一番面白かったのは、乗っけのつかみの首吊りターザンのシーン。
うん、面白かった。
なんか爆弾?大きい爆弾が上っていって、
じゅうたんに穴あけつつ上っていく爆弾っていうのが絵面的に面白くて、
で、あれーって思ってたら、ちゅどってなって、
そうね。
で、首をつられざまになんとかしようとする意味。
もうすぐ縄をなんとかできたと思ったら、ああああああってなるのがすごい面白かった。
で、一回は床に転び落ちて助かったかと思ったら、床が抜けてまたつられて、みたいな。
天丼芸みたいになってたよね。
そうだね。
インディー・ジョーンズの私の思い出。
女の人がなんか気持ち悪い虫に接するっていう描写があるな。
なんか必要な鍵のところに手を突っ込まなきゃいけないんだけど、
中に気持ち悪い虫がたくさん湧いてるとか、
今回もムカデがうわーってなったりしたじゃん。
あれはインディー・ジョーンズの約束なんだろうね。
虫まみれ?
虫まみれとかヘビまみれとか、僕レーダースしか見てないんだけど、
あれもヘビがうじゃうじゃいったシーンがあった気がするよ。
CMの情報だと、インディーはヘビが苦手ですって言ってた。
だからウナギって言ってビビってたよね。
ヘビっぽいから嫌なんだろうね。震え上がってたよね。
ただ、あのウナギがわさーって出てくるシーンはちょっと暗くてよくわからなかった。
今回さ、画質がそんなに良くないやつのせいか、
より金曜ロードショーとか木曜ヨガ劇場味が増してたような気がするんですよ。
最近アイマックス画質に慣れすぎてたからね。
パキッとしてなかったね。
それは別にいいんだけどさ、
時代もあれ1969年ってことでしょ?
宇宙飛行士のパレードとかやってたし、
お土産に1969って書いてたから1969年ってことだと思うんだけども、
まあそういう時代を表してると思えば、
画質はあんまりパキッとしてなくてもいいのかなって思った。
だからそこはこだわってるんだろうなーって思いながら見てた。
レンズとかなんかフィルムの感じというか。
そうね、あえて汚しを入れてるのかもしれないよね。
だから最近のカメラワークに見られるような、
ドローンで迫力を増すキュキュってした絵とか、
ほとんどなかったじゃん。
普通のモターってこう動くカメラとか。
だから最近の映画を見慣れてると、
なんか昔の映画を見てるみたいだなーって印象になるんだけど、
そこは意識して作ったんじゃないかと思うんだよね。
そうね、それこそインディー・ジョーンズ味としてやってんじゃねーのっていう感じはするね。
時代とかもさ、過去作のインディーの年齢と、
今のハリソン・フォードの年齢を照らし合わせたら、
あの辺の時代になるんだろうけども、
その時代のアメリカの映像っていうのをね、
あんまり見ないからね、ちょっと新鮮だった。
いやー、あのパレードのシーン良かったな。
あのさ、デパートとかにさ、よくあるさ、
なんかよくあった?なんか懐かしいさ、
花みたいなこんなさ、アメリカ色で、
アメリカバンザインみたいなこと書いてあるのかな?なんかわかんないけど、
お飾りね。
そうそうそう、お飾りとか、
あとなんか、出汁の上にミス・アメリカみたいな人がワーってやってたりとか、
ああいうパレードをなんか見れたのが、
なんか当時としては最大ゴージャスなんだろうけど、
なんかこう、今見るとレトロダサくて、なんかいいよねーみたいな、
そんな感じのね、ちょっとね、そこら辺はいいものを見れたなーって思った。
そうね、あのモロッコとかはさ、
なんか他の映画とかでもよく見るんだけども、
逆にあの頃のアメリカの街並みっていうのを、
あんまり僕は見たことがないので、
いいなって思ったね。
テディ君はいいキャラだったけどさ、
彼は年齢いくつなんでしょうね?
ヒゲ生えてたよね?
小6とか中1とかそんぐらいかな。
ああまあヒゲ生えだしててもおかしくないか。
でもあの百戦錬磨館といい、もうちょっと年取ってるけど見た目が子供なのかなって。
あの人がペーパー教習を受けていたんで、
きっとまあこれはあの後で本物の実機に乗って飛行機に乗るんだろうなっていう前振りだってことはもうすごいわかってたんだけどさ。
キキカジリで飛ばしちゃって、
着陸ができないだろうなって思ってたら、
パイロットが後ろで寝てたっていうね。
あ、よかった着陸できるってなった。
あの寝てたおじさんも睡眠深いおじさんだったね。
あんだけガタガタ揺れてっていうか、飛行機で入陸したのに寝たまんまでいられるものかよっていうね。
あとはヘレナだっけ?
ヘレナショー?
ヘレナさんなあ。
出来損ないのミネフジコって感じなんだよな。
悪女にもなりきらずさ。
かといって、インディーのさ、友達のさ、すげえダイバーさんがさ、撃たれて死んだ後もヘラヘラしてたりとかさ。
あれかわいそうだったね、あの友達の人。
あの人ね、バンデラスだった。
あの人がバンデラスだったの?
