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2023-12-13 19:51

#3 弁護士のキャリアパスと自己実現

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弁護士の一般的なキャリアパスや、ここ数年のトレンド、今後の予測を含め、キャリアについて語りました。また、弁護士の「自己実現」についても、勝連の考えをシェアしています。ぜひお聴きください。


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サマリー

弁護士のキャリアパスと自己実現についての話を通じて、弁護士のキャリアパスや企業内弁護士の役割について理解します。 弁護士のキャリアパスと自己実現についての話を通じて、スタートアップの経営者の志や自己実現を考えています。

弁護士のキャリアパス
ニューロイヤーズこれからの弁護士
スタートアップの経営パートナー レガリア法律事務所代表のカツレンさんに
これからの時代のスタートアップと弁護士の関係性や
気になるトピックを聞いていく番組です
MCはポッドキャスター兼レガリア広報担当の稲荷田が務めます
カツレンさんよろしくお願いいたします
こんにちは レガリア代表のカツレンです
よろしくお願いします
さて本日のテーマは
弁護士のキャリアパスと自己実現です
このテーマは私稲荷田がカツレンさんと出会いまして
法律事務所の設立の思いを聞いたときから
何度も繰り返しておっしゃっていた内容でございまして
非常に印象が深く残っております
改めてその思いを現役の弁護士の方だったり
これからの弁護士を目指す方々にお届けしたいな
と思いまして配信をさせていただいております
早速カツレンさん1つ目の質問をさせてください
まずキャリアパスについてなんですけれども
一般的にそもそもどんなキャリアパスが
弁護士にはあられるのかというところを
教えていただけますでしょうか
はい 分かりました
そうですね 多いキャリアとしては
まず最初に新卒で五大法律事務所って言われているような
大手の法律事務所に入って
そこでパートナーを目指すとか
その後インハウス企業内弁護士になったりとか
中小規模の事務所に転職するというところも多いですね
あとは最初から中小規模の法律事務所に入って
専門性を磨く方もいらっしゃいますし
最近では直接企業に入って
企業の法務部でインハウスの弁護士として
活躍する方も増えています
なるほど 人数と言いますか
五大で行くとどんな感じで皆さん目指されるんですかね
パートナー目指すのか
中小企業に行くのか インハウスなのかみたいな
そうですね
ちゃんと統計取ってないんで不正確な部分もあると思いますけど
年間司法試験を受かる人がだいたい1500人ぐらいかな 今
で 五大って言われてるところに入る人が200人ぐらい
毎年かな もうちょっとかな
ぐらいのイメージで
やっぱりまだインハウスに行く方は
特に新卒インハウスに行く方は
めちゃめちゃ少ないと思います
数十人いるのかなっていうぐらいかなっていうイメージですね
あとは大手以外の法律事務所に就職する方も
方がほとんどって感じですかね
なるほど 本当に人気な王道なキャリアというか
新卒の花形みたいなところでいくと
やっぱりこの五大事務所の存在っていうのは非常に強いんですね
そうですね 特に企業法務をやる人の中では
やっぱり五大っていうのは特にまだ人気はあるとは思います
なるほど とはいえまだっていう話もありましたし
これからこれも徐々に変わっていく気配とかもあったりされるんですか
そうですね これこそやっぱりインハウスの弁護士
企業内弁護士なんてもう10年前とかってほとんどいなかったと思いますし
ここすごい増えているっていうのもありますし
それこそ最近で言うとスタートアップで働く人も増えてますし
何ならフォーム以外でIRやるとか
パブリックアフィアーズのような活動をやったりとかする人もいますし
それ本当に法律だけに留まらないようなキャリアを形成する人が
増えていると思いますね
なるほど 企業内弁護士っていうのが結構増えてきたって話もあったので
企業内弁護士の役割
これまではそこまでメジャーなポジションじゃなかったのかなって思うんですけれども
この企業内弁護士っていうのはどういうもので
どういう背景で今置かれ始めているのでしょうか
そうですね 企業内弁護士の役割としては
会社によりますけど 本当に大手の会社ですね
