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2023-01-20 27:11

#76 CMのPMってどんな仕事?「予算管理」でクリエイティビティが発揮される⁉︎/PM.奥村 拓弥

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【内容】入社して丸1年、PM奥村さんについて/社内ディレクターと外部ディレクターでどう違う?PMからの視点/PMってどんな仕事?/PMは「予算管理」でクリエイティビティが発揮される⁉︎/PMの陰の楽しみ方ww/奥村さんのPMスタイルは過去の経験から生まれた?/失敗する事より、その後どうするかが大事/やっぱり指摘される内が花なのね。/30代社会人、心の闇ってありません?/奥村さんが思う最強のPMってどんな人?/PMになって10年目。続けてこれたワケ

【ゲスト】
奥村 拓弥/KOO-KI プロダクションマネージャー

【出演】
山内 香里/KOO-KI ディレクター            
泥谷 清美/KOO-KI 広報    
原山 大輝/KOO-KI アシスタントディレクター     

▼感想・質問などお便りはこちら▼
info@koo-ki.co.jp
※件名は「ケイシャのしゃべり場」にしていただけると助かります。                

【Sound material provided by】OtoLogic https://otologic.jp/

00:03
ケイシャのしゃべり場。
はい、始まりました。ケイシャのしゃべり場。
この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じている、
おもろいお語り合いを発信するトーク番組です。
私、KOO-KI山内と
KOO-KIヒージャーです。
そして、KOO-KI原山の3人が、毎回いろんなメンバーとともにゆるく雑談していきます。
よろしくお願いします。
はい、というわけで始まりました。
ちょっと親切でしたね、今。
変わったんやったと思って。
原山君が新メンバーに入って迎えた2回目。
2回目です。
ちょっと緊張してますね、さすがに。
緊張してますね。
冒頭の挨拶、とりあえずこれにしてますけど、
いい感じのを探っていけたらなという感じではありますね。
どうしてもやっぱりあれじゃないですか、
私、KOO-KI山内です。
KOO-KIヒージャーです。っていうテンポに慣れてるから、
なんかちょっとね。
なんか僕がゲストみたいになっちゃう。
そうよね、そうよね。
最近はボリュームが多い企画が多かったんで。
25周年スペシャルやったしね。
25周年スペシャルでね。
ハイカロリーな、かなり聞き応えのある内容が連発だったんですけど、
この番組はね、あくまで社員の雑談番組ということでね。
初心に戻って、まずはちょっと温度を低めてね。
ゆるーく雑談ね。
ゆるーく新年はスタートしたいなと思っております。
冒頭でいっつも言ってたんだけどね。
そうですね。
最近は全然ゆるーくなかったからね。
そう、そう。
かなりハイカロリーだったね。
というわけで、早速新メンバーの原山君に、
今回からゲストをご紹介していただきたいと思います。
今回のゲストは、大阪オフィスの製作振興、奥村さんに来ていただきました。
こんにちは。
KOO-KI大阪オフィスで製作振興をしております、奥村です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ようこそ。
というわけでですね、まさかの奥村さんはソロ出演ということで。
大丈夫ですかね、本当に。
もちろん大丈夫です。
あの3人の後だから、なんか影薄いなと思って。
いや、違います。一回トーンダウン。
これ穏やかに。
ぜひ奥村さんがいいっていうね。
奥村さんの話も出てましたもんね。
ちょうどね、ボスの3回目で久保田さんからね、奥村さんのエピソードもかなり飛び出してきたんで、
それに立て続いてな感じではあるんで、そこをさらに深掘りできればなっていう感じですね。
私自身も、奥村さんはやっぱり大阪の製作振興ということで、
私も原山君もそんなに一緒に仕事はしたことないんですけど、
久保田さんの回で、インタラクティブハブ福岡で少しいつもより深く絡みがあったよね、
っていう話もしたりとかしてね。
最近そういうふうに機会が増えていけばなっていう感じではあるんですけど、
03:01
じゃあちょっと最初に奥村さんのプロフィール聞いていきたいと思います。
奥村さんは富山県出身なんですよね。
2012年に京都のデザイン系の大学を卒業して、2013年に大阪の映像製作会社に入社された。
これは久保田さんと同じ会社ですよね。
久保田さんの前職で。
同じ会社ですね。
で、奥村さんの翌年に久保田さんが中途入社されて、
奥村さんが入社した3年後に土木さんが新卒で入社されたんですかね。
はい、だったと思います。
俺覚えですけど、3年か4年後かそれくらい。
で、空気の前の前職はその約8年間ぐらい勤められたんですかね。
そうですね、そうなりますね。
で、2021年に空気に入社されたということですね。
そっか、まだ1年ぐらい、1年も経ってない。
ちょうど1年ぐらいです。
時間の関係が多い。
そうね、確かに。
特にね、久保田さんと土木さんと昔からね、一緒に仕事されてる方だったっていうところもあってね。
全然そんな感じない。
1年って感じがなんとなくしなかったね。
そうですね。
なんかすごい、僕はしっかり1年やったなって感じがしてます。
そうなんですね。
じゃあ、前職の8年よりもさらに濃い1年だったみたいな感じなんですか?
