2023-07-14 32:16

travel.52「サンセバスチャン」理想のお客様に囲まれる方法。山口純子さん

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世界一の美食の街で、ツアーアレンジなど…
00:12
ライフトラベラーズカフェ
ライフトラベラーズカフェへようこそ。マツダミヒロです。
ワカナです。
さて、今回もサンセバスチャンからです。
はい。
旧市街の中に300軒とバルがあるんですけど、
バルっていうのは、ピンチョスっていうの?
うん。
なんて説明すればいいんだろう?ピンチョス。
カパスっていう?
小皿料理。
もしかしたら、日本にいる場合は想像しやすい気がする。
私も最初、ピンチョスよりカパスは、なんとなく小さい料理。
酒に合うような小さい料理って思ってたけど。
ピンチョスがいっぱい並んでるバルがたくさんあるんだけども、
大抵、いくらぐらいかな?3ユーロぐらいかな?2ユーロとか3ユーロ。
2、300円で食べて、それだけと、あとお酒がいっぱい飲んで、
それだけで出てきても、文句を言われない。
だから、日本だと、もっと食べてってくださいって言われる。そうだけど。
言わないけど、食べてかなきゃいけない気持ちになるよね。
で、そういうお店がいっぱいあって、
その中でどこのバルが好きかっていう話をしたいと思うんだけど、
岡野さんはどこですか?
ピンチョス自体はどこも好き。
ピンチョスっていうのは、タパスって言った方が分かりやすいからそういうふうに言ったけど、
でも本来ピンチョスとタパスは全然違うんだね。
ピンチョスはもっと芸術的にクリエイティブな作品なんだ。
だから、本当にお店によっては、見た目もすごい綺麗でしょ?
これとこれ組み合わせるの、本当に驚きがあったり、美味しさがあるんだけど、
だからピンチョスはどこも好きなんだけど、
お店で言ったらね、チーズケーキが有名なお店があるんですよ。
サンセバッチャン、チーズケーキで調べたら出てくる。
出てくるし、たぶんテレビとかにもしかしたら載ってるかもしれないんだけど、
でもそこのチーズケーキ美味しいんだけど、
基本あんまりそんなにたくさん食べれないからチーズケーキは。
そこのチーズケーキっていうよりも、そこで働いてる、
あのね、なんていうのある?つぶ人。
チャコリとかがいいんだよ。高いところからつぶ人。
チャコリっていうのはお酒のことね。
とかをついだり、なんかこう、接客を主にしてくれる人がいるんですけど、
その人が好き。
え?
じゃあ、バルなんだけど、バルで働いてる人が好きってことですね。
03:03
それはどんなとこが好きなの?
えー、なんかね、何度もそこのお店に行ってるんだけど、大混雑なの。
すごい混んでるよね。
もうね、何だろう、ギリギリ立ってるのが。
入れないぐらい?
そう。もうそれで大変っていうぐらい混んでて、
どんどんどんどんお客さんも、並んでやるっていうシステムではなくて、
もちろんでも順番は暗黙の間にあって、
なんだけど、並ぶわけでもないじゃない。
でも、どのお客さんがまず先に来て、
注文を待ってるかっていうのを全部把握して、
さらにお客さんの注文を全部聞いて、メモするわけでもなく、
全部頭に入れて、それをサーブし、飲み物を作り、
そして会計をするわけ。
それを同時に、多分10客以上やってる。
驚異的じゃない?
すごいよね。
で、その、何て言うかな、忙しくて大変そうにやってないんだよね。
楽しそうにやってない。
これがすごいと思うわ。
行くといつも、はい、友達って言われる。
日本語でね。
はい、友達って言ってくれるんだけど、
でも見てて、どのお客さんに対してもとてもいい笑顔を向けていたり、
楽しそうに働いてて、
生き生きとした活気のある、テキパキとした働きぶりに、もうね、続行。
みんな惚れるよね。
大好き。
みんな、連れてくるとみんなかっこいいって思うね。
だってあの人のことを目当てに言っちゃうから。
言ってるわけでしょ。
そこのチーズケーキも美味しいんだけど、
この人がすごいからって言うから、みんな見ちゃうね。
そうだ、確かにみんなあそこね、チーズケーキ食べに行くんだけど、
チーズケーキ以外もすごく美味しいんだよね。
そう。
チーズケーキだけだともったいないな。
もったいない、もったいない。
あそこのバルはいいバルだね。
はい。
はい、みひは?
