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2024-02-13 28:50

#26 腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」3つの問題を考える

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集英社インターナショナル公式noteに掲載『 世界ニホンジン探訪~あなたはどうして海外へ?~』の取材をつづける岡とロコタビ創業者の椎谷が、気になるニュースや記事などを起点に世界の文化から、海外移住に関することなど話を脱線しながらお送りしていきます。


今回は、時計のシェアリングサービス「トケマッチ」問題について雑談をしました。

  • シェアエコのハードサイド問題

  • 預託ビジネスの問題

  • シェアエコの中心問題

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●MC

椎谷豊

株式会社⁠⁠ロコタビ⁠⁠創業者。大学卒業後ITベンチャー、EC会社などで、ECサイトの運営業務などを経験し、WEBコンサルタントとして独立。旅行情報サイトの日本本社立ち上げメンバーなど経験。2012年から海外在住日本人に活躍の場を提供したいという思いから、日本人向け海外プラットフォーム「Traveloco(トラベロコ)」の企画を開始し、2014年にウェブサイトをオープン。2020年に社名、サービス名ともに現在の「⁠⁠LOCOABI(ロコタビ)⁠⁠」へ名称変更。世界177カ国、2600都市、60,000人以上の海外在住日本人が登録している。⁠⁠

⁠⁠⁠https://locotabi.jp/⁠⁠⁠

⁠⁠おか けいじゅん

ライター、インタビュアー1993年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。高校時代、初の海外渡航をきっかけに東南アジアに関心を持つ。高校卒業後、ミャンマーに住む日本人20人をひとりで探訪。大学在学中、海外在住邦人のネットワークを提供する株式会社ロコタビに入社。世界中を旅しながら、500人以上の海外在住者と交流する。趣味は、旅先でダラダラ過ごすこと、雑多なテーマで人を探し訪ねること。


#海外生活 #海外移住 #海外旅行 #移住 #海外 #旅行 #パーパストラベル #トケマッチ #シェアリングエコノミー  

サマリー

トケマッチは時計のシェアリングサービスであり、3つの課題が存在しています。それはハードサイド問題、預託ビジネス問題、そしてシェアエコの中心問題です。特にハードサイド問題については、ホスト側の集め方とそのサービスのワーク性が重要です。トケマッチは、ホスト側が時計を預けた後、マッチングがされるタイプのシェアリングサービスです。しかしながら、運営が預かるという構造は特殊であり、リスクが存在します。本エピソードでは、この時計マッチ型のサービスに関わる3つの問題について考察されます。預託ビジネスの問題点として、社会エコサービスとしてのワークを疑問視し、預かるだけではなく、保険などの仕組みを作るべきではないかという提案があります。

