1. 近藤ナオという生き物
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2025-01-24 16:37

#42「僕も含めて世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくるために始めた100種類の事②-④」

2種類目は「お金がなくてもある程度、快適に暮らせるビレッジ(場所)を作る事」。この活動で得た事と建築、衣服、教育の話

サマリー

このエピソードで近藤ナオさんは、世界中の人々が快適に生きるために始めた100種類のプロジェクトの一環として、ビレッジの構想について話します。タンザニアでの生活や建築の実践例を通じて、資源を活用した暮らしの工夫が紹介されます。また、開発途上国における衣料品の流通や村作りにおいて、教育の重要性についても語られています。さらに、多様な人々との生活がもたらす学びや、国語と算数の重要性にも触れられています。

ビレッジのプロジェクト
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第42回の話をさせてもらえたらなと思っています。
36回からは、心象という形で、僕も含めて世界中の人達が釈然として生きていける世の中をつくりたいなと思って始めた100種類の事っていうのを順番に話をさせてもらっています。
今回は2種類目の、お金がなくてもある程度快適に暮らしていける場をつくるというか、ビレッジというか避難所というか、そういうもののプロジェクトの話をしてたんですけど、
前回、食料の話から少し脱線して、最後、自分たちで将来作れるけどその土地で、でも今はまだ大量に作れてないものっていうのは近くの村で買うようにしてたので、その話をしてたんですけど、
それで片道7キロで歩くと1時間半ぐらいかかるんですけど、そこは車も1台しかなかったし、ガソリン車だったんで電気自動車がゲットできなかったので、ガソリン車だったしガソリン代もかかるので、あんまり車も使いたくないので、歩いていく習慣みたいなものっていうのが、
みんなどうしても紅茶とか飲みたい時とか1時間半かけて隣まで行って、紅茶と揚げパンみたいな小麦粉で作ったなんかをどうしても食べに行くみたいな人とかもいたりとかして、それで本当に体感として面白いなと思ったのが、僕もそうですけど、
日本に戻ってきた時って片道1キロでもなかなか歩かなかったなって、すぐ電車に乗っちゃったりとかバスだったり、めっちゃ稼いでた時は余裕ですぐタクシーに乗るみたいな選択肢を一択みたいな頃も僕もあったし、でもやっぱり1時間半歩くのが余裕になってくると、
確かめっちゃ急いでないんだったら歩いてもいいのかなって、その時ふと日本にその活動をしながら日本とタンザニアとかオランダを行ったり来たりしてたんで、それで日本とか戻ると、確かに別に次の予定がすぐあるわけじゃないから、ここでいくらかお金かかるより1時間かけて歩いて帰ったほうが得じゃんみたいな気持ちにもなってくるし、
歩けばほぼ自分のペースですごい大きなことがない限り、あれ程度時間通りに次のところにも着けるので、歩く習慣がついてきて、本当僕だけじゃなくて参加してくれてた、彼どこだっけな、京都の有名な大学に通ってる人がいて、
そいつが夏休みとかが2ヶ月ぐらいある中で、1ヶ月半とかかな、うちらのビレッジで暮らしながら村作り一緒にしてたんですけど、彼とか当時は家から大学に行くまでって本当に毎日のようにバスに乗るか、自転車で行くかっていう二択だったんですけど、でも実際タンザニから戻ってみると歩いてみるとたった40分だったみたいな感じで、
それ以来彼はもう、その時偶然自転車も帰ったら盗まれてたっていうのもあるんですけど、でも当たり前に歩いて行けばよかったみたいな、お金もかかんないし、確実に自分の着きたい時間にほぼ着けるみたいな形で、
何て言うんだろうな、そういうお金がゼロ円でも生きていけるっていうことを見つめ直すっていう暮らしはかなり面白かったですね。だから本当に最初に電気何使ってるのっていう部分で、照明と冷凍庫とマキタとかパソコンとか携帯の充電以上みたいな、
確かにそれだけでよかったなみたいな、なんで日本の家に戻るとほとんど使わないとかたまにしか使わないものがずっとコンセントが刺され続けているものがなんか結構いっぱいあったりとかして、これ一個ずつ全部いるのかなみたいな感じで、そっから僕は日本の家でも冷凍庫、冷蔵庫なし生活とかを始めちゃったりとかどんどんしていくようになっていくんですけど、
