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ごめん、もう一回お願いします。 ドラマのNG集でよく目にする光景です。
台本のセリフを間違えたり忘れたり、噛んだりした時に、演者が言っている姿を、あなたも目にしたことがあると思います。
通常放送されているドラマでは、編集済みの映像が流れます。 なので、特に間違いなどもなく、台本通りにストーリーが展開します。
これはこれで面白いですよね。でも、クールが終了した後とか、晩戦時などにNG集が公開されることがあります。
このNG集も面白いんですよね。 個人的には、グッドラックっていうドラマのNG集が記憶に残っています。
鈴見真一さんが渋い声でセリフを言っています。 でも、X線検査所という言葉をなかなか言うことができないんですね。
X線コン、X線コン、X線コンってずっと言ってしまうんですね。 ドラマの役柄では厳しい上司役をしています。
ところがNG集では、素の鈴見真一さんが現れます。 どんな風に作っているのか、完成版じゃなく未完成版はどんな感じなのか、
素の部分はどんな人柄なのか、こんなことを見れると視聴者は喜ぶし、親近感を感じるようになります。
要するに裏側を見たいってことです。 そしてこの話は商売でも全く一緒です。
ドラマと同じように、商売でも裏側を見せることが大切になります。 表に出ている作られたものだけじゃなくて、裏に隠されている素の部分をお客さんは見たかったりします。
むしろそっちの方が面白いことも少なくありません。 ドラマのNG集を見るとタレントに親近感が湧きますよね。
へー、この人もこんな風に間違ったりするんだ。 それが他のタレントとの違いとなって、なんとなく好きだなぁになります。
商売でも同じことです。 綺麗で整っている無機質なものは大企業にでは任せておけばいいんです。
我々のようなスモールビジネスは積極的に裏側を見せる。 そしてお客さんに親近感を持ってもらいましょう。
どんな風に作っているのか。完成版じゃなく未完成版はどんな感じなのか。 その部分はどんな人柄なのか。ドラマのNG集と全く同じです。
商品やサービスの裏側を積極的に見せていく。 そうすることで新規収穫がもちろんのこと、リピートを望むこともできます。
もちろん親近感を持ってもらえるので、強引に売り込む必要もなくなります。 普段は隠しがちな裏側を見せていくことは良いことばかりなわけです。
裏側を見せていきましょう。