00:00
――寺田さん、この間、ポッドファーストミーティングに出演されてたかと思うんですけど。
――そうですね。平成というテーマでお話ししてきました。
――いい回でしたね、あれもね。
――楽しかったですよ。
――個性の殴り合い。
――いやー、我ながらいいの出たなーと。
――平成っていうのが、かなり広い枠ではありつつも、とてもしゃべりしろのあるお題だなっていうところで、
改めて、平成とは、我々にとって平成とは、ぐらいの感じで考えていこうかなという回でございます。
――なるほど。あのポファミの時よりも、我々は一応学年1個違うけど、高校までは。大学からはない1学年で、結構同じ年でほぼ見てきたかなって気がするし。
――そうだね。たぶんその、僕たちが平成で思い出す諸々は、たぶん思春期、10代中盤後半ぐらいで接種していた諸々のイメージが強いかなと思うので、その辺を思い出しつつ考えていければなと思います。
――個人的には平成テレビ強かったなっていう。なんか自分がめちゃめちゃテレビっ子っていうのはもちろんあったけど、マスメディアの種類がそもそもあんまり多くなかったし。
――うーん、ネットなかったからね。今のネットをやってる時間が、家にいる時間でネットやってる時間はほぼテレビだったかも。ちょっとゲームやってたからね。――うんうん、本当にそうだと思う。って思うと、やっぱりテレビで育ったなっていうのがあって。
――基本、音楽番組。ゴールデンタイの。全部見てたんだよね。――そんなあったっけ。俺には思い出せんわ。あったよな。あ、歌盤とか。――そう、歌盤、ヘイヘイヘイ、ミュージックステーションがど真ん中の頃に並びで見てたかな。夜中になるとカウントダウンTVとか、それこそ年末の夜通し特番とかね。――はいはい。そう、どっちかというと夜中かな、俺見てたのは。
――僕らの音楽とか。――そうそうそう、Our Music。――いつの間にか後ろに付いてる数字が増えてるやつね。僕らの音楽4とかなってるやつね。――あれなんかね、ホットキャストとかと一緒で、季節を超えたら付いてくのか。――いつの間にかシーズン変わってるもんね、あれ。――そうそう、シーズンごとでね、数字変わってるけど。視聴者的にはどっちでもいいやつ。
――そう、ゴールデンの方の音楽番組は比較的バラエティー半々というか、トークが多かったかなと。――特にそう、歌盤とかヘイヘイヘイは。――ダウンタウンがやってるのと、石橋さん、中江さんがやってると思えば、そりゃ喋るわなって感じはすげえそうですよ、今思えば。――まあね、やってるメンツがね、芸人というか。
03:15
――そこに出てくるアーティストたちの人となりが今よりもよく見える感じがして。――あー、はいはい。――今でこそYouTubeとか、大体持ってる人たちはそっちでも見えるけど、
今日こそね、アイドルとかで自分たちのチャンネル持ってる人はいっぱいいるけど、逆に言えば持ってない人たちは今はもうなんか全く見えない。音楽とライブぐらいでしか接することができないけど、当時はその、ほんと10分ぐらいのトークっていうのがあるだけでだいぶ距離感違ったかなと思って。――確かにね。
――例えば、なんだろうな、チャンネル持ってるか持ってないかがちょっと怪しいけど、ELTとか。――はいはいはい、確かにあの、あれだよね、もちださんといっくん。――そう。――確かに、もしMステしかない世界線だったら、いっくんはあんなキャラになってない。――そう。いっくんがガキの使いに出るところまで多分行ってないと思うんだ。――行ってないと思う。
――だし、テレビの影響がとても大きかったから、テレビでよく出てる人っていうのはイコールで売れっ子だったもんね。裸んじゅうと平成後期ぐらいから、アニソンとかKポップとかが強めになってきて、テレビ、地上派に出てない人たちでもオリコン上に入ってるみたいな状態が出てきたかなっていう印象なんだけど。――そうね、海外はまだしも、
――テレビの流行りと世間の流行りがそんなずれなかったし、あれだ、なんかラジオで言ってたけど誰かが、一発キャラ芸人の消費がすごい早まってるみたいな。――今が?
