まあ、それが最高だったんですけど。
ね、あれは首に体重がかからないように、
足ひっかけるところがちょっとうまくなんなかったんで、
足に穴空いてるそれをぎゅって入れて、
そうそう、痛ってなりながら。
ああ、そのまんま。
その後のセルフ治療もね、
痛った、ああ、痛ったとかやりながらいろんな体に埋まった破片を取り出して、
うん。
洋画ではよくあるシーンだけど。
うーん。
サメの映画とかでよくさ、
大丈夫、私にはできる。
あなたにはできるわ、なんとかって自分の名前呼びながら、
あの、切れたももとかをさ、
なんかブス、うわーとか言いながら治療するじゃん。
ああいう感じ?
サメの映画とかでよくっていうか、
君が見たのがサメの映画だったって話だよね。
なんだっけ?
ビープブルーじゃない?
ビープブルーじゃない。
なんだっけな、サーフィンしに行ったらサメがいたってやつって、
うん、タイトルがパッと出てこないけど、
うん。
なんかアクセサリーネックレスのチャーム部分で無理矢理シューズするよね。
ああ、そうかもしれない。
まあ、今回のセルフシューズシーンは、
すんごい不潔な状態でやってて、
感染症とか大丈夫かなって思ったけど。
感染症言うんだったら、
それこそあの、首吊られた時に足刺さったあれがやばいよね。
麻痺風だよね。
うん。
あと、傷を洗う時にバシャバシャってやってたのはあれガソリン?
だと思うんだけどね。
ああ、あの後燃やして消毒とかしないよなって思ったよ。
なんか、割と燃やしても死なないタイプの人だったから、
自分で火つけてたもんね、全身ガソリンだって。
ああ、かけて焼いて閉じるのかなって思ってたら、かけてうわーってなって、終わりだったね。
あのタイプの炎耐性持ってる人がさ、傷焼くのにマッチ3本で足りんのって思ったけどね。
3本シューってやって、チューチューって。
いや、明らかに足んねえだろって思ったけど。
ああ、何?自分のレジストが高すぎて、あれが効かないんじゃないかっていうこと?
うん。
まあ、普通の人でもあんなんじゃ、傷焼くのには全然十分な本能じゃないと思うけどね。
治療のためにやる分には、レジストは発生しないじゃないですか。
そうなの。何ですよ、3本押し付けて、チュッて火消えちゃったら、そんなの傷塞がないだろって思って。
消毒ぐらいにはなるんじゃないかな。
なるんかね。
火焼けた硫黄の部分をジュッて押し当てて。
まあ、この映画全体から言ったら、サマツーすぎる話なんだけどさ。
うん。
なんで他の話をすると。
うん。
さっきサメ映画の話が出てきたけどさ、水中でナチス兵を襲うシーンは完全にサメ映画だったよね。
うん。面白かったね、あれ。
ゴボゴボゴボゴボゴボ、血がジワーって出てきて、次のやつ行けって。
嫌だよね。
嫌だよ。でも逃げたところでリーダーに殺されてしまうので、どっちみちっていうさ。
でも一番嫌だったのは2人目かな。
2人目嫌だよね。
あと全身フル装備で潜るのやめた方がいいよって思った。みんな服全部着てさ。
潜れって言われると思ってなかったからじゃないんじゃないの?
どうなんでしょうね。何にせよボートの上である程度の装備を外して潜った方がいいよねって思って。
で、あの酸素供給の手法ですよ。首をかき切って漏れ出た空気を吸って。
まぁね、イコライザーでもそうだったけども、主人公は完全にホラー映画のクリーチャー。
今回はパニック映画のクリーチャーかなね、ホラー映画っていうより。さっきのサメっぽさもあるしさ。
トラックの上からツルハシガシンガシンとかいうのもさ、なんか凶暴アニマル系の。
そうだね、お水のシーン、池のシーンが一番サメっぽかった。水面に深くて、3人目の人が船の下にアーって。
顔が。
息吸いに来たシスシと、アーって言って、すげー笑っちゃったけどね、あそこね。
笑っちゃったって言えばさ、連れ去られてた女の人6人がさ、横並びで銃持ってザッて出てきたところも笑っちゃった。
なんでかっこよさげに出てきてんだよってなった。
それまで怯えるだけの人たちだったほとんどの人がさ、銃持った途端にいきなり歴戦の戦士みたいな登場の仕方するからさ。
あれかっこいいシーンなんだろうけどさ。
なんか、んなことあるかってちょっと正直思っちゃったけど、でもあの人たちシスのこと知ってるっぽい感じじゃなかった?
そうなんだよ。あとね、ナチスの司令部もちょっと話聞いただけで、そいつはシスのやつだから。
あのドッグタグに識別番号がついてたのは、
あ、そっか、名前がわかったのか。
え、じゃあ全員の名簿がナチスに渡ってるってこと?
