1. くうねるはなす
  2. 救急車を呼ぶか否か~周期的に..
2024-04-06 26:32

救急車を呼ぶか否か~周期的に来る地獄とその後の絶望…

こぐまちゃんの痛みが生まれてからの経緯が続きます

救急車を呼ぶか迷った挙句にこぐまちゃんは#7119に電話

でも看護士さんの促しもあって救急車を呼ぶことになるが…


収録日:2月15日


#くうねるはなす


大泉こぐま治療室:https://twitter.com/kogumasensei1

シュウの放すラジオ:https://podcasters.spotify.com/pod/show/sakashushu

チッペひょんラジオ:https://open.spotify.com/show/1RZZ2HbBnZUUonU9tYLjLJ


ご意見、ご感想、ご質問等、お気軽にどうぞ

メール:kuuneruhanasu@gmail.com

サマリー

主人物は前回の続きで、呼吸ができないほどの痛みに苦しんでいます。電話相談で救急車を呼ぶことになり、病院での検査や診断を受けていますが、座薬や痛み止めも効果がなく、地獄の痛みが続いています。おしっこをたくさん作ってもらうために、救急車を呼びましたが、水分を取ることができず、絶望的な状況です。痛みと戦いながら、14時間後に石が排出されました。

救急車の呼び出し
前回からの続きです。
最初のムからユが生まれた瞬間から10分後に、もう息をしてられないぐらい痛かったから。
そうなんだ。
あの、シャープ7119、あれ。
すごい大事ポイント。
シュウシュウ相談みたいなのがダイヤルだっけ、それ。
そうそうそう。
そういう状況なんだけど、病院ですかねーとか、救急ですかねーとか、病院を紹介してくれたりとか。
相談窓口なんだけど。
救急車は呼びたい気持ちもあるけど、医師だったら、呼んでも痛み止めもらって終了っていうのがわかってるから。
ずっと迷って電話しました、シャープ7119に。
そしたら、もう呼吸するのもちょっと辛くて、ずっと息止めてて。
ギレトギレに説明して。
で、たぶん看護師さんが出てくれたんだけど、電話に。
医師なんだろう、ねー、たぶんそうだねー、今から行ける病院紹介するねーって言われたんだけど、もう返事もできなくて。
そしたら、もうそこまで痛いんだったら、救急車呼んじゃおうって話になって。
で、その場で、そっからすぐに救急につないでくれるのね。
切ってかけ直したりしなくてよくて。
救急車向かいます、名前と住所を教えてくださいって。
電話番号は今ディスプレイに出てるので、わかります、大丈夫ですって言われたんだけど、住所知らないっていう感覚になったの。
思い出せないじゃなくて、なんかね、記憶というものを覗いたときに、真っ白だったの、ページが。
で、東京都、東京都、東京都って繰り返してて、自分で。
で、その先がさ、ページが真っ白なもんで。
病院での診断と処置
あの、わかりませんって言って。
大丈夫ですよ、大丈夫ですよ、ゆっくり思い出しましょうねって言ってくれて。
で、もう、そうしてくださいみたいな。
で、だいぶかけて、住所が出てきて。
記憶から一桁ずつ、バンチが何丁目、何丁目ってずっと数字を繰り返してるぐらい。
でも結局、ほんとすぐ救急車が来てくれて。
歩くことができたから、自分で外に出て、救急車で。
やっぱり救急隊の人も、私が石っぽいですって説明したら、
じゃあ背中ちょっと叩きますねって言われて、軽くトンってやってくれたら、
ふんぎゃーって私が、のけぞって。
ごめんごめん、もう二度とやんないから、わかった、石だねこれはって言って。
それだけでわかるんだ。
一応、本当に判断はできないけど、石疑いが非常に高まったから、
皮尿器科の先生がいるところがあったら、優先的に行けたらいいねって言ってくれて。
もちろん診断はその場では救急隊の人はつけられないから、
病院で見てもらうんだけど、
入院はできないと思ってくださって、大丈夫ですかって聞かれて、
病院、承知しております。よろしくお願いしますって言って、
病院に行って、
救急隊の人があらかた説明してくれて、
第一に石の疑いということでCTを取ってもらって、
だけども、タンカからベッドに、ベッドからCTのベッドに映るのも、
