも
なるほど
そこは分からないけども
そういうのを探すっていうのは
感傷の仕方としてはどうだろう
ちょっと気が狂ってて面白い
探して見つかるもんではないもんね
そうですね
ふと気づくもんやもんね
ふと気づくもんですね
例えばアニメとかで言うと
全ての出てくる背景とかアイテムとかって
必ず糸を持って書かれているわけですか
もともと作詞なわけですから
そこにはかなり何らかしらの意図なり仕掛けなり
誰かの努力なりが入っているので
そういう視点で見ると面白いと思いますね
なるほど
確かにリアルなものがあると
例えばアニメとか見てても
リアルなカップヌードルとかそういうのが出てくると
急に現実感が湧くというか
今のことやってるんだなって感じになる
なるほどね
プレスメントっていうのはそういう手法ですという感じですね
OOHの強み
OOHの話に戻ると
OOHを移ってどういうことなのかって言った時に
プレスメントの逆ですね
現実世界にプロダクトプレスメントをする手法である
ってことが言えると思うんですよね
今は受けてはブランドのメッセージを
大体はスマホなりテレビなりのスクリーン上で得ているわけですよね
そこで興味を持ってますっていう時に
もう一回スクリーン上で接触をするのではなくて
スクリーンの外の現実世界で接触をすることで
これは架空のブランドだとは思ってないと思いますけど
確かにあるのねってことを確認したり
確信したりすることができるっていうことですね
なるほどね確かに
そこの場所の
例えば秋葉原のOOHってアニメとかのキャラ多いじゃないですか
そこの場所の雰囲気と合わせて感じますもんね
OOHっておそらく最も原初的な報告なんですよね
要するに誰だって昔の人だって
お店には看板を出してましたよねみたいな
ドラクエでも宿屋には宿屋のマークがついてるもんね
お気合いの向けのマークがついてますからね
確かにそれはやるよね
分かりやすくするためにね
なのでそういうのは一番伝わりやすいし
受け手の臨場感を上げるっていうのに対しては
一番効果的な方法ですということが言えますね
というところですね
この発想は割と新しいかなと思ったので
一個入れてみましたね
さっき宮本さんが軽くおっしゃいましたけど
二つ目のOOHの強み特徴としては
場所の文脈に乗せてメッセージを強化することができるということですね
もちろん秋葉原には
属性の人たちも多く歩いているっていうのもあるし
町自体の文脈もあるので
その文脈に沿ったメッセージを出すことで
より深く刻み込むっていうことができますね
東京でもやっぱり町それぞれ全然顔つきも違うし
文脈も違うし
歩いてる人も違うじゃないですか
だからその町々ごとの文脈に合わせるっていうことをやると
クルー派がメディアはメッセージであるって言いましたけど
それをその経営室場所ごとに
メッセージを最適化することで
より強化できるかなという感じですね
確かに
僕が下北に住んでいた時に
これはいいなと唸った例で
当時コミュニケーションデザインみたいな言葉が
わりと出てきていた時に
コンタクトポイントっていう言葉も出てきて
このコンタクトポイントごとに
クリエイティブを最適化してみたいな話があったんですけど
まさにそれやってるなと思った例ですね
何でこれ十何年前の下北のビルボードなんですけど
慶尾猪柱線のホーム出てちょっと空見上げると
これが目に入ってくるっていう感じで
コピーだけなんですけど
アットホームの看板で
下北沢に住むなら狭い部屋でいい
夢があればやっていけそうな町だからっていうコピーなんですよね
いいよね
これをアットホームが言うっていうのは
いいね
アットホーム好きってなりますよね
しかも下北にこれを置いてやったら
そこに歩いてる人は
ほとんど下北に住んでる人多いだろうから
だいたい下北の部屋狭いしね
でもいいよね下北はっていうね
そこがいいんじゃないの発想ですね
住むところを買うっていうのは
その周りの土地も含めて買ってるわけですから
そういう意味ではいい発想ですよね
広い家に住もうと思ったら下北じゃなくてもね
もっと離れたところに行けば
広い部屋はあるけれども
あえて狭いけれども下北に住みたいから
住んでる人いるもんねきっとね
いますよね
なるほど
なのでこれはいいなと
これってすでに住んでいた僕にもすごく刺さったし
これから住もうと思ってる人とかね
漠然と憧れてる人
実際に物件を探してる人とかには