00:10
ロコタビ
はい、みなさんこんにちは。ロコタビ fm 始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
今日もですね、しいやさんといろんなテーマについて話していければなと思います。
しいやさん、今日もよろしくお願いします。
しいや
はい、よろしくお願いします。
ロコタビ
はい、今日はですね、いつもなんか海外であったりとか、毎年あったり旅行みたいなテーマで、なんかいろんな話をしてはいるんですけど、
ちょっと今回は、なんか全然間違ったテーマでお話しできればなと思っていて、
最近サービスが打ち切りになり、ちょっと世の中的にザワザワしているトケマッチという、いわゆる腕時計のシェアリングサービスですね。
サービスが突然終了し、話題になってるんですけど、ロコタビの創業者でもあるしいやさん。
ロコタビはシェアリングビジネス、シェアリングサービスでもあって、ある種遠いところでも繋がっているトケマッチというサービスですけど、
今回、ある種のロコタビを作った、シェアリングサービスを作ったしいやさんの視点で、
トケマッチの問題って何だったんだろうみたいなところをちょっと考えながら、どうやったらもうちょっとうまくできたのかなみたいなのを勝手に、
外から考えながら学んでいくみたいな時間にできればなと思っています。
早速なんですけど、そもそもトケマッチってどういうサービスで、今何が起きてるのかみたいなところから、ちょっとしいやさんに聞いてもいいですか。
しいや
そうですね。僕もシェアエコサービスを作っている立場として、今回トケマッチの問題って終了するみたいなのがちょっとネット界隈で話題になったのを見て、
こんなサービスがあるんだなっていうことを初めて僕も知ったんですね。
我々のロコタビにも入っているシェアエコシェアリングエコノミー協会というのがあるんですけど、そこにも入っているらしいというので、初めてそれで知って、
あんまり実際まで細かく見てから分からないんですけど、僕が見た感じこういうサービスだなみたいなところを話すと、
いわゆる時計って、時計っていろんな高級な時計とか安い時計とかいろいろあると思うんですけども、
高い高級な時計を所有しているオーナーさんから、トケマッチと運営会社がその時計を預かって、それをありたいユーザーさんに貸すという、
そういう、要は時計を、有休資産としての時計を通常では使わなくて眠らせておくのはもったいないので、他の人に貸してお小遣い活用するみたいなことができるような仕組みを提供している。
ロコタビ
イメージ的にはあれですよね。結構高級な腕時計を資産として保有しているちょっと富裕層の人たちが、資産として保有しているからあんまり使わないと。
余っているというか、保管しているだけの時計っていうのを買うのはきついけど、たまに使いたいみたいなユーザーに貸し出すというか、そういったシェアリングサービスというイメージであってますね。
しいや
そうですね。これをシェアリングというのかちょっとわからないですけど、いわゆる時計のシェアなんで、シェアリングサービスといえばシェアリングサービスなんですけど。
もうちょっと細かく見ていくと、ちょっといろいろ問題があるなとか思いながら。
ロコタビ
だってこれがシェアリングなのかみたいなものも含めて、ちょっと問題点があるのではないかという。
しいや
そうですね。今回はそう思いました。
ロコタビ
なるほどね。それにあたってだと、ある種シェアリングなのかみたいな話もありましたけど、今回こういった炎上とまでは言わないけど、ちょっと物議を醸し出している、
医療院になっているある種の時計マッチの問題点と思われる、課題点みたいな思われるものってどういったものがあるんですかね。
しいや
そうですね。今回3つぐらいポイントがあると思っていて、結構テクニカルというか難しい話になるんで、うまく説明できるかわからないですけども、1つがシェアエコのハードサイド問題っていうのがありまして。
ロコタビ
ハードサイド。
しいや
そうですね。もう1つが預託ビジネス問題。3つ目がシェアエコの中心問題っていう、あんまりこの言葉って世の中にあんまり出てることないので、僕が考えてるだけの話かもしれないんですけど、そこら辺を3つぐらいどう絡むかみたいなところを話しできればなと思っています。
シェアエコのハードサイド問題
