00:01
ラストデュエルでしたっけ?
そうだね、ラストデュエル。
ザ・ラストデュエル。
ザ・ラストデュエル。
そっちの方がかっこいいよね。
どうしても放題になるとどうもダサいし、余計な情報が入ってしまうので、うん、ダサい。
まあ、なんていうか、しぐるいだったよね。
しぐるい。
バカ殿が前で見てるところでさ、男の尊厳とやらを懸けた試合をすると。
アイマイ先生の娘としては割とどうでもいい。
俺の立場は、私の立場は一体って感じで、それはそれとして、男としてメンツがあれなので戦います。
とりあえずマルグリットさんも、自分の命がかかっているとはいえよ。
かかっていたり、自分自身の名誉のことはもちろん大事で、その決闘を見守っているわけだけれども、
旦那の名誉とか、クソどうでもいいくて、どっちが勝ってもいいんじゃない?自分の命さえかかっていなければ。
旦那も、対外な。
対外なのよ。
家畜扱いなわけだよ。
所有物を台無しにされたから怒って決闘という流れだもんね。
完全に女性がものとしてしか扱われていない世界だよね。
あの時代背景からしても。
馬と一緒だよね。
そういうあんゆーじゃないですか。モロに直言だね。
馬が。
わかりやすい例えとして、これは良い馬なんだよね。
だから多少お金かけても、あれだわーって、かけるに値する名馬だわーって言ってたら、
ちょちょちょちょちょちょ、黒馬、お前、お前、お前が種付けってやつじゃないからって言って。
モロな比喩が入ってましたよね。
思いっきりモロだったし、それ見てマルグリッドさんも。
馬自体はもうそういう、価値のためのものだから、使うのもったいないから、畑耕すのには使っちゃダメ、牛で行けとか言って、
人の命をないがしろにしてでも、名誉とか神とかそっちの方を優先するタイプの。
どっちかっていうと、そこはあれじゃないの、ジャンの異性者としての無能さの説明だったんじゃないの。
コリスとか虫で。
川の向こうですげー挑発されてるから、とりあえず神の名のもとに突っ込んで、
特感あるのみであります、みたいな感じで、ギャーって生きて、やったりとかさ。
短絡的で、周りが見えていないタイプ、でもいいように名誉にはこだわる、みたいな感じ。
あと上下関係とかね。
サーとかにこだわったりとかね。
それでいて、ちゃんと地代とかを取り立てずに、金がない、金がないって言ってたりして、
要するに政治家としての仕事は全くしてないわけだよね、領主としての。
03:02
地代の取り立て、先日矢主様がいらっしゃらなかったのでって言って、
理事議に行ってた、困ってそうな、あれは何だったの?
単純に取り立てをしに行かなかっただけなのか、
それとも、困ってんだ、じゃあいいよ、みたいな感じでいい顔をして、先月の分は見送ったとか?
いや、よくあるとか言ってたし、単にサボってただけだと思われる。
真面目にそういうやるべき仕事をやってなかったってこと?
それで夫が不在中に海外に行く仕事をして、これで夫も褒めてくれるわ、みたいな感じで、
持って待ってて、ちょっといいドレスを仕立てちゃって、流行りの。
そしたら胸が開きすぎてて、
バイとかお前は?みたいなことを言って、
最初にジャンの視点でやって、次にジャック・ルグリの視点にして、最後にマルグリットの視点で、
同じことを繰り返してやってるんだけど、それぞれの主観によって全然、全然じゃないな、微妙に内容が変わってきてて、
最初のやっぱりジャックの主張だけだと、ジャックがちょっといい奴っぽく、
ジャンだよね。
あ、ごめん、ジャックだ、ジャックだ。最初はジャンだ。
ジャンなんとか。
ジャンとジャックがちょっと混ざるから、ルグリと呼びましょう。
一人目はマルグリットの旦那のジャン。
ジャン・ド・カルージュ。
ジャン・ド・カルージュね。カルージュの場合って言って、
第一章はジャン・ド・カルージュの真実。
それぞれ真実なんだけど、
最後にマルグリットの真実だけ、
真実がすごく強調されたタイトルになってたよね。
マルグリットの真実、ザ・トゥルースって言って出てたので、
これこそが真実なんですよと、三部構成でやってましたよね。
ジャンが本当に自分にいいようにしか起伏してないというところがまずわかるよね。
綺麗なジャンです。
ジャン・ド・カルージュの真実ということで、ジャンの主観で、
俺は潔白って、俺は天と地の下にかけて。
失笑されてたけどね、天と地って。
天と地ってみたいな。
なんじゃい天と地って文法みたいな感じで撫でたけど、
それ自分の主観で語っててツッコミが入るんだって。
そこのツッコミが入ったのは、ルグリの視点だよ。
