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2022-12-01 16:16

詐欺に遭いかけた話

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ken
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イギリスで、詐欺に遭いかけた話をしました。

00:00
皆さん、こんにちは。
今日はですね、ロンドン、すっごい暖かくて、金曜日なんですけれども、オフィスに来てて。
いやー、すごい暖かいですよ。散歩したくなるような感じで。
最寄り駅からオフィスまで、大体歩いて10分くらいなんですけれども。
まあ、チューブに乗って、オフィスよりさらに近くまで来て、2分だけ歩くみたいなこともできるんですけど。
天気がいいので、ちょっと遠目の駅から歩いてしまいましたね。
じゃあ、今日もやっていきたいと思います。
Ken WagatsumaのLondon Tech Talk。
今日はですね、詐欺に遭いかけたという話をしたいと思います。
スキャムですね。
まあ、ロンドンに移民として生きてると、大体、詐欺のターゲットにされやすいっていうのはあると思うんですよね。
まあ、英語、分からないだろうし、そもそもこの国のシステムとか、よく分かってないので。
ふと気を抜くと、いろんなカモにされやすいんですけれども。
よくTwitterとか見てたり、大使館のニュースレターを購読していたりしていても、
こんな詐欺がありましたよ、とか、こういうスキャムが流行っているので気を付けてください、みたいな話がよく流れてきますよね。
僕、結構そういうの見てて、何でかっていうと、詐欺の手口を知っておくっていうことが、一番自分を詐欺から守るっていうことに繋がるかなと思っているんですよね。
敵を知る、じゃないですけど。
詐欺師が最近、こう、どういったところをつついてきて、
詐欺師が最近、こう、どういったところをつついてきて、
どういったトレンドがあって、みたいなところって、そういうのを軽く流し読みするだけでも、なんとなく頭に入っていると思うんですよね。
例えば、つい昔であったら、電話口のオレオレ詐欺が流行っているね、とか、
インターネットが出てきた頃であれば、フィッシングっていう詐欺が流行っていたよね、とか、
そういったように、例えば今であれば、クリプトカレンシーをやっている人に対して、
例えば、イーサリウムとかビットコインを騙し取ろうとする手口が流行っているよね、とか、
いろいろそのトレンドとか、国によってその特徴ってあると思うんですけども、
そのうちの一つに、今回の私の詐欺にほぼ相掛けたっていうケースを紹介することで、
もしかしたら、これを聞いてくれている人の誰かの、今後騙されるっていうことを防げるかもしれないと期待してですね、
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詐欺に相掛けたという話をしていきたいと思います。
ことの発端は、
ことの発端は、
トピックで言うと、
デリバリー関係、配達関係ですね。
私に荷物が届く予定があったんですけども、
そこでお金を騙し取られそうになったという形です。
ことの発端は、
会社から新しいパソコンが送られてくるっていうことだったんですよね。
なので、事前にその会社に連絡をしていて、
この週に会社からDHL、今回DHLっていう配送会社だったんですけど、
を使ってパソコンが届きますということは分かっていたんですよ。
事前にメールも来たし、SMSも来ていたんですね。
で、まだかな、まだかなって待っていたときに、
ある日突然電話がかかってきました。
僕、イギリスの電話って、大抵基本的には1回目で取らないようにしてるんですよ。
なんでかっていうと、詐欺の電話が多いんですよ。
本当に大事な電話だったら、
大抵、レコーディングを、ボイスメッセージを残してくれるので、
それを聞いて、大事な電話だったら書き直すという形にしてます。
なので、いつも通り無視をして、
そしたらボイスメモが残っていたんですね。
もしかしてこれ配送の件かな、パソコンの配送の件かなと思って聞いてみたら、
どんぴしゃで、
DHLからの、という、DHLからだと言っている詐欺の電話だったんですけど、
DHからの電話でしたと。
内容がすごい巧妙でですね、
かいつまんで言うと、DHLから電話をかけています。
今、あなたの新しい荷物を、
あなたの会社から預かっています。
で、ここでその、
関税、カスタムチャージズと言っていたんですけども、