大企業だとかのインハウス フォーム部入ってなると
フォーム部の人の専門性が高いフォーム部の人っていう感じになると思います
役割としては契約書の審査だとか
多部門からの法律の相談に対する回答
それに対して専門性がより高い領域だとかマンパワーがいる領域に対しては
法律事務所を選定して その法律事務所に対して依頼をする
依頼に対して返ってきた回答なりアウトプットを評価する
っていう役割があると思います
なるほど
自己実現とキャリアパス
スタートアップになると
本当にインハウスというか弁護士として入っても
やることなんて全然変わるというか
法律だけやってても何も進まないっていうところはあると思うので
本当にいろいろやる方が多いですね
それこそ未上場の段階で入ったりすると
もう全然違うような経理的なことをやったりとか
ガバナンス体制整える人もいますし
清律みたいなことやってる方もいらっしゃいますし
っていう感じですね
なるほど
あくまで専門性とか入り口は法律の部分にあるけれども
本当にスタートアップだと何でもやらざるを得ないというかやっていくと
でも確かにこの辺りは
近しい領域の会計の方とかもCFOって名乗りながらも
結局営業部長もやってますみたいな話とかも聞きますし
そういう近しいところがありそうですね
そうですね
ちょっと話変わっちゃいますけど
やっぱりCFOっていうのも
言ってこんなメジャーになってきたのって
ここ数年のことだと思いますし
僕も個人的には
そういう感じで
弁護士ができる領域ってもっといろいろあると思っているので
CFOとかがもっと増えたらいいなって思いますし
スタートアップでめちゃくちゃ活躍する弁護士が増えていったらいいなとは思ってますね
なるほど
CFOですね
CFOだとすると
具体的にはどんな仕事ができそうとかありますか?
そうですね
うちがよくやってるところではあるんですけども
いわゆる戦略法的なところを基軸にしていくっていうのがあると思います
例えば今までの弁護士の役割のイメージって
多くの警察が契約書をレビューしてもらうだとか
何か問題が起きた時
金融庁から指導を受けたとか
そういう時にお願いするみたいなイメージがあると思うんですけど
実際そういうことだけじゃないと思うんですね
弁護士の役割って
例えばそういうのを事前に防ぐっていうのもありますし
それ以上に
うちがよくやってるのとしては
アライアンスを組む時に契約のスキームをそもそも
クライアントが思いつかなかったような契約のスキームを組むとか
新しい権利関係を創造してとかいうのもできると思うんですよ
例えば弁護士がいなかったら
実現しなかったようなアライアンスが実現するとか
そういうところで価値を絶対出せると思ってるんで
例えばCLOってそういうふうな役割を担う人が増えたらいいんじゃないかなと思うんですね
なるほど
これはインハウスでCLOがあるかもしれないですし
あるいは外部CLOみたいな形で
レガリーもそうかもしれないですけれども
スタートアップ向けの法律事務所がそういった役割を担うということもありそうですね
そうですね
そうなったらいいと思ってます
わかりました
ありがとうございます
今一般的なキャリア
いろんなパスを教えていただきましたけれども
初めてかつれんさんのことを知る方も
もしかしたらいらっしゃるかもしれないので
改めてかつれんさんがこれまでどんなキャリアを歩まれてきたのか
簡単にご共有いただけますか
そうですね
僕は大学を卒業した後
新卒で長島大野常松法律事務所っていうところに入りました
長島大野常松法律事務所っていうのは
今500人
弁護士だけで500人は超えていて
五大法律事務所って言われてるようなところですね
そこで訴訟だとか
そういうことをやっていて
その事務所もかなり大手の法律事務所なんで
上々企業とかのクライアントが多かったりとか
外資のクライアントが多かったりしたんですけど
僕の周り個人的にスタートアップの経営者とか
すごい友達が多くて
っていうのもあって
自分で法律事務とか弁護士として
何かセラサービス提供するのも
すごいやりがいはあるけど
新しいサービスを作るとか
プロダクトを作るっていう
何か新しい仕組みを作るのも
面白そうだなって思って
自分で会社やろうって思ったんですよね
その時にたまたま
YENTAっていうビジネスマッチングアプリで
カンディっていう今シリーズBのスタートアップの
会社の代表の秋山さんっていう人とマッチングして
話して勢いで入りますって言って
入ってそこで
社長室経営企画とかやって
