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はい、11月4日金曜日ですね。 地獄は朝9時を回りました。
えー、ちょっと直前までですね、別のサンドFMの方で僕は配信もしてるんですけど、そちらの収録をしてたらですね、気づいたら全然時間過ぎれてて、今急遽頑張って準備しちゃった感じです。
はい、おはようございます。夢見のkeethこと久保原です。では本日も朝活を始めていきたいと思います。
えー、今日はですね、いろんなもの、また何を読もうかつとこ悩んだんですけど、
本当はですね、英語の方で、Element Timing One True Metric To Rule Them Allっていう記事ですね。
あのちょっとパフォーマンス観点のところ、はい。
ラージェストコンテントペイントとか有効なウェブサイトパフォーマンスを計測できない点を指摘して、そのエレメントタイミングの指標を入れることを進めているみたいな記事を読もうと思ったんですけど、
僕がスラックの方で貯めている、僕スラックにアーティクルログとテクニックログ、テックログかっていう、いろいろそういう技術記事とか読み物系の記事をただただラレットするだけのスラックチャンネルがあって、
そこの絶対読むものってものだけピン止めしてるんですね。
で、ピン止めしてるけど1週間以上読まなかったらピン止めを外すみたいなのをやってるんですけど、
そこのピン止めしてるものを今日読もうとさすがに思いました。
溜まり始めたっていうのもあるので。
というところで今日は株式会社TAMさんですね。
ジェネラリストとスペシャリストどちらを目指すべき?TAMのベテラン人たちはこう答えたよみたいな記事を見つけたので、これを読んでいこうと思います。
ちなみにTAMさんは、僕今この当選の12月3日に行われるフロントエンド周りのPWAナイトカンファレンスっていうカンファレンスがあるんですけど、
それの一応後半スタッフがやらせていただいて、それの主催の方がスミヤさんという方ですけど、スミヤさんはTAMの方なんですね。
今回この記事中に出てくるエンジニアの方も中の人の一人なんですよね。
カンファレンスのスタッフの一人。
顔も見たことあるなというところなので、ちょっと興味もあったし、今日はこの記事を読んでいこうと思っております。
では早速、ちょっと遅くなったので始めていきたいと思います。
だいちさんとたつやさんですね。
はい、おはようございます。ご参加いただきありがとうございます。
じゃあ今日もこの記事をダラダラと読んでいこうと思います。
はい、今日もなるべくゆっくり読むことを意識していきたいので、この記事データも今日1日終わると思います。
では早速いきましょう。
これからキャリアを築いていく上で目指すべきは広く何でもできるジェネラリストか、それとも専門性を極めたスペシャリストか、
転職活動では何でもできますを売りにするか、もちろん○○ならば絶対自信がありますというスペシャリストとアピールすべきか、どっちなんでしょうというところですね。
実際はそんな単純な話ではもちろんないですし、
ジェネラルスキルという横軸も専門性という縦軸も両方兼ね備えたいわゆるT型人材ということが理想という話はわかりますよと。
でも体が2つあるというわけではないですし、どちらをどのタイミングでどう身につけたらみたいな、特に若い世代から聞かれる悩みです。
これはですね、僕もしょっちゅう聞かれますね。学生の野球Gメイトとか参加させていただいてますけど、本当によく聞かれる問いですね。
そこで今回はデジタルエージェンシーTAMで、ジェネラルリストとスペシャリストとして活躍するベテランエンジニアの2人に出演してもらって、
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若い世代の代弁者として採用に携わる社員と一緒に話を聞いてきましたよということでした。
登場人物ですね。まずは株式会社TAM2のフロントエンドエンジニア松井さんという方ですね。
2005年にTAMに入社してしばらく大阪で商品撮影の仕事とマークアップ担当していた。
2009年に東京エンジニアチームを作るために転勤。
以降チームメンバーを増やしながら大小様々な案件に携わってます。
今一人の小学生の娘がいらっしゃって、子育てと仕事を両立するよりフレキシブルな働き方を模索中ですというところです。
もう一方ですね。株式会社TAM2のフロントエンドエンジニア千年さんという方ですね。
2011年に美容業界からウェブ未経験でTAMへ転職。
現在は大手企業のウェブサイトやウェブアプリ開発を担当しています。
新人エンジニア育成やテクニカルディレクションも兼務しています。
PWAナイトがVU.jsの地方コミュニティの運営メンバーだったりとか。
確かに結構コミュニティ積極的に活動されている印象はありますね。
もう一方ですね。TAMのHRですね。採用候補がキャリアサポートされている。
すみません。読み方が合っているか分からないですけど、さんえんさんって読むんですかね。
