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juneboku
今回は質の高い接客というテーマで話してみたいと思ってます。
r_takaishi
質の高い接客。
juneboku
高橋さん、質の高い接客っていうとどういうものを思い浮かべますか。
r_takaishi
質の高い接客ね、そうですね。
例えばこちらの考えとかやりたいことを先回りしてくれるとか、しかもそれを気づかせないみたいなね。
juneboku
それ相当質高い質というかレベルが高いというかなんて言ったらいいか。
それ難しいですよ、難易度高いですよね。
r_takaishi
だから質の高い接客って聞くと僕は高級ホテルとか高級屋のみたいなのをまず最初に思い浮かべたんですよね。
juneboku
僕もそう思いますよ。
r_takaishi
そういうところでどういう質の高い接客があるのかって、僕はあまりそういうところに行ったことがないんで、
想像とあとYouTubeの動画とかで泊まってみたみたいなのを見たときのところから想像ですけど。
やっぱり荷物をスッと持って部屋まで持って行ってくれるとか。
先回り的なのを自然にやってくれるみたいな印象がありますね。
juneboku
確かにね。いや、同じですわ。ありがとうございます。
言わせたみたいな内容が出てきたんで。
僕としてはありがたいですね、話を進行する上では。
ありがとうございます。
高橋さんもこの話題、今いきなり振られてるんで、リスナーの皆さんと同じ状況なので、
この後進行していきますけれども、最近2,3カ所で、
例えば他ポッドキャスト聞いてるときとか、あるいはウェブ上の記事読んでたYouTubeで動画を見てるときに、
こういう接客が良かったとか、この接客があんまりいまいちだったみたいな話をしてるのを、
たまたま立て続けに2つ3つ目と耳に入ってきて、
自分なりに、なるほどね、接客確かにね、とか思いながら聞いてたんだけど、
自分が質の高い接客みたいなものに全然ピンときてないなって思ったんですよ。
そういうの欲しいとも思ってないというか、
もしくは、高級料理食べたことないから、高級料理の味がピンとこないみたいな。
舌が越えてないみたいな状態なんじゃないかなと思ったので、
接客というものについて改めて考えてみるかと思った次第でございます。
なるほどね。
過去のエピソードで関連しそうなやつで言うと、
134の怒っていない話ってやつと、
あとは、エピソード161の人間味をどこに求める、この2つが似たような話かなと思ってます。
で、接客について考えた結果、最終的にね、結論として僕がたどり着いたのは、
僕は接客されたいと思ってなさそうっていうことですね。
r_takaishi
なるほど。
juneboku
そうですね。
例えばね、アパホテルとか泊まったときに、
チェックアウトのときにカード、ルームキーのカードを穴にスッと入れたらチェックアウト済むんですよ。
で、すごい快適だなって思ったんですよね、アパホテルいつだか泊まったときに。
それって仕組みがちゃんと整備されてるから、人が出てくる必要がないってことじゃないですか。
だから究極の接客っていうのは、接客されてるって感じないっていうことなんじゃないかなって。
r_takaishi
なるほど。
juneboku
高橋さんがさっき話してくれた中でも、気使ってると感じさせないみたいに言ってたじゃないですか。
それはね、同じもの感じてますね。
最近、この接客印象残ったなとかってありました?最近。
r_takaishi
最近か。
最近ね、接客される店にほとんど行ってないんですよね。
juneboku
高橋さんはもう接客を求めてないのかな。
接客ね。
r_takaishi
そうだな、接客か。
なんかあったかな。
juneboku
確かにな。コロナ以降ね、接客のあり方変わってきてるっていうのもあって、接点を減らす流れ一時期ありましたよね。
r_takaishi
ありましたよね。
juneboku
例えばスーパー行って、友人レジと無人レジが選べるスーパーの場行って、僕、なんとなく無人レジで選ぶんですよ。
うん、わかります。
高橋さんもそうですか。
r_takaishi
行きますね。
juneboku
