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お晩です。この配信は、日本のどこかの都市を描いた歌と、その歌にまつわる場所・エピソードの話なんかをお届けしていく配信です。
お相手はMCは、ワタンドです。よろしくお願いします。
そんなわけで、今回お届けする曲は、グレーの「永遠を名乗る一秒」という曲です。
この歌に出てくる場所は、北海道札幌市の大通公園周辺の様子というところでございます。
というのも、この歌自体が2020年の札幌ホワイトイルミネーションのテーマソングになっていた曲です。
この札幌ホワイトイルミネーションは、札幌市内の大通公園ですとか、駅前通り、南一条通りなど、本当に都心部のイルミネーションのことです。
そこを歌でも彩っていこうという形で、北海道函館出身のグレーに白葉の矢が立ってお届けされた曲というところですね。
グレーといえば、やっぱり真っ白い雪が似合うところがありますからね。素晴らしいチョイスだなという感じで、熱い曲にもなっています。
このイルミネーションの曲というところは、やっぱり夜の光が包み込む中で、ちょっとデートなのか、仕事帰りなのか、友達とワイワイ見に行くなのか、いろんなシチュエーションがあるかなと思いますが、
結構この曲のように、スローバラードな感じがよく似合うなというふうにも思います。
やっぱり札幌のイルミネーションというのがこの歌の特徴で、いわゆる都市の都会のイルミネーションの中でもちょっとやっぱり違うと思うんですよね。
それこそ東京のイルミネーション、六本木、原宿、新宿、あらゆる街でイルミネーションが展開されていると思うんですけれども、
ビルとイルミネーションとか、ちょっと並木通りとイルミネーションみたいな感じが多いかなと思うんですね。
木に貼り付けられているとか、ビルの壁面が装飾されているみたいな感じで、ある程度暗い街中をいかに照らすかみたいなところなのかなと思います。
はたまた華やかなお店の周りのイルミネーションなんかもあると思うので、店舗の中と外とコントラストで光を見せるなんてところもあるのかなと思います。
一方で札幌のイルミネーションってなると、やっぱりいかに雪と相互に演出しちゃうかっていうところだと思うんですよ。
雪はやっぱり光を反射するっていうところもありますから、イルミネーションの光が何倍にも鮮やかになるなというふうにも思いますし、
暗闇に入る光というのも違って、白いキャンパスに灯すというところで色使いなんかも違うなという印象を僕は持っています。
光っていうのは昔から人間が大好きだったナイトコンテンツですね。
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夜になると面白みが何もないし、楽しむものがないもんですから、本当に昔の人は星空だけを見て、夜寝るか星を見るかみたいな過ごし方だったのかなと思うんですよ。
はたまた少し気づいて見つけるようになったらホタルなんかもあったのかなと思います。
ちょっと工業化が進んでいくと街の夜景とか高いところから見るなんてのも文明化された以降は定番の夜のコンテンツだったのかなというふうにも思います。
そういう連綿と光が夜の唯一の楽しみだった時代からずっと今でも変わらず代表的なコンテンツかなというふうにも思いますので、
こういうイルミネーションというのは変わらず楽しめる夜のものとしては特別な位置づけだなというふうに僕は思うんですね。
なんでしょうね。光を見るとぼーっと見つめたくなるとか、ちょっと心がぼーっと浮かれちゃうような気持ちってありませんかね。
火を見て思うような、ずっと火を見つめていられるにちょっと近いなというふうにも思うんですよ。
人間はそのまばやく照らされる何かに対して心が盗まれてしまうというか、魂が抜けてそれに見とれてしまうみたいなところがあるのかなというふうに思って、
なんかちょっとロマンを感じるなというふうにも思います。
イルミネーションの形っていうのもね、技術の進化でイルミネーションって呼んでいいのかわからないですけども、
プロジェクションマッピングなんてのも出てきたりもしましたし、建物自体を照らすというよりも空を照らすみたいな形でレーザービームみたいな光もありますし、
またまたドローンで人工花火みたいなのを見せたりとか、空に光を映して映像的に見せるなんていう技術も、
本当にここ数年でいろんなパターンが出てきたかなというふうにも思います。
いかに夜光で見せるというのはね、本当に永遠のテーマでこれからどんなに技術が進化しても、
夜光で見せるというところは変わらず、その中でいかに進化していくかというところが出てくるんだろうなというふうにも思いますので楽しみですね。
雪の中で見せる光というのもね、ますますちょっともしかしたらパワーアップしてくるかもしれません。
そんなところで雪だとか光だとか、そして夜、こんなところを掛け算してみて楽しんでみてくれればと思います。
グレイ。永遠を名乗る一秒。