めちゃくちゃ刺さると思うんですよね
なるほどね
確かに
こういうアプローチね
だから各駅でそれぞれやってたんだと思うんですよ
これはやっていきたいよねっていう感じですね
確かに
場所の分脈ね
僕住んでる大塚なので都電が通ってるんですけど
都電の広告ってほんと全部ターゲット
七八十台かなみたいな
まんじゅうとか
こんな広告ある
山手線では見ないなみたいな感じのものばっかりで
やっぱその人とか
都電があるって時点でもそういう感じだと思うので
菅本がちょうどあの辺りを通っているので
なんか場所にぴったりな感じする
落語の広告とかあるんだみたいな
寄せ合ってますとか
昭和かなみたいな感じ
そうだね
なんかタイムスリップして
タイムマシンじゃないですかね
そうかもしれない
そういう感覚ね
都電はあるね
なるほどね
やっぱりフォントサイズがでかいでしょ
タイプグラフィー的なデザインになっちゃうんだよね
やっぱおばあちゃんおじいちゃんが見てもわかるぐらいのサイズ感で
できる気がするな
確かにこれありますね
ありますね
やり方によってめちゃくちゃ広告効果が上がる
あと最後が
メディアミックスの重要性
もう一個記憶に残りますっていう話なんですけど
なんで残るのかなっていうところで
まず一個はメディアミックス効果がありますよね
っていうところと
リアルな場所にひも付くので
そこで記憶が強化される面もあるかなと思うんですよね
まずメディアミックスって何ですかっていう話なんですけど
昔からある古典的な手法で
今普通にみんなやってますっていうことなんだけど
これどうだろう
ちょっと前ぐらいからよく言われるようになった感じですかね
そうですね
大学生で広告効果が死亡する頃に
普通によく言われましたね
メディアの種類がいろいろと増えてきて
ちょっとインターネットも出てきたし
OOHとかテレビとかいろいろ出てきた中で
ただ単にCMやるだけじゃなくて
いろいろミックスさせるのが大事ですよっていうことを
よくそういうセミナーもあったりした時期がありましたよね
今ではもう普通にみんなやってますね
同じ予算であれば
普通計算上はテレビに全部打ち込みしたら
認知は一番上がるんだけど
そうじゃなくて複数の種類のメディア
新聞掛け合わせたりとか雑誌掛け合わせたりとか
電車広告掛け合わせたりとかね
そうすることでよりメディア同士の接触体験が
相互に強化し合うみたいな作用が起きて
単一のテレビだけというメディアの接触に比べて
同じリーチとかの回数でも
記憶のぐどまりに差が出るらしいですよね
実感値としてはわかりますよね
テレビCMだけでしか見ないよりは
同じ商品をテレビCMだけじゃなくて
看板でも見るしチラシでも見るし
インターネット広告でも見るしってなったら
なんかめっちゃ流行っているのかな
この商品って思いますもんね
思いますよね
確かに
いろんなメディアミックスの相方
メディアはあるにせよ
今でいうとスクリーンの接触が多いので
それの対比されるリアルメディアとしての
OOHと組み合わせるっていうのが
多分一番メディアミックスのほうが
高そうだなっていう感じ
なので割と最近注目されてきているのかな
と思うんですよね
確かに結構ネットフリックスとかも
OOHめっちゃやるじゃないですか
山手線チャックしたりとか
この間だとネットフリックスだったかな
渋谷でユーユーハクションの
ネットフリックスのやつだった時に
レーガンを売っているOOHみたいな
とかもあったりして
ネットフリックスなんて完全にネットじゃないですか
広告効率は絶対にOOHとかよりも
デジタル広告をやりきった方が
OOHの効果と体験
きっといいと思うんですけど
あえてそこだけじゃなく
リアルな渋谷とか
渋谷でか山手線とか多い気がするんですけど
有効にやってる感じしますね
実際に効くんでしょうねあれ
リーチ計算だとそんなに効率よくないと思うけど
多分体験として伝えられるので
割と強いんでしょうね
あとは人の話題にもなるのかもしれないですね
あのOOH見たみたいな
結構ネットフリックスって
ちょうど流行語大賞で英霊賞が入るように
当然日本で600万人しか会員がいないから
見てない人も多いけれども
話題になる作品はすごく多いので
そういう仕掛け方をして
話題になって
小学校の時の
みんながこのバラエティ番組の話してるから
見ないと恥ずかしいから見るっていう
そういう状態を作ろうとしている感じはしますね
のけ者要望
みんなが見てるから