ロコタビ
いいですね。じゃあ1個目のシェアエコのハードサイド問題っていうと、ハードサイドってなかなかあまり聞かないですけど、どういったものか。
しいや
そうですね。これは今回のトケマッチの問題というよりは、シェアリングエコノミーサービスを立ち上げるときに起こる問題の1つなんですけれども、シェアエコノミーっていわゆるC2Cという感じで、サービスを提供するホスト側とそれを利用するユーザー側という2つに分かれるんですね、基本的に。
ロコタビ
はい。
しいや
で、サービスをどうやって事業を作るかっていうときのポイントとして、一番どちらのサイドというか、ホストなのかユーザーなのかっていう問題があって、どっちのサイドが要はそのサービスをする上で厳しい部分なのかみたいなところ。
ロコタビ
なるほどね。
しいや
ハードサイドっていう部分ですね。
ロコタビ
はいはいはい。
しいや
一般的にシェアエコサービスって、ホスト側をハードサイドとして捉えることが多いんですよ。
例えば、ドコ旅の場合だと海外在住日本人の方がホストなんですけれども、その方たちをどうやって集めるとか、あとその方たちにどうやっていいサービスを提供してもらうかみたいなところっていう問題をうまく解決しないと、なかなかそのシェアエコサービスができない。
なかなかそのシェアエコサービスがワークするようにならない。
なるほど。
ロコタビ
だから提供者側って言うと、他のサービスで言うとAirbnbでいう、家を貸し出すこととか。
しいや
そう、家を貸す人とか。
ロコタビ
あと、場合によってはUberだったらタクシーの運転手さんであったりとか、ある種のサービス提供する側が、それをわざわざ実施する、そのサービス内で実施するメリットみたいなのをちゃんと構築しないと、本当に難しいみたいなところ。
しいや
ある程度揃えられない。その人数みたいなことが揃えられないと、ホストがいないとユーザーが利用できなかったりするので、いくらユーザー集めてきても、人がいなかったら利用できないじゃないですか。
ロコタビ
確かに、Airbnb開いて京都を調べても、京都に2軒ぐらいしか宿らなかったら、買い物にならないしね。
しいや
それも、ある程度の人数が、これアトミックネットワークって言うんですけど、そのエリアである一定の人数のホストが集まらないと、そのネットワークはワークしないみたいな問題があって。
だから、1人で十分かそうでもなくて、このくらいの人数最低限いないと、このハードサイド問題っていうのは解決しないみたいな話があったりする。
今回の時計マッチに関してなんですけど、時計を貸す人がいないと成り立たないので、多分一般的には時計マッチのビジネスで言うと、ハードサイドの問題っていうのは、時計を貸すホスト側をどう集めるかみたいな。
時計をどう集めるかみたいなのが一番大きな課題ではあると。
そこがまず乗り越えられなくちゃ、時計マッチというサービス自体がなかなか機能しなかったりっていうのはあるんじゃないかなと思っていて。
今回は普通に考えると結構難しいんですよ。
時計マッチってサービスのオープンが2021年ぐらいらしいんですけど、まだ3年ぐらいしか経ってないサービスで、このハードサイド問題を解決するって結構時間がかかるはずなんですね。
ロコタビ
にもかかわらず、去年の夏ぐらいにテレビCMをやってるんですよ。
しいや
怖いっすね。
まだ多分普通に考えると、試合が始まるとそんなにすぐにマッチングしてワークするっていうところに持ってくって、なかなか大変にもかかわらず、いきなりテレビCMをやるっていうのは、よっぽどの運営者が問題があるか、もしくはむちゃくちゃそのサービスがワークしていて、スケールしているから。
マット打つだけだみたいな。
もうユーザーを獲得するだけだみたいな状態になっているとしか考えられないんですよ。
ただ僕も時計マッチでサービス聞いたことなかったんで、そこそこシェアエコサービスって色々知ってる業界の人なんで、知ってる方ではあるにもかかわらずそんなに知らなかったんで、どこまでワークしてたのかなっていう意味で言うとちょっと微妙で、
ハードサイド問題がそもそも解決しているのかっていうことと、解決した上でその試合後のサービスがワークしてるかっていう問題があるっていうことが、うまくちゃんとした状態になってない限りテレビCMを打つっていうのはあまりにも難易度が高い話ではあるんですよ。