僕はですね、世界中どこに行っても食べるものがあるんですよ。
お寿司です。
はい。
なのでサンセバスチャンにもお寿司屋さんがあるんですよ。
はい、バル街にね。
バル街に、そこが好きだな。
要はどこ行っても寿司ってことだよね。
そうなんだけど、
でも、そういうピンチオスとか、生ハムとかさ、いかのフリットとかさ、いっぱいある中に寿司があるってすごくない?
すごいよね。しかも立ち食い寿司みたいな感じであるの。
で、安いの。
安いね。
美味しいの、それ。
ペンタンも美味しいしね。
うん、びっくりだよ。
コストパフォーマンスはね、クオリティが高くてコストパフォーマンスが高いのは本当、なんか世界でベスト3に入るくらいかなと思ってて、お寿司はね。
06:03
毎日行くもんね。
毎日行く。
ピンチオスの合間に必ずお寿司食べれるよね。
最初か、合間か、最後か。
なので、そこのお寿司と味噌汁が好きです。
はい。そこのラーメンも好きです。
美味しいよね。
だからなんか、洋食って言ったら変だな。
スペイン料理をたくさん食べるけど、日本人の人が行ってもちょっと安心できる店もあるっていうのが良いですね。
良いね。
はい。
今日も引き続き、じゅんこさんのお話なんですけど、
若永さん、じゅんこさんに興味があるっていう、大好きになってるポイントがあるっていう話をしていて、今日はそれを聞いてみようっていう。
何でもね、私人に興味持っちゃうから、そこから入っちゃうんだけど。
はい。でもそれを聞くと、このじゅんこさんの魅力がさらにみんなもわかるんじゃないかなと。
だと嬉しいですね。
かつ、人との付き合い方とか、人間関係とかのヒントもたくさんあるんじゃないかなと思います。
ということで、じゅんこさんに聞いていきたいと思います。
じゅんこさんにすごく興味がある。
そのポイントはたくさんあるんですけど、まず一つは、去年ね、いろいろと一緒に素晴らしいレストランとかバルとかを回らせていただいたときに、
たくさんいろんなシェフの方たちと、とても深い信頼で結ばれているかつながっている感じがすごいなと思って。
で、と同時にサンセバスチャンの方っていうのは、簡単に心を開かないっていう話を伺って、
やっぱりすごく仲良くなるまでとても時間もかかるっていうような方たちなのにもかかわらず、
そこまで信頼感を築ける人ってすごいなっていうところが一つあって、
その辺を大事にしていることとか、そういったことをもう一度改めて聞いてみたいなって思う。
そうですね。この仕事をもう10年ぐらいやっていて、結局あなたの仕事は何って言ったら、レストランに行ってご飯を食べる。
それだけじゃないですか。それでジンコさんと行って楽しいとか、サプライズがあって楽しいというか、結局それが基本行動でしょ。
で、難しいレストランの席とかも取れるって言ったら、それはジンコさんすごいって思われちゃうじゃないですか。
でも最近分析してるんですけど、取れない店の予約が取れるのは私がすごいんじゃなくて、
今まで来てくれたうちのお客さんがすごかったんです。今まで来てくれた10年間、いろんな人が来て、いろんなレストラン、いいお店に行ってごすすになるじゃないですか。
09:12
誰一人としてドタキャンをするとか、シェフが不愉快な思いをするようなことを言うとか、問題を起こすとか一件もないんですよ。
特にドタキャンは全くないんですね。やっぱりだからこっちに来るということは、お店に対するすごいリスペクトがあって、
それをやってくれる一つ一つの積み重ねが、純ちゃんのお客さんだからもう無理してでも入れてあげようか、と。
一昨日もそうやってカップルを入れてくれたお店があるんですけど、やっぱりその方たちもすごい気持ちいいんですよ。
礼儀も正しいし、ちゃんと英語がペラペラじゃなくてもコミュニケーションしようとするし、
これじゃないとダメだ、みたいなのとかがなくて、すごくリラックスして言ってくださるので、やっぱり来てくれてよかったなとお店の人も思うし、
行った人もやっぱり行ってよかったなっていう両思いみたいなのがあって、それを私は繋いでるだけみたいな。
今までドタキャンが一度もないっていうのは、やっぱり日本のレストランをやってる人には本当に羨ましいって思われると思います。
結局すぐ行かないとかね、あと2つ予約しといて1個落とすとかそういうことするんですけど、私はそれは絶対にやらないし、
やってほしくないってみんなにも言ってますし、自分の生活でもこのコーディネーションとかガイドとか、