前半はやってることは似てるけど、新しい職場だったんで結構緊張感があったんですよ。
半年くらい。
これがちょっと長く感じました。
メンバー的には顔なじみのあるメンバーというか。
もちろんそうなんですけど、入ってからすぐ空気の上原さんとの仕事が多かったんで、社内ディレクターとやるっていうのが。
上原さんに評価のまなざしで見られてるかもしれないと思いながらやってました。
前の会社は社内にディレクターさんがいらっしゃらなかったんですか?
一応いたんですけど、そんなに一緒にスゴッとすることもなかったりとか。
同世代のディレクターの人がいたんで、その人との仕事は別に緊張感なくて。
仲良くやってたので。
基本は外部ディレクターさんが割と多かった?
そうですね。ほぼ9割が多そうですね。
そうなんですか。
こんなに社内にディレクターさんが多いっていうのは結構新鮮な感じですか?
新鮮ですね。
外部のディレクターの方といっぱい仕事はしてたけど、直接はやり取りしてないっていうことは、
どちらかというと社内の奥村さんの上司にあたるピートのやり取りの方が多かったっていう感じなんですか?
全然外部のディレクターとは直接やり取り僕がしてたんですけど、
06:05
逆に社内のディレクターだからこそ会社の一員として評価のまなざしで一緒に仕事されてるんじゃないかと思ったら、
違う意味で緊張感があったんですよね、最初。
具体的に何か違ったりしますか?何か違うところがあったら教えてほしいですね。
外部のディレクターと社内のディレクターとのやり取りの中でやりやすくなった面とか、
こういうところを気にするようになった面とかって何か違いがあったりするんですか?具体的な。
外部と。やりやすさで言えばすごいやりやすくて、慣れもあるのかもしれないですけど、
特に上原さんと立て続けに何回も仕事してるんで、コミュニケーションはすごい取りやすくなったと。
社内でスラックでやり取りしてるのもあって、すごいスムーズに仕事は進めやすいなっていうのは思いました。
ただ何か、あんまりこれになりすぎて、次外部の監督さんとやるときには、ちょっと気を引き締めないとだらけそうだなっていう感じはありますけど。
だらける。
あれですよね、何かちょっと抽象的な指示とかでも、すぐ隣にいるからこういうことですか?って聞きやすいみたいなのがありますよね。
そうですね。
丁寧に仕事しないと伝わらないかもしれないなってことですか?外部のディレクターさんとか。
外部の方とのやり取りだと、30分で3ラリーとかできないじゃないですか。
向こうは向こうのラリーがあったりとかするから、1日1ラリー、2ラリーできればいいかなみたいな。
ちょっと話が前後しちゃうんですけど、今までこの経営者のおしゃべり場でも何人かプロデューサーとかPMの方には出てきていただいてるんですけど、
改めて奥村さん的な制作の仕事ってこうだよみたいな、奥村さんの言葉で制作の仕事みたいなのを改めて紹介していただけたりとかしてもらってもいいですか?