そういう中で歩くっていうことに関して生活習慣でやってみたっていうのはすごい興味深い、コスト削減になるし健康的でもあるし、本当に今も日本でもっともっと大きい規模でこういうビエッジ作りみたいなのも東日本大震災の被災地とかを使ってやっていて、
それはちょっと5個目のことっていうところで話そうと思うんですけど、そことかも今5キロかける5キロ、いっぺん5キロ5キロなんですけど、5キロ5キロって僕らの感覚で言ったら1時間ちょっとで歩けるので、その5キロかける5キロっていうフィールドの中で最低限生活に必要なものとかが補えられるようにしておけば、
何かあったときに自分の足で足が動けば足でそういうところにたどり着けるっていう感覚でやったりもしてます。
タンザニアの建築方法
食料の話はこんな感じで、次は建築の話ですね。
建物、日本ではないので、タンザニアって建築基準法みたいなのとかそういうのが全然整理されていないので、別にどんな建築作っても全然大丈夫なんですけど、メキシコとかになってくるとチェックする体制にはなってるんですけど、
ちゃんと正規の確認申請みたいなのを通すよりは、担当者に100万円ぐらいの賄賂払ったらOKってことにしてくれるらしいので、メキシコとかですごいうねうねした変なコンクリートとかで、変ってわけじゃないですけど、すごい有機的な建物とか作ったりとかそういうのも賄賂で通したりするっていうのはあるらしいです。
でもタンザニアは全然まだまだ多くの人たちがその土地にある木とかヤシの木と葉っぱみたいなものだったりとかを使って建物を作るっていうのが本当に普通にみんながやってることなので、全然規制はそれには、でも燃えたらもう全部一気に燃えるっていうぐらい燃えやすい状態ではあるんですけど、規制はないので何でも作れるっていう感じで、
僕らの敷地の中にヤシの木もありましたけど、ちょっとヤシの木みたいにおいしい食べ物がならないヤシの木みたいなのの方がいっぱい育ちやすい土地柄で、それの葉っぱを編んで壁材にしたりとか屋根材にして、ある程度屋根も角度つければ雨漏りとかしない状況を作れるので、そういう形で屋根を加工したり、
柱とか床、フローリングとかはヤシの木みたいな幹の部分を使って、最初のうちはすごい測ってフローリングとかも厚みをぴったりに合わせようかなとかして、
その上でノコギリみたいなもので綺麗に切ってたんですけど、めちゃめちゃ材も硬くて、硬いからそういう意味では建築材料としては、建材としてはすごい良かったんですけど、
それをタンザニア人でチェーンソーを持って商売してる人とか見ると、チェーンソーでラフにスライスしていくっていうのを見て、確かに5ミリとか1センチくらいフローリングの高さの幅が違っても別にいいかっていう気がしてきて、
それでチェーンソー製材みたいな形で、チェーンソーでスライスしたりして床材を作るような感じもしました。
あとは土の中で粘土質のところがあるので、そこの土を集めてきて、その土と水を混ぜて土壁みたいなものを作るっていう風習もあるので、それを壁に使うっていうやり方もありましたし、
そういう形でとりあえず土の中にあるものだけで建物を作る。
ひもとかも葉っぱとかを使って多くの人がやってるんですけど、一応そういうふうに作った家もありますけど、僕らは強度を保つためにも少し釘だったりとかネジだったりとか、
針金みたいなものだったりとか、そういうものはお金で買えるものは少し買ってしまって、強度を出すために買ったものもあります。
あとは少し高床式で、高床の下を荷物置きにしたりとかもしたかったし、高床にすると海沿いの土地で砂浜なので砂がどんどん家の中に入ってきちゃうので、高床にするとそういう意味ではかなり快適に寝っ転がったりとかもできるので、
1個だけ建物で高床で作ったものはあって、それはちょっと補強の部分で結構太いネジみたいなものとかも使ったりはしてしまいました。
でも究極は本当に土地の中だけのもので家を作っています。
洋服と資源の使い方
建築があって、次は洋服とかかな。洋服とかはめちゃ綺麗なこと言えば植物から繊維を取って服を編むみたいなこととか言いたいですけど、正直先進国だけじゃないですけど、
特に先進国が本当に捨てるほど洋服を作りまくって実際捨てているし、日本とかだと売れなかった洋服を持っていると在庫が資産というふうにみなされちゃうみたいなので、
