小説の制作プロセス
こんにちは、栗林健太郎です。小説を最近は書いていました。
で、今日ですね、その電子書籍版をリリースをしたところです。
なので、小説の制作プロセスの話をしたいなと思います。
小説そのものはですね、書いた人が自作を解説するみたいなのも野暮なんで、ぜひお買い求めいただければなというふうに思っております。
そもそも何で小説を書き始めたかというところなんですけど、
一つには、前々回のエピソードでも話した通り、作家としてやっていくぞということを話しましたが、
その時の定義だと、作家というのは別に物書きとかだけじゃなくて、何かを作り続けている人という定義をしたんですけど、
でもやっぱり作家というからには小説みたいなのも書いた方がそれっぽいなと思ったというのもあります。
また、最近10日ちょいぐらいですね、図案集っていうテーマを作って、それで写真を撮り続けているんですね。
それでノートに、ノートってブログサービスのノートですけど、そっちに毎日5枚以上は写真を載せようと思って続けているんです。
その写真、図案集というある種のテーマに沿ってやっているんですが、それに付随するような文章みたいなのがこんな感じかなというのが思いついてですね、
じゃあちょっと小説も書いてみようと思ったというところです。
小説って大学生の頃にちょっと真似事みたいな感じで書いたことがあったんですけど、それ以来なんでもう何年ぶり、20何年ぶりぐらいに書いてみたというところですね。
これはそんな長いものではなくて、そんな長いものではないというか非常に短いもので、原稿用紙で5枚ちょいぐらい、2千何百文字ぐらいなんで、いわゆる小篇、手のひらの篇と書いて小篇というぐらいのものです。
それに加えて、その図案集というノートに作っている写真のプロジェクトから10枚ぐらい写真を持ってきて、それを組み合わせて作ったという感じです。
ウェブに載せるだけだったら、あんまり写真も適当に入れてそれでいいんですけど、やりたいのは本みたいな形、物理的な本を作りたいんですね。
いわゆる同人誌みたいなのを作りたいなと思っているんですけど、どうやったらそういうものが作れるのかわからないんですが、
ワープロソフトを購入して、Easy Word Universal 2というものを購入して、それで見よ見真似で設定をあれこれしてみたりとか、
あるいはそこで原稿ができたら、今度はPDF ExpertというPDFのビューアーかつ編集ソフトがあるんですけど、それで写真をぽこぽこと適宜追加してみたりとか、
それでなんとなくそれっぽい感じ、それっぽいって何がそれっぽいのかわからないですけど、なんとなく本っぽい感じになるように作ってみてですね。
それをちょっと印刷してみて、ホッチキスで止めて、なんか本っぽくなったって喜んだりとか、そんなことをしていました。
8月22日ぐらいに小説の方を書き始めて、今日27日なんで、5日ぐらいでできたんですけど、文量的に全然多くないんで、そんなものかなと思います。
今回は何かしら文章を書くのと写真を組み合わせるのと、あとは印刷したらホッチキスで止めるだけで本っぽくなるみたいなところが一旦ゴールだったんで、そこまでは一応いけたのでよかったかなと思います。
手売りみたいなことをしてみたいなと思ってるんですけど、ただそういう機会を得られるのもまだまだ時間がかかると思うんで、だったらPDFはあるんで、もうそれを販売しちゃおうと思って、
スズリというサービスにパブリッシュして、そこで500円で販売をしております。500円という値段設定が妥当なのかどうかはわかりませんが、個人的には結構面白いものができたんじゃないかなと思っております。
ぜひお買い求めください。
物理本への展望
今後は本の形で手売りできるようなところで出してみたいなというのと、あとはもう1冊2冊同じような感じでちっちゃい本を作って、
それらをまとめた大きい本を作るとか、あるいはもうちょっと長めの周辺ぐらいの小説を書いてみたいなというのもあるので、
その辺ちょっとどういうものを書くかなって今いろいろ考えてるんですけど、そういうことをやりたいなとか、
でもちょっと長くなってくるとホッチキスで止めて本にするみたいな感じじゃなくなってくるんで、
そうすると印刷所に入稿して印刷してもらうみたいなのを本格的にやっている人はそういうことをしていると聞き及んでおるんですが、
何事も経験だなと思ってそういうこともちょっとやってみたいなと思ったり、何事もプロセスをまずはいろいろ自分でやってみて楽しんでみるっていうのが基本的な方針なんで、
あんまり気負わずにやっていければなというふうに思っております。
小説というか今回作ったやつも組版とかは全然ちゃんとした何か基礎があってやってるわけじゃなくて、
なんとなくそれっぽくもないのかもしれないですけど、なんとなくやってる。
もうちょっと、普段本自体はよく読んでるんで、それがどういうふうなレイアウトになっているのかとか、
そういうのをよく観察すれば自分が作ったものとの差分みたいなのもわかると思うんで、
ちょっとそういうことをやって本に対する解像度を上げていったりとか、そういうこともしたいですね。
とりあえず最初の一発目を出すっていうのが今回の目的で、それが一番重要なことなんで、
あんまり何でもかんでも盛り込んで、自分に対する勝手にレベルを設定して、
ここまでいかないと出してダメみたいなことをやると制作ができなくなってしまうんで、
あんまりそういうことはこだわらず、もうできた側から本を出していく。
そのうち、フィードバックをいろいろいただいて、いろんな視点、いろんなアプローチでスキルを身につけていければいいかなと思ってるんで、
気楽にやっていきます。
そんなわけで、小説を書きました。
その小説に写真も載っけてPDFにして、電子書籍として販売をしましたよという感じです。
今後は手入れをできるような物理本にしたり、また他の小説とか、小説になるのかわかんないですけど、
そういう本をもうちょっと作ってみたいなというふうに思っております。
というわけで今日はこの辺で。さようなら。