――前は、小島よしおとかテレビで見てた記憶あるけど、小島よしおのネタもう一回見たいなって思ったら、録画してない限りは次また出そうな番組でチャンネル回して、出てる、またやってるって見てたけど、ネットができたりTikTokとかTwitterでも擦れるようになると、自分の好きな時間に好きな回数見て、もうそれで生き地みたいなの足しちゃって早めに。
――確かに。――で次行っちゃうのとかで。――ここまで摂取すると飽きるみたいな、上限の時間にすぐついちゃうから。――そうそうそうそう。――それがテレビの頃はテレビのリズムというかテレビの時間感覚で上限ついてたのが。――ネットが弱かった分、学校であれ見たとか、昨日のあれ見たみたいなのもやっぱ必然的に多かったしね。
06:06
――共通の話題が本当に共通だったよね。見る媒体とかコンテンツが出せる媒体が増えたのが、まあいいとこ悪いとこあるだろうけど。――まあいいとこ悪いとこだね。――この少なかったからこそ、みんなが熱狂するものが共通しやすいのは、いろいろいいとこあったかもね。
――でもまあそれで言うと、やっぱちょっとネットは出てきたのかな。あの瞬間視聴率みたいな、歴代瞬間視聴率とか。そういうランキング調べると、たぶん昭和の頃の方が本当に最高値を叩き出してそう。――そうだね。なんか紅白46%みたいなやつね。――そうそうそう。とか浅間三相事件とか。――あーそうだね。
――まあ言ってもちょっと減ってきてる時期ではあったけども、全然やっぱ主戦ではあった時代かな。――なんで減ってたんだろうね。なんか今と10年、15年前20年前を比べると、ネット、YouTubeとかサブスクは出てきたからで言えちゃうけどさ。――うん。
――昭和終盤と平成初期中期の10年20年ぐらいのところのテレビのちょっとした右下がりっていうのは何だったんだろうね。――まあパソコンは出てきててインターネットもあった。ただ動画メディアが、動画がまだ回線の強さ的に共有できてなかったから、動画見れてなかったけど、
――家帰ったらずっとパソコンやってインターネットやってて、人とかテレビゲームにやってて、テレビ見ずに違う趣味。趣味はやっぱちょっと増えてたんじゃないかな。――そうだね。携帯は確かにキャパはまだまだだったけど、ゲームが出てきてたね。――ゲームとインターネット、漫画本はあるもんね、昭和から。――ポケモンが生まれが近いんだけど、なんかそれを思うと平成でゲームがガッときたんだなっていうの。
――確かにね。――今なお右肩が上がりではあるけど、最初の加速度的なところはあったんだろうね。最初の方のゲーム機こそ知らんけど、うちスーパーファミコンからゲームキューブまではあって、プレステも1,2とあって、自分で3,4買って。――はいはいはい。
――あと、ドリームキャストとワンダースワンもあったから。――お、すごい。博物館じゃん。
――そう。――平成ゲーム博物館できるよ。――ドリームキャストとワンダースワンに関してはちょっと意味わかんなかったけど、今思えば。――すごいね。――それが日常にあったって思うと。――いや、確かに確かに。――今は今でスイッチの息が長いんだろうけど。――なんだろう、我々がゲーム離れしただけなのか、わかんないけど。
09:09
――ポケモンでね、今また熱狂してる人たちもいるからね。――そうそうそう。スプラトゥーンも盛り上がってて、みんなで通信楽しくやってる人もいるし、僕とシャークさんのゲームとの距離感が変わっただけかもしんないけど、中高時代とゲーム機は切り離せない関係ではあったの。モンハンね。――1日ずっとキングダムハーツやってる日とかあったもんね。――あー、キングダムハーツやった。――なんか友達呼べばマリオパーティーしてるし。
――マリオパーティーもやったね。あとまぁスマブラ。――確かにスマブラはなんか、もう酒ぐらいのコミュニケーション道具のイメージあるわ。――いや本当にそうだったよ。キャラ何使うがもうなんか好きなお酒はとか好きなタバコの銘柄ぐらいの感じでもう会話始めれて。――ね。