みたいなのがあったって感じですね
なるほど
っていう不思議な感じです
かなり不思議なキャリアってことですよね
一般的に見ると
そうですね
めっちゃ不思議だと思いますし
周りにはものすごい止められましたね
そうなんですね
ちなみにかつれんさんがもし
後輩弁護士さんに
似た気概を持ったような方とかがもしいたら
今のかつれんさんのキャリアとかって
結構お勧めできる感じですか
ただ
最近よく言われるんですけど
リスク強度がバグってるっていうのは
めちゃくちゃ言われるんで
人はリスク強度っていうのは
人それぞれなんで
決定をしていただく方がいいんじゃないかなとは
思います
本当に年収とかで言うと
それこそ何分の1とかになるぐらい
でしたし
その前の年の所得税払えないんじゃないかみたいな
感じとかもあったりするぐらい
年収とか落としたり
なんですけど僕はどうにかなると思ってますし
選んだ選択肢をどうにかするっていうか
良かったと思えるようにすればいいと思う
ような考え方をしてるんで
それこそ家庭持ってる人とかは
やっぱりなかなか難しい部分もあると思うんで
あんまり無理すぎないように
って感じですね
なるほど確かにそうですね
ありがとうございます
3つ目の質問が
自己実現に絡めた話でございまして
今回のテーマにも入ってくるんですけれども
まさに今かつれんさんの話で
まさにかつれんさんが今
自己実現の手段として
企業と法律事務所を解消するっていうのを
やられてらっしゃるんじゃないかなって
話もあったりすると思うんですけれども
改めてかつれんさんが今
キャリアパスと自己実現を結びつけて
考えていらっしゃる理由とか
一般的にどんな風に
弁護士のキャリアさんだったり
自己実現にどう思われてらっしゃるのか
改めて教えていただけますか
わかりました
正直会社を作った時とかは
全然法律とか興味なくて
なんなら別に
ディーガルのサービスなんか
弁護士のキャリアパス
絶対作らないと思ってたんです
絶対
絶対作らないというか
どうして自分でやるんだったら
人を感動させるようなサービスとか
いいと思ってて
それは基本的にQCでエンタメで
考えていった時に
旅行系のプロダクトを作りたいなと思ってた
ですよね
なんで旅行系のプロダクトを
作ろうと思って
いろいろ旅行のすごい会社の
人のところに話聞きに行ったりとか
やってたりしたんですけど
それもすごい
いいなと思ってますし
ゆくゆくやりたいなと思ってるんですけど
やっぱり
この法律の業界から変えたいなって
思ったんですけど
その理由は
やっぱり周りの人が
あんまり自己実現してそうな
弁護士が
いなかったっていうか少なかった
なって思ったからなんですよ
っていうのも
普段関わる人って
スタートアップの経営者とかが
多いんで
やっぱりこの
社会をこうしたいとか
世の中にこういうインパクトを
与えたいみたいなことを
すごい
やっぱり語るみたいな人
多いんですよ
飲み会したりすると
そういうことを語る人多いですし
本当に急に泣き出すぐらい
めちゃくちゃ熱い人って
結構いるんですよ
すっごい熱くて
僕はこういう思いでやって
こういう現体験で
こういうことをやってますって
聞いてるこっちも泣けてくるような
ぐらいの思い持ってる人って
すごいいたりするんですけど
なかなか弁護士って
そういう人いないなっていうのは
すごい思うんですよね
やっぱり僕の同期でも
やっぱり何回も受けて
40歳で弁護士になった人もいますし
それぐらい苦労して
なってる人もいるんですけど
やっぱり今の仕事を楽しくないって
言ってる人も多いですし
僕のもともといた
事務所の同期とかでも
やっぱりすごい忙しくて
何のために働いてるか
よくわからないみたいな
言ってるのとかも聞いたりすると
なんかすごいもったいないなっていうか
なんかもっと
スタートアップ的に
なんかもっとミッションとか持って
自己実現と
自分の職業
働くっていうのが
一致するような世界を
弁護士の中でも作れたらいいんじゃないかな
っていうのはすごい思ってますね
ありがとうございます
そういうことだったんですね
その中は自己実現の仕方って
いろいろある気がしていて
なんかそのやりたいことと
重ねるっていうのもありますし
あるいは昇級をしていって
偉くなっていくっていうのも
一つの自己実現の方法なのかな
この辺りは法律事務所で
パートナーになるみたいな話もありましたけど
そこは自己実現と言えないのかとか
あるいはそれって
すごく実は難しいものなんですとか
そういう話があったら聞いてみたいです