関税の未支払いがあるので、支払っていないので、
ここでストップさせています。
なので、関税を支払ってください。
という内容の電話だったんですね。
この内容自体は、全然おかしいことではなくて、
例えば、日本にいる家族が、段ボール箱をいっぱい入れて、
そこに食べ物とかを入れてくれて、送ってくれた時とか、
関税を支払わなくてはいけないケースが、
過去に実際あって、
私も支払ったことがあるんですけども、
基本的には、後払いとか、受け取る際に支払う。
前払いで求められたってことが、まず始めたんですよね。
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しかも、この電話の怖いところは、
まず、私の電話番号を支払う。
まず、私の電話番号を支払う。
電話番号を知っていて、
かつ、それに紐づく私のフルネームも知っていて、
かつ、パソコンの送り元である会社の名前も知っていて、
今週、パソコンが届くということを知っていたということだったので、
白状すると最初、信じましたね。
やばい、これ電話しなきゃと思って。
電話して、関税支払わなきゃと思ったんですよ。
ただ、電話をする前にちょっと気になったところが、
物の言い方ですね。
物の言い方が、少し僕を急かすような感じというか、
例えば英単語で言うと、
早くかけなおしてくださいって時に、
Urgently みたいな、緊急で、みたいなことを言ったり、
If you don't pay the custom charges, we'll take legal action. みたいなことを言ったり、
If you don't pay the custom charges, we'll take legal action.
If you don't pay the custom charges, we'll take legal action.
Legal action みたいな、その、
Leal action を取ります。
取りたくないので。取る可能性があります。
みたいな。
いやあ、そこまで関税でするかなっていうのを疑問に思ったんですよね。
俺はおかしいなと思って。
詐欺の手口、大体よくあるパターンとしては、
まあ詐欺のターゲットにしている人の心理状態っていうのを麻痺させるために、
普段聞き慣れないようなショッキングな言葉を、
まぁ詐欺のターゲットにしている人の心理状態っていうのを麻痺させるために、
使うんですよね。例えば、as soon as possible asapとか、urgentlyとか、お金にまつわるものとか、リーガルアクション、法的なアクションを取りますよとか、警察に電話しますよとか、そういう普通に日常を過ごしている人が普段聞ききれないことを聞くと、大抵の人はちょっとショック状態に陥ってしまって、正確な判断ができなくなるんですよね。
私は自分の弱さを知っているので、最初に電話を出ないというのも、そういったスキャンから自分を守るためでもあるんですけど、こういうふうにボイスメモを残されると、冷静に考える時間ができると。
正直、かけ直す直前だったんですけれども、おかしいなと思って調べてみたら、DHLではなかったんですが、ロイヤルメールという、日本郵便みたいなところですね。
日本でいうロイヤルメール。
ロイヤルメールという郵便局で似たような詐欺が流行ってますという、他の人の、現地の人が書いたブログをいくつか見つけたんですよね。
その場合は基本電話ではなくて、メールとかSMSでリンクが来て、そのリンクを飛ぶと、それっぽいページに飛ばされてという、フィッシングですね。
そこにペイメント情報を書いたら終わり、あとはクレカとか銀行口座からお金がどんどん抜かれてしまうという状況になってしまうんですけども。
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私の場合は電話でしたね。
なので多分電話をかけ直してしまうと、怖いのでかけ直してないんですけれども。
おそらく、お前の関税を支払うために、クレジットカードの暗証番号か銀行口座を教えろ、みたいなことを言われる。
もしくは今から言う口座に支払ってくれと言われるが、それはDHLのオフィシャルなものではなくて。
詐欺師の懐に入るという手口になっているんじゃないかなと推測します。
なので私はここで、おかしいなと思って会社の方にまず連絡をして。
DHLの方はちょっと時間がかかりそうだったので、とりあえずまず会社の方に連絡をして確認をしてもらいました。
結局仮に支払わなきゃいけないとしても、経費生産でできるだろうし、ちょっとパソコンが来るのが遅れるぐらいで後から支払えばいいなと思って。