でもなんかいろんな人と話してると、選べるんだったら自分は友人のほう行くねっていう人もいて、
それはみんながみんな僕と同じ感覚なわけないから、それはそっちの人もいるよなと思うんだけど、
だから接客に何かを期待してる人と、あんまり接客というものに期待してないというか、ないんだったらないほうがいいと思ってるのは結構タイプ分かれるんじゃないかなと思うんですよね。
r_takaishi
なんでしょうね、スーパーとかだと買い物した量とかにもよるかもしれないですね、ちょっと今考えたのは。
juneboku
確かに。
r_takaishi
ペットボトル1本とかだったら、もうセルフレジで自分でパッとスキャンしてね、お会計済ませてもうそのままスッと出ていきたい。
けど数が多いとちょっと自分でやるのめんどくさいからやってもらいたいって思うかもしれないですね。
juneboku
それはあるかもな。
僕が最近一番行ってるのがね、長野県にあるね、デリシアっていうスーパーなんですけど、デリシアは友人レジしかないんですよ。
友人レジしかないから、友人レジにお世話になるんだけども、ちょっと前話したけど、買い物カゴを買ったんですよね、うちはね。
だから自分が持ち込んだカゴと、店内で買い物に使った買い物カゴをレジに持ってくと、レジの人がすごくきれいにカゴに適切な順番と適切な配置でレジのスキャン済んだものを入れてくれるんですよ。
あれはすごい助かってるというか、ありがたいなって思ってますね。
r_takaishi
確かにカゴの中に買ったものを詰めるって、ちょっとしたスキルですからね。
juneboku
そうそうそう。
で、だいたいあれなんですよ。
僕が持ち込んだ状態より、店員さんのスキャンを通じて出てきたもののほうが整った状態なんですよ。
デフラグされてる。
買い物中は全体像がわかんない状態で、全菌的に積んでいくから、そもそも難易度高いというか、一番最後に2リットルのペットボトルとか出てくるかもしれないからね。
そういう意味では全体がわかった上で、最適な戦術を取れるっていうのはあるけど、それとはそれを抜きにしても、
熟練のレジの人みたいな人は、スムーズに手が止まることなく、スススッと最適に積んでくれるから、それを見て美しいなと思うんですよ。
これはスキルだなとか思って、そこにいい気分になることはあるんだけれども、それも別に人にやってほしいとか思ってなくて。
例えば機械がね、今僕がどう実現したらいいか想像がついてないけれども、何かに通したら綺麗な状態でカゴが出てくれば、全然それでいいというか。
別に接客が欲しいわけじゃなくて、綺麗に物が区納された買い物カゴを持って帰れればいいんですよね。
そう考えると別にそこも、店員さんには感謝はしてるけど、これがずっと未来永劫続いてほしいとは別に思ってないんですよ。
そう考えるとね、質の高い接客って、人々が言う質の高い接客っていうのがどういうことを指してるかわかんないなと思ったんですよね。
r_takaishi
質の高い低いだと結構確率的な指標がありそうだから、個人的にされて嬉しい接客とか考えてみるとどうですかね。
例えば僕だと、日本酒とかを居酒屋で飲むときに、このボトルからブラス一杯お願いしますとか言って頼んだときに、少し量が少ないからちょっとお安くしときますねとか。
そういうやりとりがあるとちょっと嬉しくなるとかはありますね。
juneboku
いい例を出してくれました。よくぶっつけ本番でこんないい話を、僕が用意した話よりいい話をやってくるとびっくりですね。
それは気分いいですね。それは人が間に入ったほうが気分いいかもな。
r_takaishi
そうですね。それで機械でやってるときに。
juneboku
日本酒ドリンクバーみたいになってて。
r_takaishi
10ミリ少ないんでちょっと安くなりまして、機械的にされてもそこに嬉しさはそんなにないかもしれない。
juneboku
そうですか。グラム売りっていうだけだよね。
r_takaishi
やっぱり店員さんにやってもらってありがとうございますみたいなコミュニケーションがあって、ちょっと楽しいですね。
juneboku
楽しいはそうですね。でもなんだろう、それを期待していくかっていうとなんか。
r_takaishi
期待はしないんですね。
juneboku
