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2023-08-01 48:20

第43回『クラシックス:XTC「Skylarking」』

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「クラシックス」という名盤を語るエピソードシリーズを始めます。第一弾となる今回は1986年、XTC『Skylarking』。

個人的な思い出として、てらださんのファースト・バイ・アナログレコード(!)でもある本作(購入を勧めたのはシャーク鮫くん:当時23歳)。

XTCのアンディ・パートリッジ、プロデューサーとしてのトッド・ラングレン。二人の天才がぶつかり合った「Skylarking」について、彼らの自伝等をヒントに(意外な人物からの影響など、面白い裏話もあるよ!)、2023年に自分たちの耳で聞いた感覚をすり合わせながら、このアルバムの魅力を語ってみました。

いまこそアルバムを。


XTC『Skylarking』(1986)

▷Spotify⁠ ⁠▷Apple Music⁠


◆第43回の⁠⁠⁠用語集、詳しい解説、補足のnoteはこちら⁠。⁠⁠

https://note.com/lnt91/n/n28ba6862e5f0


《#kokosuna掲示板》

「三十日間の新聞」

https://note.com/lnt91/n/nc592a8854262

『心の砂地#』も参加しました!


「てらださんがつけているイヤーカフ」

https://www.hario-lwf.com/21108/

(2023年7月27日収録)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 番組Twitter:https://twitter.com/kokosuna 感想など、ツイートしていただける場合のハッシュタグは#kokosuna でお願いします! ここすなリンク集→ https://lit.link/kokosuna 番組感想、お便りは kokoronosuna@gmail.com  ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠もしくはこちらのフォームまで!⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 2023 artwork:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠セキヤ@sekiyanabemotsu⁠⁠⁠⁠

2023 spring op theme:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@k5_y4⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第45回はいしいひさいち 『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』について!祝kindle化!