結局自分一人で働いてるわけじゃないですか。スケジュールでどう入れるかがポイントじゃないですか。
同じ時に重なっちゃう時もやっぱりあったりするんですけど、それに関しては1つもすごい決めていることがありまして、全部先着順なんですよ。
なるほど、シンプル。
そう、そうしないとこっちの方がお金になるとか、こっちの方が関わりがあるとか言って変えてると、やっぱり不愉快になる方も出てきてしまうので、
申し訳ないですけど、この日はもう取られててって言って、例外はその取ってた、このお客さん取ってた日付がずれる時ってあるじゃないですか。前倒しとか。
その時はもうご理解していただいたりとか、あとどうしても来て、やりたい時にやりたいっていうか、そういう時があったら、
だいたい似たような人とかと紹介しちゃうとか、みんなで一緒にするとか、で、みんなで一緒にやると、なんかまたFacebookでつながって仲良くなってたりとかもするので、
みんななんか似てる感じのあれがあるから、外説明をして、こういうことがありますけど一緒でもいいですか、一人なのでって言ったら、
ああ全然来てくださいってみんなよく言っちゃう。なんかみんなそんな感じなんですよ。でもそれが今までの人生で、約束は先着順というのをもう高校生の時からやってたんですよ。
12:01
へー、なるほど。
他のスケジュール帳ね、毎日いつもいっぱいだったんですよ。学校行った時も。それもやっぱり、例えば、昔合コンとか行くじゃないですか、こっちの合コンの方が楽しそうだと思うじゃないですか。
これは失敗したなと思っても、最初に約束した方とかをやらないと、やっぱり結局誘ってもらえなくなるので、それをずっとやってきたから、多分皆さんが今でもやってくれるのかな。
本当に大切にされていることって、とても基本的、人として、人の礼儀としてというかわからないけど、とても基本的でシンプルなことなんですよね。それを徹底してされているっていう。
そうなんですかね、やっぱり。やっぱり無理しても変えられないことは変えられないので、一応努力はしてみるんですけど、これをもうちょっとずらしたらとか、
その時にはお客様に相談をしたりとか、だいたい皆さん常連さんだったりとか、やっぱり今日頃のある見知れている方たちばかりなので。
いいお客様が多いっていう話なんですけど、なぜいいお客さんばっかり来ると思います?
どうなんでしょうね。
なんか理由がありそうな気がする。
なんかね、面白い方がどんどん集まってくるんですよ。一人来るじゃないですか。いやー楽しかったねーって言うと、いやー楽しかったからまた来るよって言って、また違う人と来て、それがイモズル方式っていう。
クルーズとか旅行にしても初めて体験する場所とかことって、最初に誰と一緒に行くかってすごく重要だと思うんですよ。
知っている人、その土地とかその体験に出設している人が、どんな人かっていうのがすごく重要だと思っていて、その人がいかにそのこと、街だったり体験を心から大好きで楽しんでいて、その楽しさとかをみんなで分かち合いたいと思っているかによって、やっぱり初めて来た人の体験って全然違うものになると思っていて。
純子さんは、それはそのまま体験されているから、いらっしゃった人が本当に濁りなく思い切り楽しめて大好きになるんだと思います。
僕が今話を聞いて感じたのは、サンセバスチャンの楽しみ方の一つは、一人よりも友達と来た方が楽しいってことは、分かち合える人たちと来ると楽しいっていうことで、それがあった時に次誰かと来ようと思ったら、その人が最も分かち合いたい人と来ると思うんだよね。
なので大切な人が来るわけじゃん。ってことは、その紹介された人にも礼儀を尽くすじゃないけど、いい関係だからいい人だけ集まっていくんだろうね。
15:11
確かに確かに。
そことつながっててさ、2番目のポイントがあった。純子さんの興味。
興味というより大好きな理由ね。よく空港とかに移動するときに、私たちの友人も含めてタクシーの手配をお願いするじゃないですか。
その手配していただいたタクシーが本当にどのタクシーも素晴らしいんですよ。
素晴らしいって何が素晴らしいかっていうと、車も美しいっていうのもあるんですけど、運転テクニックだけじゃなくて、気配りであったり、
なんかそのドライバーさんのあり方っていうのかな、姿勢っていうかもうかもし出すものってあるじゃないですか。