一旦今日はさんえんさんと呼ばせていただきます。間違ってたらごめんなさい。
1994年愛知県生まれて新卒でウェブ広告代理店に入社して広告運営ディレクターとSNSのコンサルタント経験だと。
へー。コンサルタントサルタントですね。
社会人3年目に自己分析をし直してコーチングやHRという業務を領域員でやって転職を決意して
2022年9月。あ、今年の9月ですね。TAMに入社したと。
キャリア相談のスペシャリストを目指して日々勉強中ですというところです。
この3名の方でインタビューしてきたというところでした。
では早速いきましょう。
一つ目のセクションですね。若いうちは決められないというところから入りたいと思います。
今日はジェネラリストかスペシャリストかというテーマでお話ししようと思います。
若い世代のさんえんさんはどういう場面でこの波を意識しますかというところからの問いですね。
そこからスタートです。
例えば転職なんていうシーンではよく出てきますよね。
業種も職種も変えずに他の会社で働きたい人がいた場合、
その人はスペシャリストを目指すために転職するということになりそうです。
でも何かに長けているということは他はわからない人と思われる可能性もあるわけで、
だったら業種や職種を変える転職などをして、
いろんな経験を持つジェネラリストを目指した方がいいのかなみたいな話は周りでも聞きますね。
つぶしが聞きますよねっていう話だったり、いろんなところでも活躍できるよねっていう
生存戦略的な観点かなという気はしました。
続いて松井さんと千年さんは、
サイエンさんのような、いわゆる第二新卒と呼ばれる年齢のとき、
どちらの方向で行こうか考えたことはありますかという問いです。
まず松井さんからですね。
私は今日、ジェネラリスト枠で呼んでいただいたのかなと。
あ、今日じゃない、今日ですね。
ジェネラリスト枠で呼んでいただいたのかなと。
タムでの実務経験というのも長いので、
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結果的に何でも良さになったんですけど、
そういう悩み方は実はあまりしたことがないんですよと。
今どちらかを選ぶとしたら、やっぱりジェネラリストを選ぶかなというところでした。
でも若いときにどちらかを選べと言われたらきっと難しいですと。
どちらがいいという話でも、どちらが多く稼げるということでも実はないです。
これはそうですね。
コンテキストにすごく依存するし、環境に依存するなと思いました。
続いて千年さんですね。
僕はスペシャリスト枠で呼ばれたのかなと思うんですが、
転職活動中や入社時というのはやはり専門的な知識が少なくて、
スペシャリストがいいか、ジェネラリストがいいかと迷うことすらできなかったというニュアンスに近いです。
この業界は新しい技術がどんどん出てきます。
自分はこれ一本でやっていくと絞った人も、
2年後にはそのやり方は消えているかもしれない。
知識が浅い時点で一本に絞るのもやっぱり難しいと。
でもこの悩みって時代的なものもあるかもしれません。
僕が学生の頃って転職氷河期の影響がまだ大引いていて、
会社に入れたらラッキーだったんですねと。
だから入社したら生き残るために会社に求められるものを身につけるしかなかった。
だけど最近はどこも人手不足で求職者が仕事を選べる時代になった。
だからこそ悩んでしまう側面もあるのかなと。
これもおっしゃる通りですね、確かに。
本当の昔は行動さえかければどこでも仕事天田だったという、
引き手山だったという時代はもちろんありますけど、
でもそこからいろんなものの知識とか知見がどんどんOSSとして公開されるようになったりとか、
いろんな方が技術発信をするようになって、地の交通整理というのが本当に出てきたようなと思っています。
その交通整理された道をある程度歩いていって、
そこから先のまだ開拓されていない道を皆さんで描くというところなんですけど、
そこまで行く時に結構もうすでに、
ジェネラリストじゃないですけど、いろんな知識とか技術、スキルというのが身についてしまっているということも割とあるのかなと思います。
だからこそ今こういう悩みがあるという、
おっしゃっている通り時代がそういうふうなことに突入したんだなというふうな観点もあるとはもちろん思いましたね。
とはいえ、例えばネットワークインフラ、今クラウドが出てきましたけど、
でも早々インフラネットワークとかデータベース周りとか、
いわゆるレイヤーが低くなればなるほどそんなにドラスティックな変化はないと思いますし、
それ一本で食べていくっていうのはまだまだ生きていけると思います。
逆にクライアント側による、僕らみたいなフロントエンドによればよるほどそれは難しいなと思いましたね。
フレームワークがどんどん変わっていったりするし、時代の変化は大きいのでないというのもあるなと思ったので、
本当にスペシャリストとして一本食っていくっていう意味で、
かつどこにでも通用するっていう意味でいくと、やはりネットワークがデータベースなんじゃないかなという僕は思ったりしています。