わかりました。CMとか広告映像が主だったりするので、それで言うと、基本ダリテンさんからお仕事が降りてくるので、
一緒に企画コンテを作成するところから、そこからスタッフィングして、撮影して、編集して、カンパケまでの進行の役割と、
その案件の予算とスケジュールの管理が基本の業務ですね。
スケジュールってざっくり自分で立てたりもするんですけど、監督というか、手を動かす人があって、
これにどれくらいかかるみたいなのってPMの人もだいたいわかってるみたいな感じなんです。
スケジュールどうやって立てるのかなみたいな。
自分が手を動かさない。
聞いていれるのかな?
基本皆さんに聞いていれます。
一人が作業をして、一人でカンパケられるようなものだったら、その方に聞くだけでいいんですけど、
簡単に言うと、美術の作り込みがとか、仕掛けがこういう準備だとか、
09:02
それにどんだけ時間がかかって、いつに監督とその打ち合わせをしてとかっていうのは、各所やり取りしながらじゃないと組んでいけないので、
スケジュール管理っていうのは、皆さんとやり取りして調整しながらやっていく。
これもかなりあれですね、経験がものを言いそうな。
そうですね、経験値があったほうがいいのはいいんですけど、やっぱりそれを飛び越えていけるのは、コミュニケーション能力がすごい高い子が、
何でも聞けちゃったりとか、聞けちゃったりっていうか、すぐ疑問に思ったらすぐ聞ける性格がなくて、
普通にみんな聞けばいいんですけど、気使って深くまで聞けなかったりとか、
あと、この作業って誰に聞けばいいんだろう?って動けなくなっちゃったりとか、若い子だと。
そこを物音先生に全然関係ない人に、これって誰に聞けばいいんですか?みたいなところから聞けるような明らかんとしたコミュニケーション。
ドキさんかな。
そうですね、ドキみたいなのは、すぐにその知識とか経験がなくても、全然やれちゃったりはするだろうなとは思いますね。
久保田さんに、奥村さんをリスペクトしているところを聞いたところ、
予算管理は他の政策と比べてもズバ抜けてますって言われたんですけど、予算管理ってどういうことなんだろう?
交渉が上手いんじゃないかっていうね、前情報がありましたけど。
やっぱり仕事としてやってる以上、利益を出さないとやってる意味がないなって思うので、
もちろんクオリティは担保してするのが前提なんですけど、だから予算が多い方が順当に、結構単純に振り分けれるけど、
結構ギリギリだと美術のここはこう削ってとか、機材のここはこう削る、照明のここちょっと削って、
それによってどう不具合が出てきて、もうちょっとこっちを調整するとか、そういう作業が少し発生するので。
そうですよね。予算があれば本当に勝手に良くなりますよね。
そうなの?
何でもそうじゃないですか。お家のインテリアとかも、予算があれば簡単にオシャレになるじゃないですか。
洋服とかも美容室とかも。でも予算が限られてると、本当に部屋のカラー材はこれでいいのかみたいな感じで。
本当に今日買うニットの色はこれが正解なのかみたいな感じになるじゃないですか。
でも予算があれば、もう色違いで買っちゃおうみたいなことができるっていうか。
それ考えるのに時間使っちゃいますもんね。限られてると。
そうですよね。考えて考えた挙句、何これって。実際当ててみたら違ったわみたいなのもありますよね。
話聞いてると、PMのクリエイティビティを発揮するところって、予算管理でクリエイティビティかなり発揮できそうだなと思うんですけど。
12:05
熊田さんが評価してる奥村さんの予算管理が上手いみたいなのって、割り振りとか抑えるべきポイントを抑えるとか、予算をかけた方がいいところはちゃんとかけてみたいな。
でもそれは相手に納得させてるってことだもんね。
そうですね。
どうなんでしょうね。
交渉の部分だよね。つまりね。どう言ってるんだろう。
小村さん自身はそういう意識というか、そういうのってあるんですか?そういう再配備に関して。
もちろんだから、この予算をはめながら一番いいものにするにはどうしたらいいだろうっていうことは、やっぱりちゃんと考えてやってるつもりなので、正解があるわけじゃない仕事なので、
時には監督に確認せず自分で進めちゃったりもする、できる部分もあるし、
制作進行の楽しいところの一つは意外とそういうところもあるかもしれないですね。
監督にもよりますけど、ここは多分任せてもらえるなと思ったら、バンバン進めちゃって事後報告とかできちゃったりもするし、
その信頼関係とかもありますけど、任せてもらえるとか任せてもらえたりもするので、そこは結構楽しいところかもしれないですね。
自分のネッタ計画通りにものがはまった時の上がりが良かった時って、気持ちいいみたいな感じになるんですか?