なんかそれがね、どの方も本当に信頼できちゃうっていうか安心できる方々で、
やっぱ海外でタクシーに乗るって結構たくさん体験はしてるんですけど、やっぱりすごくドキドキすることが多くて、
そういった中でこんなにもたくさんの素晴らしいドライバーさんがいるタクシーの方を紹介してくださると、
そのつながってるっていうことは、やっぱり純子さんがすごいからなんだと思うんですよ。
そこで毎回私タクシーで感動してて、いつも純子さんの話を出しちゃうぐらい、
もう純子さんのことがパッて浮かんでくる。
それは純子さんのあり方っていうか生き方とかが、そういった方たちとのご縁を引き寄せてるっていうかね、
つながっていく理由なのかなと思って、そこも大好きな理由。
なるほどね。
もうやっぱりタクシーの人生は結構気にしてて、お店もそうなんですけど、結局小さい空間にいるので、
ちょっと運転ができたりとか、語学ができてもダメなんですよね。
結局やっぱり運転手っていう仕事はやっぱりちょっとちらっと見て、
気分が悪そうだなとか、カーブはゆっくりやろうか、そういうことができる人を常に観察していて、
頼まれてもないのにスカウトしてるんですよ。
それは、だってね、私めちゃくちゃ感動したのが、あるビルバオという空港からサンセバスチャンに来る道って、
山道があるじゃないですか、結構カーブも多いじゃないですか。
で、そのカーブをね、向かいから車が来てなかったからだと思うんだけど、
線をまたいであんまり曲がらないように、カーブに弱ないように、
真っ直ぐに行ってくれたの。
その時、そういう運転する方ってやっぱりね、ものすごく心遣いされる方だから、
そんな人がここにもいらっしゃってっていうのを見た時に、やっぱりじゅんこさんすごいって思った。
18:03
いやいや、私がすごいじゃない。
でもその報告は、私はいいことも悪いことも気づいたお客様のフィードバックをするようにしていて、
それはやっぱりその会社の人の励みにもなるし、
悪い時にもやっぱり言ってあげた方がいいのかなと思うけれども、
悪いことって言われるとちょっと気分が悪かったりするので、
できればその人避けてほしいなみたいなことを言ってると、
あ、じゅんちゃんこの人あんまり好きじゃないのかなって思うから、
会社する人も分かってくるから、このじゅんちゃんのお客さんにはこっちとか、
やっぱりすごい安心する運転手さんが当たると私が行けなくて、
本当に心から彼が行くんだったらもう大丈夫って思ったりとか、
ちょっと面倒くさい奥様みたいなのが来ても、
彼だったらちゃんとドアを開けてくれたりとか、礼儀正しいから大丈夫とか、
あと一人ぼっちで旅行されている方には、
すごい素敵なおじさまが迎えに来て、超テンション上がったりとか。
そういうのあるよね。
あったあった。
あるよね、やっぱり。
こんな良い車でこんな素敵なおじさまと一緒に空港に行けるなんて。
すいません前に乗ってもいいですかって言われました。
彼女前に乗って帰りました。
写真も隣で作って。
でもやっぱり良い会社で長く付き合うことが大事かなと。
長く付き合う。
値段とかが30ユーロとか40ユーロとか100ユーロが差があったとしても、
値段で私一番できないのが、
比較ドットコムみたいなのを比較して、ちょっと安いからではなく、
やっぱりいつも使っているところとか。
やっぱりそこが信頼だよね。
そうだね。
やっぱり結局飛行機とかのチケットとかも、
ちゃんと航空会社でずっと買っていた方が安心するっていうのもあるし、
旅行代理店の人で私を雇ってくれている人のところのお客さんが
次は直接雇いたいなと思っても、
やっぱりちゃんと通した方がいいんじゃないですかね、
みたいなことを言うと、
うちのお客さんはみんなその通りだっていう人もいっぱいいるし、
もちろんそうするっていう人もいるので、
なんかちょっと直接やった方が安いからとか、
そういう人は本当に今まで会ったことがないかもしれない。
すごいね。
信頼でつながり合っていくとそういう、なんだろう。
レストランとかはやっぱりお仕事柄、
やっぱり信頼関係大事にシェフの方やレストランの方とって思われると思うんだけど、
それ以外のところにも、
信頼っていうのはキーワードになっているから、
こんなに全てにおいてサンセバスチャンで安心して、
なんか滞在ができるんだっていうのがすごく理解できた。
21:04
いい話だったね。
いやー、いい話でした。
はい。
そんな中で三浦くんは?