そんな変わることないし、結局データベース、
NoSQLのほうは大量に発生したりいろんなものが生えてますけど、
結果リレーショナルデータベースと言うと、ままオラクル、MySQL、ポスグレ、
この3つっていうのはほぼ動いてないという、不動ですもんね。
これは多分もう何十年続くんじゃないかなと思ったりしています。
はい、っていうのもあるのでね。
はい、余談でした。
では続いていきましょう。
ジェネラリストになるには視点の幅広さが必要だよっていうところのセクションです。
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はい、問いですね。
ジェネラリストとして松井さんの現在のお仕事とこれまでの経歴を教えてくださいと。
はあ。
では松井さんからですね。
最初からジェネラリストだったわけではなく、TAMにはもともとフォトグラファーとして入社しました。
だけどエンジニアになりたかったので3年くらいで社内転職したんです。
ここまではスペシャリストっぽいですよね。
はい。
フォトグラファーとして入っていきなりエンジニアになったっていう結構ドラスティックなチャレンジ、
挑戦をされたんだなっていうところですごいですね。
でまぁただ子供が生まれて育休から復帰後、自分のポジションを考えたときに
チームの足りない部分を埋められる人になれたらいいなというふうに思ったと。
でテクニカルディレクターとして案件に入ることが増える中で
チームにおける自分の役割は何か、どんな立ち位置が求められるかっていうのを
より考えるようになっていきました。
でジェネラリストは幅広くと言われますが、その幅ってスキルの幅だけじゃなくて
いわゆる視点の幅広さなのかなっていうふうにも思いますと。
あぁいいですね確かに。視点の幅広さっていうのはその通りかもしれない。
でこういう案件ならこの技術がいいでしょうと言えるいわゆる挙手的な視点が
ジェネラリストとしての役割。
エンジニア、デザイナーそれぞれがスペシャリストだと思うんですが
全員が自分のスペシャルを主張したら総裁されてしまうわけで
案件がクライアントの要望に沿って進んでいるか俯瞰する視点が必要ですよねっていうところでした。
はいもう本当に大納得というか共感しかないですねこれは。
で勤務年数が長くなると必然的にジェネラリスト的な役割が求められるのかなとも思います。
意識してスペシャリストの道を歩まない限りそっちに寄っていくと言いますか。
はいでもこれは経営的観点では当然だと思いますしむしろそうなってほしいんですよね僕ら的にも。
なのでこれはその通りだというふうに思いました。
続いてスペシャリストジェネラリストを行ったり来たりというところで知念さんの回答になります。
僕は案件全体を俯瞰してみるとかクライアントの要望を考えるみたいな視点は
エンジニアでもデザイナーでも全ての職業の人に必要な汎用スキルいわゆるジェネラルスキルだと思っています。
それを技術とデザインでどう実現するかという部分は専門スキルなのかなと。
そういう意味でエンジニアとしての僕の立ち位置というのはジェネラリストよりのスペシャリストだと思っています。
前職は美容師で学生時代もパソコン使える人ってすごいなと思っていたくらいウェブから遠いところにいましたと。
体調を崩したのをきっかけに家でもできる仕事を探したという時にエンジニアというのは初めて意識しましたよと。
そして職業訓練校に3ヶ月通った後にタムに採用してもらいました。
職業訓練校にいらっしゃったんですね。
入社した時は毎日が勉強だと思ってひたすらググりながらコードを書くみたいな。
その時点ではスペシャリストでもジェネラリストでもなくて、とにかく担当した仕事をこなすために必要なスキルを見つけるのに必死でした。
そこから長く仕事をして掘り下げていくとコーダーやプログラマーの仕事にもいろんな領域があることがわかってきて、
特定の領域でさらにスペシャリストを目指すこともできるんでしょうが、そうすると他にできることが限られてしまいます。
だから新しく出てきた技術があったらそれを習得する。それはスペシャリスト寄りの仕事。
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そうして習得した知識をジェネラリストとして周りに教えて、それが人と連絡する頃にはスペシャリストに戻ってまた新しい技術を習得しに行くと。
ここの数年はそんな風に時期によってスペシャリストとジェネラリストを行ったり来たりしています。
迷っているだけなのか、これが正解なのかは自分でもわかりません。
どっちかというと行ったり来たりというよりもサイクル回しているような風には聞こえましたね。
では続いて、広くも深くも行ける第三の選択肢もというのが次のセクションです。
ジェネラリストとしていろんな仕事ができそうなデジタルエージェンシーに転職するか、スペシャリストとして特定の技術を求める事業会社に転職するか、そう悩んでいる人がいたらどうアドバイスしますか?
