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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
脳科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
中井隆栄経営塾よりお知らせです。
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リスナーの皆さんこんにちは。経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日は品川のオフィスからポッドキャストをお届けしていきたいと思います。
今日のテーマは農科学を使った映画ということです。
よく中井隆栄の方から、どんな映画が好きですかとか、農科学をうまく表現したというか、
農科学をよくわかるような映画って何かないですか、みたいな質問を受けるんですけど、
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何が好きかと言われたら、もうこれはダントツにゴッドファーザーなんですよ。
今日はゴッドファーザーの話はしないですけれども、1,2,3とあって、
一番初めのやつは多分50回くらい見ていると思います。
最近見ていないので、1年に1回か2年に1回くらいしか見ていないので覚えていないですけど、
もうちょっと若い時はマイケルのセリフを覚えていましたからね。
それくらい好きなんですけど。
今日のテーマは農科学ということになると、一番皆さんが多分見たことがある確率が高くて、
農科学をよくわかるのがマトリックスだと思うんですよね。
マトリックス3部作のこれも1つ目がもうダントツに面白くて、
2つ目、3つ目とどんどんクオリティが下がっていくので、監督も変わったりとか、
いろいろ理由はあるんだと思うんですけどね。
1位はもし見ていない人がいたら、ぜひ見ていただきたいと思いますし、
見たことある方も今から私が解説するので、私の解説を聞いてから見たら、
また全然違った映画に見えると思うので、ぜひトライをしていただきたいんですけど。
まず、なぜあれが流行ったかというと、基本的にはギリシャ神話のシナリオの王道パターンなんですね。
ヒーローズジャーニーという形のシナリオなんですけど、
これは主人公が普通の人なんです。
普通の人が日常から非日常に、急に何か事件に巻き込まれたり、
急に何かミッションを与えられたりみたいなことで、
非日常に突然移行して、そこで敵が現れて、
はじめはどうやっていいかわからないから、敵にボコボコに巻けるわけですよね。
そして困っていると、そこにメンターが現れて、
メンターに鍛えられて、敵と戦いに行って敵を倒すんです。
ところがそうすると、今度はもっと強い敵が現れてくるね。
そのときに今度は恋人が現れるんですね。
この恋人の力をもらって、もっと強い敵と戦って、勝って、
そして帰っていくっていうね。
これはヒーローズジャーニーというギリシャ神話の典型的なパターンで、
ハリウッド映画の大ヒットするような冒険ものとか、
マトリックスやSFですけど、こういった映画って基本的には
ヒーローズジャーニーというのが使われていることが多いです。
この映画で解説すると、主人公のネオはハッカーの青年ですよね。
別にそんな社会的に何か思想を持っているとか、
アメリカを良くしたいとか、全然何もない。
自分勝手に生きている青年ですよね。
それが突然、君がこの世の中の救世主だということにミッションを帯びて、
赤いカプセルか青いカプセルかどっちに乗るって言われて、
救世主として目覚めるんだけど、はじめ全然役に立たなくて、
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そこにモーフィアスですよね。
師匠にあたるモーフィアスのメンターが現れて、
そこでカンフーを習って強くなるというところなんですけど、
僕が一番マトリックスの中で好きな場面が、
まさにこのカンフーをネオがモーフィアスから習う場面で、
はじめ全然歯が立たないんですよね。
途中でモーフィアスが、動こうとするな、
動けると死ね、ノー。
なんていうのかな、何とかしようと思う、
早く動こうと思う、頑張ろうと思うということは、
自分の潜在意識のレベルでは、自分はまだまだできていない。
できていないと思っているから、それをやろうという思考になるわけですよね。
そうじゃなくて、ノー、死ね。
はじめからお前はできるんだ、そのことを死ねというね。
最後、ノーを聞いた瞬間に、ネオのノーにスイッチが入って、
そうか、できるんだと思った瞬間に、
すごい速さで動けるようになる。
もちろんワイヤーアクションになってくるという、
あのシーンが本当に好きで、本当にそうなんですよね。
人間ってやろうとか、やりたいと思うということは、
今はできないというふうに、潜在意識のレベルで思っていることなので、
はじめからできると知って、できるんだったらどうしたらいいの、
というふうに発想すると、物事って早く、うまく進みやすいんですよね。
まさにそれを表しているシーンだと思いますし、
あとは、シーン的に言うと好きなシーンは、次は恋人ですよね、
トリンティーが出てくるわけですけど、
トリンティーがネオを救出する場面で、
ネオがもう間一髪的にやられそうになっているところに、
ビルの屋上に軍用のヘリコプターがあるんですよね。
この軍用のヘリコプターの目から、映像で写真を撮って、
そのデータをセンターに送ったら、
コントロールセンターのオペレーターが機種ですね、
ヘリコプターの型番を調べ出して、
そしてその操縦マニュアルをダウンロードするんですよね。
そうするとトリンティーは脳の中に操縦マニュアルがダウンロードされているので、
いきなりヘリコプターを動かすことができて、
ネオを救出するという場面があるんですけど、
これまさに我々が、ヘリコプターを運転できる人は少ないと思いますけど、