今の小学生だと
みんながスマホでLINEでやり取りしてるから
僕もスマホ欲しいみたいな感じで
みんながネットフリックスの自名詞たちの話してたら
月額1000円ぐらいだったら払うかみたいな
話題についていくためだったらね
そうだね
俺が親ならそこを想像で補わせることで
想像力を鍛えるからね
レベルが高い
大体の会話をもとに
どのような作品かを自分で作れと
レベル高い
たくましい姿勢が育つと思うんだけどな
話してちょっとふと思ったのが
今の小学生って
みんなが知ってるアイドルとか
みんなが見てるドラマとか
あんまりない気がしてて
そもそもそんな話をしてないのよ
うちの子供も
見てるテレビも
一番見てるのは
アマゾンプライムとかで見てる
アニメのやつとかも見てるから
だからテレビで今これやってるよねみたいな
そういう話してない
僕ら世代だとエヴァンゲリオンとかね
結構話題になって
学校行ったらエヴァンゲリオンの話するとか
あったじゃないですか
多分ね
ない
そういう共通するブームみたいなところが
なくなってると思いますね
確かにね
共通の話題不足って
多分今の社会の割とテーマだと思うんだよね
共通の話題不足
フランク中継もないし
ステンパー越えドラマって
アサドラしかないし
感じでいくと
逆に政治とかのバッシングとかが厚いんだ
確かに全世代がね
兵庫県知事選挙はちょっと興味のある
面白かったけどね
面白かったよね
僕にめっちゃ問い合わせくるんだけど知らん
そうか
でもチンモさんに問い合わせくるぐらい
やっぱり話題になってる
話題になってるね
僕兵庫県の人とそんなに会話しないので
そうか
一応ね
私自身も兵庫県ではあるが
選挙権は兵庫県ではあるが
1000人のような暮らしをしてる
なかなか最近の雰囲気は分かってない
そう
そういう意味でOHはね
例えば確かに渋谷でOH置いたら
渋谷の人しか見ないけど
例えば通学路にあれば
その同じ中高の人は
あそこの看板でこんなことやってたよ
とかは話題にしやすそうですね
そうですよね
だいたい駅ってもでかいけども
このルート通る人は
この会社に勤めてる人だとか
いってクラスターがあるので
例えば電通ビルに行けるコンコースは
電通マン向けのメッセージを出すとか
割とありますよね
空港の看板広告とかは
出張した社長が見て
うちの会社いい感じでやってる
って思うために置くとか言いますもんね
確かにね
羽田空港のボスターとか
ビルのボードって
意外なところとか
ここでしか見ないなっていう
ありますよね
こんなB2Bの会社広告して
誰が買うねんと思うけど
置いてますよね
確かに
気分が上がるタイミングで
露出する接触するっていう
ありますよね
確かに
タイミングね
空港は気分上がるタイミングで
僕電車広告って
ストレス症者多いなと思って
あれってやっぱ合コン帰りとか
合コンじゃなくてもいいんだけど
デート帰りとかに乗って
なんか今日モテへんかったなと思って
OOH見て
こうやったらモテるみたいな
じゃあ行こうみたいな
思うんかなとか思ったりしてますね
立ち上がる有名を与えてくれる
そうそう
その人がこういう課題
抱えてるんじゃないかなっていう
瞬間に指しやすいのかなというのは
電車広告を得ますね
そうだね
電車広告はね
別途改めて紹介はしたいですけど
本当興味はつきないメディアですよね
確かにね
レールが敷かれててその中を
定期的に動くっていうのが
めちゃくちゃ面白いんだよね
確かにそう言われるとそうっすね
ずっと行き来し続けてるもんね
そういう物体ってね
電車ぐらいしかないから
その中に人が巻き込まれてるわけじゃん
乗ってね
あんな面白い媒体はない
なるほどね確かに
場所にひも付くからいろいろと
OOHと記憶のメカニズム
でもOOHの考えはあるし
電車は電車でそれぞれ考えがあるのか
なるほど
だからスクリーンとOOHが
多分最強のメディアミックスペアだと思うんだよね
一方高加速って難しい問題は
よく言われますけどね
そうですね
最近はあれみたいですね
例えばこれまでは新宿駅のどこって言ったら
新宿駅の1日の乗客数を出してたけど
今は割とそこの場所の人流データを取って
実際何人が通ってるのか
実際何人がこっちを見たのか
みたいなデータまで取り始めてるらしいですよ
なるほどね
ちょっと変わっていくだろう
さらに進化していくでしょうね
なるほどね確かに
新宿とかね
新しい新宿駅の広告見ました?