もうふざけんなよってくらい、
揺れると動く、痛くて。
どんな痛み?
その時点ではまだ泣いてなかった。
ってことはその後?
CT取ってもらったら、
ドクターが、はいって紙をくれて、石だね、あったよって。
それで、ありがとうございますって。
ロキソニンを飲むのと、座薬が選べますって言われて、
どっちかなんだ。
だけどロキソニンはすでに一時を飲んでいたので、
石の時にはロキソニンが良いっていうのを知ってて、
飲んだけど何も変わってなくて、
ロキソニンを飲んだことはドクターにも言ってあったから、
座薬を希望しますって言って、
座薬を入れてもらいました。
痛みの絶望と帰宅
15分くらいで帰っていいよって言われたの。
座薬入れた後15分くらいで座薬が効くはずだからっていう意味。
だけど15分経っても30分経っても何にも変わらないの。
それももうしょうがないと思って、
そういうもんだっていうことは一応知ってたから。
座薬って痛みを引かせるために入れるものなんだっけ?
そうです。この場合は。
この場合はか。
もしかしたら他にいろんな種類の座薬があるかもしれないけど、
痛み止めの座薬を入れたんだけど、効かなくて。
処置は以上、終わりです。病院では。
だけどちょっとまだ痛みが全然引かないから、
地点抜刀してベッドの上でゴロゴロしてて、
そこの病院の方がすごい心配はしてくれて、
痛みは治らないか、そうかとだけは声をかけてくれて、
CTの写真で石が映っているところをプリントしてくれたやつを見て、
どの辺の高さに石があるのか、今あるのかっていうのと、
高さっていうのは腎臓で石が作られる。
それが腎臓から尿管って言って、
くだを通って膀胱まで行く。
そのイメージつく?
ごめんなさい。全然つかない。
場所が分かってない。
そもそも腎臓っていくつあるか知ってる?
え?腎臓は2つ。
しんぺちゃんは?
私も2つにするわ。
2つです。2つあります。
なんて言ったらいいんだろう。
腰より結構高いところの背中に近いところに、
右と左に1個ずつあるんだけど、
そこでおしっこが作られて、
くだを通って膀胱まで運ばれて、
膀胱で溜められて、膀胱から尿道を通って外まで出るんだけど、
石が腎臓にある間は痛くないのね。
それがコロリンと外に出た時から痛みが始まってくる。
尿道までのルートの時ずっと痛いってことかな?
そう。
まず腎臓から尿管っていうのを通って膀胱まで行って、
膀胱からが尿道になるんだけど、難しいね、言葉がね。
ごめんなさい。でもなんとなくさっきよりは。
腎臓から膀胱までのルートで3回大きなカーブがあって、
そのカーブを石が通る時が地獄なのよ。
カーブのところって狭くなるから、
まずそこが地獄があって、それ以外が絶望だと思っていただければ。
地獄以外も絶望なの?
そうなのよ。
みんなさ、波があるから地獄以外はちょっと落ち着くんでしょって言うんだけど、
あれを落ち着くというのならば。
基本はずっとうわーってなってるんだけど、
たまに薙ぎがあって歩いたりできるの。
痛いんだけど。痛いんだけど歩いたりできる。
病院で薙ぎを待って、
一応CTの画像を見せてもらったら、
大分、尿管でも下の方まで来てるなっていうのが分かって、
でもそういう説明も全然ないわけ。
そうなんだ。
その写真を見る限り骨盤の方まで石が来てるから、
ということがちょっと理解できたので、
石の高さ的には結構これは下ですかって聞いたら、
そうだね、下まで降りてるねっていうのを見てもらって、
石は一つですかって聞いたら、一つですって言われたんだけど、
その時点で私は、石が体から完全に出るまでずっとこの絶望の状態が続くんだって思ってたの。
だから石が何個あるかも確認しておきたかったのね。
何個出たらこれが終了なのかっていうのが知りたかった。
で、CTって体を輪切りにして見るじゃない?
見るのよ。
仰向けに寝た状態でマジックの上と下に人体を切断しようみたいにさ。
切り株、スライスみたいな感じで切っていくんだけど、
それの間隔が5ミリ間隔なの。
縦スライスを5ミリの薄切りに人体をしていくんだけど、
写真に写ってる石のサイズっていうのが2ミリぐらいだって言われたのね。
おっと。
気づいたっぽい。
2ミリだとすると5ミリのスライスに、