ただそれをやったっていうのはどちらかの理由があるっていうことで、でもそれがCM打った半年後に会社が潰れるっていうのは、それも本来ならおかしくて、CM打つってことはちゃんとワークして集めればもううまくいくってことがわかったようにCM打ちにいくので普通であれば。
ちょっとあまりにも短期間で会社が潰れすぎっていうのがあって、ここにちょっとこのサービスがちょっとどっちかわからないんですけど、若干詐欺的な要素があるのか、もしくは単純に何も考えてないこの運営者が。
試合後自体をどういうものかってわからずに、何も考えて突っ走ったみたいな、どっちか。
高いと思えるような状態ですよね。
そうっていうことをやってるんですよ、この運営者の方は。
預託ビジネス問題
しいや
さっきのハードサイド問題はどう解決するかみたいな話として、よくこの時計マッチのビジネスを見てみると、ちょっと僕も詳しく知らなかったのはあれだったんですけど、調べてみると、この時計マッチって預託ビジネスをやっていて。
ロコタビ
預託ビジネスっていうのは。
しいや
預託ビジネスって、あんまりシェアエコサービスで預託ビジネスをやるパターンってそんなになかったりするんですけど。
どういうのかっていうと、今回の場合、時計マッチの場合は、時計をオーナーさんが貸すんですよ。
貸すというか、ユーザーに貸すんですけど、貸す前に一旦運営者に時計を預けるんですよ。
預けると月々いくらかもらえるみたいな。
ロコタビ
運営からってことですよね。
しいや
運営からもらえる。だから時計がまだ貸し出されていないにもかかわらず、運営からお金が出るみたいな。
こういうのを預託ビジネスって言うんですけど。
本来ならシェアエコサービスだと、ユーザーとマッチングしたときに費用、お金が発生するっていうのが従来というか、あるべき姿なんですよ、本来は。
にもかかわらず、まだ時計が貸し出されていないにもかかわらず、運営からお金が出るっていうのはちょっとおかしい。
おかしいというか、そういうビジネスがもちろんあってもいいんですけど。
ある種シェアリングというサービス、シェアリングかって言われるとちょっとお金の動き方的に構造的にちょっと違う点がありますっていう話ですよね。
運営の負担
しいや
単純に運営がただ預かったものを、運営がある意味貸し出し者になるんですよ、ユーザーに対して。
本来は運営はプラットフォームであるべきなので、運営がサービス提供者になるっていうのはちょっとシェアエコサービスとしては特殊。
ロコタビ
確かに確かに。だからある種の予約的な話じゃなくて、すごくシンプルなみんながイメージするシェアリングの型に時計マッチ化を当てはめると、
例えば借りたい人がいて、選択できて実際借りましたみたいな。
で月々いくらみたいなパッケージでお金を払うんだけど、そのうちのシステム利用料みたいなものが運営側に入って、
それを差し引いた差し立った料金みたいなものがホストに支払われるみたいな、そういうものが結構一般的なシェアリングの構造的にはあったりしますけど、
そうじゃなくて、借りたい人が借りる前にそもそも運営側からお金が支払われる。
ちょっと構造的にお金の形になるよっていう。
そういう話。
しいや
運営側が一回預かるっていうこともちょっとあって。
確かに確かに。
普通マッチングしたい時点で例えばホスト側がユーザーに対して、
その商品を送るとかにも例えばね。
そしたら分かるんですよ。
でも運営が一回お金、その何ですかね、時計を預かっちゃう時点で、
ちょっと試合後としては何か微妙だなっていうのは思いますけどね。
ロコタビ
確かにそうですね。
しいや
これを預託ビジネスといえば預託ビジネスなんですけども、
特に株とか債券とかそういうのではよくあるんですよ。
預託ビジネスっていうのは。
株って株を証券会社に預けてるので、自分のもので。
そこでちょっと募集が入るみたいな、そういうのを預託ビジネスとかっていうパターンはあるんですけど。
あんまり物重いやつで預託ビジネスって、
過去いろいろ詐欺事件とかいっぱいあるんですよ、預託ビジネスでは。
あるんで、たぶん探せばいっぱいあるんですけど。
シェア後サービスで預託ビジネスってないことはないんですけど、ちょっと微妙だなというのは思っていて。