改札出たところにでっかい広告スペースというか
あって結構そこ見てたりする人とか
街愛用してる人もいるから
結構大きい広告スペース乗ってて
梅田のビッグマン毎週みたいな
そういう感じで
結構ね行ってたりして
こういうの頃とか
金額は結構高いだろうけれども
メディア接触効果高そうだなとか思いますね
待ち合わせにされやすいような
売り方をするといいよね
いいですよね
街ぼうけてないとずっと見てない
スマホも見てるけれども
ふと見上げたらねあるといいよね
あとあれだから
例えばデートの約束をする場所にした人が多ければ
その体験は割と記憶に残りやすいよね
確かに確かに
そういうのもあるかもね
でもさっきのどれぐらい人が見てるかとかも
分かってくると
ちょっとだけ効果測定しやすくなるかもしれないですね
そうですね
いつかマイノリティレポートみたいな
もう完全にパーソナライズされて
うざいけどね
自分が看板の前に立つと
自分だけに向けた広告が表示されるみたいな
感じになってくる未来もあるかもしれないけどね
あるかもしれないね
まあ嫌だよね
自分の趣味趣向とかバレるってことやからね
確かにね
ちょっと検索した時のディスプレイ広告
見られたくないことあるもんね
あるよね
これで検索したのかなとか
これクリックしたのかなとか
分かっちゃうもんね
分かっちゃうもんね
あれ思ったけど
広告の配信の手法はクソ進化しても
広告表現は全然進化してないなって思います
何とか試してみない?とか
言ってたね前の日もね
確かに中身は変わってなかったね
誰が試すねんそれ
確かにそういう見方ね
そういう見方もありますね
素直に見ろよって話だよね
確かに
これはプロダクトプレスメント
仕込みが入ってるな
マーケターとしてはね
その仕事職業病ですね
つい見ちゃう
映画のメインストーリーは分かってない
ありがちですね
そこのメディアミックス効果いいですよね
あとやっぱり場所に紐づくっていうのは
これ人間の記憶のメカニズムと
割とマッチしてるんだろうなって思うんですよ
記憶術っていくつか手法がありますけど
その中で多分一番ポピュラーなのが
フェイスを使った場所記憶法みたいなのが
ありますね
いつもの自分の部屋の中に
一個一個覚えたいものを
置くようなイメージをしていく
いつも通る道に
一個一個置くようなイメージをしていくことで
割と覚えやすいらしいんですよ
人間の記憶って
割とその場所に紐づいていて
っていうのが割と実感するのって
ラジオとか聴きながら外を歩くときとか
その内容を思い出すときに
これどこ歩いてたときに聞いたな
っていうことも覚えるんですよ
そういう意味でも確かにそうなんだろうなと
なのでOOHって必ず場所に縛られるので
その外の場所で掲載されることで
より記憶に残りやすいみたいな
効果もあるんだろうと
なるほどね確かにこれはあるな
これはあるし
これをきちんと計測したこと
そういえばないなと思いました
広告が記憶に残ったかどうかって
計測の必要がないっていうのもあるけど
この効果って
接触人数とかよく計測するじゃないですか
でもそれでどれだけ深く刺さったかは
本当は計測できた方がいいですよね
そうね
なんかね簡単に取れる方法とか
あればいいですけどね
こういうの調査の難しいところって
これは調査費用のお金があるぐらいだったら
それでメディアもう一個顔になって
嵐になっちゃうってことですよね
そうですね
確かに
こんな感じで
割とOOH熱いぜっていう感じなので
以降何回かに分けてね
具体的な話はしていこうと思うんですけど
今回はまずその入門編っていう感じですかね
なるほど
そもそもOOHって何でいいんだ
改めて捉え直してみましょう
という回でございました
ありがとうございます
皆さんは今回の話を聞いて
どんなことを考えましたか
X旧ツイッターのハッシュタグ
マーケターの真夜中ラジオか
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誰でも特命で気軽に参加できます
さて今週の明日使える聞くネタ帳
マーケターの真夜中ラジオも
そろそろ締めのお時間となります
前回に引き続き今回も東京で
会面で収録していくわけなんですけど
島から出てきて改めて東京に来てみると
冬眠はびっくりですよ
そうですか
昔住んでたけれども
しばらく島にいて
久しぶりに東京来るとやっぱびっくりですか
びっくりですね
まずうまそうなラーメン屋が多すぎる
確かにね
不思議ですね
だって今渋谷のオフィスで収録してますけど
僕らは8年前とかこの近くの光江で
一緒に仕事してたわけじゃないですか
オフィスでね
机斜め前ぐらいでね
あの頃はそんなこと言ってなかった
東京美味しいラーメン多いとか言ってなかったのに
そうだね美味しいのが当たり前だったよね
そういうもんだろうって思ってたけど
やっぱしばらく離れて戻ってくると美味しいですか
美味しいですね