支払いにそんな焦らなくていいかなと思いました。
結局翌日会社から連絡が返ってきたんですけども、管理画面上は問題なくシップメント状態だよということが判明したので、とりあえず待ってたんですね。
電話は結局1回しか来ませんでした。
電話を無視していたら、結論2日後ぐらいに遅れてパソコンがしれっと我が家に届きました。
はい、ということで無事パソコンは届いたしお金も払わなかったんですけれども、今回の詐欺の怖いところがですね、私の個人情報がダダ漏れだったというところで、あれはどこで漏れたかですけど、可能性としては会社で漏れたか、DHLの配送の手順で漏れたかですね。
デリバリーのパッケージにアクセスできる。
例えば配送人とかが詐欺師に買われたり、もしくは彼ら自身が詐欺をしてしまっているときは、その配送の情報というのは分かるので、本名と住所は分かります。手に入りますよね。
普通のデリバリーだったらそこに電話番号を紐付けないんですけど、例えば紐付けることもあるので、今回はその電話番号も紐付けて、そこの3点セットが揃ってしまったと。
さすがに3点セットも揃ってくると。
かつパソコンを送っているという状況を知っているとなると、割と信じてしまいがちになってしまいますよね。
そこまで情報がとろっているのでね。
おそらくですけど、多分DHLの中の人が詐欺師に買われたか、最近経済不況なので小金を稼ごうと思ったのでしょうか。
悪さが働いて電話をして、1日2日配送を遅らせて、
もしカモである自分がお金を払えば、懐にちょっとお金が入るし、そうじゃなかったら2、3日遅れて配達すればいいやみたいな感じだったんじゃないかなと想像しています。
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真相は分かりません。
そんな事件がありました。
フィッシングにつながるようなスキャムとかは、やっぱりこっち来てからWhatsAppとかTwitter経由で結構いろいろ来るんですけど、
SMSとか、
メールってそれっぽいし分かりやすいので、大体無視できるんですけど、
やっぱり電話で来たりすると、ちょっと情報を判断する、しっかり判断して受け答えをするみたいなのが、
非同期ではなく同期になってしまうので、判断ミスにつながりやすい。
なので、なるべく自分が冷静に落ち着いて時間を取れるように、間を取るための仕組み作り、
として、例えば電話を出ないみたいなのが一つ有効なんじゃないかなと思います。
そんな感じですかね、今日は。
今回の私が詐欺にあいかけたっていう話が、
他のイギリスとか、またはヨーロッパ諸国に住む誰かの詐欺を防ぐということにつながれば幸いです。
あと最後になんですけど、
実はこの初回からポッドキャストを配信して、
レターを先日始めて、
レターってのはstand.fmのレター機能を使って、
ご意見をご感想を聞かせてくださいと言っていることなんですけれども、
それに対して今回は感想をいただきました。
質問ではないのでこの場では読み上げないんですけれども、
すごい嬉しかったです。ありがとうございます。
結構、
TwitterとかSNSとかFacebookの広がりによって、
いいねを上げる敷地ってだいぶ下がったと思うんですよ。
例えば画面をスクロールして良さそうな掲示ができたらハートボタンを押せばもういいねができますよね。
それって、
よしやしどっちもあるなと思ってて、
深く考えて相手のコンテンツにいいねをするっていうのがすごくしづらくなったと思ってるんですよ。
だってもうワンタップで遅れてしまうんでね。
もちろんもらった人は嬉しいんですけど。
なので結構私も感覚は麻痺してしまいがちで、
この音声コンテンツに対していいねをもらうっていうのはやっぱりそこよりはちょっと敷地が高いのかなという気がしていて、
単純にすごい嬉しかったですね。
やっぱりこうポッドキャストを聴くという時間を使った上でボタンを押すというアクションを取らなきゃいけないので、
Twitterの140文字だけを見ていいねをするっていうのは敷地がやっぱり高さが違うかなと思っていて。
15:04
なので、
いいねをくださった方やレターをくださった方、ありがとうございます。
じゃあ今日はこれぐらいにしたいと思います。
ロンドンTechTalkではご意見、ご感想を募集しています。
stand.fmのレター機能を使ってぜひご意見やご感想を聞かせてください。
質問でも構いません。
その場合は番組内で取り上げて答えていきます。
それではまた来週。
16:16

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