00:00
おはようございます、コウブンです。
螺旋をしたり、蓮を育てたり、野菜を作ったり、最近ではハートギャラリーの企画をしたりしています。
本日もですね、お悩み相談会をお送りしたいと思います。
本日のお悩み相談会は、家族間の、家族の間でのお悩みシリーズの第2弾をお送りしたいと思います。
このお悩み会はですね、ハスノハというお坊さんがお悩み相談に答えるウェブサイト、そちらに寄せられたお悩み相談を、私、コウブンがですね、答えつるといったものでございます。
はい、では早速ですね、お悩み相談の方に行きたいと思います。
30代男性の方、題名がペットの死について。
こんにちは、今犬を飼っているのですが、将来必ず訪れるペットの死に怖さを感じています、感じてしまいます。
今は元気にしているのに、いつかはいなくなってしまうことが怖くてはなりません。
1日も無駄にしないようにと、休みの日はいろいろ遊びに行くのですが、ここ最近は暑すぎて外に出られず、時間を無駄にしてしまっているのではないかと思ってしまいます。
こんな気持ちで向き合うのは良くないと思っているのですが、どうしても考えてしまいます。
今を集中して楽しむ方法はございますでしょうか。よろしくお願いいたします。
といったね、相談文です。
ペットも家族の一員ですから、家族間のお悩み相談とさせていただきます。
ペットの死について怖いと、そういうご相談でございますけれども、
私もペットを飼っていたことはあるのですが、
犬と猫、そういう動物を、ペットを飼っていた時期というのはあります。
そして、私よりも早く命が尽きてこの世を去ったという経験は持っております。
やっぱり悲しいですよね。家族ですから。
03:01
やっぱりいなくなってしまうのは悲しいのですが、
いなくなる前からいなくなることを想像して悲しむというのは少々早土地になるかなと思います。
それと、まずこの相談者さん、必ずペットが先に死ぬ、みたいな書き方をしていますけれども、
この相談者さん自身も、いつ死ぬか、いつ命がなくなるかというのはわからないんですよね。
つまり、まだわからないこと、まだ来ない未来のことに対して恐怖をしている。
自分が先に死ぬかもしれないのにね。そういうことなんですよね。
でもね、自分の未来がどうなるかわからないことっていうのは、やっぱり考えても仕方がない。
そこに恐怖をしても怖い思いをしても仕方がないのかなって私は思うんですよね。
どうしても未来のことを考えてしまうというのであれば、どうせなら楽しいことを考えた方がいいんじゃないですかね。
どうしても自分の大切なペットが亡くなってしまうことを考えてしまうのであれば、
どういうふうにお葬式をしてあげようとか、こういうお送り方をしてあげようとか、
そういったことを考えるほうがいいんじゃないでしょうかね。
ワンちゃんか猫ちゃんかわかりませんけれども、亡くなった時はこうするんだ、いざって来いと。
お送りする準備は整っていると。
こんなふうに考えた方がいいんじゃないですかね。
あるいはね、自分が先に死ぬっていうことを考えてですね、
自分が死んだらこの残された猫ちゃんに後悔させないように、寂しい思いをさせないように、
こういう準備をしておこうとか、そういうふうに考える方がいいんじゃないでしょうかね。
恐怖するんじゃなくてね、怖がるんじゃなくて、楽しみにするというのも少しおかしいかもしれませんけども、
いつ来たって大丈夫だっていう状態にするというのはいいんじゃないかなって私は思います。
どうせ考えてしまうんであれば、楽しいように考えてみましょう。
06:04
これはね、何もペットに限ったことじゃないですよ。
家族の間でも同じです。
自分の大切なパートナーも、自分の大事な、自分を育ててくれた親御さんでもね、
あるいは自分の子供でも、自分が言うように先に亡くなってしまうこと、
そういったことを想定して、もしそういう時が来たらこうしようということですね、あらかじめ。
準備するまでは行かなくても考えておくというのはすごくいいと思います。
またね、自分が先に行ってしまった時は、みんなが困らないようにこうしようとかね、
こういったふうに考えておけば、恐怖よりも目標ができるんじゃないかな、そんなふうに思います。
どうぞね、そのような心構えでペットと過ごしてください。
今が大事なんだってよくは言いますけども、なかなかそれができないからこそであれば、
未来を怖がるんじゃなくて、未来を楽しみにする方向に持って、そういった考えに切り替えてみてください。
本日のお話はここまでとしたいと思います。
今日の放送を聞いてですね、感想、ご意見等ありましたら、どうぞコメントの方へお願いいたします。
また、お悩み相談等あればですね、レター機能を使って直接私の方にご連絡いただければ、
自分の名前がわからないように相談することもできますので、どうぞよろしくお願いいたします。
はい、では、連常院副住職の幸文でした。
ではでは、またね。