いろんな経験ができる場所のほうが、いわゆる基礎力が鍛えられます。
一つのスキルしか身につかないとなると応用が効かなくなりそうですよね。
まずは幅広くいろんな仕事をしてみて、専門性を見分けたくなったら何か特化したところに行ってもいいのかなと。
逆に採用する側としてもこの技術をやりたいですという人には他にも必要な技術があるから身につけてねと思うし、
逆に何でも広く浅くできるようになりたいですという人には専門自身を学ぼうねと思うかもしれませんし。
そうですね。結局その人によりますよねこれは。
例えばメタバースが好きな人がそういう案件を作ってきたり、みんなそれぞれ推しを前面に出しています。
そういう広く深くみたいな職場もあるのかなというところでした。
スペシャリストから始めてもいわゆる松井さんのように広い視点で求められるジェネラリストによっていくこともありますし、
はたまた千年さんのようにスペシャリストとジェネラリストスキルを行ったり来たりするキャリアもあります。
両方必要だなというふうに改めても言いました。
というところでこの記事は締められておりました。
両方必要ですよ、会社という観点でいけば。
チームメンバーとしてもスペシャリストだけしかいないチームって多分回らないですし、
ちゃんと機能しないというのもあるので、
とてもこの観点は大事だなと思いましたので、
是非是非両方の人材を集められる方が会社としては強くなると思いました。
個人がどっちに行くかとか個人が何をしたいかという話をすると、
好きな方に行ってくれという感じです。
もちろん記事に書かれた通り、会社に長く在籍すると必然的にジェネラリストの方を求められると思います。
それを自分が良しとするか、それでも自分がスペシャリストになるかというところですけど、
スペシャリストになりたい場合はちゃんと自分で意思決定をしないと、
気づいたらジェネラリストになってしまうので、そこだけは注意が必要です。
スペシャリストよりもジェネラリストの方が実は給与値とか平均年収が高いはずです。
これは仕方ないですね。
何度も言ってますけど、人に仕事をさせる仕事が一番難しくかつ一番利益が出るんですよね。
だからこそそっちの方に高い給与を払うのは当然だと僕は思ってます。
もちろんCookpadさんみたいにスペシャリスト、エンジニアの方が一番年収が高い人がいるみたいな会社もあって、
それはそれでいいと思います。
文化の違いだと思っています。
僕はでもやっぱりそう考えちゃいますね。
ビジネスということを考えるとやはり大きな、一人という小さなリソースで大きい仕事をしてくれる人の方にやはり高い給与を払いたいのは当然だと思います。
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もちろんその代わりその人が何かあったときに結構リスクだったりとかシングルポイントになってしまっているので、
そこのちゃんと冗長性とかバックアップ体制というのは会社がしっかり考える。
だからそこは組織設計とかチームビルディングのお話だと思うんで、
それはそれで別で考えなきゃいけないんですけどね。
というところでした。
とても共感味の深い記事だったなと本当に思いますので。
じゃあそんなところの記事でした。
ではですね。
時間短かったし早かったのでもう1本読めるかと思ったんですけど、
1本サクッと読める記事があるかな。
今ちなみに15分くらいですね。
ちょっと僕が今日朝スタートが遅かったので。
そんなにでも短くてスパッと読める記事が今のところはなさそうだので。
どうしようかな。
僕がそのアーティクルログっていうスラックチャンネルにガーッと流している記事があるんですけど、
基本的にやっぱり偏りが強いですね。
やっぱり興味関心持っているものっていうと、
さっき言った数学的な話になるか、
今はチームビルディングの話になることが多くて、
チームビルディングになるとやっぱり長いですね記事が。
というところもあるのでなかなか難しいんですけど。
そうですね。
とてもいい記事が実は1個だけあってですね。
前回かな。
前回かどっかで一応読んだことがあるんですけど、
改めてもう1回これ全部読みたくなったので、