その時は、ジャンの時は、
こういう風に俺は冷静に話したんだ、みたいなことをマルグリットに言ってて、
実際はめちゃめちゃ激行してたっていうのが後でルグリの視点でわかる。
06:01
三者三様に同じことを見て、自分の主観から見たことを自分のいいように語って。
ジャンの主観だと、マルグリットが乱暴されたって自分で主張してることしかわからないわけだから、
俺はてっきりルグリの視点になったら、本当は違う事実があって、
医療整備みたいなことになるのかな?みたいなことを思ってたら、
何の言い訳もしようもなくルグリが乱暴してたね。
普通にやってたね。
クソ野郎でしたね。
最初の方は友達思いで裏ではかばってたりしてたけれども、
ジャンの短絡的な性格とかそういうところで、
いろいろうまく噛み合わなくなったのかな?みたいなことを思ってたら、
全然何の言い訳もしようもなくルグリもクソ野郎でさ。
クソ野郎といえば、マルグリットの友達のマリーもさ、
言わなくてもいいのにわざわざ法廷に告げ口したじゃない?
イケメンだって言ってたって。
あいつも一番最悪でさ。
とにかく、あとはピエールが。
ピエールもクソ野郎だしさ。
ドイツもコイツもルグでもなくて。
ピエールって何者だっけ?
新しくついた領主様で乱暴パーティーとかしてて、
対外対外だった。
嫁には8人子供を産ませてるけど、
今妊娠中で気が荒いから嫌だわとか言ってる。
ルグリを非議して裁判で無罪って勝手にやろうとしたけれども、
もうすでに王に寄属してたからっていうところで、
王が決闘を認めるって言った時に、
フヒーって笑ってたところとか、
王がすごく馬鹿っぽくて、
馬鹿な演技が上手いなって思いました。
王様ね。
王様はもう完全に暇つぶしというか、
良い余興ができたぜ、ヘヘイみたいな感じで。
殺せ殺せって言ってたし、
そうなんだよ、王はろくでもない。
そういう構図が完璧にしぐるいなんだよね。
最初にクライマックスの決闘が始まるところから入って、
王の御前試合であるところとか、
過去の経緯が説明されて、
女性が完全に冷め切ってるっていうところもそうだし、
男だけが勝手に盛り上がってて、
最後には結論はつくけれども、
女性はそれで幸せになることはないっていう構成が、
めっちゃしぐるいと思った。
しぐるみを逆流れてないかなって思いながら見てた。
しぐるいは読んでから忘れて、
一応一通り読んだんですけど、
忘れてたので、
ああ、そんなだったか。
もう、お父さんが曖昧だってことしか覚えてない。
二人は今日も同時に行ったってところしか覚えてない。
09:00
インパクトの強いところしか覚えてない。
同時に出した。
出した。
じっぽめーって思いながら。
ぬふーって。
あれの消しゴムハンコ作った人っていうのがいたな。
いたね。
いっぱいぬふーが押せるやつ。
ぬふーってやめろ。
双子が双子のじっぽを、
落ち子様をやりつつぬふーっていうところしか覚えてない。
ちょっとそこのインパクト強すぎて、
その前に話そうとしたこと全部吸っとんだんだけど。
ちょっと待って、ちょっと待って。
一回ちょっと立ち直ろう。
だから、ちゃんとカルージュの嫁のマルグリットに、
誰に感情移入しますかって言われれば、
マルグリットっていうか、
まともな人間が。
にすべき話ではあります。
まともな人間というよりは、
現代的な感覚を持っている人間がマルグリットしかいないのかな。
いや、あの、
現代的な視点で、
強いてその、
かばうというか、
年代とかさ、
価値観によると思うよ。
だってさ、
例えばババアがいるじゃないですか。
シュート目のババアが。
そこもかなりインパクトが強くて、
その、
昔の価値観の権利みたいな、
女性として出されてるわけでしょ。
だから、
本来あの時代の人間だったら、
マルグリットもそうなのではないかと言うと、
あ、違うな。
だって史実に基づいてるんだから、
実際にマルグリットはそこで口を塞がないで訴えたわけか。
そうそう。だから、
当時の、
それまでの通常的な価値観と、
それまでの多くの女性は、
もうババアの言ってたみたいに、
なんなら私も合間されたけれども、
お家とかの名誉のためとか、
いろんな息子のあれのために、
対外的なやつとか、
あと裁判、
そこまで命を賭して裁判を起こしても、
なんならメリットがないから、
あの、
マルグリットだってさ、
裁判の場でさ、
言われたわけじゃん。
あの、鉄仮面かぶせられて、
木に踏んじわられて、
2、30分かけて、
じわじわ焼かれて苦しんでやりますけれど、
いいの?
