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2024-05-27 13:58

111. 日本の死刑制度 Death Penalty in Japan

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サマリー

日本では死刑制度があり、死刑が執行される1、2時間前に知らせられることや、最高裁判所の審査中でも死刑執行が可能であることが問題とされ、裁判が行われています。

日本の死刑制度について
皆さんこんにちは、Kotsu kotsu NihongoのMizukiです。
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今日は死刑制度について話そうと思います。
難しいテーマですね。
死刑は英語でDeath Penaltyのことです。
本当にひどい事件を起こしてしまったら、日本では死刑になってしまいます。
死刑制度がある国っていうのは、実は少ないんですね。
OECDの中で今もその制度が残っているのは、アメリカと日本だけです。
世界の70%は死刑制度がないそうです。
そういう現状の中で、日本には死刑制度があります。
私は死刑制度について、昔から興味というか関心がありました。
っていうのは、中学生の時にディベートの授業があったんですね。
死刑制度に賛成か反対かっていうテーマで、クラスで議論したことがあるんです。
その時に死刑制度について調べて、結構衝撃を受けたんですよ。
悪いことをしたら、罰として死ななければいけないんだ、とか。
公主刑なんだ、とか。公主刑っていうのは首を吊ることです。
死刑制度って国際的に見たら珍しいんだ、とか。
アムネスティーっていう団体が反対しているんだ、とか。
いろいろ知って衝撃を受けたんですよ。
その時から、なんとなくこの制度についてずっと関心を持っていました。
最近、ある死刑囚が国に対して裁判を起こしたんです。
どんな裁判かというと、死刑の告知を当日の1、2時間前にするのは、憲法に違反している。
システムの面でも人権の面でも、憲法に違反しているということで、国を訴えたんですね。
憲法には、正しい手続がなければ死刑をしてはいけない、という文があります。
国はこれを守っていない、という死刑囚の主張がありました。
そうなんですよ。
日本では、死刑が行われる1、2時間前に、
問題点1:死刑の知らせ方
今日あなたは死刑をされます、って知らされるんですね。
本当に直前なんですね。
この問題点としては、やっぱり死刑囚の心の準備ができていない。
急に知らされて急に死ぬことになる。
家族とお別れすることもできない。
これは人権が守られていないんじゃないか、という意見があります。
そしてもう一つの大きな問題点としては、
最審請求中でも死刑が行われることです。
これ難しい言葉ですよね。説明します。
最審っていうのは、もう一度裁判を行うことです。
もう一度裁判をやり直してくださいって頼むこと。
これを最審請求と言います。
最審請求をしている死刑囚でも、死刑が行われる場合があるんです。
これが問題だと言われています。
ということで、この2つの問題について裁判が行われました。
当日に死刑を知らされること、
そして最審請求中でも死刑が行われる可能性がある、この2つですね。
問題点2:最審請求中の死刑執行
裁判の結果は、国が正しいということでした。
死刑制度は憲法に違反していない。
当日の死刑が行われる1、2時間前に知らせるのは間違っていないと判断されました。
皆さんはこの死刑制度についてどう思いますか?
賛成ですか?反対ですか?
これはね、私自身もはっきり答えが出ないんですよね。
今まで絶対賛成って思っていた時期もあります。
反対に反対って思っていた時期もあります。
この制度について、いろんな記事を読んだり、本を読んだりして、
知れば知るほど答えがわからなくなってくるんですよ。
例えばね、私の子供が殺されてしまったとします。
そうしたら間違いなく私はその犯人を許さないです。絶対許さない。
で、私の子供が感じた苦しみとか恐怖とか、犯人にも同じように味わってほしいと思う。
この場合の恐怖を味わうという意味は、恐怖を感じるという意味です。
で、一番ひどい刑罰を受けてほしいと思います。
つまりそれは日本では死刑なんですね。
でもどうでしょうか。
国が人の命を奪っていいのかなとか、
人を殺してはいけないっていう法律があるのに、矛盾してるんじゃないの?
あとは死刑に関わる人のこと。
つまり仕事として死刑をしないといけない人の気持ち、ストレスとか考えると。
あとは死刑の方法について。
日本では公主刑といって首を吊る方法なんですけど、
この方法って実は失敗するリスクがあるんですね。
長い間苦しむかもしれない。
この公主刑ってどうなんだろう?
あとは被害者の家族、殺された人の家族って、みんながみんな死刑を望んでいるんでしょうか?
どうなんだろう?とか。
こういういろんなことを考えるとめっちゃ難しいんですよね。
自分の意見がはっきり出せないんですよ。
でも、もし自分の子供が殺されたらって考えたら絶対に許せないから、やっぱり死刑しかないなって思います。
でもね、本当に心から死刑囚が反省して、自分がしたことを心から、本当に心の底から後悔していて、
心からの謝罪があった場合、心から謝ってるその気持ちが伝わってきた場合は、
どうなるかな?許すことができるかな?
本当にね、わかんないんですよね。ちょっと難しすぎて想像できない。
どう思います?皆さん。
ちなみにね、日本には終身刑がないんですよ。
終身刑、終身刑っていうのは、その人が死ぬまで刑務所にいることです。
そう、終身刑がないんです。
なので日本では、死刑の次に重い刑は無期懲役という刑です。
これは期限を決めずに刑務所に入るという刑罰で、
いつ出られるかはわからない。
人によるけど、でも平均すると30年ぐらいは刑務所から出られないそうです。
アメリカの死刑制度についてのニュースも見たんだけど、
基本的に死刑囚は、死刑が行われる1ヶ月ぐらい前に知らされるらしいですね。
たぶん、週にもよると思うんですけど、ある週では最後の食事を選べる。
あと家族とも会うことができる。
最後のお別れができるってことですね。
死刑に立ち会ってほしい人の希望も出せる。
そうなんですよ。だから日本とは全然違いますよね。
あとはね、アメリカでは死刑囚と会うことができたり、
例えば新聞記者がインタビューすることもできるし、
手紙のやりとりも比較的自由にできるらしい。
でも日本では死刑囚に対してインタビューはできないんです。
家族とだけ手紙のやりとりをしたり会うことができる。
だから結構厳しいんですよね。
で、結構ね、国も死刑について明らかにしていないことが多いんですね。
死刑囚がどういう生活しているかとか、
たくさん死刑囚がいる中で、
どういう順番で死刑の順番が決められているのかとか、
そういう情報が全然公開されていないんですよ。
そこにも日本の死刑制度の問題があるって言われてて、
やっぱり国民が死刑についてちゃんと理解していない、知らないことが多いので、
だから本格的に議論することも難しいのかなと思います。
死刑囚の人権、人権っていうのもどこまで守られているのかっていうのも謎だし、
そもそも死刑囚の人権、これも難しい問題と思います。
死刑囚の人権はどこまで守ったらいいのか、
どこまで保障するべきなのかっていうのも難しい問題だなと思います。
ということで今日はここまでです。
聞いてくれてありがとうございました。
私の活動を応援したいという方がいたら、
バイミヤコフィーでドネーションしてください。
とても励みになります。
ではでは今日もコツコツ頑張りましょう。
バイバイ。
13:58

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