そうですね
個人的には偉くなると
自己実現は
あんまり
リンクしないのかな
とか思ってて
どっちかっていうと
偉くなるとかっていうのは
5段階欲求で言うと
4番目の承認欲求のところかな
と思ってますね
確かに偉くなっていくことが
自己実現だと思う人も
いると思うんですけれども
個人的には偉くなっていくっていう
ところよりは
もっと大きな
ミッションとか持って
世の中こうしたいとか
こういうふうなことを実現したい
自己実現への思い
っていう思いを持って
事務所に入って
一緒にそれを達成していく
みたいなところに自己実現を感じてくれる
みたいな
そういう事務所にしたいなとは思ってます
なるほどそれはありそうですね
確かに弁護士目指してる方って
昔原体験があってだとか
強い思いがあって
正義感とかも含めて
慣れる方多いイメージありますけど
結果的に今の仕事楽しくないとか
何のために働いてるかわからないっていうのは
本当に不幸というか可哀想な
もったいない感じっていうのは確かにすごくします
それをもっと
本来思ってたのを
スタートアップの経営者へのメッセージ
思い起こしてほしいっていうのもありますし
やっぱロールモデルが少ない
とかそういうのもあるんですかね
そうです
ただこれは
弁護士に限ったことではないとは
思ってます
なかなかスタートアップの
企業家みたいな
こういうこと実現したいと思ってる
人って世の中の
何割いるんだっけみたいな
そんなにめちゃくちゃ
多くはないとは思うんですけど
ただ僕はその
普段出設する人たちがそういう人たち
なんで
やっぱり弁護士にも
できるだけそういうことを
思ってほしいっていうのはありますね
なるほど
なおさら弁護士の方々は
努力をすごく積まれた結果になってもいるので
余計にってことですよね
わかりました
ありがとうございます
それではそろそろ締めに入っていきたいなと思います
本日のテーマが
弁護士のキャリアパスと
自己実現でございました
一般的な弁護士にとっての
キャリアパスをいろいろお伺いしながら
最近はインハウスの弁護士が
増えてるよねっていう話だったり
障害的にはチーフリーガルオフィサー
戦略法務になるようなCXOが
出ていくといいなという話だったり
かつれんさんのキャリア
どういうふうに自己実現されてきたのか
っていうのも伺いながら
弁護士ってすごく努力してきた方々なので
余計に自己実現
結びつけたキャリアの歩み方
できるといいなと
かつれんさんもリーガルテックサービスを提供していく
みたいな話もあったかなというふうに
思っております
かつれんさん最後にリスナーの皆様へのメッセージが
何かあればぜひお願いいたします
ガリアでは
世の中に新しい価値を
提供するために
新しいサービスを作ったりだとか
新しい制度を作ったりとかも
やっています
僕は所属している弁護士の人にも
自己実現をするとか
世の中に新しい価値を
提供することによって
それこそ自分の
価値を感じられるというか
こういうことをやりたいということを
本気で思って
それを一緒に実現してほしいと思っているので
そういうことを本気でやりたいと思っている
弁護士の方とか
弁護士になる
これからなろうと思っている方がいたら
気軽にお連絡ください
よろしくお願いします
ありがとうございます
そういった志高い方々が
集まるといいですし
そういった方々に支援していただける
スタートアップの経営者も非常に
幸せなんじゃないかなというふうに思いますので
もしもここまで聞いていただいている
スタートアップの経営者さんもいらっしゃいましたら
ぜひご相談もってところはありそうですね
ありがとうございます
この番組はスタートアップの経営パートナー
レガリア法律事務所がお送りいたしました
レガリアにご相談をしたい
スタートアップの経営者さん
スタートアップ支援に興味がある弁護士さん
学生さんはぜひかつれんさんの
Xツイッターやフェイスブックメッセンジャー
ホームページなどからお問い合わせください
またポッドキャストのコメント機能
あります
そういったところだったりかつれんさんの
Xのリプライなんかでは感想だったり
トークテーマのリクエストも大募集しております
さらに
もし今回の配信が少しでもためになったり
面白かったという方は
ぜひ番組のフォローもよろしくお願いいたします
かつれんさんありがとうございました
ありがとうございました
19:51

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