1. ゆいなわさんの「聞く人」ラジオ
  2. v120-2 AR切り絵クリエイター..
2024-09-09 21:47

v120-2 AR切り絵クリエイター・影織さん「自分の思いを手元で味わいたい」

前回に引き続き、AR切り絵クリエイター・影織さんにお話を伺います。
AR開発のお仕事をされながら、切り絵作家の活動や、その他にもいろいろな活動をされている影織さん。海外生活や、表現についての思いなど、様々に伺いました。
影織文庫:https://www.kageori.com
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6513739a0bc9d6e1d690bae1

サマリー

AR切り絵クリエイターの影織さんは、海外での活動やアートを通じた自己表現について話します。また、ブログ執筆やAR技術を活用した新しいワークショップの計画についても触れます。影織さんはAR業界での経験や制作の状況について語り、自分の思いを作品として表現することの重要性を強調します。さらに、ARテクノロジーの進化とその未来についても言及し、特にApple Vision Proの影響を示唆します。

00:05
ゆいなわさんの聞く人ラジオ
皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオのお時間です。
海外での活動
前回に引き続き、AR切り絵クリエイター・影織さんにお話を伺います。
AR開発のお仕事をされながら、切り絵作家の活動や、その他にもいろいろな活動をされている影織さん。
これからどうしていきたいのか、そして海外での生活などについて伺いました。
今はAR切り絵作家としてお仕事をされていて、これからこうしたいとか、こういう方向を見ているとかって何かあったりしますか?
そうですね、難しいところではあるんですけど、今せっかく海外にいてっていうので、海外で自分の作品をもっといろいろ出していきたいなっていうのがあって。
この間作ったゲームとかも、半年くらい前にスロバキアのゲームショーに出しに行って、それで見ていただいたりとか。
あと、この間チェコのゲームショーに登壇しに行ったりとかしたりしてて。
日本だけじゃなくて、今作っているゲームは言葉がない、言葉が出てこないので、世界中で遊べる。
そういうふうに、もっと間口広げて、もっといっぱい遊んでもらえたらいいなとか、もっと見てもらえたらいいなっていうのは普通にありますね。
確かに言葉ないってことで全然言葉に制約されないわけだから。
実際ご自身もドイツに行って、日本も会ってということでグローバルにやっていければやっていけるような環境にいるってことですよね。
そうですね。
あと今、向こうで知り合った人とワークショップやろうって話をしてて。
対象がTAじゃん。15歳から18歳くらいの人で、その人たちがアートを通じて自分の感情と向き合うみたいなワークショップをしようかっていうんで。
アートと心理学とテクノロジーを組み合わせて、さらにそれでARとかと組み合わせて、作品作れたらいいよねみたいな話がチラッと出てて。
今準備中で、たぶん今年秋くらいにできるかなって。
そう思うとめっちゃいろんなことしてますね。
めっちゃいろんなことしてますね。だからやっぱりどうなっていくだろうっていうのはすごい難しい。
わかんないですよね。
また出会いがもしかしたらあるかもしれない。
ARをちょっと始めたことによってARの会社で働くようになったように、今そんな感じでやりたいって思ったことに向かっていった先にまた出会いがあるかもしれないから。
もしかしたら例えば1年後くらいにお会いして話聞いたら、今そんなことしてるんですか?みたいなことになりうる可能性もあると思うんですよね。
やっぱりアートをすることと、自分の内面とコミュニケーションすることっていうのと、テクノロジーとみたいな、そういうところがうまく噛み合って一つのものを作るとか、そういうものを使って誰かとコミュニケーションするとかっていう、そういうことを力入れていきたいかなっていう気持ちはありますね。
そっかそっか。だから出てくる使うものは違えども、やりたいということは何か一つ。
かげおりさんがご自身持っているものであって、その表現方法が時にARかもしれないしキリエかもしれないという小説かもしれないってことなんですよね。
そうですね。
面白いな。
やっぱりそれぞれの表現のものによってそれじゃなきゃできないこともあるわけじゃないですか。
そうですね。
それ同士の掛け算だからこそできることもあるわけじゃないですか。
そういうのがいろんなものをお持ちなので、いろんな方法がある感じがしますね。
すごいな。楽しいですね。
楽しいですね。
ブログ執筆と自己表現
楽しいと思います。きっとやりたいと思ったらちゃんと勉強してそこに向かっていけるパワーがあるわけですし。