実際そういう大きい百貨店とかどことはいいませんけど、多くのところがそういうのを燃やして在庫がないという状態にするみたいなことになっちゃったりとか、
なので今そういう開発途上国とかで多く作られたものが一回先進国に行ってからまた古着として開発途上国にすごい安く、捨てるよりはマシという感じで流れてきたりするので、
正直歩いて1時間半の村に行けば100円とかぐらいで、日本円にして100円ぐらいで全然何でもTシャツでもズボンでも帯さんでも手に入っちゃうし、
究極服、海に流れ着いてくるものも結構あるので、だからもうそういうのでいいかなみたいな。海に流れ着くとBさんとか靴とかも手に入るんですけど、靴の場合問題があるのは両足一緒に流れてくることはほぼないので、
右と左が違うBさんを履いてるやつもいたりしました。あとは教育とかに関しては、究極はそこにいるそんな変わったビレッジ作りとかに、最初の1年目とかで通算すると40人ぐらいかな、
いろんなタイプの日本人だけじゃないですけど、ケニア人だったりとかイギリス人だったりとかも来てくれたんですけど、日本人でも40人ぐらい来てくれて、そんなところに来て村作りしようっていう人たちはなかなか変わった人たちばっかりで、結構経営者たちは多かったですね。
どんな分野が多いってこともないんですけど、本当にいろんな年齢の人たちだったり個人事業主だったり、大学生とかもいましたけど、そこにビレッジには5歳の子、5歳、6歳、10歳、10歳、あと何歳だっけなとか何人か来てくれましたし、
実際、名古屋から来た5歳の子は親なしで一人で来るみたいな感じで来てくれたりして、なかなかその事例も面白いんでまた後で話したいんですけど、それで一応そこに来るような大人たち、結構有名な人も来てくれましたけど、有名かどうかはどっちでもいいんですけど、
そういう面白い大人たちと24時間一緒にいて寝食を共にするっていうのはすごい経験で、僕もどんだけお金もらっても誰かと1ヶ月間寝食を共にするみたいなのは仕事としては受けたくないなと思うんですけど、実際そこにいると本当にいろんな人たち、いろんなロールモデルが、しかも24時間一緒にいると嘘をつけないっていうか、
講演会とかで30分1時間とか2時間とかだけ話聞いたりするとすげーとか思うけど、結局一緒に暮らしているとこういうところはもう全然何もできないんだとか、みんなそんな変わらない人間なんだなとも思うし、ある部分ではすごい特徴が見えたりとかもするし、
そういういろんなタイプの普通では一緒に暮らせないような人たちと24時間一緒にいるっていうことがもう圧倒的な学びだろうなと思ってたんですけど、でもこの社会で生きていく上で僕は国語と算数、日本人だったら英語少し、少しじゃなくても英語、特に国語と算数はやっといたほうがいいかなと思っていて、
オンラインで学べたりも全然できたので、数字である程度計算したりなんとかっていうことはできたほうがいいし、あと国語というか言語をある程度理解して何かを思考するときって言語で考えることが多いと僕は思っているので、
自分がこれから何をしていきたいかとか今どういう状態なのかっていうのを理解するような単語だったりとか文章だったりとか人に伝えるとかの能力って意味において国語はちゃんとやっといたほうがいいかなと思ってて、他は社会とか物理とかそういうのは今後興味持ったらやればいいんじゃないっていうぐらいにしか僕は思ってないし、
実際そこでの暮らしで物理の、さっきの食のところでも話したりとかトイレのところとかで全然そういう本当に生活に使えるところでそういうものが身につくし、地理の話とかも東海岸は砂浜になるんだみたいなのとか教科書よりもそこで学べることっていうのはすごいあるし、そういうのでいいかなと思ってるんですけど、
でも子どもたちに1日1時間ずつぐらいは国語と算数やりなよって言ってもなかなか本当に好きじゃない限りはやれないと思うので、なので日替わりで大人たちかな、ケースで言うと18歳以上の大人たちが日替わりで順番子で勉強を一緒に教えるというか隣にいて一緒に勉強をするというか、
一緒に勉強するみたいなスタイルにすることで、子どもたちが勉強するみたいなことをやったりはしてました。
なのでちょっとこれでさっき話した5歳の子の話とかしたいんですけど、ちょっとまたこれも話すと長くなっちゃうのでまた次回に。
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