車を運転できる人は多いですよね。
ヘリコプターも車も同じだと思うんですけど、
結局、教習所に行って車の運転の仕方を習うというのは、
自分の脳の中にその運転の仕方のマニュアルをダウンロードしているという作業なんですよね。
これはSFの映画なんで、一瞬で30秒ぐらいでダウンロードできるんですけど、
実際にヘリコプターの免許を取ろうと思ったら、多分2週間とか詰めてね。
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やっても2週間とか1ヶ月とかかかると思うんですけど、
でも実際にやっていることは同じなんですよね。
そういうところが現れたりとか、
あと、脳科学というか潜在意識的なところでいうと、
ネオがオラクル、オラクルというのは予言者ね。
オラクルのところに自分が本当に救世主かどうかっていうのを確認しに行くっていうシーンがあるんですけど、
これまた面白いのがオラクルが黒人のおばあちゃんで台所でクッキー焼いてるんですよ。
そこにネオが質問するために入っていくときに、
背中越しにオラクルが、花瓶のことは気にしなくていいのよってポロッと言うんですよ。
そしたら、そこに今までなかった花瓶がネオの左手のところにキュッと現れて、
ネオが取り乱してそこの花瓶に手を当てて、その花瓶が床に落ちて割れちゃうんですよね。
これもまさにそうで、脳は認識しないものはないのと同じなので、
そこにものがないっていうか、そこに何々があるっていうふうに思わない限りは認識できないんですよ。
だからネオはオラクルに自分が本当に救世主かどうか聞きに来てるっていうすごい意識が強いんで、
そこに花瓶があるっていうのは気づかないわけですよね。
気づかないんだけど、気づかないというか見えないんですよね。
そのことに対してオラクルは預言者なんで、
先にそれでネオが花瓶割っちゃうっていうことを言っちゃうっていうシーンがあるんですけど、
これがまた面白くて、本当によくできてると思います。
これだけじゃなくて、いろんなところで細かく見ていって、
これって脳科学的にどうなんだろう、これって心理学的にどうなんだろうっていうのを、
それからこれってコンピューターに例えたらどういうことなんだろうなとか思いながらマトリックスを見ると、
すごく面白いというふうに思いますので、ぜひマトリックスを見ていただきたいんですけど、
初めての方は基本SFアクション映画ですごい展開が早いんですよ。
なのでストーリーを追っかけちゃうと、今言ったみたいなこと全然わかんないんで、
まず2回見てください。
1回目は純粋にストーリーを楽しんで面白い映画なんで、展開も早いからすぐ見られると思います。
2回目はストーリーを追っかけないで、今言ったみたいに脳科学的にどうなんだろうとか、
これSFっていう世界になってるけど本当は脳なんだろうとか、
これコンピューターっていうことに例えたらどういうことなんだろうとか、
心理学的にはどういう効果があるんだろうみたいなそういう切り口目線で見ていただくと、
本当によく脳のこととか心理学のこととか、また脳とコンピューターの関係、
そういったことが学べるというかな、エッセンスとしてたくさん学べる映画だと思いますので、
ぜひ見ていただけたらなというふうに思います。
そしてね、2話ね、ナトリックスの2もストーリー的には面白いんですけどね、
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ちょっとそういう今私が言ったみたいな目線での脚本と撮影が行われてないので、
一番象徴的なのはネオがまたオラクルに質問しに会いに行くシーンなんですけど、
その時に白い、両サイド白のずっと倉庫みたいなところがあって、
白い廊下をずっと歩いていくときに両サイドに細かい倉庫がずっといっぱいあるところがあって、
その突き当たりの扉を開けると外に出てオラクルが後ろ向きに座っているっていうシーンがあるんですが、
あれが脳の記憶のネットワーク、ニューロネットっていう、
脳が記憶を作る、記憶を溜め込むんですね。
溜め込むときにニューロンという脳神経細胞がお互いにネットワークを作って、
受状突起っていう手がいっぱい伸びているみたいな形でネットワークを作って、
そこに記憶を溜め込んでいくっていう、そういう仕組みの記憶の格納庫みたいなところのデフォルメだと思うんですけど、
そこが面白いなと思ったんです。それ以外、ちょっと印象的なところが少ないので、
ストーリーとしては面白いので、2、3と見ていかれるといいと思うんですけど、
3はもっと量子力学的な、どちらかというと、脳科学よりも量子力学的な観点のデフォルメが入ってきて、
ちょっと知識がないと分かりにくいかなと思うんですが、3部作なんでね。
もちろんヒーローズ・ジャーニー自体が3部作ですから、
多分1個目の1がヒットしたら、2はこういうコンセプト、3はこういうコンセプトって、
多分始めが決まってたんだと思うんですよね。それで作ったってことなんですけど、
やっぱり監督変わったり、脚本変わったりすると切り口が変わるので、表現の仕方が変わっていくので、
ちょっと僕は残念だったんですけど、ストーリーとしては面白いので、
機会がある人は3番で見られたらいいのかなというふうに思います。
ということで、きょうは品川のオフィスのほうから、
脳科学がよく分かる映画ということで、マトリックスのお話をさせていただきました。
きょうも最後まで聞いていただいてありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお、番組ではリスナーの皆様からの質問を、ホームページの受付フォームから募集しています。
また、全国各地から900名以上の経営者が通う、
中井貴義経営塾幸せな成功者育成6ヶ月間ライブコースに関する情報は、ホームページをご覧ください。
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ではまたお見にかかりましょう。