読んでいきたいと思う記事があったので読ませていただければと思います。
これ本当に長いので、
明日明後日、2日に続く気がしますけど、
ちょっと読んでいきたいと思います。
ではいきましょう。タイトルはですね。
いつ来るかわからない15分のために常に準備をしているのがプロ。
デザイナー奥山さんによるムーンショットデザイン幸福論っていうところの記事を読んでいこうと思います。
めちゃくちゃ熱いんですよこの記事。
もう名言だらけで。
でもやっぱりタイトルはその中でも一番の名言だと思いました。
いつ来るかわからない15分のために常に準備をしているのがプロだというところです。
もうこれタイトル見ただけで僕はもうすごい頭殴られたなと思いました。
そんなに準備をいつもしてなくて本当に申し訳ないですけど、
結局来るかわからないし来ないかもしれないことの方が多いっていうのは確か言ってた気がしますけど、
でもそのたった来るかどうかっていう数分のために常に準備だけはしているのがプロだっていうのはもうひたすら感動しましたね。
はいじゃあ早速いきましょう。
自分が考えていることをその場で決められた時間の中で他の人とシェアしないのはプロとして犯罪に近い。
プロというのはシステムで仕事をする人間である。
いつ来るかわからない15分のために常に準備をしているのがプロで来ないかもしれないと言って準備をしないのがアマチュア。
などなど非常に刺激的な言葉が次々と飛び出したのがCDCの2011の2日目の基調講演ムーンショットデザイン幸福論でのお話です。
国際的な活躍を続けるインダストリアルデザイナー奥山清之氏となる講演となっており、実際に会場にいらした方に直接語りかけたいという本人の強い希望によって、
18:11
ニコニコ動画CDCチャンネルでの配信や講演資料の配布はなし、最後の瞬間まで講演内容を考えたいということで、
演題・内容についての事前発表もなしという直前まで謎のベールに包まれていた講演だったのですが、
少し書き出しただけでも凄まじいセリフが飛び出すというような異様なほど濃密な講演になりました。
以下、そのアグレッシブな基調講演をできるだけ再現したものです。
なお、あまりの疾走感の激しさで意味不明、思理滅裂になっている部分については可能な限り持ち味を残しつつ、何とか理解できるようにしていますよというところで、
早速入っていきたいと思います。
はい、じゃあ奥山さんですね。
みなさんおはようございます。奥山です。
今の和田会長の方からイントロダクションにあったように、クロスボーダーの象徴としまして、異なる業界の人間ではありますけれど、
今日はいろんなものを作るという、ものというのはハードに限らずいろんなものを作るという話というのを、
大体80分ほどさせていただきたいと思います。
主に海外で30分ほど仕事をしてきた経験から、日本のものづくりに関していろんな気がついた点があります。
そういったところを主体に、みなさんと僕の経験をシェアさせてください。
この講演時代は、さっき言ったとおり2011年なので、今はどれだけ当てはまるかわからないですけれど、
割と理論的なところは僕は刺さると思っています。
はい、戻りますね。
題しまして、ムーンショットデザイン幸福論。
ムーンショットの意味というのは後ほど、一番最後の方にご説明させてあげますと言っています。
工業デザイナーと言いましても、実はみなさんと非常に近いところで仕事をしていまして、
一番最初はハリウッドのユニバーサルスタジオバックトゥーザフューチャーというライブのデザインをしたりとか、
アポロ13号のセットデザインとか、バットマンフォーエヴァのセットのデザインとか、
ハリウッドで実はかなり仕事をしてきましたと。
この時点でかなり飛び抜けているなって感じしますけどね。
さすがにゲームのデザインはしていません。
ただいま、例えばこの10年くらいはセガサミーの顧問をさせていただいたりということで、
ここの港未来にも実は大型のテーマパークを作る予定でして、
このアートディレクションを何年かやりましたけれど、
残念ながらいろんな不可否の理由があって計画は中止になりました。
なので港未来に来ると、毎回何となく苦い思い出というものが蘇ってまいります。
