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どうも、コウブンです。多然をしたり、パスを育てたり、野菜を作ったり、最近ではAI漫画にチャレンジしたりしています。
さて、本日は、仏教の目的とは、ということについてお話をしたいと思います。
皆さん、仏教の目的って何か知ってますか?仏教の目的って何?って聞かれたら答えることができますか?
なかなかね、結構難しいと思うんですよね。
というのは、私の、もしかしたら偏見かもしれませんけれども、一般的な方の仏教とのお付き合いというのは、観光であったり、あるいはお葬式であったり、法事であったり、お墓参りであったりとか、
そういうイメージがほとんどですので、仏教に目標があるということは、あまり考えずに接することが多かったのかなというふうに思います。
だけども、この仏教というのは宗教ですので、もちろん目標があって、目的があって、そういった教えというものが成立しているというわけなんです。
では、仏教の目標、目的というのは何なのかというと、それはズバリ、仏になることなんですよね。
仏になると言われても、よくわからないというのがほとんどの人の感想なのかなと思いますけれども、仏になるというのはどういうことかと言いますと、
心が安らかな状態、心が安定した状態、苦しみから逃れて、苦しみから解放されて安定した状態を仏と呼んでいるわけですね。
それはなぜかと言いますと、仏教を開きになったお釈迦様がお悟りというものを開かれて、そして仏陀になられたからなんです。
仏陀を日本語に直すと仏になる、つまり仏になるというのは仏陀、仏陀というのは悟りを開いた人のことなんですね。
その悟りって何なのっていう話になってくると思うんですね、今度は。
悟りというのは何かと言いますと、私が悟りを開いているというわけではないんですが、一般的にと言いますか、よく伝えられている言い方としまして、
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それをお伝えしますと、苦しみから解放されて、煩悩から解放されて、心が安らかな状態、心が安定した状態、安心している状態を悟りというふうに呼んでおります。
つまり心が安定した状態の方のことを悟りに目覚めて、心が安定した状態の方のことを仏陀と呼びする。
引いては仏と呼びするわけなんですね。
その仏になる、つまり仏陀になる状態のことを表した言葉というのが仏教にあります。
これが涅槃寂静という言葉なんですよね。
涅槃寂静の涅槃というのは、煩悩から解放された状態、苦しみから逃れた状態を涅槃と呼びます。
寂静というのは静かである、静かな状態を指しますので、2つ合わせて苦しみから逃れて、苦しみから解放されて、煩悩から解放されて、心が穏やかな状態を涅槃寂静と呼ぶわけです。
この涅槃寂静という状態を目指すのが仏教なんですね。
仏教の究極の目的、これが涅槃寂静というふうに言えるわけなんですね。
この涅槃寂静というものがあるからこそ修行をする。
修行して自分の生活を改めて、自分の生き方を見直して、そして心穏やかな状態に持っていく。
それがすなわち仏の生き方であるというのが仏教なんです。
結局私は何が言いたいかと言いますと、仏教の教えというのは心の安心、心が安らかな状態というものが提供できるものが仏教ですので、
どうか皆さんの心が乱れた時、何だか落ち着かない時、不安がいっぱいな時、寂しい時、何でもいいです。
何となく心が落ち着かない状態の時に、ぜひとも仏教を頼っていただきたいなと思うんです。
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心が安定している人にとっては別に必要ないとも言えますよね。
今この瞬間がハッピーなんだという人にとっては余計なお世話とも言えます。
なので、自分の心がつらい時、苦しい時、悩みを抱えている時、どうぞ仏教を頼っていただきたいなと思います。
では本日は仏教の目的とはというテーマでお話をいたしました。
ではではまたね。