そんなことお前言っとらんかったやんけ。
じゃーん、お前じゃーん、つって。
あとでさ、
あの、
こうなりますけど、
いいですか?って裁判官に。
おめー、おめー、
こんなことお前言っとらんかったよな、
じゃーん、お前、あー、つって。
いいですかじゃないよね。
この耳なんですけど、つって。
しかも裁判のところで、
旦那さんとの営みは、
あれ、快感を感じなかったんですか?
あなたって。
感官ですか?って。
足しましたか?とかさ、
そういう、
本当に配慮の葉の字もない、
侮辱されまくるじゃないですか。
そうね、
だからそういう時代だったっていう表現なんだけど、
あれは本当に嫌な気分になるから、
すごいよね。
合間では解任しないというのは、
科学的な事実じゃないけども、
12:01
当時は、
そういうもんだと、
信じられていたから。
ジャンって何か×1みたいだね。
前の妻との間だったら、
問題なくできてたんだけど、
みたいなことを言ってた。
ルグリが最初の方に、
妻と子供を亡くし、
みたいなことをポロッと言ってた気がする。
ルグリの方?
ルグリがジャンのことを指して、
そういうことを言ってた気がする。
で、あれね、
こんなに素晴らしい初夜は初めてだ、
みたいなのを、
ジャンの方だけが言ってて、
もうマルグリと最初っから嫌そうだもんね。
そう、すごく辛そうだった。
これさ、
3回、第1章、第2章、第3章でさ、
同じやりとりを取り直してるよね。
取り直してるね、多分。
同じのを使ってるところもあるのかもしれないけど。
で、あれだわ、
ルグリに襲われるところもさ、
2章と3章で、
全然印象が違うっていうか、
全く同じで、
言い訳も余地もなくルグリがクズなんだけど、
3章は、
よりクズ度が引き立つのよね。
マルグリット視点になってるから。
乱暴されてる時のマルグリットの表情とかも、
映しになってるし、
叫んでたりとかね。
あと、あそこだけ字幕ついたよね。
言葉が英語じゃなくなって。
あれはラテン語の本の引用みたいなのをしてるところだよ。
引用なのかわかんないけれども、
お互いそういうインテリであるということを
示しているってことなの?
そう。何ならルグリ視点では、
マルグリットが色目使ったみたいな、
そういう何?
あと、階段を登る時に、
マルグリットが靴を脱いで、
上がっていったところとか、
ルグリ視点だと何なら楽しそうに思えるんだよね。
楽しそうでもないけど。
楽しそうというか、
マルグリットが色っぽく見えて、
それを待て待てみたいな、
テーブルを挟んで、
お、見に行ったな、
逃がさないぞ、みたいな感じでやって、
あと、ベッドに押し倒して、
すぐ終わって、すぐ賢者モードになって、
言ったセリフは一緒なんだが、
何ならやったことはすっごいあっさりしてるんだよ、
ルグリ視点だと。
尺が短く。
でも、ルグリ視点があっさりしてるとは思わなかったし、
楽しそうにも見えなかったな、俺は。
もう、あの時点で最悪だった。
最悪なんだけれども、
だから、3章がより陰惨だだけで。
3章は、
マルグリットが受けた、
実際、本当に本気で嫌がっているのに、
あんな靴が脱げたのも割とたまたまで、
もう、ひしこいて逃げたから、脱げただけなんだけれども。
それが、第2章では、
逃げかかっている時に、
あらあら、あなた、私を、
あの、何?