――とりあえずね、なんか上手い下手はもちろんあるんだけど、下手は下手で自滅してたりしてなんか盛り上がったりするし。本当に嫌だった。あの大乱コミュニケーション、スマブラコミュニケーションが嫌だった人はもうお酒とかのようにいるかも。――絶対おると思うよ。あいつのチケット大体スマブラだからまあいいかなみたいなやつは多分あったはず。――スマハラみたいなのあったかもしんないけど。
――今言いかけたけど大乱、大乱って略するそう思ったね。――スマブラだな。――大乱とスマッシュブラザーズだから。――寺田さん赤足だからなのかな。――まあ地域性はあると思うよ。周りの子が何て言ってるか。――大乱とスマッシュブラザーズを略した時に、頭のみを持ってくるってなんかちょっと略の仕方としてはレベル低めな感じするよね。
――まあその確かにその略称しても何を指しているかわかるようにするっていう意味では、頭4文字同じ単語と他の単語と絞れてないもんね。大乱戦なんとかシスターズがあったら。――ありえるよありえるよ。――大乱になっちゃうから。――まあでもスマートブラックとかあってもスマブラなんだけど。――それはねまあそれはしょうがないしょうがない。
――なんかそのいくつかの単語で切ってそれぞれの頭を持ってくるみたいな略仕方の方が綺麗だなって思っちゃうときはあるよね。木村拓哉さんのことをキムタクって呼ぶかキムラタって呼ぶかってことだからね。――そうだねそうそうそう。――オフィシャルヒゲダンディズムのことをヒゲダンって呼ぶかオフィシャルって呼ぶかみたいなことだからね。
――オフィヒゲがいいのかな。――まあそうで今の流れでいくとオフィヒゲだね。――そうだねヒゲダンもつながっちゃってんなよ。木村拓哉スタイルってちょっと前までは僕高見名スタイルってこの略仕方のこと言ってて。――ああー。――でも高見名だとなんか自分はもうAKB世代もろだったから。
12:14
――AKBが生まれて最初に売れるぐらいまでのところにいたよね。――うんもうなんかもうスターダム登って。――神セブンがいて。――そうそうそうそう。でまあそれと同じタイミングで嵐も売れ始め。――そうね10周年迎えてバカ売れしだした頃だったね。
――でも年間オリコンの年間トップ10はAKB嵐AKB嵐AKB嵐みたいな。――いや本当にそうだったね。――すごいまあ外野からしたら揶揄される。――そうね事務所パワーとか握手権代だとか言われてたもんね。――そうあれは結構ゲーム離れてからその時代だったなって思う。
――確かに2000年代後半ぐらいからだとオリコンがその2組その2グループで席巻してたね。――そう。――でいつからかこのオリコン年間チャートみたいな気にしなくなってわからなくなっちゃったけど。――あそう中学生ぐらいの子がねめっちゃ楽しみだった。誰が1位取るの年間チャート。うわーめっちゃ思い出した。
――オレンジレンジのアスタリスクがずっと1位で来てたのに10月か11月ぐらいにシュージとアキラが青春アミーグを出してスンって抜いてたの忘れんもん。――いや3ヶ月でまくった。9月までは年間の今年の1位はアスタリスクキープしてるぞみたいな情報はやっぱその時代生きてないと思い出せないから。――そうだよね結果だけだと遡れば出るけど。
――生まれたみたいな情報やっぱあれだね。当時見てないと出てこないね。――そうそういやー懐かしい。でシュージとアキラの衝撃がすごかった。――いやすごかったよ。だってあれ亀梨くんデビュー前だからね。――あそうなの?――デビュー前に1人で補完でユニット組んでCD出しちゃってたから。――オレ男子校だったけどみんな好きだったから。ジャニーズでそこまで男子全員好きみたいな。
なんかパッと思いつかんよ。――びっくりするぐらいの社会現象っぽさあるよね。――あれすごかったな。――シュージとアキラの1個前にあったジャニーズ内コラボユニットでトラジハイジっていうのがあってそれも好きでしたよ僕は。――あれも。――本当に不思議な映画だったけど。――いや懐かしい。でもそうなんでオリコン本当にねオリコンチャート見るのがね。毎週ウィークリーも楽しみだし。
――年間とかマジで大事だったもんね。――誰撮るんだろうね。――血明史の桜とか撮ってたイメージあるよ。嵐以前がちょっと薄すぎるけど。――オリコンクイズやりたいなー。――どっかで企画立てようか。――やろうやろう。