好きなことは何ですか?この聞く人ラジオではお仕事と好きなことを聞くんですけど、好きなことは何ですかって言われたら何ってことですか?
難しいですよね。今は結構お仕事と好きなことをかぶってるっていう感じではあるんですけど。
好きなことはなんだろうな。ブログを書くこと結構好きかな。
ブログを書くこと?
これも結局文章表現ではあったりするんですけど。
今結構毎日書いてます。
そうかそうか。思いを書いていくそのことが好きと言えば好き。
そうですね。
やっぱりずっと書いてるとすごい上手になりますよね。当たり前ですけど。
そうですね。これはそうですね。
やっぱり一週間に一回しか書かないよりは毎日書いてると自在に書けるようになるというか。
そうですね。
なりますよね。自分の近い。やっぱりそこは思いますよね。
さっきのレゴの人の話なんですけど。さっきのレゴの人はより自在になりたいって言ってたんです。
表現に対してより自在に表現できるようになりたくてレゴとかやってるとだんだんできるようになってくるみたいな。
自分が持ってる言語化未満のものとかイメージのものがより何かを使って自在に表現できてるようになるのが楽しい。
はいはいはい。
っていうのはすごくあると思うから。
例えばブログとか文章とかっていうのはそれができるようになり得る一つのものだったりとか。
人によっては音楽かもしれないしダンスかもしれないし。
そうかね。
そうですね。それはすごいレゴの方のおっしゃる通りだなと思ってて。
プログラミングとかもそうですね。全部。
プログラミングもそうですか?
プログラミングも思い通りに動かしたいと思ってもいくらボタンをクリックしても何も開かないみたいなモダル開かないぞみたいなのとかをクリックしたらモダルが開いて次何が起こってみたいなのとかっていうのをうまい処理をかけばスムーズにできるのとか。
拡張したいのに機能を拡張したいけど機能を拡張するにはコードをどこ書き直せばいいんだろうみたいなのとかっていうのがやっぱり規法というかお約束ごとを学んでシンプルに書けばちょっと拡張したいちょっと修正したいという時に自由に柔軟にできたりするので。
そういうことね。プログラマーっていうかそういう方って僕はあんまりその辺詳しくないんで使ってる頭がなんか違う感じがしちゃうというか。
あと前に聞いた方がおっしゃってたのは綺麗なコード汚いコードっていうのがあるみたいな。
ありますあります。
どういうことですか?
そうですね。例えばたし算。一応10回たすときに1たす1たす1たす1たす1みたいな感じで書く。じゃなくて1かける10って書けばすごい綺麗じゃないですか。
何回も同じ処理を繰り返したりとかっていうのを綺麗にまとめたりとか。ここでもここでも似たようなことをやってるのに全部違う関数でやってると。
ここで別のことをやりたい。例えば全部の数字にたす3をするコードとたす5をするコードがあるって言ってそれを全部別に分けてて。
それを例えば全部やっぱり2倍しますみたいにしたいときにたす3のやつも2倍にするしたす5のやつも2倍にするしっていう風に全部やってるとアップデートするときとかに漏れたりするじゃないですか。
そういうのを足し算処理みたいな感じで1つにしておけばそれを1回2倍するっていったらすごいシンプルになるっていう。
それが綺麗なコードなんですね。
そういうのが綺麗なコードですね。
そのうち例えば旦那さんの処理帰ってきたりとかっていうのはある?
そうですね。でもポスト次第なのでどこのポストに空いてるかっていうところ次第なんで。もしかしたら日本に帰る可能性もありますし。
全然違うとこ行く可能性もあるんだ。
全然違うとこ行く可能性もあって。少なくともあと1年半、2年ぐらいはミューヘン確定なんですけど。その後はちょっと分かんないですね。
じゃあそれ次第で。
それ次第でっていうので。そうすると次また別の国だったら別の言語やんなきゃいけないかもしれないし。
ドイツ語なの?
ドイツ語ですね。結構英語で行政とかうまく回ったりするんですけど。やっぱりドイツ語喋れた方がいいなっていう。
じゃあドイツ語勉強してた?
今勉強中ですね。
じゃあ行くことになってから勉強し始めて。
実際にそこで実践的に日常的に使ってるんですか?
そうですね。向こうでタンデムパートナーって言って言語交換をして勉強し合うっていう友達を何人か作って。
ミューヘンの大学で日本語学科があるので、そこでその日本語やってる人と知り合って。
1時間日本語、1時間ドイツ語って言って交互に毎週会って喋るとかっていうことをやったりして。
喋る練習して、かつ自分でテキストブックで勉強する。
じゃあだいぶ喋れるようになった?
たとって感じかな。日常会話プラスアルファぐらいっていう感じで。
ドイツ行くことによってまたそれはドイツ国における自分がまた見えてくるというか。
日本だけじゃないと。
そうですね。
新しい文化に触れることでいろいろ自分に入ってくる。
