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この番組は、「田舎暮らし7個っこブログ」の提供でお送りいたします。
はい、おはようございます。東京から島に家族で移住して、ライターやブログ運営をしたり、小民家を直したりしているコバナンナです。
今日のトークテーマはですね、自分のことは自分でやるという人が、田舎暮らしには向いているよねっていう話をしたいなと思います。
どういうことかというと、田舎って不便だし、どういうところに不便さを感じるかというと、
都市部とかだとサービスで、それが駅務だったりとかを受領できる、受け取れるようなことってたくさんあるんですけど、
田舎については、そもそもサービスという選択がないみたいな。お願いしたいんだけど、それを受けられるサービスがないみたいな。
お金払ってでもやってほしいことなんだけど、それをやってくれる人がいないみたいなことで、不便さを感じることが多分多いと思います。
具体的に言うと、飲食店なんかはわかりやすいんですよね。
例えば、僕好きなのはミスタードーナツがすごい好きなんですけど、お金払ってドーナツ買いたい。
けど、今住んでる淡路島にまだミスタードーナツがないんですよ。ドーナツが食いたいのに食えないんですよね。
当該って言ったらドーナツって思っちゃうんですけど。
あとはね、この前遊楽町でちょっと出張で、兵庫県の移住のセミナーでゲストスピーカーと呼ばれて、ちょっと登壇をしたんですけど、
その時もずっと淡路島に住んでた時に、僕前池袋に住んでたんですけど、池袋に住んでた時にめちゃくちゃ油そばめっちゃ好きだったんですよね。
油そば、東京油そば総本店みたいな赤いネオンのお店、東京に住んでる方はわかると思うんですけど、
それめっちゃ好きで、それ食いたいなーって思ったんだけど淡路島にずっとなくて、遊楽町に行くって仕事で決まった時に、
絶対油そば食べようと思って合間に行ってきたんですけど、これもお金払って食べたいんだけど、好きな油そばが食べられないっていうのも不便さですよね。
サービスが受けられないとか、そういうことってよくあると思うんですけど、そういうことが田舎の不便さとしても明示的になっているんですよね。
それとこれとは話が別かもしれないですけど、やっぱり自分のことは自分でするっていう気持ちだったりとか、
そういうことができる人じゃないと田舎暮らしは向いてない、また不便で終わっちゃう、ここが不便だなーって終わっちゃうみたいな感じなのかなと思いますね。
なんで話そうと思ったのかっていうと、もうめっちゃ寒波来てるじゃないですか、今。
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僕の住んでる、住んでるというか活動してる、住む家を直してるんですけど、活動してる集落って結構、里山のちょっと上の方になんですね。
島の中でもちょっと里山寄りの場所にあって、3世帯6人くらいしかいないんですけど、そこってちょっと登るんですけど、気の差があるんですけど、そこまでの道中ってちょっと凍ったりする場所があるんですよね。
そうなるとどうなるのかっていうと、漁聖の方が道の点々とした場所に融雪剤を置いてくれるんですよ。
肥料の袋って言っても伝わんないですよね、なんだろうな、米袋みたいな感じかな、スーパーに売ってる15キロぐらいかな、10キロか15キロぐらいの米入ってるじゃないですか、あんな感じのやつまさに。
あれを道端にトントントンと置いてくるんですよね。塩化カルシウムだったかな、塩化ナトリウムだったかな、塩ですよね、塩。融雪剤を置いておいてくれるんですね。
それをなんで置いてるんだろうなって、僕は去年思ってたんですけど、地域の人に声をかけられて、小橋くん小橋くん、一緒に融雪剤まかんか、みたいなことを言われて、なんですかそれみたいな話になって、融雪剤ですよね、セルフでまくんですよね、道に。
本当に大粒の塩を道にまいておくと、冷え込んでもね、氷が溶けて、普通に氷水に塩を入れると、溶けてくるじゃないですか、詳しい原理は僕もパッと出てこないんですけど、溶けてくるじゃないですか、言葉出てこない。
溶けてくるんですよね、凍らない、凍結防止剤としてこの融雪剤をね、足をですね、巻いていくんですけど、これをですね、山の道、よく凍る場所だったりとか、そうですね、ちょっとなんだろうな、里山の登りかけの部分から本当に上の方まで巻いていくみたいなことをやるんですね。
軽トロ乗って、ちょっと移動しながらスコップで巻きつつみたいなことですね、こういうことをやるんですけど、去年もやって、今年もね、先日やってきたんですね。
こういう作業って言うたら、なんで我々がやらないとあかんの?みたいな感じになると思うんですよね。