00:00
この番組、心の砂地は、様々な文化や日常の気づきをヒントに考え続けることで、言葉の記憶装置を目指す教養バラエティ番組です。
私、しゃあくんです。 はい、そして私が寺田です。よろしくお願いします。
ということで、本日も始まります。心の砂地。
私は怖くて逃げなかったんだ 春の青さと夏の輝き 君と二人ずっと歩きたいだけ
今回ですね、クラシックスという音楽の名番の話を定期的にしていくシリーズみたいなのを始めようと思いまして、エピソードのね。
はい、いいですね。
でまぁ、流行る第1回として、XTC、スカイラーキングというのをね、取り上げたいなと思っているんですけども。
はい。
いきなり音楽の話をする、名番の話をするっていうのはずっとやりたかったんだけど、それが例えばロックの始まりみたいな、ビートルズデビューの62年からやるべきなんかとか、なんかいろいろ考えたんだけど。
大事にしているのは、今こそアルバムというものをしっかり聞いてみていいのかどうかっていうことを、自分たちでも確かめ合いながらこう話して、再評価というか、改めてこの名番の魅力に気づいてくれる人が増えたらいいなっていう感じの目の目でやっていこうかなと思ってまして。
なるほど。サブスクによってね、アルバムを通して聞くっていう経験自体が多分減ってきてますしね。
ないよね。アルバム聞く?どう変わってきた?やっぱサブスクになって。
そうですね。まぁちょっと聞き方としてやってるのかわからないけど、昔のバンド、例えば最近だとあのブラーっていうイギリスのね、超有名なバンドがアルバム出しましたけど、そういうアルバム出たらやっぱ最初から最後まで聞くんですけど。
最近のバンドとか、最近のヒップホップとかそういう時って、めちゃくちゃ失礼かもしれんけど、やっぱ最近の人だってアルバムってどれぐらいの気持ちで作ってるんだろう?アルバムの構成としてどんだけ組み込んで考えてるんだろうって思っちゃうから、正直あんまり通して聞かないんですよね、最近の人たちは。
うーん、まぁアルバムらしいアルバム。まぁまぁあるけどね、名番みたいな感じで言われてもするけど、ちょっとこれは本当5年でも感覚変わってきちゃったのかなっていう感覚があるね。
03:00
10年代の頃はまだギリギリその感覚が残ってたかなっていう感じはするんだけど、やっぱりサブスクになってから俺もその感覚すごいわかるしっていうところでもあって、ただアーカイブされてるものも基本的にはやっぱりアルバムという形態でのリリースやんか。
EPとか1曲だけとかね、ヒップホップとか、そうジャンルによっていろんな出方があるんだけど、プリンスがまだ生きてた頃にベックがプレゼンターで、アルバムってみんな覚えてる?みたいなことを言ったスピーチがありましたけども、なんかその時のことを思い出してるっていうか。
僕はでもやっぱ10代から20代ってアルバムで音楽を聴いて、それこそ名盤っていうものを通して聴いて、わかる?わからん?良い?悪い?みたいなことを考えてたし、今もアナログレコードをよく買う、中古のアナログレコードをいっぱい買うんだけど、それもやっぱりアルバムが好きだから買ってるみたいなところがあるから。
だから僕は過去のアーカイブ、素晴らしいアーカイブに触れるって機会がやっぱいろんなジャンルでいろんな場面で少なくなってるから、それがやっぱ過去のものはこういうもんだったんだよっていうことに触れてほしいっていうのもあるし、それこそ今回やっぱXTCのスカイラーキングってアルバムを取り上げるんだけど、先に言っちゃうと今聴いてもやっぱかっこよかった、スカイラーキングは。
いや僕も聞き直しましたけど、記憶よりも頬順でしたね、音が。
今聴いても全然かっこいいアルバムだなと思ったし、そういうことをどんどん伝えれたらいいなと思うので、このエピソードシリーズで、いわゆる名盤、つまりはアルバムの話っていうのをしていくんで、よかったら皆さんも、それこそサブスクに入っていたら大体聞ける時代になったので、逆にアクセスはすごくしやすいと思うので、よかったらこのエピソードを聴いてね、聴いてみてほしいなというふうに思っているって感じなんですけれども。
今回はXTCというイギリスのロックバンドですね。主に70年代後半から90年代前半ぐらいまで、80年代を主に活動してたロックバンドっていう風に捉えるのが一番ピンとくるかな。
それでも90年代も2000年代もやるからちょっとどうかなと思うんだけど、デビューしたのが70年代後半で、80年代に一番延熟した時期みたいな感じのイメージがあるのかな。
結構名盤とされてるやつは80年代に出てるのが多いですよね。
今回のスカイラーキングっていうアルバムも86年ですね。77年にデビューしてて、8枚目のアルバムとして86年スカイラーキングっていう感じなんだけど。
06:05
これもう難しいのが、どう話そうかな。
この時代についても同時に話していきたいなと思うんですけど。
ああ、当時のね、他のイギリスのバンドとか。
いろんなさ、ざっくりロック史でいろんな区切りがあるんですよ。
それこそ62年ビートルズレコードっていう。
69年ウッドストックとか。
このXTCを語る上で、一応デビュー前後とその流れの説明として必要なのはやっぱりパンクだと思います。
そうですね。
76年にロンドンパンクっていう。
イギリスのパンクバンドのムーブメント。
SEX PISTOLSとかCRUSHとかDAMNEDとか。
多分みんなが思うパンクってロンドンパンクなんですけど。
アメリカもニューヨークのパンクがあるんだけど。
そうですね。ラモーズとかね。
ロンドンパンクのムーブメントの流れで出てきた。流れで出てきたっていうとちょっと違うっちゃ違うけど。
ポストですよね。
このパンクのムーブメントってすごい1年とか2年で終わっちゃって、その後パンクっていうものは今まであった複雑な音楽。
ロックっていうのがもっと簡易でキャッチーでかっこいいもんだったのがどんどん複雑化していったのを揺り返しなんですね。
ちょっとストレートな感じでいこうっていう後に出てきたことなんで、みんなパンクの方法論で複雑なことを逆にするとか。
ちょっとねじれてくるんだけど。
パンクというものがそういった固定概念を壊した後に新しい試み。
精神性はパンクだけども音楽的には進化していこうとか。