あります。あります。それは。
地方ロケとかになったりとかしたら、新幹線のチケットとか送る時とかも、この時間にこの駅まで来てくださいって、
20歳上くらいの人が、僕が言った通りに、マジでこの時間に来たんだ、この人みたいな。
やばい。
ちっちゃいとこで行くと、だから。
でもなんか、どきさんも似たようなことをおっしゃってた気がする。
おじさんたちをうまく転がしてるみたいな、その時は気持ちいいみたいな。
裏で操ってる感じがある。
そうそう。フィクサーみたいな。
怖くない?って言う。
支配してるやつ。
知らんね。
支配して操ってる。
そういう楽しみもありますね。
でもなんか、影の楽しみですけど。
やばい。知らない面出てきた。
奥村さんの裏奥村出てきたやん。
出てきたね。
でもそうですよね。そういうので、相手は助かってるってことですもんね。
そうそう。
それも絶対ありますよね。
きっと感謝してるんだよね。
だってみんな、ディレクターとか監督とかって、他のことでも頭いっぱいだから、
そういうところでバンバンはめてってくれる人がいたら、
そこに脳みそのリソースさかずに、現地に行くことができるからだいぶ助かってますよね。
そうよ。ウィンウィンだよ、たぶん。
そうですかね。そうだといいですけど。
じゃあ、予算が思惑通りにいって気持ちいいの他に、
15:02
人間が俺の言う通りに動いて気持ちいいっていうのもあるんですね。
そういうのはあります。
人回りも年上の人が言う通りに時間通りに来てくれたりとか、
言う通りに動いてくれるってあんまりないですからね。
なるほどね。面白い。
奥村さんをゲストに呼ぶにあたって、
私たちあんまり奥村さんのこと知らないみたいな部分もあったんで、
結構いろんな方に褒美をお願いして、前情報をいろいろと拾ってみたんですけど、
結構本当に頼れる兄貴みたいな感じの人を守ってくれるとかね。
部下のミスもすぐ対処。機動修正。
機動修正をこうしたほうがいいよみたいなこととか教えてくれて、
フォローしてくれるみたいなミスを。
周りをよく見てるみたいなね。
っていうのとかもあったし、さっき奥村さんのお話聞いてて、
若い子だとこういうミスとか多いんでみたいな。
かなりできない人に寄り添った目線を持ってる人なんだなと思ったんですけど、
それは奥村さん自身が優しいみたいな感じじゃないですか。
それとも奥村さん自身もPM始めたばっかりの時にいろいろ失敗してきたから、
その失敗してきた人の気持ちが分かるから、
これはやって当然の失敗だよとか、
ここはちょっと気をつければできたかもねみたいなって、
言ってくれる上司がいるってすごい心強いなって思うんですよ。
奥村さんはその辺はどういう感じの意識なんですか?