いやいやいや、名前が轟いてる。伝説の男だからでしょ。その名前はやべえやつだってなったんでしょ。
いやいや、まずさ、その無線で問い合わせたときに、そのドッグタグの番号を見て、もしもし、なんかすごい変な人が現れて、あの俺たち何人かやられちゃったんですけど。
いやだからフィンランド兵のやつは全員情報がなかったとしても、めっちゃやべえ伝説の男ぐらいだったらドイツ軍の司令部にだって名前が知れてるんじゃないのって話。
番号じゃなくて?
いや番号とひも付けて。だって名前言ってたじゃん。ポスポピピロピロみたいな。そいつの名前はあって。
アールトコルピさんね。
アータミじゃなかったっけ?
アータミだっけ?アータミコルピさん。
そうだコルピだ。
ポスポピピロピロさん。
ぱぴぷぺぽが入ってたなと思って。
いやー予告見てるとさ、あのツルハシ一本でみたいなさ、ことを言ってたけども、前半全然ツルハシ使わねえのな。
後半ふんだんに使いだしたけども、人を倒すためっていうよりは、だいたい乗り物とかに何引っかけるためとか、鉄板をぶち破るためとかそんなでしたね。
主に殺しの手段はナイフだったり銃だったり。
やっぱ効率的じゃないのよ。人を殺めるにあたっては、ツルハシは。金を掘ったり、引っかかったりとか。
そうね。一番効率的だったのは地雷投げてたときかね。
地雷さ、投げて使うの初めて見たんだけど、あれ設置してる地雷って投げていいの?大丈夫なの?
どういうシステムの地雷かってわかんないんだけど。
やっぱり上に圧がかからない限りは爆発しないんじゃない?
圧がかかった上で、再度緩んだときに起爆するじゃないですか。
だから掘り出して投げる分には問題ないんじゃないですか。
そのまんまドーンってやったら、ドーン勝ちバーンって。
そう。ていうか、ナチスの連中も自分らで全部埋めちゃったから上手く進めないっていうのが間抜けすぎてちょっと面白かった。
戻るつもりがなかったからそれでよかったんだろうけどさ。
お前とお前、ちょっと道の外側進んでこいっつって二人とも見事に爆発してたところとかさ。下っ端の扱いがひどすぎる。
ひどいよね。
リーダー的には誰も別に連れてきなかったっぽいよね。捨て駒っていうか。
あのリーダーがさ、部下が死ぬときの顔がさ、完全に虚無の顔というかさ、ぼよーんってあれーみたいな顔をしょっちゅうするんだよね。
いつもこの人の顔ぼよーんやなーって思ってた。
最後に飛行機の中でタイマーするときだけさ、感情出てたけど、それ以外はずっとぼよーんとしてたね。
何が起こってもぼよーんじゃん。
あの顔面白いんだよ。ちょっとね、ワイルドスピードの時のしょぼっとした犬の顔を思い出したね。
ビン・ディーゼルの。
ドミニク・トレッドのあれは、しょぼっとしてるのは悲しいとかさ、困った時の顔じゃん。
困ったワンちゃんの顔なんだけども。
なんかね、その目の向こうの虚無に似たものを見出しました。
真顔なんだよね、いつもこの人ね。
真顔だけど真面目な顔じゃないんだよな。
何もないのよね。
奪うものを奪って自分だけ生き延びるっていうだけの、それ以外のところ完全に麻痺してるから。
最後のね、ゴーグル君打ち殺すこともなかった気がするんだけどね。
ちなみにあのゴーグル君は、役者さんはコルピさんの、シスさんの息子。
あ、そうなんだ。釣られて死んだと思われたコルピさんにさ、思わず敬意を表して帽子脱いじゃうんじゃない?