そうじゃなくてスタイルで変なことをしていこうとかっていう人たちが出てくるんですけど。
これをパンクの後なんでポストパンク。ジャンルとしての名前としてはニューウェーブって言われることが多いですね。
そうですね。その方が聞いたことある人多いかもしれないですね、確かに。
ファッションとかもね、全然多分パンクって聞いて思い浮かぶファッションではない感じの人が多いよね。
そうそうそう。だからいわゆるビビアン・ウェスト・ウッドのピストルズのルックっていうのが多分ロンドンパンクっていう感じなんだけど。
ポストパンクになるとそういう感じではなくなってくるかな。もうちょっと普段行きっぽい感じになるか。
もっとでも逆にすごい端部に行く人とかもいるし、ゴスとかもあるしね、この辺入ってくるかな。
なんかこう文学青年っぽい感じやったりとかちょっとナードっぽい雰囲気も入ってくるし。
入ってくるかな。
よりこう自由な感じになっていくよね。
70年代後半から80年代前半。だから77年から82年くらいかな、ポストパンク、ニューウェーブっていうとね。
そうですね。
09:00
基本的には。で、その82年くらいを境にMTVっていうのができるので、アメリカのケーブルテレビができるので。
それでもうちょっとポストパンクみたいなとこから出てきた人らがアメリカに行ってまたバカ売れするっていう時代が86年くらいまでありますと。
そうですね。そうか、MTV。
なんかそういう結構そういうのも出てきた時代の、あれか映画でシングストリートとかは確かそういうのでPVまず撮るみたいなのは多分こういう時代やったから。
そうそうそうそう。
80年代から。
で、あのシングストリートという映画の面白いところは、そういう主人公たちのルックとかサウンドもその当時のシングル、その時見た、その子たちが聞いたシングルと同時にどんどん変わっていくみたいな映画にもなってるんだけど。
そうですね。デュランデュランから始まり、どんどん模倣していくっていうね。
QR聞いたらちょっとロバート・スミスみたいな髪型してみたりとか。
なんかそういうどんどん変わっていくっていうのが面白いんだけど、でも実際当時っていうのは本当にシングルが出るごとに時代が変わっちゃうぐらいのスピード感。
このビデオが出るごとに変わっちゃうっていうスピード感なんで、この辺の4年経つとかなりサウンドも見た目も、それこそビデオのルックとかも全然変わってたりするっていう。
景気がいい時代なんで、それこそ法順に音楽が展開していくっていう時代ではあるかな。
そうですね。あとここら辺の時代から結構、80年代中盤後半ぐらいからかなりロックの中でのギターっていう立ち位置がそんなにギャンギャンならない音楽が多いなっていうイメージ。
やっぱりパンクっていうのはストレートな、精神性としては新しいもんだけど、体制としてはやっぱりベースがいてギターがいて、ドラムがいてボーカルみたいな、すごくロックバンド全とした体制だったのが、
基本的にはギターという楽器が作ってきた音楽の延長線上で多分あると思うんだけど、パンク。そこが83年、84年ぐらいかな。
それこそニューウェーブみたいな感じで言われだした人らができた82年ぐらいを境にもうちょっと後退していく感じかな、ギターっていうサウンドが。
そこから逆にシンセの音が結構強くなってきたりとかね。
そう、だからそれこそシンセサイザーっていうものが進化していって、一般化していった。何百万とかしてたのが、安くなって手に入るようになったとか。
そうですね、だからこの80年代のシンセの音聞いたら、うわーなんか懐かしいって。80年生まれてないねんけど、懐かしくなるシンセの音やねんよな、この頃って。
そうそう。
シンセできたてホヤホヤの音やから。
ちょうど言ったらアナログからデジタルになってくるっていうね。
あーそうですね。
そうそう。で、今回XTCのスカイラーキングは86年なんですけど、その80年代って言ってもやっぱ前半後半で全然ムードが違うんだよね。
12:05
そうですね。
うん。で、音楽としてもやっぱり85年以降の感じっていうのは、それこそシンセサイザーっていうものの進化と、そのリズムのクオンタイズっていうのが導入されだすのよ。
あーそうなんや。
うん。量子化。だから完璧にジャストのタイミングっていうのが作れるようになってきたと、プログラミングで。
あーなるほどね。そこまでこう感覚的にやってたものがこうはっきりと。
そう。それまでは生のドラムで言ったら完全なジャストじゃないやん。多分。
うんうん。
ドラムって人の足で叩いてるから、完全な譜面としてはジャストではないんだけど、そこのなんかこう揺らぎがあるからグルーヴ、そのノリが気持ちいいねっていうノリがあったのが、
その数値としてここですっていうふうなものができたときに、完全にジャストだったら、なんかそのリズムの感覚が変わっちゃったんだよね。ここで一つの歴史的転換としてね。
あーなるほどね。そうか。
うんうん。だからそのクオンタイズとかのビートが生まれ出すのがこの86年のわけなんですよ。
なるほどね。
うん。なんでこのビートの進化みたいなんて、86年の名盤で出すとやっぱりヒップホップが登場したという。
あー。
ヒップホップのミドルスクールっていうサンプリングでクオンタイズ感のあるサンプリングのビートになってくるっていう感じかな。サンプルでもこう、そのジャストの感じっていう。
あーなるほどね。サンプリングしてる音やけどジャストの場所へ流れてるっていう。
そうそうそうそう。
なるほど。
なんで、ランディMCのレイジングヘル、あのウォークディスウェイとか入ってる。
ウォークディスウェイっていうのはエアロ・スミスの曲なんだけど、それをサンプルしてヒップホップにしたやつね。
有名ですね。
っていうのが86年に出てるし、それとB.C.T.ボーイズのライセンスといるっていうのも出てます。
あー。その時代の赤B.C.T.ボーイズ。
そうそうそう、デビューね。もうクッソガキの時のB.C.T.ボーイズ。
で、たぶんこれが一番大事なんだけど、86年の名盤で一番大事なアルバムが、たぶんジャネット・ジャクソンのコントロール。
えー。そうなんや。ちょっと恥ずかしながら聞いたことないですね。
あ、マジですか。
はい。