無程を働くつもり?みたいな感じで、
15:02
順序を追って、
いやいやいやいや、
俺、一つもそんなこと感じなかったよ。
なんだろうなぁ。
少なくとも、だから、
マルグリシテンになるから、
マルグリットが誘ったみたいな、
言い分になるのかと思ったら、
全然そんなことないじゃんって、
もう2章の時点で思うんだよ。
だから、なんならルグリは正直な良い奴なんだよな。
良い奴っていうかさ、
全然良くない。
良くないけど、
必要以上に、何?
事実をねじ曲げて、
曲解して、改装してはいないんだなぁと思った。
絶対に、絶対にじゃないけれども、
こういう構成なんだから、
マルグリシテンの良いことを言ってるんだろうなと思ったら、
全然そんなことないって、
2章の時点で思ったので、
だから、
別に、
嫌もすれば楽しんでいるように見えた、
なんてことは一つもなかった。
もう2章の時点で、
ルグリは最悪のクズ。
さらに3章では、
マルグリットシテンになったので、
より辛くなってみてるのは、
俺こんな顔して見てたもん。
基本上、
決闘の方までは、
終始ノーメンだったんだよね。
決闘の、
ちょっと話が逸れるんですけど、
決闘の決着がつくまでは、
ずっとノーメンだったんですよ。
で、最後、
決闘の決着が出た後、
もう私、
ジャン死ね!
マスクの下で、
鬼瓦みたいな顔で、
死ね死ね出血多量で死ね死ね死ね死ね死ねって、
ずっと思って、鬼瓦みたいな顔になってた。
ジャンは出血多量になるって、
ピエールが言った時点で、
これ両方死んで、ハッピーエンドなのかなと思ったら、
そんなことはなかった。
決着が出た上で、
そこで、橋の下とかの陰のところで、
フーッとシルエットのまま、
倒れ込んだりするのかなと思いきや、
そんなことはなかった。
両方死んじゃうのが、
マルグリット的には、
一番のハッピーエンドじゃないですか。
そこは、
史実のあれに基づいて、
ジャン、タフだよね。
あれ、戦争行って、
持って帰ってきたもんと言いや、
熱量ぐらいしかなかったぜ。
ぜいぜいゴホンゴホンとか言ってて、
あら、この人死んじゃうのかしらって思ったら、
そんなことはなかったぜってなって、
あと、
めちゃくちゃ股間ブスされてて、
血ドバドバ出てたけれども、
いちももだろうね。
いちももかな。
一瞬ピーッと刺されたのかしらって思ったら、
そんなことはなかったぜって。
すげータフだよね。
その後、もっぺん戦争行って、
十字軍の戦争で3年後に死にましたって言ってたけれども、
ピーッとは言うな。
後でピーッて被せなきゃいけなくなるから。
ダメなのかな?
いや、わかんない。
前にタランティーノのチンチン、
時を落ちて死ぬ映画って言ったの、
そのまま流してるけどね。
なんならこいつらはもうみんな、
男野郎。特にルグリは、
男野郎なんだよ。
頭はキレて、
18:00
男野郎だぜこいつ。
一人めんどくさくなるからやめてくれって。
まああれだね。
セッションの時とかも思ったけども、
よしみんな死ねってなるよね。
血統が終わった後のマルグリットの真顔と言うか、
つまらなそうな顔よ。
命助かったのに。
つまらないっていうか、
どうすりゃいいのって感じじゃん。
あの顔すげーなと思って。
虚無。
虚無なのかな。
いろんな感情だよね。
虚無だけじゃない。
嬉しさは何もない。
むなしさしかないやつだよ。
結局鉄筒鉄瓶ものとして扱われて、
勝ち取られただけだからね。
しかも、
本当にポーズだけでさ、
ジャンはやったぜって合致した後さ、
みんなの方向け!って感じで、
肩使うんでさ、
パチパチ。
最初にハグした時も肩越しに、
お互い無表情だからね。
あそこのところの、
自分自身のインパクトがすごいよね。
最後その無表情をアップにして、
暗転して、
何年後かに子供が生まれて、
育ったところに行って、
終わってるけれども、
無表情で暗転して終わってもさ、
なんならそれでもよかった気がするんだよね。
ただ最後に子供が生まれて、
ほんの少し幸せっていうところを描かないと、
あまりにも救いがなさすぎるし、
かつ、
子供を見る目が結構微妙というか、
ニコニコしてる中から、
すっとちょっと笑顔が引いて、
終わるみたいな感じのところもさ、
なんか最後のらへんの表情が、
かなりなんとも言えない表情が多かったなっていう。
自分の人生に納得しきれないまま、
でも子供のために生きなきゃいけないっていうさ、
でもその後数年後に死んで、
残り30年は裕福に幸せにって、
わざわざ裕福にとか書いてあったから、
あれいやらしいな。
いやらしいなっていうかさ、
俺はよかったね。よかったね。
ようやくだねって思ったけど。
ジャンが死んだ後は、
そういう風に生きれたよっていう。
結婚しないで。
裕福にとか書く必要ないじゃない。
ただ、
ババアが、
ランナが死んだ後、
家を取り上げられて、
みたいなこと言ってたから、
そういうところも注釈として入れたのかな。
とにかく、
万年は幸せだったらよかったねっていう風にはなったけど。
マルグリットご本人がね、
本当にお金に困ることもなく、
本当に幸せで生きておられたのなら、
私はもうそれでよかったと本当に思う。
子供はどっちの子供だったんだろうね。
この際どっちの子供でももういいんだけどさ。
ルグリに殺された直後ぐらいに、
ジャンとの交渉ってあったっけ?