そうですね。
ドイツ的に見る日本とかそういうのに気づきますよね。
そうですね。やっぱりまた違うなっていうのはありますね。
日本好きですか?
日本好きですか?
ちょっと変な質問ですけど。
いいとこもあれば悪いとこもあるなっていう。
いいとこはどこですか?
いいとこもあれば悪いところも。いいところは何だろう。
いいところは何でしょうね。なんか丁寧ですね。
丁寧?
過剰に丁寧って言ったら過剰に丁寧ではあるんですけど。
サービスとかきめ細かいとか。
トイレにオトヒメがついてるとか。
ここに神経いってるのみたいな。
これ?みたいな。
ビニール袋お付けしますか?みたいなのとか。
海外じゃ考えられない。
普通にボンボンって持って帰るしかないみたいな感じで。
ビニール袋買いたかったらそこあるから買ってみたいな感じ。
なるほどね。
丁寧だなーとかはありますね。
あとみんな相性がいいですよね、店員さんが。
なるほど。
向こうだと本当に無相性で、はいはいみたいな感じの人が多いので。
すごいなーとは思いますよ。
そうじゃないと日本とかだと逆に言われちゃったりとか。
ありますよね、クレームの時に。
そうだよね。
日本ここちょっとみたいなところってどこですか?
逆に過剰すぎて疲れてるだろうなみんなっていうのはありますよね。
そこまでしなくてもいいんじゃんっていうのとか。
やっぱりそういうので後ろ指さされないように頑張んなきゃなみたいなのはあったりするんだと思うんですけど。
確かに確かに。ちょっと余計な気遣いだったりとか。
そこまでしなくてもいいんだろうみたいなのはあるかもしれないですね。
その場面に出会ったときに気づくんですよね。今急にパッとは出ないかもしれないけど。
そうですね。
去年数年ぶりに日本帰って驚いたのは、右側が男子トイレです、左側が女子トイレです、滝のトイレはどうちゃらですみたいな音声がずっと流れてるっていうのにびっくりしましたね。
そういうのがあったんですね。
そうですね。駅構内で毎回スピーカーでずっと流れてて。
なるほどね。
その辺が特に都市とか新宿もそうだけど、どこかにおいてはいろんな人がいるところで気遣いなのか、
お知らせするっていうのがありますよね。
そうですね。
きっと今インバウンドの方いっぱいいらっしゃってますし、そういう方々が気づくこともきっとあるんでしょうね。
日本すごいみたいな、そんなとこまでみたいな。
そうですね。
カフェが静かですよね。勉強するみたいなのが。
そこめっちゃうるさいんで。
隣の人がうるさすぎて、ここで喋ってるの聞こえないみたいなぐらいうるさい。
カフェはそうかも。勉強する人も多いし、
影織さんのARへの思い
僕今これ聞く人やってるときって収録するじゃないですか。
だからそれなりにちょっと音が落ち着いてた方が嬉しいんですよ。
もちろんそうじゃなくても撮れるは撮れるんですけど、結構うるさいところはうるさいとか、
あえて音量を大きめにしてるところとか。
逆に静かすぎちゃうと食器の音がうるさいとか。
それは別にこういうときは気づかないんだけど、
家帰って編集してるときに妙にカチャカチャ言うなみたいな。
そうそう。とかがあったりも後から気づくので、
結構ね、カフェは今までいろんなとこ行ってて、
聞く人向きとか向かない側はあるんですよ。
あるんですね。ここは結構向きなんですね。
ここは向きなんです。どっちかっていうと。
ドイツでの生活のこと、海外生活をしているからこそ分かる
日本の良いところや悪いところ。
影織さんならではの思いが紡がれていきます。
AR技術の現状と未来
そしてお話はARの業界や制作事情について伺っていきます。
会う人の初対面度合いというか、日本に帰ってきたらやっぱり
初めての人と会うよりももともと知っている人に会うことが多かったりとか。
そうですね。基本的にはいつもお世話になっている人とかに
挨拶に行くとか、友達に久々に会うとかっていうことが多いかなと。
そのARの会社っていうのは日本でやっている会社なんですか?
そうですね。代々木に。
代々木に?
そっかそっか。そこで結構何人でいて、
みんなでそういうARを生業にしてやっている。
そうですね。ウェブAR、ブラウザで見られるARを中心に。
業界的にはどんな感じなんですか?どんどんニーズが高まっているとか。
最近Apple Vision Proっていうすごい高いのとか出たじゃないですか。
あれ以外にもARのグラスっていって、
メガネをかけると情報が重なって見えるみたいな、
ARグラスがちょっと最近伸びてきたりとかはしているので、
多分そろそろ来るんじゃないかみたいな感じとかはあったりするんですよね。
そっかそっか。はいはい。
ただそのApple Vision Proも相当値段高いのよ。
70万とかそれぐらいするので。
もうちょっと一般的になってきた。
そうですね。
でもスマホで体験できるとかってやつだと、