これは、プロデューサージャム・アンド・ルイスっていう、言ったらプリンス一派なの、この人らって。
あー、そうなんや。
うん。
でも、ジャネット・ジャクソンって、誰の人の家での子ですか?
それ、マイケル・ジャクソンでしょ?ジャクソン・オファイズの。
そらそら、マイケル・ジャクソンの妹やんな。で、マイケルとプリンスっていうのは、バチバチにライバルですよね。
あー。
マイケルの妹っていうのが出てきてたんだけど、結婚して何やかんやあったんやけど、お父さんが元この白人のプロデューサーにプロデュースさせようっていう風に進んでたのを、
ジャネットがそこを飛び出して、そのプリンス一派のジャム・アンド・ルイスっていう人と組んで作ったアルバムがコントロールなんだよ。
15:02
うーん、そうなんや。自分の意思で組んだ相手と作った。
これが本格的なシンセサイザーの、今のR&Bとかの原型になるような、ジャストのタイミング、リズムマシン中心の打ち込みのビートの中にジャネットが乗ってるっていう、すごい傑作的なアルバムなわけですね。
これでみんなやっぱその、歴史変わったっていう感じになるんだけどね。このジャム・アンド・ルイスっていうのは90年代にトップのプロデューサーになりますけど、ここがスタート。
っていうのがアメリカでは、86年起こるし、それこそプリンスのパレードっていうアルバムとか、マドンナのトゥルブルーっていうアルバムとか、あとポール・サイモンのグレイスランドっていう、これはアフリカに行って撮ったアルバムみたいなやつがあるんだけど、
そういうのが流行ってた時代。ポップスとしてはね、も出てる。ちょっとノイジーだったソニックウェスがバンド全としてきたやつとか、あとはREMのライフズリッジ・ペイジェントとかも出てますね。
でも同様に80年代ってやっぱすごいジャンルが豊富だから、メタリカのマスター・オブ・パヴェッツ、メタルマスターとかも同じ年に出てるよね、86年に出てる。
だからメタルで言うとそういう時代なんやね。
そうそう、だからもうスラッシュメタルの時代だね。
なるほどなるほど。70年代とかのハードロックとかは減って、80年代はメタル強い年代でもあるのか。
うん。ハードロック的な、そういうLAメタルみたいな、ガンザンド・ローデスとか、翌年とかにデビューしてくるけども、そういうのもゴテゴテに流行ってるし、
80年代のロックって言ったら、たぶん日本ではやっぱメタル強いから、ああメタルだよねって思う人も全然いる。
その、そろそろジャネット・プリンス、マイケル・バーノンナとかがMTBではガンガン受けてて、
ヒップホップ、たぶんランディ・MCとかも出てきてたけど、っていうのがありつつ、ロック好きな人からすると、ああメタルの時代だよねっていう見方もたぶんあったと思う。
人によって全然イメージが違うかもね、80年代って聞いて思い浮かぶ音楽が。
っていうのはすごい違いがあるし、で、UKの86年のアルバムっていうと、スミスのクイーン・イズ・デッドとか、あとニューオーダーのブラザーフッド、
で、マットはスージス&ザ・バンシーズのTinderbox、デュランデュランのトーリアスって感じなんだけど、この辺は全部ロックバンドだね。
そうですね。
だからまだヒップホップとかR&Bってアメリカしかないのよ。
なるほどなるほど。
もちろん。スージスとかはちょっとゴスっぽいもんが一番結実したアルバム、ロックっぽいのとそういう端部趣味が一番結実したアルバムで、
ニューオーダーは本当にJoy Divisionから打ち込み時代になって、この中にビザール・ラブ・トライアングルが入ってるんで、
デッデッデッデデッデッデッデデッデデデッっていうやつだね。
18:02
ビザール・ラブ・トライアングルね。打ち込みのベースから始まってっていう、いい曲ですけども、っていう感じだったり。
で、スミスはそんな変わりがないんで。
まあまあまあ、そうですね。サウンド的には別にスミスってそんなに変わりはないよね、一貫して。
ないけど、一番の名盤と言われてるのはQueen's Deadかなっていう、それこそバンドとして一番いい時期ではあったと思うし、っていう感じかな。
あと、デュランデュランのNotoriousもめっちゃ大事で、イギリスのバンドってアメリカのシーンで売れるかどうかっていうのが、
イギリスで売れた後の挑戦としてみんな出てくるのよね。
そうですね。それをみんな失敗するっていうのが結構定番の流れみたいになってるけど。
で、デュランデュランはやっぱすごい分裂したり、結構みんないろんなアメリカに対してとか、音楽に対してすごい意識があったから、
このNotoriousっていうのはもうほぼほぼファンクみたいな感じで、で、プロデュースナイル・ロジャースです、これは。
だからUKのバンドがナイル・ロジャースがプロデュースして作るっていうね、アルバム。
そういう狙い方がね、そうか、当時いっぱいあったんよね。
っていう時代で、XTCに戻るんですけど、今回のこのXTCのSkylarkingってアルバムは、
トット・ラングレンっていうアメリカ人のシンガー・ソングライター・プロデューサーがプロデュースしてるんですよ。
そうですね。
だからイギリスのロックバンドに、だからデュランデュランがナイル・ロジャースがプロデュースされたみたいな感じで、
XTCもデビューしてある程度キャリアを重ねて、アメリカでやっぱ売らないとっていう時の挑戦のアルバムがこのSkylarkingなわけ。
そういう、僕もトット・ラングレンって名前はSkylarkingのプロデュースっていうので初めてここで知ったんですよね。
ほんと?トット・ラングレン時代に買ったの?
はい。
トット・ラングレンっていうのは70年代、60年代にNUTSっていうバンドでデビューしてる人で、
マルチプレイヤー、すべての楽器ができるし、プロデュース向いてる曲もめっちゃ書けるっていうので、
自分もすごい良いシンガーソングライターとしてアルバムを作って、70年代前半に結構ちゃんと売れてるし良いアルバムを残してるんだけど、
プロデューサー業っていうので、いろんなバンドのプロデュースをもう20代くらいから、70年代前半からガンガンやってきた人なんだね。
マルチプレイヤーで何でもできるし、すげーこだわりのあるちょっと変なやつ。
っていうのと、このXTCのメンバーについては何も言ってなかったんだけど、