うん。
あ、そうか。その直後に、
それで終わらせはしないぞって言って、
そうそう。
辛い告白をした直後の妻を、
21:02
無理やりベッドに寝込んで、
首を押さえて、ギュッてさ、
本当かいって。
首を締めんばかりの勢いでさ、
顔をグッてやってさ。
その夫に言ったら殺されるぞみたいなことをルグリも言ってて、
だからそういう時代なのかもっていうのは分かるんだけども、
その直後だよ。
もうその被害を訴えた妻を、
その直後に抱こうとするかって。
本当にマルグリットの心情とかさ、
どうでもいいんだよ、ジャンにとっては。
そうそう、どうでもよすぎて。
ものなわけよ。
そう、だからジャンが勝ってもちっとも嬉しくない。
ルグリットの命が助かったということしかいいことがない。
だからなんなら血闘で、
ジャンとルグリが潰し合ってくれればいいのになーって、
思いながら見てたよ。
だからマンガタロウのトラックが突っ込んでくればいいと思うって、
俺いつも言うんだけどさ、
マンガタロウの漫画だと収集がつかなくなると、
とりあえず大型トラックがドーンって突っ込んできて、
そこの場にいた人たちが全員バラバラになって、
ギャーって言ってるの分かる?
じゃあ今回の場合は、
ジャンとルグリのところにマンガタロウのトラックがぶっ込んできて、
ついでに王とかも一緒にギャーって。
あとシュート目のババアと観客席の友達とか、
リエルとかババアのいるところを全員のところに突っ込んで、
マルグリット以外みんなはーってなればいいってこと?
幸せに生きてるのは、
マルグリットと子供とあとマリア。
お世話係の人だね。
そんな感じで終わってくれれば大なしになったな。
とにかくすごい余韻が重い映画だったね。
もう最後の決闘が終わってからの顔、顔。
マルグリットもジャンも。
そして観客だけがニコニコ湧いてるっていう。
あそこのギャップがだいぶエグかったわ。
主観で小五党のビジュアルで見るんだったら、
ジャンの顔、傷あるじゃないですか。
戦争から帰ってきた時に、
口の周りにかぎ方の塗った跡っていうか、
すごい傷があるんだけれども、
第1章はほぼほぼぼかしが入ってて気にならなかったのが、
2章3章だってくっきりしてるんだよね。
あれなんかジャンの主観で、
見たくなかったことってことなんじゃないかなってちょっと思ったんだけど、
今思い出すに。
鏡とかがない時代なんじゃない?あるかな?
そういうこと?
俺の体にはこんなような傷がある。
ああいう荒々しいタイプの騎士だったら、
むしろ名誉の傷みたいに感じたりするんじゃない?
だから単純に自分の顔がよくわからない時代ってことじゃないのかな?
そういうことなのかな?
戦争から帰ってきたりとか、
ジャンの横顔の形が変だなって思った。
鼻の形がすごいポリゴンみたいにカクカクしてたんだけど、
24:03
横顔に違和感を感じたんだけれども、
絵みたいに自分の顔を捉えてるってことなのかな?