調べてみたら、消費者委員会本会議っていう、過去内閣の消費者委員会の事務局が預託ビジネス問題に関しての会合が、会議みたいなのがあった議事録が見つかったんですね。
そこにシェアリングエコノミー協会の人が呼ばれて、シェアリングエコノミーのことについて話すみたいな、そういう議事録があるんですけど。
だから結構預託ビジネスとシェアリングエコノミーがどう関係するのかみたいなことを預託ビジネス問題について絡めて、会議の中で話すみたいなことをやってるんです。
その当時から、これ2019年かなこの会議らしいんですけど、当時から預託ビジネスに関しての一定のリスクがあることは何となく、ある程度の人たちの中では当たられてる話だったんですよね、どうもね。
ロコタビ
そうなんだ。そう考えると確かに時計マッチの構造はちょっとひな臭さみたいなものが感じられずにはいられないですね。
しいや
そうなんですよ。今回何が一番問題だったかというと、預かった時計が入ってこないっていうのが一番大問題。
ロコタビ
大問題でしょ、これ。
しいや
本来は預からないでマッチングした段階で送るとか、一旦上に送るんでもいいんですけど、マッチングした段階で上に送られて、運営が例えば品質チェックをした上でユーゼラに送るとかね。
ロコタビ
そうですね。
しいや
そういうのだとよかったんですけど、まだマッチングしてないにも関わらず運営が預かっちゃうっていうことがちょっと問題で、しかも会社が解散した後で、その預けた時計が帰ってこないみたいな。
ロコタビ
はい。
しいや
ものっていうのは、そもそもちょっとやろうとしてることに問題があったんじゃないかなっていうのは思っていて、そこが意図的にもしやってるんであれば詐欺だし。
意図的にやってない。
シェアリングエコノミーと預託ビジネス
ロコタビ
意図的にやってなかったとしてもミスだし。
しいや
意図的にやってないんだったら、多分運営者がはっきり言ってバカなんですよね、考えが浅い考えでシェアエコビジネスやってるのか分かんないですけど、このビジネスやってたとしか思えないぐらい、ちょっと考えてなさすぎの事業運営の仕方をしてるなっていうふうに思える。
でも、それが本当に考えてなかったらちょっとやばいんですけど、すごい考えられていたら詐欺って話になっちゃうけど。
なるほどね。だからそういった意味では、ユタクビジネス的な話があったけれども、3つ目のシェアエコ中心問題みたいな。
ロコタビ
はいはいはい。
しいや
どういった問題になっていくんですか。
ロコタビ
そうですね。
しいや
これもあんまり馴染みがないですけど。
これはちょっと僕の考え方なんで、なかなか一般的にどっかにある話ではないんですけど、最後はシェアエコサービスに関して全般の話になっちゃうんですけど、シェアリングエコノミーの中で何に価値があるかとか、何が取引の中心に置かれてるかっていうのによって、シェアエコサービスのリスクって変わるんですよ、大きく。
ロコタビ
はいはい。
しいや
結構一番大きなリスクとしてよく取り上げられたりするのが、ベビーシッターサービス。
ロコタビ
はいはいはい。
しいや
ベビーシッターサービスって、シェアエコサービスの中心に置かれるのは子どもなんですよ。
なるほど。
子どもをベビーシッターに見てもらうっていうサービスなので、親が利用者というかお金を払うじゃないですか。
利用者ですね。
利用者がベビーシッターなんですよ。
はい。
通常であれば、例えばのこたびもそうなんですけど、サービスを申し込む人が利用するんですね。
ロコタビ
確かに。
しいや
だから一対一の関係性なんですよ。ホストとユーザーが一対一なんですよ。
確かに。
ベビーシッターサービスって、ホストとユーザー以外のものが中心に存在するんですよ。
ロコタビ
確かに。面白い。
しいや
ホストと中心に何が置かれてるかによって、結構リスクの度合いが変わってくるみたいな。
でも一対一であれば、依頼する人自体が自分で責任を持って利用する。
ロコタビ
リスクエッジでいきますもんね。
しいや
リスクエッジはユーザー側がどう判断するか。適当に使っちゃったり、ユーザーがもちろんリスクを負うわけなんで。
そこはユーザーもちゃんと慎重に考えて利用するって形になると思うんですけど。
それはもちろんリスクっていうのは常にあるんですけど、リスクを分からない存在が相手に入っちゃうみたいなことが社役サービスではたまにあるんですよ。