XTCの中心人物であるアンディ・パドリッチっていう人はもう超変なやつ。
そうですね。
ていうか変なやつっていうか超変靴。
そうですね。自分のこだわりがめちゃくちゃある。
アンディ・パドリッチがセッションとかしてるときに、いかにもブルースっぽいフレーズ聞いたらめちゃめちゃキレるっていうエピソードがあって。
でれれーとゆれれーとゆれれーみたいな。
21:00
チョーキングとかめちゃくちゃ嫌がる話。
っていうぐらい変靴音楽家のロックバンドの中の一人に入るかなっていう話。
言い切りさせる人多いよな、森氏と言い切りさせる人。
そこのアンディ・パドリッチっていうXTCの中心人物と、プロデューサーのトッド・ラングレンのこの二人のぶつかり合いっていうのが、
このXTCスカイラーキングの名番たるゆえんなんですよね。
エテしてそういうギリギリの状態で作ってる奴って名番ガチよね。
そうそう。だから、これ都市伝説的には、ほんまにアンディとトッドが殴り合って終わったみたいな感じの話もあるんだけど、
お互いの辞伝とか、大分大人になってから出してるやつとか見ると、やっぱりお互い仕事に関しては結構リスペクトし合ってた。
ただ、やっぱり最終のミックスのとことかは、お互いやり合ったとか、すごいいろんな話は出てくる感じはするかな。
だから、揉めてなかったっていうわけでも決してない。めちゃめちゃ揉めながら作ったことは間違いないんだけど、
後で語ったそれぞれに関しては、やっぱりあそこのアレンジトッド、やっぱりヤバかったっていうふうにアンディが言ってたりとか、
トッドもやっぱりアンディであり、もう一人ベースのコリンっていうのがいるんだけど、
コリンの曲もすごかったし、アンディもすごかったみたいなことも結構言ってたりもしてて。
振り返ったら、お互い30代前半のXTCと30代後半のトッドとかで、すごい良いセッションだったんだろうなっていう。
現場の空気とかは最悪だったとは思うけど。
あと結果としてやっぱり名番が生まれてますからね。振り返ってやっぱ悪い気はしないと思うけど。
そうそうそうっていうのは本当あると思うね。
で、このXTCっていうのはまた、アンディ、コリン、デイブっていう、この3人体制だったんだけど、このスカイラーキングの時は。
デイブが後からXTC入ってきてる人なんだけど、デイブがかなりトッドのファンだったから、
いろんなアメリカ進出で、このプロデューサーにプロデュースしてもらえ!お前ら!みたいな感じで出されたリストの中の1人にトッドがあったんだって。
それでデイブがめっちゃ好きやったから、じゃあトッドにやってもらおうや!
これはないな、ないな、ないな。トッドラング連だったらいいんじゃない?みたいな感じだと思うよ。
うん、なるほどね。
デイブはすごい大ファンだったらしいから、デイブがどういうテンションだったかわからへんけど。
トッドラング連は自分のユートピアっていうバンドをやってたの。
で、アンディとトッドに共通するのは、2人ともビートルズ大好きっていう。
ああ、そうやな。アンディ・パートレッジもそういうビートルズっぽい曲を書くよね。
XTCって結構おっちゃんも好きなのよ。
なんでかっていうと、やっぱり日本では80年代のビートルズみたいな感じの強化というか、
24:03
ビートルズっぽいっていうので、ニューベイブちょっとよくわからんみたいな感じの人らも、
XTCのビートルズ感には行けたっていうので、好きな人多いのよ、やっぱり日本人。
ああ、なんか日本人好きっていう人多いとは聞くね、確かに。
本当に多い。まあそういうのがあったりとか。
あと、アンディ・パートレッジ、パンクの世代、ロンドンパンクの同じくらいちょっと早くデビューした
ピストルズとかクラッシュとかその辺とかって全然評価してない。
たぶんジェラシーもあっただろうし、歳で言うと前後くらいだけど、
なんか別にそんなピストルズ見ても全然いいと思わんかったみたいなこと言ってて、
同じレベルなんだけど、XTCってバージンの。
そうか、一緒だね。
あんまり良くなかったみたいなこと言うけど、
でもやっぱりニューヨークのパンクはすごい大好きだったから、
ラモンスとかもすごい好きだったんだって、アンディ・パートレッジは。
うーん、そうなんやな。
そう。で、一番好きだったのがニューヨーク・ドールズ。
おい、スミスと一緒やん。モリッシーと一緒やん。
へー、ニューヨーク・ドールズ好きな人多いねんな、イギリスのバンドってこの時代。
うん。で、ザ・スミスのモリッシーっていう、まあテラダンも大好きな。
ザ・スミスの成り立ちっていうのは、モリッシーがニューヨーク・ドールズの解放詩、
まあ言ったら同人誌みたいなのを自分で作ってたのよ。
で、それを読んだジョニー・マーというギタリストが、
こいつの文章面白いって言って、バンドやろって言って、
引きこもりのモリッシーに会って、テレッテッテッテッテッテッて始まるっていうのが、
スミスの最高のストーリーなんだけど、そこ繋いだのがニューヨーク・ドールズなのよ。
そうやな。
アンディ・パトリッジも一番好きなのはニューヨーク・ドールズ。
へー。
で、ニューヨーク・ドールズのファーストアルバム、プロデュースはトッド・ラングレンなんですよ。
あー、そうなんや。そこ繋がってんだよな。
そう。だから多分、アンディとかやっぱデイブがすごい好きでって言ったけど、
多分やっぱニューヨーク・ドールズのファーストプロデュースしてるプロデューサーっていうので、
やりたかったとこはあると思う。俺はね。勝手に。
実はアンディ・パトリッジも他に。
そう。そんな感じはなかったと思う。
そこがあったから受けたんだと思う。
へー、そうか。
そう考えた。まあ、ぶつかるとこはあるんやろうけど。
仲良くした映画にと思うけど。
まあ、でもなんかやっぱエピソードを見てると、
トッド・ラングレンがやっぱおかしいとこは多いなと思うかな。
まあまあまあ、でもそうかもな。
これ、あれやもんな。ちょっと後で言うかもしれんけど、
ディアゴッドってさ、これすごいアメリカ向きやなって感じするじゃないですか。
その辺りとかは。まあ確かにアンディ・パトリッジはこれは絶対に
アルバムに入れたくなかったやろうなとかね。
思ったりもするよね。
そうね。だからアメリカ版にはシングルで切って売れちゃったから入ってるけどね。