肖像画ですか?っていうのもあるかもしれないね。
横顔って鏡じゃわからないじゃん。
鼻の角度がこんな形してたのよ。
ガラスの鏡が誕生したのは、
14世紀頃イタリアの職人って書いてあるな。
14世紀頃だよ。
1370年とかだったから。
14世紀で調べたのよ。
わからないけどね。
俺はそこ気づかなかったから。
時代のあれもあるから、
建物の中とか夜とか、
照明が全部ロウソクとか、
焚火とか暖炉とかばっかりで、
全体的に明かりが薄暗くて赤かったよね。
その中で贅沢の限りを尽くして、
ワッハッハとかやってる。
食卓もちょっと貧相な感じで、
昔のヨーロッパっていうのはこんなもんだなと。
でもピエールの着てた服の生地の仕立てとか、
付けてた宝石とかすっごい綺麗だったんだよ。
服とか良かったね。
ピエールが一番いい格好してたよね。
良かったっていうか、
当時の布の技術とかで、
そんなに綺麗な布が作れたのかなってくらい、
ピエールの着てた服は綺麗だった。
刺繍とか生地の光沢とかね。
毛皮だよね。
観客席に行った人たちの毛皮とか。
最後は誰それの、
友達の初産祝いのところで、
一応ルグリが見せかけ、
一応仲直りしたじゃん。
牧場。
神の名のもとにこいつは何?
王に忠実であるとか言って、
ルグリが言って、
じゃんがルグリは我が友よみたいな感じで、
言ってる時に、
ルグリお前はドレスを新しく新調して、
我らが賢才であるってことを示そうみたいな感じで、
ドレスを仕立て直すんだけど、
その時のドレスは綺麗だったかな。
よく見てなかった。
時代背景、時代交渉ちゃんとしてて、
なのかわかんないけれども、
旦那様のお帰りだボーイがちょっと良かったな。
お帰りだボーイ良かったね。
ただ第一章に限る。
第一章の時だけは、
ここでV字ターンして、
縄文に繋がる坂のところで、
それは2章3章で繰り返してもしょうがないから、
羽織かれてるだけで。
毎回、領主様お帰りだボーイが、
あと犬もドドドドって走ってた。
犬多くなかった?
犬多かったね。
野良犬とかが多い時代だったんじゃない?
27:00
2章の時の犬がやたらと多かった気がする。
その辺も同じシーンなんだけれども、
強調される部分が1章2章3章で全然違うよね。
犬は別に強調してるわけじゃないんだろうけども、
たまたまなのか何か意図があるのかな。
動物系といえば、
ランスでの決闘だからしょうがないんだけど、
馬がドスンって刺されて死んじゃうのはちょっとかわいそう。
そうだね。
あとトバチリで一人、
やり渡すボーイの人が、
やり渡すおじさんが、
引かれて死んじゃったりしてたね。
やりたい!やりたい!
急いで!急いで!
斧に持ち替えた後じゃなかったっけ?
その辺りで、
はやく!はやく!はやく!
わーっと!わーっと!
引かれたー!
鎧がすごい重装備なのと、
肉弾戦だから結構トロットロになるよね。
こないだアマゾンで見たカッチューファイトで、
腰への打撃が超有効だのか分かってたけども、
映画の中でも結構一発腰に入れてるとこ見て、
やっぱり効くんだねと思ったわ。
第1章の乱戦になってるシーンで、
相手の鎖かたびらを手に巻き取り奪って、
そこからの原稿、鎖かたびら原稿をガスガスって喰らわすとかさ、
興奮して結構暴力的な人間だっていうところを表してた。
自覚してたね。
自分はなんならそういう勇敢な戦い方をしましたよってことなのかな?
なのかもしれないね。
第1章の時点では、
ジャンの視点だっていうことが分からなかったから、
そういう事実があったんだって、
なんならジャンに感情移入して見ていくんだけれども、
2章3章と話を進めるうちに、
あれ?って言うんだよね。
そうね。
で、全員クソだということが分かるので、
マンガトロのトラック大暴論が出てくると。
なるほどな。
これ何なら2回復習してみたら、
面白いところが数々見つかりそうなところではあるなと思った。
各々の証言っていうか。
その時その時でどんな顔してるのかっていうところに注目してみた方がいいかもしれないね。
私的には顔の形とか細かいところがちょっと気になったかなと。
誰の視点では何が強調されて映ってるのかとか、
何なら自分自身が美化されてる時代がある。
特にジャン。
何ならルグリは割となんか、
多少ロマンチックテイストになってるんだよ。
賢者モードになる前となった後で、
見え方が割と違ってるんだよね。
だからマルグリと追い詰めるシーンが、
私にはちょっとロマンチック入ってねって思ったんだよ。
俺は一つも思わなかった。
30:02
まあ言葉では嫌がってるんだけど、実はいいんだろう?みたいな。
ないわ!ないわ!ないわ!