分かんないけどね、住民税払ってるやんとかね、行政の方がやるような仕事だとは思うんですよね。多分ね、僕もずっとそう思ってました。こういう作業って自治体の方やってくれないんですね、みたいな。
地域の方は地域の人で、そうやねんと言ってるんだけど、やるんですよ。ちゃんとやるんですよ。自分たちの生活を守るためとか、事故っちゃったら危ないし、凍結しちゃうと危ないし、ちょっと急なところはよく凍結するみたいで。
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僕の幼い頃、おじいちゃんたちが言ってたのは、一時めちゃくちゃ寒波が来て、この道が凍っちゃって車で登れなくなっちゃったから、待避所に車を置いて歩いて帰ったわ、みたいなことを言ってて、いやマジか、そんなことあるのか、みたいなことを思っていて。
だからこういう作業、油接剤を撒くってことはすごく大事なことなんですよね。ちゃんとお家に帰るためには油接剤を自分たちで撒いておかないといけないっていう気持ちがあって、ちゃんとやってるってことなんですね。
僕も新潟に18年住んでいたし、青森に4年住んでたんですけど、そこは凍結地帯っていうところもあるんで、油接剤撒いときはなんとかなるってわけでもないと思うんですけど、
高速道路とかで塩を撒いてるじゃないですか、ああいうことを自分たちがやってるって感じだと思うんですけど、新潟とか青森の経験がなかったので、逆に新鮮でした。雪に対する対処みたいなのを自治体の仕事じゃなくて、住民の方がセルフでやってるってことですね。
こういう作業も不便だなって感じる人もいるだろうし、めんどくせえなとか思うだろうし、でも60,70歳のおじいちゃんたちで普通にやってるんですよね。僕も手伝いして楽になったみたいなことを言ってくれるので、全然このくらいならやりますよって感じだと思うんですけど。
でもそういう生活って不便な人は嫌だと思うんですよね。一日サーメンの初末さんやらないといけないしみたいなことがあると思うんですけど、自分たちのことは自分たちでやるっていう基本的な心構えみたいなのがないと、やっぱり不便な生活で終わっちゃうみたいなところがありますよね。
僕自身はまだおじいちゃんおばあちゃんからしたら30歳ですけど、人生2周してるじゃないですか、60,70歳とかね。やっぱりかわいいもんで、そういう人たちとのコミュニケーションをすごくよくしてくれるし、僕自身も話を聞いてると昔の人の知恵とかすごく勉強になるから、すごく有意義な時間ではあるんですよね。
やっぱりちょっとめんどくさいことはありますけど、こういう体験って他でできることはないだろうな、自分が死ぬまでに経験することはここに来なかったらなかったんだろうなっていう体験があるのでめちゃくちゃ移り返ってくるんですよね。労働体科としての経験、労働体科は別にないけど、経験ですよね。経験が得られるのが僕はすごく面白いなと。こういう話のネタにもなるんでね。すごくよかったかなと思いますね。
だから今後ね、例えば移住をしたりとか、あとなんかこう、移住だけじゃないな、なんていうのかな。ライフステージに応じてもう少し生活を楽にしたい。その選択肢に田舎暮らしという選択があるのであれば、自分が向いてるのか向いてないのか前もって気づいて自覚もしておいた方がいいと思うし。
ジョハリの窓だっけ?自分に見えてる自分、相手に見えてる自分、相手には見えてないけど自分には見えてる自分、自分にも相手にも見えてない自分みたいな4つの窓があったりすると思うんですけど、そこの部分の自分に見えてない部分は誰かに指摘をされたりとか実際経験してみないとね、誰も見えてない部分だったりすると自分で自覚できる領域まで経験を持ってこないといけないので、それもやってみないとわからないってこともあると思うんですけど、
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自分が自分で見えてる領域についてはある程度向いてる向いてないっていうのはある程度自覚した上で自分は都心部の方がいいとか考えるとか田舎でもやっていけそうだみたいなことを考えて行動してみた方が変な能力だったりとか嫌な思いはしなくて済むのかなと思いますね。
あくまでもどこに住むかなっていうのはマッチングだと思うんで、あとはライフステージによっても変わると思うので、いい場所が見つかればそこで快適に過ごせるでしょうし、合わなかったら早々に撤退をした方がいいかなと思うんで、そこで無理に頑張らない、置かれた場所で頑張らないみたいなことは大事だと思うので、そこは履き違えないようにして移住だったりとか働き方を変えるっていうのもそうですけど、頑張ってみるといいなと思いました。
また次回の収録でお会いしましょう。バイバイ。