ディアゴッドは。
まあ、そうとか。
面白い。
ちょっとじゃあ内容についての話行こうかな。
27:02
心のすなじ。
じゃあ、僕、XCCのスカイラーキング、一番やっぱ好きな流れっていうのがあって。
曲がね結構つながってるとこも多いしね。
つながってんのよ。
レコード時代なんでA面B面で分かれてんすよ。
だから1曲目から7曲目までがA面。
はい。
8曲目から14曲目までがB面です。
7曲ずつで。
で、A面の4曲から最後までの流れ。
ザッツレアリースーパースーパーガールからシーズンサイクルまではやっぱ何回聴いてもすごいなって思う。
そうですね。ここ最高やな確かに。
やっぱね、ザッツレアリースーパースーパーガールっていうの。
言い忘れてたんですけど、アンディ・バートリッジはアメコミのオタクでもあるんですよ。
ああ、そうなんや。
だからスーパーガールって言ってんね。
そういうことなんやこれって。
XTCコンプリケイテッドゲームっていうアンディ・バートリッジの辞典みたいなのがあるんだけど。
曲についてこの曲の時はどうのこうのっていうインタビュー集なんだけど。
これとかでもやっぱスーパーガールなんでこの曲書いたんですかみたいな。
まあ俺がマーベルよりDC派ってことだねみたいな。
だからもうこの返し方、このだるさ。
音楽について話してほしいのに。
そこじゃねえよ。
カーンってことだねみたいなところとか言ったりするっていう。
でもこれめっちゃおもろくて。
この曲すごいスネアが金属的なカーンって音しちゃうんやけど。
ああ、そうですね。
これすげえ面白い撮り方してて。
このスネアの音サンプリングなんて。
そうなんや。
で、スネアだけ。
スネアだけ。
で、ユートピア。
トッドがやってたバンドのユートピアのマスターテープだから。
それぞれドラムのハットの音だけとか。
ハートごとに撮ってる。
で、スネアの音だけのテープ持ってきて。
こういう音がいいんだよねみたいなところで。
これかっつってトッドがそのマスターテープ出してきて。
スネアカーンって。
ああこれいいねって言った。
じゃあこれ使おうって言って。
それをシーケンスで組んで。
で、この時XTCって正ドラマーがいないんで。
プレイリープリンスっていう。
トッドが前年プロデュースしたチューブスっていうバンドの
ドラマーなんだけど。
連れてきてるんだけど。
に戦っちゃうのね。
で、すごい腕ドラマーだから。
みんなじゃあプレイリープリンスのノリでやれるんだみたいな感じで思ってたら。
基本的にはトッドが組んだシーケンスの
そのクリックに合わせて戦わされてんねんか。
そうね。そっか。
そんなみんなでジャーンって音出さんのかいみたいなさ。
みんなからしたら。
まあいいもん作りたいんだろうけど。
ずっこけたみたいな話もあるんやけど。
で、リアリスーパースーパーガールは
スネアだけカーンカーンみたいなのを
トッドが打ち込んで作って
で、プレイリープリンスに
30:00
これに合わせて他のところ叩けお前つって。
うんうん。
スネアは打ったら入っちゃうから
ときは桃打って
その空打ちして
そのハットとバスドラだけこう入れてみたいな感じでやったっていう。
あー気持ち悪かったやろうな取るとき。
っていうもう完全に狂った取り方やってる。
いや桃内出血すんのよそんな。
でもこのザッツリアリスーパースーパーガールって
たぶんこれは誰が聴いてもいい曲だねっていう曲なのよ。
そうだよな確かに。
まあそれにXTCらしいよねちゃんとこの曲って。
らしい。
うん。
でもやっぱそういう変な作りはしててっていう。
なんでそんな変な作りしてこんなポップな曲ができたんだろうって
俺すごい思うんやけど。
確かにな。
うん。
そうかそんな作りを出してるとは。
やっぱこの次のバレーフォーレインディングデート
これもマジでいい曲なんだよな。
めちゃくちゃメロディーがまず綺麗。
メロディー。
でこのリアリースーパースーパーガールバレーフォーレインディングデート
すごいビメロビメロできてこの次のサウザントアンブレラスっていうのが
そのストリングスだけでさ。
トゥントゥントゥントゥントゥントゥンみたいな。
ちょっと怖いよね若干。
そうそう。
迫ってくる。
これまあトットラングレンプロデュースって感じの曲なんだけど。
うーん。
なんか。
でもメロディーはすごい綺麗で聴きやすいやんか。
はいはい。
うん。
だからなんかすごいいい曲聴いてたけど気づいたら怖いとこおるみたいな感じの
あれがすごいかっこいいなーって思って。
せやなー確かに。
ここのちょっとね。
ほんまはA面から1曲目から最後まで全部聴いてほしいんですけど
時間ないわと。
どんな感じなんか聴かしてくれっていうのだったら
ザッツリアリースーパースーパーガールから一回聴いてみてください。
まあまあ確かに。
ここら辺から結構曲がちゃんとポップになっていくというか。
最初の頃ってちょっとこう浮遊感がある。
ちょっとサイケな感じもありつつやけど。
エンジンかかってくるのは確かにね。
4曲目ぐらいから。
そうそうそう。
ちょっとね1曲聴くっていうのだったら
その辺がいいかもなー。
なるほどねー。
うーん。
中身の話先にしちゃったんだけど
ちょっと言い忘れてたことを覚えてた。
トッドラングレンはこのXTCのスカイラーキングを作るにあたって
プログレッシブリファインメントっていう方法論を導入したって言ってるんだよ。
プログレッシブリファインメント。
はい。全然ピンとこへんな。
全然ピンとここんし
これトッドラングレンもこの言葉が好きなだけかもしれんみたいなことも書いてて。
言いたいだけやんか。
言いたいだけやんかもあるんやけど
何をやったかっていうと
サウンドをビジュアル化して完成させようっていう。
だからこのビートに合う写真みたいなのをちょっとみんな見つけてくれとか言って
その写真をみんなで共有してそれを見たりしながら
じゃあここのアレンジこういう感じでいこうかとか
ビートもちょっとこういう風にしようかとか
こういう風にしていこうかみたいな感じの過程を踏んだらしい。
33:01
あー。でも面白いかもしれないですね。
イメージの共有として音楽以外の音以外のものを使うっていう。
そうそうそうそう。
っていうので作ったらしくて