そうそうそう。最後のエンドロールにバンデラスが出るから、どこで出たんだろうなと思ったら、ずいぶん印象変わるなって思った。
まあそれはさておき。
だからどうしてもね、ヒロインは奥さんなんだろうけども、メインの女優であるところのヘレナさんが好きになれないんだよね。
くそだなこいつって思ってたもんね、ずっと。
あのね、父親のバズさんがきっと好きで、お金が全てなどと言いつつも、後ろで一生懸命勉強してロマンを求めているようなキャラではあるんでしょうよ。
その辺知識とかあったりとか、過去の世界でもさ、あの普通に喋れてたりとかするから、いろいろ考古学には造詣が深い人なんでしょうけれども、それまでの振る舞いがね、
クソすぎるので。
行動に一貫性が持てる。さっきさ、脚本4人いたよ。
あ、そうなの?だからめちゃくちゃなのか。
で、その4人が4人、それぞれアイテムを見つけて奪われてみたいなシークエンスを書いてるから、同じことの繰り返しみたいな映画になったのかな。
そうなの?
わかんない。場所を変えては物を奪われて、追っかけて、取り返して、場所を変えて、物を見つけて、奪われて、取り返して、みたいな、そんなことばっかりしてた印象が。
4人が4人、俺が見てきて、俺の作りたいインディー・ジョーンズってこれさって、
せーの、ドンって出したら、わーってなって、じゃあこれをまあ、あの、一本の映画として繋げようかって、あーんってやったら、同じことを何度も、なんか基本さ、
盗む、盗んで、インディー・ジョーンズさんは盗んで、博物館に押し込めたい、であわよくば、この昔の、今残ってる遺物がどういう風に使われてたのかなとか、そこに思いを馳せすぎて、
もう時空の叫びでさ、もう実際にそこの現地に行っちゃって、俺もうここで死んでもいい、みたいな感じになって、それはちょっと、いやだもう現実は辛いし戻りたくない、みたいな感じになっちゃって、
あと何言ってんだよーっつって、ヘレナが顔、顔面グーパンして、ブラックアウトして、無理矢理戻ってくる、戻ってて、その戻る時どうやったんだっていう話もあるんだけども、あそこから離陸できんの?とか思ったんだけど、まあそこはすっ飛ばしたらいいとして、置いてってやれよっていう気持ちにもなるよね、
え、歴史って変えてもいいじゃん、なんで変えちゃダメなの?みたいな感じでさ、真顔でなんか悲しげな顔でヘレナにさ、真顔で切ったじゃん、
あの時代でそれやらかしたらね、バットマンがマイケル・キートンになるどころじゃないもんね、
そこでさ、本当に時間が終わっちゃうかもしれないんだよね、だから普通にこれからの未来があるヘレナさんが、
インディーさん超強みの高校学マニアなので、もう俺ここに住むってなってもしょうがないよね、
だからその当時の250何年とかの太古の昔に思いを馳せすぎて、当時の超カイコ主義者だよね、アイテムがあるって聞いたら命がけで飛び込んでいって、
冒険野郎すぎて、アドレナリンジャンキーみたいな感じだよね、あのついでに冒険も楽しんでるって言われてたもんね、話の中で、
ロンギーヌスの槍とか、ナチが持ってっちゃったから、回収という名の買っ払いをして、
博物館に納めなきゃって思ってる、それがいいのか悪いのか何なのかわかんないけど、すごい高校学が好きなおじさん、
そのおじさんが思いを馳せてて、永遠の憧れだった当時のところにリアルで行っちゃって、
伝説のアルキメデス先生に会ってしまったわけで、
俺もここで死んでもいいよ、って思ってて。 いや、むしろここで死ぬんだって、もう永遠にここにいたいみたいな、憧れの行き先違くない?って思っちゃったんだけどさ、
奥さんのことがあるから帰らなきゃダメだっていうのはあるけど、あれ置いてったら置いてったでハッピーエンドじゃんねって思った。
奥さんとは離婚調停中で、元の資材に戻っても奥さんとは離婚寸前だし、
あとなんかさ、引退のサプライズパーティー、あれやだよねあのシーンって、いくつかの映画で見るけどさ、
あの青いリボンでさ、サプライズって言いながら、追い出しコンパみたいなことが始まって、記念品の時はまあまあありがとうとか言ってて、帰りに知らん人にあげてさ、
行っちゃったりしてたじゃん。よく見るシーンだから嫌だよね。高校の大学教授としての立場も引退しちゃいました。
行きがいいなーってどうしよう奥さんもいないし息子も失ったししょぼぼってなってたからね、タイムトリップしてアルキメデス先生だーって
アルキメデスといえば、金と銀が混ざった王冠のエピソードだよね。まさしくアルキメデスがエウレイカって言った時のエピソードに引っ掛けて、
水をあふれさせて、そんな仕掛けにしたんだろうけども、エウレイカをネタにするにしてもさ、雑じゃね?って思ったね。
しかしね、基本的にインディー・ジョーンズって追ってるお宝が神秘の力とかを持ってて大変なことになるっていう話なんじゃないかと思うのよ。
まあ僕はさっきも言った通りレーダースしか見てないけれども、最後には悪いナチスがドロドロン溶けてたし
なんかねドイツ人が嫌いすぎて、ドイツ人とかドイツ軍とかはいつも酷い目に遭いますってね。CMで言ってた。ラジオの。
そうなんだよね。だからまあそういうすごい現象が起こるであろうというのは見る前から想像がついてたんだけども、
まさかねアルキメデスの時代に飛んでっちゃうことになるとは思わなかったね。逆にすごいなーって。
あそこまで行ったらね面白かった。それまではもうずっと同じような映画だなぁと思ってたんだけど、
あれ多分だいぶ賛否両論ってとこだと思うんだけども、俺は好き。あそこまでやってこう、何?
地上から石踏みが飛行機にザクッザクッと刺さってて、ナチの兵士がやられてたりするところとかも好き。
結構さ、人質に出るんだねって思ったね。
最初にこのダイヤルが保管されてたところのさ、職員さんがさ、
あーあれかわいそうだった。