中本も含め刺激が多すぎるね東京はね
そうですね確かに
改めて思ったのは
マーケター観点で思ったことですけど
OOH広告の影響
OOHを大量に浴びれまくる
これはね東京に住むメリットで
一番のメリットと言えるのではと思うんですよ
これはもう望むと望まざるとに関わらず
すべての人が浴びせられるもんね東京に住んでるとね
そうですよね
あとは何だろうな
映画館で見ると映画って記憶に残ると同じように
やっぱり自分一人ではなくて誰かと見る
知らない他者とでもいいんだけど
誰かと同じメディアを接触し共有するっていうのも
割と記憶体験に残りやすいかなと思って
そういうリアルな街の中に
街の風景として存在する広告って
なんか強いんだろうなとか
歩く哲学者は思いました
でもやっぱりあれですね
この1週間とかだけしか東京にいないから
そういう感じで見ると思うんですけど
毎日いると大量に浴びすぎるので
逆に記憶から消えていくというか
上書きされていくっていうのもありますね
だからやっぱりOHはいかに他と違うというか
俺これなんだろうと思わせる何かを作れるかが
やっぱり勝負ですよね
そうですね
そういう意味ではチャレンジのしがいもあるし
無限に多分アイディアは出せるはずなので
そうですね
いいアイディアってね
やってみたくなる
思わずやってみたくなるという特徴があるんですけど
そういう意味ではね
OHだとこれやらない
そんなんとか絶対後で効果するなって
思わせるようなものがあれば
そんなにOH効果伸びなくてもとか
どうなんだろうね
検証できるのかねとかっていう不安は
たぶん吹っ飛ばすぐらいの突破力はあると思うので
チャレンジしてほしいな
クリエイターの新たなチャンス
確かに逆に言うと他のマーケティング手段の中で
一番クリエイティブジャンプが求められるというか
上手く跳ねるとすごく効果を上げる一つの媒体かもね
そうですね
OHとPRぐらいなんじゃないかな
昔は結構テレビCMもすごいハングリーみたいな
クリエイティブにだいぶ振ったCMとかあったけど
最近そういうのも減ってきて
いかにサービス名を連呼するとか
比較的ダイレクト向けの
いかに商品を売るかみたいな
広告が増えている中で
OHとかPRとかはまだ
アイデアの力で変えられる部分が
結構残っている感じがしますね
そうですね
昔は優秀なクリエイターって
だいたいテレビに集中していて
そのクリエイターもテレビのクオリティをいかに
CMのクオリティをいかに上げるかに
ほぼフルベッドしていたんだけど
テレビ一着だとどれだけ良いものを作っても
それだけでは何も動かないので
割とやる作業が増えてたりする
ということは若手にはチャンスですよね
テレビ以外にもクリエイティビティが
求められているので
そういう環境ではありますね
だから面白くなってきているというのは
たぶんそういう構造変化もあると思うんですよね
OOHで面白いクリエイティブを作ったら
後は広告しなくても
それが勝手にSNSで拡散してくれたりとかするから
それで効果作れたりもするし
クリエイティブの出しどころって感じするね
しますよね
僕ちょっとこれからのネタに取っておこうと思ったんですけど
我慢しきれず言っちゃうのが
この収録終わったらね
かわゆみとかくれんぼをしに行くんですけど
渋谷の町に
かわゆみとかくれんぼって何ですか?
かわゆみさん女優さんは今一番売れてる女優さんで
MOEっていうソフトクリームのCM
はいはいはい探すやつね
そうそうそうそう
ちょっと見たことある
なんか面白そうだなと思って
東京のやつはいいな
こんなことができてるなって思ってるんですけど
あれも面白いね
この隙間のスペースをメディア化して
ここでね隙間系のね
例えばタイミーとか昔やってたし
今で言うとそのMOEで
美味しすぎてこっそり隠れて家族で食べたいかわゆみが
そういう意味なんだ
色んな隙間でこっそり食べてるってめっちゃ可愛いキャンペーン
なんか階段の斜めになってる隙間とか
ちょっとしたところに広告があって
あれは探そうっていうコンセプトなんですか?
そのMOEの広告を
探そうですね探そうっていう
渋谷の街全体を使って
スタンプラリーじゃないですけど
探していくという体験的楽しみがあるんですよね
いやーいいっすね
いつも渋谷にいる僕がやらないのに
1年に1回渋谷に来たジンボさんがそれをやるっていう
そうね
なるほどね
色々やらなきゃいけないことがあるんだけどね
試食バー浅草も行かないといけないしな
試食バー大海山にもある
試食でも食べれるバーがある
ちょっと行ってみようかな
あとあれかな
友達がやってるバーカフェ
あれも行かないといけないよ
忙しいね
行かないといけないね
なるほど
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さよなら
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