でも確かにそれ聞くとこれ1曲目とかもこの
このアルバムってちょっと夏っぽいアルバムにしてあるんだけど
それなんかこう
虫が鳴く音とかシンセで作って入れてたりとかしてて
なんかそういうイメージ
夏のイメージを作ろうみたいな感じで
写真とかそういうのがあったから
そういう風なサウンドになったみたいな感じらしいんだろうね。
あーなるほど。
だから出だしとかは結構そういう虫の音から始まる。
そうそうそうそうっていうのがあって
なんか確かにそれ言われてみるとすごい映像的なんだよねスカイラーキング全体的に。
あーそうかもしれないですね確かに。
これ以前のXTC聞くと
サウンド的にやっぱもっとパンクっぽいからっていうのもあるけど
やっぱりもうちょっとこうロックバンド前としてる
そんなさビデオが浮かんでくる映像が浮かんでくるようなサウンドじゃないんだよね。
空間っぽいサウンドじゃないんだけど
やっぱスカイラーキングはめちゃめちゃ空間を感じる。
そうやな。なんか初期ってかスカスカでグルービーな感じやからさ
演奏してる人らは思い浮かぶねんけど
それ以外の映像ってあんま浮かばないじゃないですか。
スカイラーキングは結構こう映画のサントラとしても使われててもおかしくないかなって思うよね。
全然いいかなっていう。
まあなんかディアゴッドとかも確かITとかに使われてたけどね、なぜか。
まあまあキリスト教平安の曲でもあるからそういうとこはあるんやろうけど
っていうのもあるしで
このトットがプロデュースこれしかしてないんだけど
この後にオレンジ&レモンズっていうすげーポップなめちゃめちゃいいアルバム作るんだけど
それもやっぱちょっと逆になんかもうほんま振り切った感じになるから
このなんかなんていうか本当にこの名盤たる感じの
ルックなのがやっぱ一番スカイラーキングの時なんだよね
XTCにとって
それになんか一番サウンドがさ
フォーキー、ピアノとかストリングスとかをここまで全面に出してる
しかもギターもアコースティックギターが多くて
なんかこうやっぱバンドっぽくないんですよね一番スカイラーキング
やっぱXTCってこのちょっと言い忘れてることばっかりなんですけど
82年にアンディがそのパリのライブでパニックになっちゃって
もうライブやめるっていう
あーそうやそうやそれの話が
そうそうでスタジオでいいアルバムだけ作って
それもうリリースだけでやっていこうっていうバンドなんだよね
そうですねここら辺からだからライブ映像がないんですよね
ブラックシー残るとさ
ロックプラストの映像とかめちゃめちゃキレキレのやつが残ってるんですけど
そうだからねここら辺ちょっとライブで聞いてみたいと思うけどないんですよね
うんそうでオレンジ&レモンズこの後の時は
あのスタジオライブみたいな感じで
ラジオとかでちょっと生でやったりとかはしてるのよ
でもこの時期はやっぱもう完全にないし
話でも思ったりもする時あるんやけどね
そうやな
ここのなんかこれオレも勝手なジャスティナやけど
36:02
このスタジオだけでやりますっていうのも
オレはそのアンディがオレビートルズになりたいの
缶コピやりたかっただけちゃうんかっていう疑問もオレはずっと思ってて
でビートルズっていうバンドも途中からライブやめちゃうんですよ
それと多分それやりたかったんちゃうんかっていうさ話でも思ったりもする
それによってリボルバーとかさ
レコーディングがめちゃめちゃ充実したアルバムを作ってるっていう流れを
自分もやりたかったっていう
そうそうそうっていうのも感じはするけどね
これも完全なジャスティですけどね
どこでもそんな言ってないから
オレはでもそう思ってるっていうとこもあるし
そうそうそうっていうところで
でこれちょっとプログレッシブリファインメントに戻るんやけど
このサウンドをビジュアル化するっていうのは
これはすごいことにフランシス・フォード・コッポラに教えてもらったって言ったよね
ドットラングで
そうなの
そんなところから
なんでコッポラに?みたいな感じじゃんけど
ドットっていろんなことやる人やから
ビデオの映像のスタジオみたいなのを作ってて
持ってたんだって
でそれの影響なんか
サンフランシスコのコッポラに招待されて
家に行ったんだって
そのパーティーみたいな
へーそんなところで接点が
そうそうそう
で多分子供の年齢とかも近かったのかなとかで
結構交流があったらしくて
その中でこのプログレッシブリファインメントって
コッポラが何かふと言ったらしいのよ
それでなるほどなって思って
このスカイラーキングでやってみたらしい
だからこのスカイラーキングには実は
フランシス・フォード・コッポラの影響があるっていうね
結構これ調べてておっと思った話
それはみんな多分知らないですねなかなか
でもそのトットとコッポラって
そのコッポラの娘であるソフィア・コッポラの
バージン・スーサイズっていう映画は
トットの曲がめちゃめちゃ使われるのよ
へー
うんすごい重要な役割で
このトットの曲がキーポイントに
あっそういうことねっていう感じで
する演出ぐらいで
だからソフィア・コッポラは多分
もうその時にトットと
これがあったのかどうかわからへんねんけど
でもなんか実際コッポラ
父コッポラフランシス・フォード・コッポラからも
そのなんかソフィアがちょっと音楽使いたいって
言ってんだけど
なんかちょっと出版OKで言うどいてや
みたいな電話がかかってきたみたいなことを
書いてんのよトットは
へー
そんなにずっとべったりだったわけじゃないらしいのよ
そのプログレッシブリハイメント
どうのこうのって教えてもらった時と
なんかまあ家族でちょっと会ったりする時期
あったけどまあどっかでやっぱ切れて
で久々に電話がかかってきたなって思ったら
なんかちょっとソフィアが
音楽使いてって言ってんだけどよみたいな
電話があったみたいな
なるほどねそっかそういうとことか
そうそうそんな話もあって
そうそう面白いなって思った
そっかそういうなんか掘れば掘るほど
確かにそのトットつながりでいろんなもんが
絡んでるアルバムなんよねそう考えたらね
あのそのスタジオで
そうそうトットの大ファンのメンバーの
そのデイブ・グレゴリーは
39:00
ユートピアススタジオでトットのスタジオ来た時に
クラプトンのSGって分かる?クリームの時の