例えば犬をお散歩するとかね。
自分の犬を例えば一時的に他人の家に預けて、ホテルみたいなやつですかね。
ペットマッチングのホテルサービスみたいなのとかは、利用する人と犬を見てもらう人と間に犬が存在するんですよ。
犬自体は自分でリスクを取れないので、敵に追えないですけど、そういうものが中心に来てしまうサービスっていうのはやっぱり結構リスクが高まってしまう。
高いですね。
今回は時計っていうものが間に入ってて、もちろんBBCTサービスに比べたら、まだ最悪時計壊れたところで。
ロコタビ
子供が亡くなったとかそういう話とか。
しいや
犬がちょっと逃げちゃうとか。
やっぱり個人と一体とはちょっと違うような要素が間に入るみたいなところで、時計マッチみたいなサービスが一定の試合のサービスとしてはリスクがあるなと思っていて。
そういう意味で今回いろんな部分でのリスクが結構網羅されてる話だなというふうに思っていて。
シェアエコサービスのリスク
しいや
例えばそういうサービスをもしやるんであれば、そういうリスクをむちゃくちゃ理解した上でやりに行かないと結構大きな問題になる可能性が高いんですよ。
だから今回の運営者の方がそこを分かってやりに行ってるんであれば、今回こういうことが起こる前に対応できることがいっぱいあったような気がする。
例えばテレビCM撃たないとかね。テレビCM撃つって結構よっぽどなんで、相当自信がないとできないと思うんですよ。
ってなると結論としては詐欺っぽいなっていうふうに見えちゃうんですよね。
ロコタビ
確かに今これまでちょっと出た試合後のハードサイド問題の考慮だったりとか、もろもろ探っていくという。
しいや
彼の周り的にこれってシェアリングっていうよりもどちらかというとヨタクビジネスの扱いだねって。
ロコタビ
そうヨタクビジネスで詐欺としてヨタクビジネスをやって、試合後の評価に入って認証もらうみたいな。
しいや
試合後という見え方みたいな。
証人を受けたっていう箱をつけた上でテレビCMを撃つに行って、ユーザー大量に集めて。
テレビCMをユーザー集めるっていう目的じゃなくて、逆にホスト集める目的でやったっていう可能性もあるとすると。
ロコタビ
そうですね。信用みたいなものだったりとか、CM撃ってますよだったりとか認知拡大も含めて。
しいや
今回なんか時計マッチの問題で結構SNSとか見てるって思うんですけど、
騒いでる人ってホスト側しかいないんですよほとんど。
ロコタビ
確かに。
しいや
ホストの人しか見ないですよ。
ロコタビ
入ってこないとか。
しいや
そもそもユーザーいたのか。
なるほどね。面白い。
だから。
ロコタビ
貸してたのかみたいな。
しいや
ホストがこんなにいるんだって意味で言うと、ハードサイド問題解決してるんですよ今回。
ロコタビ
一発目のハードサイドOK。
しいや
ハードサイドの問題を解決しに行くやり方がエグかったっていうだけの。
ロコタビ
ちょっと突っ走りすぎたみたいな。
しいや
突っ走りすぎたというより、わざとやりに行ってというか、ハードサイド問題こういうやり方で解決しに行くっていうのは、ちょっと意図的にやりに行ったんじゃないかなっていう気がする。
ハードサイドってむちゃくちゃ難しいので、普通に考えたら集まらないですよ。
この預託ビジネスというやり方をすると、ホストが集まるみたいな。
そりゃお金をかけたら集まるでしょって感じなんです。
だって時計預けたら月何万円もらえますみたいな話になってて。
ちょっとホスト側としてはおいしいふうに見えちゃうんだと思うんですよ。
大量にホストの時計を集めてバックレるみたいなことができちゃうという。
普通の運営者ならそんなこと考えないですけど。
ロコタビ
でも事実起きたわけですからね。
しいや
狙いに行ってる可能性はちょっとあるなと思っていて。
そもそも社費サービスなのかという判断もあるし、最初から預託ビジネスとして。
ロコタビ
やってた可能性もあるよね。
しいや
やってた可能性もないかもしれないなとはちょっと思ったりとか。
ロコタビ
ちょっとそう疑われてもおかしくない事象が起きてるっていうところで。
結構意図してる部分もあるのではないかと。
預託ビジネスの問題点
しいや
実際僕もこのサービス初めて知ったんでわからないですけど。
ただそれにしても社会エコサービスをやる運営者側としてはやってることがあまりにもレベルが低いので。