今、別の画面が開かれて見せられているんですけど、
画面で見ていただいているのが、今現行の路上を走っているフェラーリのすべてなんですけれども、
右上のFFという偏畜輪な車を除いて、すべて僕のディレクションの車ですと。
右上の車は特に思い出があるフェラーリ演奏という車です。
ほぼすべてのフェラーリのデザインのディレクションをしたのはこの奥山さんというので、
この部位によってマジ化け本じゃこの人というのも知りました。
今まで全く奥山さんという名前を知らなくて、ちょっと恥ずかしいくらいです。
そんな人です。
マセラティのクアトロポルテという車を作った時も、その後のクーペを作った時も、
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オーナーが4度ほど変わりまして、死に絶えていたプラントをゼロから再興するという役目を担って、
その中の仕事の一環として、ハードウェアとしての自動車のデザインをしました。
その中で日本とイタリアを比較して、面白いことに気が付きました。
皆さんこれを読まれて、個人力の日本と団体力のイタリアというタイトルを見ると、
逆じゃないの?個人力のイタリアで団体力の日本じゃないの?と思うかもしれませんけれど、
イタリアというのは実は全く逆でして、
イタリアというのは実はご存知のように、ワールドカップとか、
それからいろんな、例えばフェラーリのようなブランド企業をゼロから作り上げたりとか、
その賭けにある力というのは実はローマ時代から伝わる、
いわゆる民主主義の元を作った彼らの団体力なのですと。
言われてみればそうですよね。
イタリアって確かカテラチオでしたっけ?戦略ですよね。
かなり戦略、団体力のチームプレイだなと思ったんですよ。
イタリアってそういうのに根付いてるんだなって思いました。
イタリア人の個人個人も非常に個性のある人たちが多いんですけど、
味が強い野菜が集まってもっと面白い料理ができるように、
イタリアっていうのは非常に団体で行動するっていうのが、
僕が想像していたよりもはるかに得意でした。
その中の一つの例として、フェラーリ演奏という車は、
10年に一度の限定生産の車なんですけれども、
その販売価格が7500万円。残念ながら僕も買えていません。
中古車市場でこれ一台が大体1億3000万円くらいの車になっています。
未だに売り出してから10年経っても、
販売価格を一度も下回ったことがないという奇跡のような車なんですけど。
やばいな。
その生産台数が399台。
なぜ399という変な数字なのかというと、
市場調査をして、何人の人がこの車を確実に買いたいかっていうのを調べたら、
400人の人が僕は必ず買いますというふうに手を挙げました。
それに対して、需要よりも1台少なく作れという創業者の言い伝えに従って、
フェラーリは399台で生産を実際にやめたわけです。
フェラーリの創業者の方は、需要よりも1台少なく作れというのを残しているんですね。
これはなかなか面白いですね。
つまりとにかく需要を残しておくということですよね。
なので399台です。
面白いのは、開発を始める前に、うちは399台しか作りませんと言ったら、
その10倍以上の3000人以上の人たちがこのフェラーリに対してこの車を買いたいというふうにデポジット、
いわゆる前払いの保証金のようなデポジットを持っていらっしゃって、
その中で会社が人を選んで、その399人のラッキーな人たちを
7500万円の現金を持ってイタリアまで飛んで、この車を引き取りに行くわけです。
高飛車ですよね。高飛車ですけれども、
それをすることによってフェラーリというブランド力が上がって、
フェラーリという世界観の中にもっと入りたいという人たちがボンボン増えていくと。
結果的にブランディングが上がったということですね。
日本は逆のことをやるじゃないですか。
6000万円で売ったら5000台売れるんじゃないかなとか、
5000万円で売ったら1000台売れるんじゃないかなとか、
24:02
それをやっちゃうから未来の目を潰しちゃうんです。
ブランドの力を落としちゃうわけです。
学ぶべきところっていうのは大いにあると思いました。