狭間に挟まって石が映らないことがあるなって思った。
あるよね。
一応先生は1個ですって言ったけど、
信用はできねえなって思ったから。
でもとりあえず1個でありますようにって祈りつつ、
もうそろそろ帰れって言われたから、
病院から帰ることにして、
熱いお茶を自販機で買って、
石は水分をたくさん取って早くおしっこで流せって聞いてたから、
水分いっぱい取ろうっていう意気込みの下、
ヨロヨロと駅に向かったのね。
タクシーで帰ろうかなって思ったけど、
オートがありえるっていうことを知ってたから、
途中でものすごい痛くなったときに、
タクシー止めてもらって、そのときオートしたい。
でもトイレがない。間に合わない。
逃げるのが避けたかったから、
もう電車で帰ることは決めてて、
各駅停車に乗れば各駅でトイレチャンスがあるから、
電車に乗って、7駅ぐらい離れたところの病院に運んでもらってたから、
でも電車も各駅でも20分ぐらいで帰れるはず。
でも、2駅乗ったところでも、
もうダメが来たの。
オート的に?
痛くて。
それで降りて、
第一回盛大なるオートをしたの。
そこまではまだ入ってなかったんだよね。
博多に行けるのかなと思ってたけど、
でもダメで、
20分ぐらい死んで、
で、また電車に乗って、
で、もう1回またダメで、
そっちから帰って、
でも、よく間に合うよね、そのトイレに。
それで家に帰ったんだけど、
そっからが一番痛かったかも。
そうなんだ。
座薬が残念ながら、お腹も痛くなって出てしまって、
座薬が溶けて活躍できなくて、
で、家に帰ってから、もう1回自分で座薬を入れて、
もらえてたのね。
ん?
病院にもらってたってこと?
座薬を4つもらってて、
で、帰ってから1個自分でもう1回使って、
だけどまあ、痛みは全く変わらなかったんだけど、
技術的には。
で、地獄の波の時に、
吐きウォンを鳴いて、
痛いよー痛いよー痛いよーってずっと言ってて、
今の部屋すごい防音がいい部屋にいるんだけど、
そうじゃなかったら多分普通に何回も通報されてたと思うぐらい、
ずっと叫んでた。
叫んでも意味ないけど、
ちょっと気が紛れるんだよね。
ウォーって言ってるときに。
0.2%ぐらい。
ウワーって泣きながら叫んで、
痛いよーって。
地獄が過ぎて絶望になると横になるんだけど、
水分摂取の困難
どの角度でも楽な姿勢は結局なくて。
本当はお給をしたいんだけど、
そんなの絶対無理だよ。
やるべき壺はわかってるんだけど、
100%無理。
誰かがお給をしてくれようとしたところで、
一つの視線になっていることもできないから、
ゴロゴロして痛くて。
これも無理なので、
医療用のホットパックって言って、
ちっちゃいサイズの電気毛布みたいなやつを持ってるのね。
それを左側の問題のある方の腎臓の周りに置いて、
ゴンゴンに温めて、
おしっこをたくさん作ってもらおうと思ったの。
腎臓にどれだけ血が流れ込むかで、
おしっこの生産量っていうのが決まるんだけど、
その時点で、
水分を口に含むというか、
ごっくんって飲み込むと、
10分後にオートっていうことが分かってた。
そういうサイクルになっちゃったの。
だから事実上、水分を取ることが全くできなくなっちゃう。
そういう風になることも私は知らなかったの。
ずっと飲めると思い込んでた。
病院でもそんな風になるとは聞いてなかったし、
飲み込めるんだけど、
10分後に丁寧に戻すっていうのが繰り返されてて、
それでもいつか飲めるようになるかなと思って、
希望込めて飲むんだけど、
10分後に本当に痛いだけじゃなくて、
戻すっていう作業をしなきゃいけないのがしんどくなっちゃって、
水分摂取を諦めたの。
諦めたのが、痛くなってから4時間半後ぐらいに
痛みと排石への道
もうダメだなと思って水分摂取をやめた。
それがいいのか悪いのか分かんないけど、
とにかく飲んだら吐くっていうのがあまりにもしんどくて、
そこからはただ温めるだけしかできることがない状態になって、
週期的に来る時刻、
そしてその後の絶望というのを繰り返し、
その間ずっとXで今状況がこうですっていうのを、
無から有が生まれた2時20分から、
みんなに共有させてもらうシステムで、
とにかく励ましてくれっていう。
