2024-09-19 09:11

見ている世界が違う人たち


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こんにちは、秋本くりこです。今日は、見えている世界が違う、という話をしたいと思います。
会社員の皆様は、在宅勤務されてますでしょうか?
私の会社では、在宅勤務は認められているんですけれども、月に何回までという制限があるんですね。
私個人としては、制限なく在宅勤務をしたいという希望があるんですけれども、会社の方針としては、在宅勤務の回数をできれば減らしたいというような方向のようなんですね。
その中、アマゾンが今まで在宅勤務を認めていたのを一部例外に除いて、基本的に完全出社に戻す、コロナ前の状態に戻すということで発表がありました。
この在宅勤務の話で一つ思い出したのが、私の会社で以前勤めていらっしゃった派遣社員の方が、わりと短期間で辞めてしまったという事例があったんですね。
それの一番大きな理由として、入社する前の面談では、週に何回在宅勤務ができますと、入社して大体何か月後ぐらいから、週何回ぐらいの在宅勤務ができますという条件を聞いて、それでうちの会社に入ったと。
でも実際、うちの会社は週何回というか、月に何回までという条件があって、週4週間で割ると週に何回という平均するとそういう感じにはなるんですけれども、
あと入社してから何か月後から在宅勤務ができるとかというのも目安として何か月というのを入社前に聞いていたみたいなんですけれども、それをわりと重くというか、何か月後からできるんですよねということで入ってこられたんですね。
ただ、うちの会社としては在宅勤務の回数というのはあくまでも上限であって、それはゼロ回の倍というのも含む、ゼロからその何回までという決まりなので、絶対にその回数、マックスの回数が保証されているわけではないんですよね。
そこが多分入社前にうまく伝わっていなくて、入社してから何か月後から在宅勤務を使えるかというのも正直ご本人の業務の習得具合によって変わってくるというところが現実問題ありまして、
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本人としては入社後何か月目からも月何回の在宅が使えるということで入ったのに話が違うと。会社側としてはそもそもそんなことは言っていないという話で、結局疑いに分かり合えずというか、その条件が折り合わずに短期間で辞められてしまったということがありました。
その時に、私の上司がなんでそんなに在宅にこだわるのかなって、ちょっと怖いんだけどぐらいのことを言っていたんですね。
気持ちは分からなくないんですけれども、長い間会社に勤めていて、途中からコロナになって在宅勤務ができるようになったという人と、
そもそも入社の前の条件として在宅勤務を目当てにではないですけれども、在宅勤務ができるという条件で入ってきた人とは全く違うんですよね。
そもそもの前提が違うので、それは在宅勤務にこだわりすぎているとかそういう話ではなくて、そもそも条件が思っていたのと違った、その事前の意思疎通がうまくできていなかったということになるので、
それは、こだわりすぎているとかそういう話ではないと思うんですよね。
あともう一つ思ったのが、在宅勤務っていうことがその人の人生にとって及ぼす影響を、私の在宅勤務こだわりすぎていて怖いみたいなことを言った上司は分かっていないんじゃないかなというふうに思いました。
その派遣の方は、いろいろご家庭の事情もあって、在宅勤務ができる会社を探して、在宅勤務であれば今のプライベートの生活も回していけるということで、うちの会社を選んで入ってきてくださったわけなんですよね。
で、かたや上司の方は、お子さんがもうそこそこ大きくなられているっていうこともあり、生活を回している主体が奥様であるっていうこともあり、そのあたりが理解できていないんじゃないかなというふうに思いました。
なので、本当に立場によって見ている世界が違って、私は両方理解できるといえばできるんですけれども、なんかちょっと分かり合おうとしていない感じ。
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お互いに、お互いにって言っていいか分からないですけど、自分が正しいって思っている感じが、なんかちょっと悲しくなってしまったんですよね。
悲しく、ある意味諦めというか、こんなにも人って見ている世界が違うんだなって、そしてその見えている世界が違う相手のことを理解するのって難しいんだなっていうのを、その一連のやりとりを肌から見ていて感じました。
片谷大企業のアマゾンですけれども、こちらも在宅から完全出社に戻すっていうのは、経営者側の思惑ですよね。そうした方が会社のためになるっていう経営判断なわけであって、その経営者が見ている世界と会社員一人一人が見ている世界。
ここには結構大きな開きがあるんじゃないかなっていうのを想像しました。
実際にアマゾンの社員に話を聞いたわけではないので、社員って言っても一枚はではないでしょうから、いろんな考えの方がいるとは思うんですけれども、きっと私の会社にいた派遣社員の方のように、
自分の生活面から見たら絶対在宅勤務があった方がいいという方は少なからずいるんじゃないかなというふうに思ったんですよね。
そこがゼロか100か、在宅ありかなしかっていう議論ではなくて、何かうまい方法を見つけられなかったのかなというふうに思いました。
でもきっと、大企業、アマゾンほどの企業であれば優秀な方がたくさんいらっしゃって、そういった方々が導き出した結論っていうのが完全出社ということであれば、
ゼロか100かではない結論っていうのは、かなりハードルが高い、無理ではないかもしれないけれども、難しいことなのかなというふうに感じました。
私は個人的には、今の会社でこれ以上在宅勤務の回数を減らさないでほしいということを説に祈っているわけでございます。
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それでは今日はこの辺で、さよなら。
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