スマホはもうどこにでも普及しているのでできるので、
結構あれですかね。
まだまだやっていけそうっていう感じはありますよね。
しばらくはもうそこでやっていくっていう感じ?
そうですね。
全然違うところから面白そうな話が来たらそっちに?
そっちに行くかもしれないし、わかんないですね。
そういうのはわかんないですよね。
そうですね。
今はそうですね、結構大きいゲームが一段落したので。
そうなんだ。
Steamっていうゲームプラットフォームがあって、
そこにリリースしたので、
それで終わったっていう感じで。
今は大きなプロジェクトとして、
ワークショップをしようとは勧めてはいるけど、
自分で大きな作品を作ろうというのは今はなくて。
そうかそうか。
という感じですかね。
大きな作品を作ろうっていうのは、
あるときにボンと振ってきたりするもの?
表現への探求
そうですね。これを作ってみたいと言って作るっていうので、
結構この展示会に出そうと決めちゃって、
そこに向けてガッと走るみたいなことは。
展示会があるのが先にあるの?
ゲームを作りたいという思いが先にあって、
その先に展示会がたまたまあるのか?
そうですね。
どっちの場合も結構あって、
でも基本的にこれを作りたいぞっていうのがあって、
あったらもうほぼ同時に、
展示会このあたり行って決めちゃおうって言って、
ここをゴールにしちゃおうって言って、
そこに向かって行くっていう。
それ期間はどのくらいなんですか?
このゲームはもう一人エンジニアの人と一緒に
手伝ってもらってっていうので、
作って2年くらいかかったという感じです。
そのゲームってリリースされてるんですか?
リリースされてます。
なんてやつって教えてもらっても大丈夫ですか?
ペパーズアドベンチャーっていう。
ペパーズアドベンチャー?
そうですね。
それが終わって今一段目?
そうですね。
でも結構前までは、
なんだろうな、
すごいものにならなきゃというか、
どんどん強くならなきゃみたいな気持ちで
作ってたことが多くて。
実績を残さなきゃとかっていう。
最近になってちょっとそれをやめようと思ったっていうので、
でもこのハングリーな部分を抜いたら
次どんな風に作っていったらいいんだろうな
みたいなところでちょっとほっかりしてるっていうのがあるかなっていうのは。
そっかそっかそっか。
そこね、今それで無理に作ってもらうんだしね。
そうなんですよね。
そこは何かやりたい気持ちが出てこないと。
なるほどね。
そっかそっか。
それこそずっとその空想してた人の絵を描けるようになりたいなと思って、
漫画を描けるようになりたいなって思って、
絵の練習をしてるっていう感じですね。
また違うのが出てきた。
また違ったのが出てきた。
そうなんですね。
また違った形でその人たちを表現されていく。
もうその人たちをダイレクトに表現するのって
本当に小さい頃に小説描いてただけで、
絵もたまに小さい頃描いてたんですけどやっぱり下手だったんで、
なんか手がやたら長い怖い人間しか描けなかったんですけど、
それをなんかこの体のパーツどんな風になってるかなみたいなのとか
ポージングどうしようかなっていうのを勉強したりとか、
漫画のネームってどうやって決んだろうとかっていうのを勉強して、
今はそうですね、とりあえずネームだけ20何ページぐらい作ったっていうのがあって。
それもやってるんだ。
やってる。
でもこれはちょっと誰にも見せないで描こうかなみたいな。
そっかそっかそっか。
そう思うと本当に出したいんですね。
出したい。
出してみたい。
そういうことか。
なんで、さっき聞いたかな、なんで出したいんでしょうね。
なんで出したいんでしょうね。
そうですね。
やっぱり手元でこう味わいたいんでしょうね。
自分で。
そうか。
あるなっていって。
はいはいはい。
そうですね。
実感したいみたいな感じ。
実感したいっていう感じですかね。
より多分、頭の中で見ててももちろん、
楽しいっちゃ楽しいけれども、
それが形になってて目に見える形であるっていうと、
より楽しいっていうのがあるかもしれないですよね。
そういうことですね。
なるほどな。
きっと形は変えれども、何か続けるんじゃないですかね。
うんうんうん。
確かに。
そこが好きなのかな?
もしかすると。
そういう方法で何か自分の中にあるものを出していく。
うんうんうん。
なぜ表現したいのかという問いに対して、
手元で味わいたいとお答えくださった影織さん。
好奇心旺盛で様々なものに興味を持ち、
表現をし続ける影織さんの思い、
その活動は概要欄にあるURLからご覧いただきますので、
ぜひ見てみてください。
というわけで影織さん、ありがとうございました。
それではまた次回、
ユイナワさんの聞く人ラジオでお会いしましょう。
それではまた次回、ユイナワさんの聞く人ラジオでお会いしましょう。
21:47

コメント

スクロール