僕も全然完璧に仕事できてるとも思ったことないし、
そもそも僕コミュ障なんですけど、
コミュニケーションが苦手なんですけど、
それで前の会社で製作進行を始めた時とかも、
なんかもうほんと全然ダメダメだったので、
失敗ばっかりだったんで、
失敗しちゃう気持ちも分かるし、
ちょっと落ち込んじゃって、
頭が回んなかったりとかっていうのも分かるし、
だから別に、
製作進行に限らず、
失敗って誰でもするし、いつでもするなっていう気持ちがあるので、
別に失敗したことを責めようとは思わないんですよ、そもそも。
だから失敗した後にどうするかだから、
そこをフォローできたり、
その後どうしたらいいだろうっていうことを、
なるべく下の子たちに話すようにはしてます。
なんかそのほうが、
ミスを起こってる時間ももったいないもんね。
もったいないし。
すぐ対処、そういうことか。
なるほど。
同じミスを3度も4度もやってたら、
何回も言ってるよね、みたいな感じにはなるけど。
なってなりますけどね。
ミス重ねてきたら、僕はだんだんもう期待しなくなりますけど。
18:00
怖いね。
怖いよ。
指摘もしないんですか、指摘も。
いや、指摘はしますけど、
だから怒ったりはしないかもしれない。
距離を置くみたいな感じ。
だんだん距離を置いていくかもしれないですね。
でも指摘し続けてくれるのはめちゃくちゃ優しいですよね。
ありがたいですね。
本当に期待してなかったら、
そうですね、距離は置くかもしれない。
だから頼まなくなるというか。
そっか。
やっぱ怒られるうちが花なんだよね。
そういうことか。
あと怒るのってすごい疲れるから。
なるほどね。
確かにね。
怒られるうちからか、指摘されるうちが花か。
教えてもらえるうちに、何かいろいろ覚えるようにしないと、
だんだん、もう僕の年でも分かんないこといっぱいありますけど、
なかなかこう、教えをこうことは、できなくなってきますからね。
奥村さんって、90年生まれでしたよね。
89年です。
89か。
ほぼほぼ私と同じ世代なんですけど、
私90年生まれなんで、
どうですか、30代前半での、いろいろ経験値がたまってきたところもあるけど、
失敗しちゃった時とか、へこみません?
もう20代前半じゃないし。
若い時はむしゃらに、失敗しても当然だみたいな気持ちで、
飛び込んでいくから、ある意味無敵の精神っていうか、
女子高生ギャルみたいな気持ちでいけるじゃないですか。
でも、いい大人、いい年齢になってくると、
もういい歳なのにこんなことやっちゃったみたいな。
ミスできない年齢と思っちゃう?
そうそうそう。
思うし、周りの人もストレートな指摘をしてくれる仲間がいるのはすごくいいと思うんですけど、
外部の人とかだったら、一発ミスでスッて、
奥原さんみたいに指摘し続ける人っていうのは、ある程度付き合うっていうか、
覚悟があるっていうか、付き合ってくれる意思がある人だと思うんですよね。
でも外部の人とかって、一発で地雷を踏んじゃって、それが地雷だったみたいな感じのこととかもあると思うから、
それで評価されても一生その評価が覆らないみたいなことが、
年を取ってくると、若い時よりもそのリスクがどんどん高くなっていくなみたいなので、
自分自身もすごい臆病になっちゃうみたいな。
一回のミスに対しての。
失敗できない恐怖。
そう、ていう、私が最近30代社会人の闇みたいなのを感じてるんですけど、どう思います?
それでいくと、20代の頃も制作進行やってると、一回こっきりのお仕事の付き合いもたくさんあったので、
ダメダメのところとか、グダグダだった案件とかだと、それが自分の評価になっちゃうんですよ。
周りのスタッフ、その一回だけしか付き合ってないスタッフって。
そうか。
だから、結構いろんな人と仲悪くなったり、奸役になったりとかしてきたので、
21:05
それはもちろん失敗した瞬間は落ち込みますけど、結構慣れました。
一回は早くなりました。
次また会えたら、取り返せられたらいいかなとか、すごい嫌いになっちゃったら、会うこともないしいいかとか。
別に死ぬわけじゃないから、まあいいかと思って。
だからね、8年も続けられたいけどね。
分かるな。
そうですよね。そう思わないと、ちょっとやってられないですよね。
いちいち深く受け止めて傷ついてたら。
そうですよね。
結構、聞いたことない感じの話が来ましたね。
そうね。
今までのPMの人。
なんか、PMの人ってあんまり仕事のことは話したがらない人が多くなかった?今まで。
僕も頑張り話したくはないですけど。
いろいろしゃべっちゃった後に、嘘つけって感じですけど。
機会がないと話さないですね、確かに。
そうですね。
じゃあ、奥村さんが思う、こんなPMって最強とか、自分自身こういうPMになっていきたいみたいなのって、なんかそういうPM像みたいなやつってあったりするんですか?