どう見ても嫌がってたよ、あれ。
どう見ても嫌がってるんだけどさ、
だからルグリ視点だって考えたら辻褄があるんだよ。
事実に対してだよ。
だからルグリ視点の事実を見ても、
俺は嫌よ嫌よも好きの内要素は一つも感じなかった。
君はでしょ?
私は何なら脚色されてるなって思った。
なんかね、その光、逆光に逃げるマルグリットが、
会場に上がっていくシーンの靴の脱げ方とかに、
3章はマジで慌てて、
めっちゃダッシュで逃げて上がってから、
靴の脱げるのも仕方ねえわって感じで、
超必死に逃げて、バタバタってなってるんだけど、
2章のところでは、
割とマルグリット側に余裕が感じられて、
なんなら知的に煽ってる風に見えたんだよ、私にもね。
君、本読むんだってね、みたいな感じで、
2章で会食のところで、
ラテン語の本のコレコレコーの本とか読むねって言ったら、
あれってなんかすごいつまんない本ですよね、
みたいな感じでマルグリットが言って、
実際に家に押しかけてくる前には、
お互いにそれなりに、
ちゃんとインテリ同士で会話が成り立ってるとかで、
それは分かったよ。
そうじゃなくて、
家に押しかけてきて襲われるくだりは、
本当に嫌悪感しかなかったけどなあ。
嫌悪感なんだけれども、
2章と3章のルグリとマルグリットの、
それぞれの視点で見た時に、
アレ脳になってる時のさ、
性欲に駆られて、
ルグリいっぱいいっぱいになってるわけじゃん。
ルグリに逃げてるマルグリットを追い詰める時のやつがね、
なんかね、
俺的には2章のそのシーンは、
プラス要素ないの。
そこがゼロだとして、
3章がマイナス。
そうね、それは分かるけれども。
なんならマイナス5がマイナス20になるとか、
そういうレベルで、
全く良い要素がない。
3章はよりルグリがニチャッとした嫌な感じになってて、
より気持ち悪くなってる。
なんだろうなあ。
そういう意味で言うと、
愛が何だとか、
ホザ入れた割に性欲満たすだけで書いていくのは何なの?って思うし。
やるだけやって、
賢者モードになったら、
すぐなんかこう、
誰にも言うなって書いていって、
何なんだお前って。
最悪だよね。
本当になんか、
私は君に全てを捧げる、
愛してるとか抜かした後、
33:00
やるだけやって、
耳にチュバチュバって、
気持ち悪かったなあ、そこ。
それからね、
これ言うなよって、
って書いちゃうんだけどさ、
愛してるなら、
あれはしないと思うなあ。
一人で◯っとけよって思うわ。
なんやねん、あれ。
頼むから流せる言葉で喋って。
っていうあたりが、
見事にこう、
作り手の思惑のままに感情移入させられてて、
マルグリットにね。
なんか、
手のひらで転がされてるなあって思って、
ちょっとしゃっかり触る。
聞いたことあるんだけど、
誰?何の監督だっけ?
エイリアン、エイリアン。
エイリアンなんだ。
おいくつだ?
なんか最近、
映画関係者の年齢ばっかり調べてる気がする。
リスコットは、
83歳。
元気だね。
よくあんなん撮ったなあ。
これは劇場で見てよかったと思うわ。
家でながらとかで見たら、
絶対あれの、
ちゃんと見れなかったなあ。
家中でトイレとか行っちゃったりするし、
細かい日々とかにあんまり集中しないで、
さらっと流しちゃったかもしれないから。
あとなんならば、
大画面で見ることで、
私細かいところとかにさ、
すごいこう、
見れたから、
あの血統のシーンとかは、
14世紀のやつとかは、
すごかったね。
鎧の布のインナーを着て、
鎖肩びらを着た上に、
甲冑の銅をつけてとか、
いっちゃん最初のね、
鎧装着するシーンとかよかったよね。
あと見守るためのマルグリットも、
雪の降る、
すごい寒い時の話だから、
ちゃんと肌着を着て、
首の温かくするやつを着て、
ドレスを羽織って、
まさかその準備がさ、
その血統を見守るのに挑む、
原告の入れ立ちだと思わなかったんだよね。
血統裁判って言ってたけれども、
え?え?って感じで、
あの格好で足枷はめられて、
上から見てたっていうのもね。
足枷、いつからはまってたの?