そうですね。あれば嬉しいけど。
r_takaishi
ラッキーって感じかな。
juneboku
そうですね。なくてもこの店の接客が良くなかったとはなんないですよね。
ならないですね。
なんないですよね。あれば善意に甘えてありがとうございます。
そうですね。
やっぱりちょっと質の高い接客の正体がね、どうにもわかってなくてね。
なんかやっぱり自分の感覚が超えてないんじゃないかというのをすごく思ってますね。
r_takaishi
質の高い接客を受けるために、分かりやすく高級ホテルとか高級ブランドとか高級レストランとかに行ってみるといいんじゃないですか。
juneboku
どれいいかも。1泊20万みたいなとこ泊まったら、みんなこれを言ってたのねってなるかもしれないですからね。
いやーでも全然行きたいと思わないんだよな。
ちなみにね、泊まってすごい気分が良かったホテルっていうのがあって、そういうのって風呂がめっちゃ広いとか、ベッドがでかくてすごい快適に寝れたとか、
さっき言ったように、あとなんかオペレーションがスムーズだったとかっていう感じで、
なんかね、考えれば考えるほどね、僕は他人から何か施しを受けるみたいなのに、
なんかね、全然ピンときてない、誰かに何かをさせたいっていうモチベーションがあんまりないっぽいんですよね。
これね、妻にもね、ちょっと相談してみたんですよ。
そしたら、いやあんたはそうだよって。別に私に対してもこうしてほしいとか、何にもないじゃんって。
生きててくれたらいいみたいな感じだから、あんたはずっとそうだよって言われたから、たぶんそういう性質はあるのかもしれない。
あとね、これはね、なんか考えていく中で、仮説として1個思ってるのは、僕4人兄弟の長男なんですよ。
で、わりと3歳の時点からもうお兄ちゃんになったのでね、3歳って幼児だけど、相対的に妹がいたら兄ということにはなるじゃないですか。
だから幼少期からね、自分のことを自分でやれるっていうことが高く評価されてたと思うんですよね、僕の老いたちからして。
なるほどね。妹とか弟ができたら、親はそっちにちょっとフォーカスするから、自分のこと自分でやってくれると手がかからないみたいな感じで。
妹とか弟に手がかかってるときに、僕が自分の着替えを自分でできたとか、自分が食事食べ終わったときの食器を自分で避けたり洗ったりできるとか、
さすがお兄ちゃんだねみたいなことは結構ね、数え切れないくらい言われてたと思うんですよね。
その結果、自分のことは自分でできるっていうことが、僕個人の満足につながってる説は結構ある。
r_takaishi
そういう可能性があると。
juneboku
だからあんまり荷物持ってもらって嬉しいって思わないんですよね。
自分で持てるの大丈夫ですとか言って、自分は自分のことできるんで、1人前なんで大丈夫ですみたいな感覚が強いかもしれない。
r_takaishi
確かに。なんか荷物持つっていう感じだと、お店で買ったときに袋を入り口まで持って行ってくれるみたいなのあるじゃないですか。
juneboku
ありますよね。
r_takaishi
あれちょっと僕苦手ですね。
juneboku
だからたぶん高橋さん僕と近いところはあると思う。
近いとは思いますね。
だからあれをやってもらうとすごい嬉しいから、また選べるんだったらチェックボックス入れる入れないだと僕入れないと思うんですよ。
r_takaishi
確かに。
juneboku
購入時オプションみたいなので、無料だとしても自分で持てるんで大丈夫ですみたいな。
r_takaishi
ですよね。
juneboku
だからあれが嬉しいっていうのは、ある意味なんかね、上流階級とか何も分かんないで喋ってるけど、上流階級の人とかはやっぱりああいうのしてもらうことで心がキラキラしたりするとかあるのかも分からない。
r_takaishi
どうなんでしょう。
juneboku
分かんないんだよ。だからやっぱりね、全体的にピンときてなくてですね。
最近ね、バットビッチ美学っていうね、いろんな女性たちが変わるが歌う歌があってね、その中でアイさんっていう方がね、自分で自分の荷物は持つ、気分であなたの荷物も持つ、人は助け合ってこそ長く持つっていうね、リリックを歌ってるんですよ。
僕そこなんかね、すごい好きなんですよね。
いいですね。