制作進行を始めるときに思ってたのは、制作なら全部映像を作る過程のすべてを見れるから、全部の知識が得られるだろうと思って。
理想を言うと、映像制作に関わること、美術とか照明とか撮影とか機材のことを全部詳しくて、金額もなんとなくわかってて、準備する時間、所要時間とか、準備の段取りとか、そういう知識力がちゃんとあって、
それも打ち合わせとか、会話の中ですぐ出せる頭の回転の速さがある人に、そんな風になりたいって思ってたんです。
割とそれが理想系なんですけど、でもやっぱり結局はコミュニケーション能力だと思います。最終はなんかもう単純に人と仲良くなる力があれば何とでもなるなって思います、この仕事。
仲良くなるってあれですよね、なんかちゃんと興味を持つじゃないけど、なんかその作業どれぐらいかかるんですかとか、どういう風なことをやって、どこがボトルネックでこの作業においてとか、だからどこを確保すればそれはお金なのか時間なのかみたいなことを聞けるって、なんかやっぱ興味がないと、興味持たないとそういう風なところまで突っ込めないじゃないですか。
だから奥村さんは映像に興味があるってことなのかな。
そうです。あってもともと映像が好きで。
なるほど。だってね、そもそもコミュ障って言ってましたもんね。
確かに。
これって違うトピックになるかね。
じゃあ最強のPMね。
24:00
結局はコミュニケーション能力の高い人だと思います。
なるほどですね。じゃあ結構ドキさんって最強のPM。
本当やね。
ドキさんにもう超えれないなと僕は思ってるんで。
そうなんだ。
なんかもう負けてると思ってるんで僕は。
さっき言ってたキャラみたいなのもありますよね、多分それぞれの。
あんまり興味ないけど映像に。それでもやれてるっていうのがすごいなっていう感じはある。
原山君と同期の本田さんっていうPMの女の子がうちの会社にもいるんですけど、
ロケ版の場所探しの時とかに山を管理してる市役所の部署とかに突撃で電話かけたりとかするじゃないですか。
してましたね。
PMの人ってそういうロケ版の許可取りとかで、いろんなところ役所とかそういったところとかにバンバン電話かけまくったりとかしないといけないじゃないですか。
私無理なんで。
悪そう悪そう。
なんかトンチンカンなこと聞かないかなってなっちゃうんですね。
自分がトンチンカンなことしないかみたいなので、ちょっとビビって、なんかやりたくねーって思ってました。
それがさらっとできちゃいますね。
僕もずっと苦手でした。
よく続けられましたね。
今でもやりたくないです。できれば。
でもやっぱじゃあ映像が好きだから続けられる。
決まった形があるわけ。何でもそうですけどね。職業もそうだと思いますけど。
でもいろいろやり方、人それぞれだなってすごい思いますね。
制作進行、PMって。
人のやり方とか見て、わ、これこういうやり方自分も取り入れてみようとか、自分はこのやり方できないわとか、自分の方がうまくやってるなとか。
いろいろある、いろいろ見て、見るのも楽しそうですね。
そうですね。
こういうやり方自分の発想はなかったとか。
そんな情報開示してるんですか、そのPM同士で。
どうなんだろう。でもなんか見てたらやっぱりやり方違うなっていうのは思いますし。
最初の頃はいろんな人のマネをしてました、僕は。
マネ部ってやつね。
マネるのは大事ですね。
はい。というわけでちょっと第1回目はね、ちょっとそろそろ閉めていこうかなと思うんですけど。
実は奥村さんって熊田さんから評価を得ている進行術だけじゃなくて、実際に手を動かして作るのも好きな、空気的にかなり稀有な存在なPMっていうことで。
ですよですよ。
ということでね、ちょっと次回は奥村さんのそういったクリエイターとしての奥村さんの話をちょっとね、奥村さんの学生時代の話とかもね、ちょっと聞きつつ。
さっきひじやさんからプロフィールを呼んでもらったときも、デザイン系の大学を卒業みたいなところとかもあったんで、そういう学生時代の話とか、そういうものづくりに関しての話とかを聞いていけたらいいかなと思っております。
27:01
はい。
というわけで第1回目はこんな感じで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
27:11

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