あのサイケペイントされてるSG
うん分かりますね
あれってなんか知らんけどトットが持ってんのよこの時期
へへそうなんでほんまに
なんかクラプトンからどっか渡って
そっからさらにトットのとこ渡ったみたいな感じで
へー
でそのデイブはトットのファンやから
みんなでアメリカ来て
ここだじゃー言って行った時に
クラプトンのSGありますやん
弾かせてくださいよー言うて
めちゃめちゃ興奮してずっと弾いてたみたいな話があって
へーかわいいな
であのさっきのリアリースーパースーパーガールのギーソロは
そのクラプトンのSGで弾いてた
あーそうなんや
そうそうそうクラプトンもね
ここに入ってくるっていうね
面白さではあるね
なるほどね
まあそんなんもあります
なんかそういうね
僕もこれアナログで
一番最初に聞いたアルバムなんですよ
おースカイラーキング
はいそのシャークさんとレコーヤーに
大阪に行った時に
勧めてもらって買ってその頃プレイヤーも
持ってないんですけど
後からレコードプレイヤー買って
買ったのがスカイラーキングやったんで
めちゃめちゃ思い出深いアルバムなんですよね
いいよねでもね
あとは寺田さん的には
一番好きな曲とか
なんか他あります?
一番好きまあでもさっきシャークさんがおっしゃってた曲の中では
僕めっちゃ好きなんですけど
まあそれ以外で言うと
マーメイドスマイルドっていう曲が
まあそうなるよね絶対言うと思った
この曲はさすごすぎるよね
正直言って
このタイプの曲って
しかもこの楽器の編成で
アコースティックギターと
トランペットもちょっと入ってて
木琴みたいなのが入ってる
木琴的にあるね
でこう
美メロで浮遊感があるんやけど
結構スピーディーな感じ
でもあって
マジで僕この曲以外にこういう雰囲気の曲
聴いたことなくて
まあかっこいい
全体的にアコースティックギターのフレーズから
他の曲もアコースティックギターのフレーズ
めちゃくちゃいいんですよ
いいなやっぱな
なんかそれまでのXDCって結構
なんかギター
エレキでチャキチャキ鳴らしてるようなイメージ
チャッチャッみたいなのと
ちょっと請求なビート
ビート感で来るからね
そうそうそう
っていうのと全く真逆のイメージで
っていうのもあって
めちゃくちゃ好きです
マーメイドスマイルドはやっぱいいね
いい曲だねこれは
でこの次なんか
スパイ映画のサンドラみたいな
サマー風ソウルド
アラウンドヒットソウル
いいしね
なんか急にね
いろんな曲入ってるよな
サテライトとかも急にグワーンって感じ
ギターの入ってたりとか
そうやな
あとはでもやっぱ
何回も何枚も出てるけど
42:01
このアルバムには入んない
アメリカ版にはちょっと最後
どっか差し掛かって入っちゃってるんだけど
シングルで切ってヒットした
ディアゴットっていう曲があるんですよ
でもやっぱディアゴットは
例えばボートラーとかでも入ってて
今スポティファイで配信されてるバージョンにも
15曲目にディアゴットが入ってるバージョンが
多分配信されてるんですよ
一番最後に入ってるパターンのやつ
でもなんか
やっぱこのアルバムとしてさ
14曲目まで聴いて
すげーアルバムだなって思うけど
やっぱその最後にちょっとおまけみたいに
ディアゴットのイントロ始まったら
これ来たーみたいな
来た来た来たって感じで
なんだかんだ上がっちゃうよね
ディアゴットありがとうございます
みたいな感じになっちゃうんだよな
めっちゃわかるの確かに
もちろん最高のアルバムやけど
わかりやすいし
それに言うたらさ
日本のバンドもよくやってる
ねえ神様系やん
神様系ね
めちゃめちゃ言ってるけどね
僕がずっと思うのはさ
最後さ
子供の声に切り替わって
いつ言うで終わるの
ちょっと気恥ずかしくなるぐらいの
この
週2秒間というか
やっぱ完成度高いですよね
はじめも子供の声で始まってる
これなんかトッドのアイディアや
みたいなこと書いてたかな
そうやと思う
全然こういうことせんと思うけどね
うーん
なんかだからほんまは
俺はリアリースーパースーパーガールバレフォーレイン
で聴いてほしいけど
うん
確かにディアゴットから
聴いてくれっていうのもありっちゃありかな
っていうのも思ってまうかな
うーん
歌詞の皮肉っぽさも
わかりやすいしね
ディアゴットはビデオがあるんで
ああそうね
うーん
映像派の人はディアゴットのビデオ
見るのがいいかもしれないね
うん
でもさ僕意外とこの
XTC好きっていう人で
スカイラーキングちゃんええですよね
っていう人は会ったことがないですね
おまじで
やっぱ初期か
ブラックシーとかドラムス&ワイヤー
とか
なんかそっちの方がどうしても
ノンサッチとかも結構人気だもんね
ああそうやね後半
ブラックシーは
確か浜岡本とかが
好きやったんよな
なんかその辺がラジオでも
言ったんかな
若い人でも聞いたりしてるし
そうね
リビングスアナザーキューバーが
スペアザのエイムスの
あれかネタだから
てててーっていうフレーズを
そのまま使ってやったり
とかしてたりとかね
だからなんか意外とこう
軽音部の中ではやっぱ
人気はね意外となかったスカイラーキングは
あー
一番いいけどなスカイラーキングはね
うん
45:01
間違いなく一番いいけどね
まあでもそのバンド構造的な人からすると
あんまバンドファンではないっていうのはね
確かにあるかも
そうまあな
それとかもうちょっと実験的な
XTC方面って呼ばれるやん
それこそGO2とかのあの感じとか
GO2についてくるGOプラスっていう
ダブとかもあるし
そうかそういう
あっち系の
人とかはやっぱ
そっちの方が好きって言ってたな
ああいうベアーズとか
行ってるようなチームは
そっちがええって言ってたな
あーなるほどな
そっかまあでもそれで言うとスカイラーキングは
かなりポップス
ポップではあるんやけどでもなんか結構
コーラスかかってるコーラスのその
スカイズとかの感じとか言うと
揺れてるなーとかその辺りはすごい
XTCっぽいんやけどね
すごいけどね
いやいやまあすごいアルバムではありますよ
本当にね
ぜひとも
聴いてみてください
はいというわけで
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