それを成し遂げているのがフェラーリというチーム。
わずか3000人のチームでして、3000人のうち600人がF1という部門に従事しています。
ですから残りのなんとか2400人で、
年間8000台の車を開発して生産するまで全部入れて2400人です。
僕は大変なことだと考えています。
逆に日本に帰ってきまして、去年から今年にかけて、
これは六本木ヒルズのアカデミーヒルズというところで、
日本元気塾という社会人向けの塾の塾長一をやりました。
8ヶ月間、2週間に1回くらい27人の生徒さんと一緒に集まりまして、
その生徒さんが実は外資系の証券会社の部長さんだとか、
最近だと悪名高き海外の証券会社のバイスプレジデントだとか、
そういう人たちが集まって、
日本はどこに行くべきか、自分の将来はどこに行くのかという議論を毎回続けていました。
これまたすごい勉強会とか塾をやっていましたよね。
かなり権威な方々が27人と2週間に1回会っていたところですね。
非常に面白かったのは、その中で、
日本人ほど哲学とか倫理観とか教育レベルとか、
そういったことの個人の力が高い国というのは、僕は今まで経験したことがなかったんですよ。
ところが、そういう人たちを5人以上集めると、幼稚園みたいなもんでまるでまとまらないと。
イタリアの方がよっぽどまとまる、アメリカの方がよっぽどまとまるという現実に気がつきました。
ひょっとして日本で団体力がないんじゃないの?ということになり、
僕は今までの仮説が逆転しました。
みなさん、なんとなく思い当たる話があるんじゃないかと。
これは今、2022年になっても全然変わってないと思いますし、
むしろ悪化したような印象がありますね。
飲み屋に行くとすごいことを言うんです。
仕事を終わるとすごいことを言うんです、みなさん。
仕事の最中は黙って何も言わないんですね。
これもそうですよね。
飲み会中、みんなめっちゃクリエイティブになりますよね。
これすごく僕は動きを変えられます。
黙って何も言わないくせに何も考えないかというと、
当てるとみなさん素晴らしいことを言うと。
名指しで何か意見を言ってみんな素晴らしいことを言うらしいです。
僕はそれを卑怯だと思いまして、
自分が考えていることをその場で決められた時間の中で
他の人とシェアしないのはプロとして犯罪に近いと考えています。
イタリアでそれをやると二度と会議に呼ばれません。
ところが日本はそれをやって黙っている方が会議に呼ばれるという
これは悪しき慣習だと思います。
いやもうほんま、これを読んだときめちゃめちゃその通りだと思ってて。
日本人ってやっぱり個々人の能力とか教育レベルが高いんですよね。
しっかり日本の教育は実は成功してるんですよ、実は。
優劣つけたりとか、いろんな比較の仕方をしたりとか、
第二次世界大戦後の法律だったり教育が、結局それがずっと今も続いてて、
それの引っ張られてこんな風になってしまったっていうのはもちろんあると思いますけど、
2011年にこの奥山さんが日本という国と会議を比較したら
日本の個々人の能力はやっぱり高いし、
発言させるとものすごいことを皆さんにおっしゃられると。
でも仕事の場ではみんな出さないと。
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横に習いの空気ができているんだなってちょっと思いましたね。
めっちゃ面白いんですけど、ちょっと時間的にいい感じの時間が来たので
ここで区切らせていただきたいと思います。
明日はこの記事の続きから読んでいきたいと思いますけどいかがでしょうか。
やっぱり暑いですね。もう一回読んでいますけど。
もうすでにやっぱりこの記事に引き込まれているので、
やっぱり明日もちょっとワクワクしながらこの続きを読んでいきたいと思いますので、
興味ある方は来てみてください。
もちろんこの記事も後ほどシェアしますので、
先に読みたいよという方はぜんぜん読んでみてください。
じゃあ今日はこちらで朝から終了したいと思います。
今日も朝から放送参加いただき大変にありがとうございました。
では終了したいと思います。
今日も頑張っていきましょう。お疲れ様です。