僕はね、今日もいろいろあったんだけど、
お客様と、お客様に限らずなんだけども、
長く付き合うことが大事っていうところで、
そのなんか値段が安いと、
じゃあこっちに浮気しちゃおうかなとか、
そっちに頼んじゃおうかなと思うけど、
そういうことは関係なくて、
その人といかに長く関係性を作っていくか。
これは人生をよりよく生きていくコツでもあり、
商売のコツでもあるんだと。
なるほどね。
商売のコツでもあるわけね。
あるある。
だって、例えばね、
なんか仕入れだとして、
ある会社が、うちはもっと安く仕入れ提供できますんで
帰ってくれませんかって言ったら、
帰る場合が多いでしょ。
でもそうすると、長い付き合いはないじゃん。
また安いところが出てきて、そっちに帰る。
でも長い付き合いをしていくと、
いざという時に助けてくれたりとか、
お金じゃない関係を築けると思うんだよね。
みひも今までそういう体験があったの?
体験は、そういう体験…
若い時は失敗体験いっぱいあったけど、
これが分かってきてからは、
助けられたことがいっぱいあった。
なるほどね。
お金も大事ではあるんだけど、
お金よりも最も大事にしたいものは何かっていうことを
考えて、お客様とだったり、取引先とだったり、
もしくは友達とだったり、
付き合ってみるといいかなと思った。
大事だね。
あかなさんは?
私は最初の体験を誰と一緒にするかっていうところが
大事だなと思ってて。
最初の体験?
そうそう。初めての場所とか、初めてのこととか、
そのことをどんな人と一緒に体験するかっていうことが、
その後のそこでの受け取れる豊かさや喜びが変わってくるっていうことを
ひしひしと感じていて、
でもそれはさ、最初の体験だけじゃなくても言えることで、
誰と一緒にいるかで見える世界が違うでしょ?
同じ街とか、同じ一つの体験でも、
そこにはいっぱいレイヤーが重なってて、
24:02
そのどこのレイヤーに自分がポンと最初に足をつけるかで、
見える世界が全然違うから、
いかに楽しそうに楽しく大好きなその子と人と一緒にいるか、
行くかということで、最初に足を下ろす場所が変わってくる。
そうすると見える美しさも楽しさも、体験できる楽しさも喜びも、
全然違うものになるから、やっぱりそこはすごく大切だし、
自分自身もそういう人でありたいと思うし、
なんか改めてそこはすごく感じたかなって。
誰と行くかで過ごし方も変わるし、見えてくる部分も変わってくる。
そう、だから例えばさ、なんていうの?
もしじゅんこさんみたいなお仕事をされてる人だとして、
そしたら、もちろん来てくださったお客さんに楽しい思いをさせたいとか、
いい気持ちでいてほしいって思って、
いろいろサービスを考えるっていうことは、
とても自然な行為だと思うんだけど、
本質的にそのお客さんを一番いい体験に導くには、
やっぱり自分自身が本当に一番いい楽しさを、
そこの土地だったりそこの地で得ていることが大事だし、
今自分自身が楽しい気持ちでいるかっていうこと。
何かその物事だったり人だったり、
自分自身に大好きと言えるかどうかっていうところで、
何だろう、全てがやっぱり決まるから、
さっきも言ったレイヤーどこに自分がいるかっていうのが決まるから、
見せれる世界もそれで変わってくるから、
何かそういうことって大事だなと思った。
これは、自分がどこかに行く立場だとしたら、
誰に連れてってもらおうかとか、
そういう視点も大事だっていうことでもあるのかな?
