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ご当地ソング捜索隊、ここからは本編では放送していない追加の放送という形でお届けしていこうと思います。
今回お届けしたテーマはニュータウンという形でやってみました。
普通だと車返しとかがありますよ、みたいな話をしたんですけど、いっぱいたくさんの人が住んでいる場所というようなところで、
かつ高度経済成長期だとかに、いっぱいたくさん人が住む目的で作られたエリアというのを歌った歌というちょっとニッチな曲を選んでみたりしました。
そんなわけで、今回紹介していない曲が1個ありまして、そこをテーマにしたお話を今回続きはしてみたいと思います。
それがですね、マイホームタウンという浜田翔吾1982年のナンバー、こちらをご紹介したいと思います。
これですね、バンクバンドもカバーしてまして、ミスチル桜井さんがやってるバンドですけども、そこがソシソワイトアルバムの中でカバーしているので、もしかしたらそっちだとかも聞いたことあるかもしれませんね。
この曲がですね、関西の方の希望が丘ニュータウンという場所から出てくる曲なんですね。
この希望が丘ニュータウンを早く出てきたいと、絶望の街だというような結構刺激的な歌い方をしている曲なんですけども、ニュータウンのそれも側面だなというところで、なかなか痺れる曲になってます。
で、こうなんか出てきたいみたいな思い、この場所から去っていきたい、都会に行きたいみたいな思いもあると思います。
特に若い人とかだとね、もっと都会で暮らしたいとか、俺このとこにいる人間じゃねえんだよみたいな思いって、誰しも言い合えたりしたことあるのかなと思いますね。
私もあったかな、どうかな、ぼーっと過ごしてた気もするけど。
状況したい、田舎から出てきたいみたいな作品とか歌とかってのもいっぱいあると思うんですね。
状況物語的な視点ですよね。田舎に何もないからね、人も全然いないし、もっと華やかなとこに行きたいと、あと何だろう、チャンスがいっぱいあるとこに行きたいと、都会で人肌あげるんだと、なんかそんな感じの視点の作品でいっぱいありますよね。
一方で、このニュータウンから出てきたいソング、このマイホームタウンがそうなんで、他にあるかちょっとわかんないけど、ニュータウンから出てきたい原動力ってのが、ちょっと田舎から出てきたい原動力と違うなと思ってて、
田舎から出てきたいみたいな、あるとこに行きたい、物がいっぱいあるとこに行きたい、チャンスがあるとこに行きたい、人肌あげられるとこに行きたいみたいな、前向きな原動力だと思うんですよ。
一方で、ニュータウンって、一応人もいっぱい住んでる場所だし、ちゃんと整備された場所だから、物も一応いろいろあると思うんですよね。スーパーとかも近くにあったりするような場所が多いでしょうから。
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だから、ないから出てきたいっていうのとちょっと違くて、ここが嫌だから出てきたいみたいなテンションなんですよね。
このマイホームタウンでも、同じような服を着て、同じような夢を見て、瞳の中、少しずつ死を運び込むような仕事に追われてる、みたいな、ちょっとすごい、何だろう、
画一的な環境で、ずっと同じ、何だろう、地続きな環境にいるのが嫌だ、みたいな感じなことを歌ってたりするんですよね。
なんか、これが独特だなと思いますね。ニュータウンという場所を表す上で、何かある場所に行きたいともまた違って、この独特の環境の閉塞感から逃げ出したいんだというような歌い方なんで、
それがこの歌われた80年代とか、そのぐらいの時期に、もしかしたらニュータウンとかですごいあった空気を表した一端なのかなと思うと、時代に思いを馳せられるなというので、非常に興味深いなという感じで聴ける曲ですね。
僕がそのニュータウンに住んで、小中高と住んでたんですよね。その時どうだったかなと思うと、何とも思ってなかったかなと思うんだけど、ニュータウンエリア内とか本当にあんまり何もないんですよ、スーパーがあるぐらいで、あと住宅がバーってあって、学校があって、公園があって、みたいなとこだったんですよね。
小中学生なんてね、学校行って部活やって、帰ってきて友達と遊んでみたいな感じだから、何にも思ってなかったし、高校になっちゃえば隣町の隣の市の高校行ったりするから、ずっとニュータウンにいる時間の方がどんどんなくなったんで、そういう意味では閉塞感を特に感じるものもなかったかなとは思うけども、
そうは言ってもね、ある程度は何だろう、周りともつながってる場所だったりしたから、そういう風にあんまり強く閉塞感を感じなかったのかな、なんかその立地とかにもよるかもしれないですけど、そういうニュータウンが持つ閉塞感みたいなのってあるんだなというとこです。
ニュータウンが住宅と学校と機能が絞られてて閉じた空間だとした時に、やっぱり会う人とかが限られる、それによって感じる閉塞感とかもしかしたらあるのかもしれないんですよね。
思い返すと確かに僕がちっちゃい頃、小中学生の時とかに、本当に友達とか友達のお父さんお母さんとか学校の先生とかぐらいしか人間関係ってなくて、働いてる大人の人とかと触れ合うってなかったんですよね。
それが寂しいとかなんとも思ってなかったし、今思うと良くなかったなって思ってるわけでも全然ないんですけども、
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親になってみて思うのは、子供にいろんな大人の人とかいろんな人と知り合う機会とかあげられたらいいなっていうふうに思うようになったので、そういう意味では会う人が閉じられるみたいなところの閉塞感っていうのも可能性としてもしかしたらあるのかなというふうなことを巡らせたりしましたね。
というのも府中がですね、市民共同とか結構盛んじゃないですか。だからいろんな人がいろんな活動してたりして、ラジオ府中津でもいろんな人が面白い人がいらっしゃいますけども、そういう人と知り合って、そういうのが男に子供も一緒に行けたりして、子供の刺激だとか楽しいものを見つけてくれるきっかけになったりしたらいいなというふうな思いもあったりして、そういう意味で府中はすごい楽しい場所だなと思ってたりするので、
ちょっと僕のこれからの話になるけど、そういう意味でいろんな人と関わったりするということで、いろんな人と知り合ったりするということで、また世界が広がって、同じ場所だとしずっと同じ場所にいるとしても知り合う人だとかいろんなキャラクターの人がいる場所にあることで、接点があることでこう変わっていくものみたいのもあるのかなみたいなことをずっと同じ場所に住むっていうふうなことに思いを巡らせた時に思ったことです。
はい、なんかちょっとあんまりまとまりがいい話になっちゃったけど大丈夫かな。オプションだからいいかなというところで、こんな感じで今日お話しさせていただきました。
本編で紹介してないマイホームタウン以外にもニュータウンにまつわる曲をSpotifyの方で一緒に配信しておきたいと思いますので、ぜひぜひ聴いてみてください。
そんなわけでまたお会いいたしましょう。バイバイ。