あの矢倉に立たされた時、
途中から出てきて、
そこで初めてわかるんだよね。
彼女が何なら物として、
物としてっていうか、
潔白が証明されるまでは、
罪人として扱われてた。
気づかなかったんだよな。
気づかなかったっていうか。
いや、足枷つけるシーンはなかったからね。
あそこの外されるシーンで、
初めて土地じゃないけれども、
負けたら壊される資産として扱われてた、
っていうことはわかんないよね。
ちゃんとなんか血統裁判とか、
なんか言ってたけれども、
見る前なんか何なら、
私のために戦うのやめてよ、
みたいな感じでふざけて言ってたぐらい、
何の映画かって、
あんまりよくわかってなかったからね。
俺はマルグリッド自身が戦うのかと思ってた。
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私もマルグリッドが戦うのかな、
ちょっと思ってたから。
でもジャンがそれで戦うというところで、
マルグリッドは徹底して、
トロフィー、
そういう類のものでしかない、
っていうところがすごく強調されたね。
最初にさ、
めちゃくちゃ首の周りとかも覆ったりしてさ、
女の人が所属決め込んでて、
その後に鎧とかつけてたから、
何だったらマルグリッドっていう女の人が、
鎧をつけて馬に乗って戦うのかな、
ぐらいにと思ってたんだよね。
全然違ったな。
トモエゴゼンみたいな、
そういうあれなのかなってちょっと思ったね。
あの予告を見た時も、
そういう話なのかなってちょっと思ってた。
史実で史上初、
女の人が騎士の格好して戦いました、
みたいなそんな話なのかなって、
めちゃくちゃ勘違いしてたよね。
肉体的には圧倒的にフリーだけれども、
名誉のために命を懸けて戦ったのかと思ったよね。
予告を見たら。
そういう戦いじゃなかったんだけれども、
でもなんか、
当時にしては戦ったって言えるのかな。
いや、何もしてないというか、
告発すること自体が、
ものすごく勇気のいることで、
そう言えば戦ったんだろうけど、
でももう翻弄されるがままだったよね。
翻弄されるがままだったね。
だって自分の命の手綱を、
他の人に握られてるんだもん。
自分の決定権というか、
ほぼほぼなかったんですよ。
ただただ翻弄された人の話だったな。
翻弄された。
そうね。
告発して折れなかったっていうところは、
翻弄されたとは、
翻弄されてなかったと言えるんだろうけど。
でもその、
仮面つけられて焼かれるって分かってたなら、
私は今までのババア達と同じように、
女の人と同じように、
告発しなかったわいみたいなことを、
旦那さんに言ってたじゃないですか。
言ってたね。
だからそれ、
当時のその、
史実上のマルグリットさんは、
どういった気持ちで、
今回の映画で語られたのと同じような心境で、
告発するに至ったのか、
それとも、
死さんとして傷つけられたから、
告発に至ったのかは何なのかって。
どうなんだろうね。
史実が気になるな。
本当のところってのはどうだったんだろう。
でも、
14世紀の始末。
そうね。
なんかこう、
当時すごいゴシップとして扱われた、
みたいなことを、
ちょっと小耳に挟んだんですけれども。
だとしたら、
もう本当に真実なんて分かんないよね。
そういう風に物語として仕上げました。
現代的な視点を込みでって感じだよね。
やっぱ最近そういう映画をよく見るなと思って、
ストーリーオブマイライフとかもさ、
現代的な女性の視点で当時の話だし、
あとは、
もろ現代劇としたら、
プロミシングヤングーマンとかもそうじゃない?
やっぱり女性の尊厳とかさ、
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権利とかそういうようなところを、
主題に持ってくる映画を見る機会が多いですね。
いや、しかしあれだな。
男目線で見ても、
男が死ぬほど気持ち悪かったの、
すごいなと思ったわ。
83歳の監督がそれを作れるってすごいね。
本当に、
どういう現代的な感覚を持った作品が作れるのは、
ジジイの癖してすげえなって話。
クリエイターってすげえな。