うん、そうだと思う。
でもその出会いを左右するのはやっぱり自分の在り方で、
その旅に対して他のものに期待するんじゃなくて、
その旅の先がもたらしてくれる景色とか、
何か面白い体験とかだけじゃなく、
例えばガイドしてくれる人が絶対楽しみを与えてくれるっていう受け身のものではなくて、
やっぱりその旅で自分自身が最も楽しい体験をしようと自分で決めていけば、
そういったやっぱり方とも出会えるし、
ご縁でね、そういった場所にも伺えることができるし、
受け取ることができる。
27:00
なるほどね。
またじゃあその自分が何かを体験したら、
今度は誰かを連れて行きたいって思ってみるのもいいってことだね。
それはもう最高だよね。
だっていいと思ったから、そのいいっていう状態でみんなを連れて行くわけだから、
その人たちはそこから始めることができる。
なんかね、自分の体験だけで終わらせるんじゃなくて、
分かち合うこともしてみたらいいよね。
ということで、
今日の質問は、
どんなお客さんに囲まれたいですか?なんですが、
これは、
じゅんこさんの人との関係性を作るっていうところにおいて、
なんでいろんなシェフの方々と信頼関係を築けていってたのかというところで、
じゅんこさん自身ももちろんすごいとは僕は思うんだけども、
じゅんこさんが言ってたのは、
今まで来てくれたうちのお客さんがすごいと。
っていうのが全てを物語ってるかなと思って。
で、ほんとびっくりしたのは、
もう誰一人トタキャンもないし、
シェフが不愉快な思いをすることもないし、問題もないし、
っていうのがすごくない?
普通の旅行だったら必ずなんかさ、
なんか問題?
クレーム?
もっとこうしてほしいなとかっていうお客さんがいそうだけど、
それは一人もいないっていうのがすごいと思う。
そうだね。
トタキャンないって日本のレストランの人が聞いたらびっくりすると思う。
という流れからのどんなお客さんに囲まれたいですか?
なのですが、若菜さん答えをどうぞ。
どんなお客さんに囲まれたいですか?
純子さんのお客様はきちんと、
礼儀正しくコミュニケーションしようと思うっていう人が、
たまたまかもしれないけど集まって、
狙ってないけどそういう人たちだったっていうことなわけなんだけども、
どういうお客様が自分のほうに囲まれたい?
なるほどね。
自分自身にワクワクしてる人。
自分自身はどんな体験に対しても、
どんなことが起きても、どんな景色にもワクワクできるから、
やっぱりワクワクしてる人と一緒にいたほうが、私は楽しい。
その人が自分自身にワクワクしてる。
いろんなものに好奇心を持ったり、心を開いていけるっていうことは、
自分自身に心を開いていかないと、それって無理じゃん。
ってことは、自分自身にワクワクしてる人だと、
30:03
きちんと一緒にいても、いろんなものが深まるし広がるし、
新しいものに出会えるから、私はそういう人たちと一緒にいたい。
楽しくなりそうだね、それ。
うん、楽しいよ。
僕は、答えを自分で発見しようとしてる人。
質問家らしい答えだね。ニヤリとしない。ニヤリと。
見えないからってニヤリとしない。
旅もそうなんだけど、旅先に答えがあると思うじゃん。
でも本当の答えは自分の中にあるから、
旅先に答えがあると思うと、いい旅ができないかなと思うから、
今の答えですね。自分で答えを見つけようとしてる。
大事だね。
皆さんもぜひこの質問、どんなお客さんに囲まれたいですかに答えてみて、
そんなお客さんが集まるにはどうすればいいかも考えてみてください。
来週もサンセバスチャンです。
どんどん続きます。来週が最後なんですけど、
来週は、じゅんこさんの今までのストーリー。
ここまでたどり着いたストーリーにまたね、生きるヒントと、自分の好きを仕事にするヒントがたくさんあります。
あとは子供がいる人とか、私なんてって思ってる人にもぜひ聞いてほしいかな。
そうだね。みんなに聞いてほしいね。
ライフトラブラーズカフェは毎週週末にお届けしています。
その配信のタイミングがわかるようにぜひ高評価ボタンを押していただければと思います。
では来週もお楽しみにお待ちください。
それでは、良い週末を。
32:16

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