トムライのあれってことだったのかな。
敵ながらあまりに凄すぎたんで、つい帽子脱いじゃったんだと思うんだよね。
最後の飛行機の中のバトルでさ、そのナチスのボスが手にフックを巻きつけちゃったときに、
あ、このフックは爆弾にくくられるなって。
あ、そうなんだ。
だってもうこれ見よが一に爆弾があってさ、
で、ガーってフックを巻きつけだしたときに、あ、俺の活用法見えちゃったってなったし、
起こしていくときにファッキューとか言ってたけどさ、
君そんなタイミングでも英語なんだって思った。
今回ね、なんで英語なん?って思ったよね。
最後に戦車に乗ってた女たちとフィンランド軍の会話だけは字幕にカッコがついてたから英語じゃなかったっぽいんだけども、
他はね、ドイツ人とフィンランド人が普通に英語で意思疎通してたっていうね。
あと思ったのはさ、チャプターの字が黄色くてさ、タランティーノっぽいよね。
昔のああいう感じのB級映画っていうのがああいうのが多かったとかね、ホントの感じとか。
わかんないけど、女の人が一列になって最後逆転するところとか、なんかデスプルーフとかあんな感じっぽいなって。
そうそう、俺もデスプルーフ思い出したの。
実際にはデスプルーフがあんな風に女の人横一列になるってのはないんだけども、ポスターとかにはさ、女の人がずらっと並んで書かれてたりするんだよね。
あいつのせいでみんな。
まあね、でもまあこんな後、俺たちみんな縛り首だっていうのはまあ確かに正しかったんだろうけどね。
それでもさ、そのボヨーンにさ、ボヨーンって言い続けて、なんかあれなんだけど、ボヨーンに捨てごまにされるよりは、みんなで力を合わせてあいつを殺そうでよかったじゃんって思う。
コルピさん相手するぐらいだったら、あいつぶっ倒したほうがよかったね。
コルピさんとボヨーンだったら、ワンチャンボヨーンのほうが勝って、あ、そんなことないのか結構強いもんね。
いや、あの、振り打ちはできる。コルピさんと違って、後ろから撃てる。
ね、油断をつけばいいんだもんね。
ね、ああ、と思いました。あんな僕みたいな女子はあかんですよ。
飛行機手配しておきました。見たら道がふさがれています。予約しておいた飛行機かもしれません。マジ?って。
そんなことあるかって言ってたけどね。
わかんな。
バイロットがさ、俺のロープだって言ってさ、首つられてたじゃない?
あれは一体何があったの?
コルピさんが無理やりこう、操縦させて、後ろに乗ってて、最後に首しめでとどめさしたってこと?
なんじゃない?だって飛行機の操縦技術がコルピさんにあったとすれば、
最後ね、飛ばすわけなんだよ。それはそう思うんだけど、
あの、給油しにあの飛行機降りてきたわけじゃん?
うん。
2人が給油してて、コルピさんを殺しちゃったわけだけども、それとは別にバイロットが乗ってたってことか?
いや、あのコルピさんの治療シーンを目撃してたまんが、
ギリギリ生きてた人に操縦させたの?
うん。
そういうことか。
でさ、あの燃え焦げたガソリンスタンドにワンちゃんは置いてって言ったよね?
そう、ワンちゃんがね、いつもなんかどこからか現れるし、
あのコルピさんの捜索にも使われて、爆弾をくくりつけられて、
あれはさすがにやばいと思った。犬はずいぶんね、無事でいるなと思ったけども、
さすがに爆弾くくりつけられてきた時には、あ、ついに死んでしまうのかと思ったけれども、
間に合ってよかったね。
投げ捨ててコルピさんは吹っ飛ばされるし、
横にいたワンちゃんも爆風でキュンって吹っ飛ばされたけど、生きてた。
で、飛行機で置いていかれたけども、その後って言って、きっと後であそこに行って回収して銀行に行ったんだよね。
よかったね。
あれはコルピさんが回収してるのかね?
さすがに、そこまでのシーンはワンちゃんが匂いをたどって走ってきたでも説明つくと思うんだけど、
飛行機で飛んでった後はさすがにね、迎えに行かないと無理でしょ。
あの、すんごいだだっぴろい荒野、あそこ小型犬がさ、一人で匂いをたどって走ってゴスズンのところに向かっていったと思うと、大変けなげでよろしいですね。
あと、砂金取るための傘。
あれをさ、ナチスの乱射のさ、縦にしたけどさ、爆炎の中見えないのにめっちゃ当たるしさ、当たるのは傘にだけなんだよね。
まあね、足とか大丈夫なのかなと思って。
あんなちっちゃい傘にギンギンギンギンって当たってるのに、下の足とかは割と無事。
で、そこらへんの無事とか死なないっていうのは、死すって言葉に集約されるわけじゃないですか。
すべてを奪われたときに立ち上がってくる死す。
フィンランド語でほかに訳す適当な言葉はないけれどっていうけども、ひらたく言ったらど根性だよね。
基本的に根性だけで死なない。
不屈の精神みたいなこと言ってたけどね。
死ぬ意志のない人なんだよね。
そう、死ぬ意志がないから死なないっていう超理論で死なない。
死なないね。
最後の飛行機の墜落の後は全く説明がなかったけども。
なんかわかんないけど、体をロープでぐるぐるって固定してドゥンってなったら、
ツンドラ地帯でぐにゅぐにゅだから、なんかドンってなっても大丈夫でしたとかそんな。
そんな下が雪山だからパラシュートなしで空挺こうかみたいなさ。
スキー履いてるから鉄道から飛び降りても大丈夫ですみたいなさ。
特殊カーボン、特殊カーボン。
おじいちゃんが強い話ってそれだけでちょっと楽しいよね。