ちょっとこのレベルでこういうサービスを運営するのはどうなのかなと思っちゃうんですよね。
そのやり方でそもそもワークしてたのかっていう意味で言うと怪しいなと思ってて。
そもそも社会エコサービスとしてワークしてなかったんじゃないかなって思うと、
なんか違う目的を考えざるを得ないかなみたいな。
ロコタビ
確かに。
しいや
思ってるので。
ただちょっとこういうやり方があるんだなって僕も初めて。
預託ビジネスをやることによってハードサイドを集める方法があるんだなっていうのはちょっと思いましたね。
こんだけ被害者がいるってことはそれだけハードサイド集められてるってことなわけじゃないですか。
結構やっぱ大変なんだハードサイド集めるって。
そこはちょっとやり方はちょっとこのやり方がいいかどうかわかんないですけど、参考にはなるなという感じです。
今後似たような形式のモデルを作ろうって思った時に考える一つの材料にはなり得るか。
やり方の一つとしてはあるかなと思ってるし。
ただもしやるにしてもこういうちょっとやばいやり方でやるんじゃなくて、また別のやり方とかでうまく。
例えばヨタクス売りにしても月100円とか1000円とかそんなレベルなんじゃないかな。
ロコタビ
そういうやつですよね。
しいや
あとやった上で保険も入るとかね、普通なら。
預けるってことはリスクがあるので、そういう保険に入って。
プラットフォームでそういう時に保険に入って、もしそれが例えば時計が壊れちゃうとか問題もあるじゃないですか。
その損害賠償を保険で賄うみたいな。
ロコタビ
賄える仕組みを作る。
しいや
仕組みをちゃんと作った上でやるとかっていうのはあるかなって気がするんですけど、何にもなくてただ預かるだけなんでちょっとワイって。
シェアエコサービスの提供方法
しいや
運営者側としても怖いなと思っちゃいます。
預かるというか。
人様の時計を大量に集めて預かるっていうこと自体がちょっと怖いので。
確かにね。
ここはどうなんだろうなってちょっと思いましたけどね。
ロコタビ
いやなんかすごい時計マッチの話から、確かにヨタクビジネス的なものそもそもあるよね、だったりとか。
試合後に難しさみたいなものも改めて感じる今回の一件だったなと思いますね。
シェアエコサービスがここまで話題になるっていうのもあんまりないので。
しいや
そうですね、確かにね。
あんまりいい話題になったのはちょっとあれですけどね。
ロコタビ
はい。
次はいい話題でニュースになってくれるといいなとは思いましたね。
はい。
せっかくなんで最後クマッチどういう感じだったらよかったのかなみたいな最後一言をもらいつつ締められればなと思うんですけど。
しいや
基本的にはプラットフォームに徹するっていうのが王道だと思うんですよ、シェアエコサービスって。
今回運営側がプラットフォーマーじゃなくて提供者側に回っちゃったっていうことが大きな問題で。
確かに。
ユーザーに対して商品を提供するのが時計マッチになっちゃってるんですよ。
それはちょっとシェアエコサービスとしてはいただけないなって気は。
もちろんそういうシェアエコサービスがないわけではないし、やり方もあるんですけども。
もしやるんでればやっぱ運営がリスクを持っちゃうので、やっぱ一定の。
真面目にやってたとしてもね。
なのでそうするとちょっと厳しくなるなって気がするので。
最初からいわゆるプラットフォームビジネス、場の提供っていうシェアエコサービスが本来やるべき価値みたいなところでいうと、
ホストとユーザーをつなげる場所を作るみたいなものがシェアエコサービスの運営側の結構価値提供の場所ではあると思うんですよね。
そういうところにより提出するみたいなことをちゃんと考えてやった方が良かったんじゃないかなとは思いますね。
確かにね。
ロコタビ
本当にプラットフォームに結するっていう方向性だったらまた違った形になっていたかもしれないということで。
ありがとうございます。
改めて試合後に関する質問が広がったなと思います。
結構ちょっと長くなっちゃいましたけど、今日はこんなところでまた来週また違ったお話できればなと思ってます。
しやさん、ありがとうございました。
しいや
ありがとうございました。
28:50

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