そう、2時20分の誰か起きてたら応援してくださいっていうポストに、
いいねが付いた瞬間にもうマジありがとうと思って、
それからみんながちょっとずつ、
大丈夫ですかとかどうなのみたいなふうに入れてくれるのに、
返事したりメモしたりするっていうのが、
唯一精神を正気に保つ材料で本当に助かった。
状況を記録に残しておいたら、
後で自分にとってすごい役に立つなと思って、
教科書に書いてあった、
3、4年前に新旧学校で臨床医学っていうのを習うんだけど、
その時は医学的知識がほぼゼロの状態で、
教科書に、例えば中水炎とか今回の尿路血跡みたいな、
項目ごとに病気のことを学べる教科書があってね。
どんどこどんどこよくわからないけど詰め込んで暗記していくの、
その病気について。
だけど卒業してからそんな全ての病気に出くわすことはないんだけど、
こうやって十何年越しに自分が尿路血跡になってみたら、
教科書の内容をちゃんと覚えてんだよね。
へーすごい。
だから叩いたら痛い響くのも、
その尿管が曲がるところが痛いとか、
だけど、いつまで痛いかとかの教科書には書いてなかったし、
オートすることはあるけどしないこともあるっていうのは書いてなかったし、
すぐにオートが始まるわけでもない、
ということも別に書いてはなかったし、
知ってることと知らないことがまだらにあるわけよ。
だから起こったことを時系列で記録しておくっていうのは、
正気を保つのにも助かったし、
治療科の勉強会でそれをみんなに伝えるのもすごく役立つだろうと思ったし、
とにかくずっとスマホに記録を残し続けて、
それをやり続けて14時間後に痛みが収まったんだよ。
やっと痛み止めが効いたって思ったんだけど、
そうではなく石が膀胱に到達したんだね。
そうだったんだ。たぶんね。
そうすると膀胱は袋状になっていて、中に空間があるから、
それまでずっと細い道を通って、
管を圧迫し続けていた石がポチョンと落ちたら、
もう解放されるわけ。
袋の中に小さい石が1個入るだけだから。
そこから先はまた出て行くまでの陽動の道、旅が始まるんだけど、
そこは別に大したことないの。
とにかく全然。
そうなんだ。
不安なる違和感なの。
あの辺に石があるなっていうのはずっと感じてはいたけど、
もう痛くない。
へー。
そこまで行けば痛みから解放されるっていうことも知らなかった、私は。
でもそうなっちゃったら、嘘みたいに何にも痛くないから、
今までのこと思い出せないぐらいもう痛みから離れちゃった。
へー。
でもそうなるまでは、本当にさっきも言ったけど、石が対外に排出されるまでずっと地獄だと思ってたから、
陽動血跡出るまで期間とかで検索して、
2ミリだったら7日ぐらい、4ミリを超えたら14日ぐらいみたいな、
石が対外に排出されるまでの平均の日数を見て、またすごい恐ろしい気持ちになって、
下手したら2週間ずっとこんなに痛いのかなっていう恐怖にまみれてたんだけど、
14時間後に本当に楽になって、
最終的には27時間後に石は出たんですね。
出たんですよ。
そっか。
そう。
2週間の間もあり得たけど、24時間で出たんだね。
うん。それは、石は結局出てみたら4ミリぐらいだったんだけど、
おっきいっちゃおっきいよね。
今回みたいに痛み止めのみで自然に出るのを待つっていう対応をするか、
手術になるかっていうのの分かれ道が1センチなの。
えー、そうなんだ。
石が10ミリを超えていたら、体の中で超音波みたいなのを崩して出すようにする。
もしくはもっとひどかったらどうしてもダメだったら切るしかないみたいなこともあるんだけど、
基本的には1センチ超えてるかどうかっていうのが境界線になって、
今回のはCTで見たら2ミリぐらいだっていうのが先生のジャッジだったんだけど、
どっちにしても2ミリだろうが4ミリだろうが自然に出るのを待つしかなくて。
出ちゃったんだけど、
もう何度も何度も血跡やってる人は、
慣れてきたら2,3日で出せるって。
出せる?意識で?
腎臓のあたりを温める。
私が神経師だからなんだけど、周りの人結構自分でちゃんとお給をする人がいて、
指定されてる壺を温めるとかお給をすると早く出るよーって。
だから翌々日からは出社してるっていうのを聞いてたんだ。
次回に続きます。
26:32

コメント

スクロール