こうしていきたいなっていうのが具体的なイメージになったりとかっていうので、
そういう刺激の試合みたいなのがすごい面白かったですね。
音に関してそこまでのコメントをもらえることってなかなかないかなって。
私もなんか全然2人のコメントについていけなくて、
途中間中で離脱みたいな。
しかも我々音楽の共通言語みたいなのがやっぱりないんで、
我々が言ってる言葉とか出してるキーワードとかも正しいのかなとか思いつつ、
自分が知ってる言葉で何とか伝えようとして頑張りましたね。
頑張った。難しかった。
最後の完成形のBGM聞いて、もちろん僕らが音入れした音も綺麗に入れていただいてたんですけど、
鉛筆でピッて書くような音とか、それも入ってませんでしたっけ?
入れたような気がします。
あれめっちゃ良かったなって個人的に思ってて。
本当ですか。
弦の音かと思った。
弦の音なんですかね。
あるかもしれないですね。
結構この前オフィスで録音した音とかもいくつか入れたりしてるので、もしかしたらその音かもしれない。
なるほど。
でもなんかあれですね、自分の業務中の音みたいなのとリンクする部分も。
クリエイティブさがちゃんと手触りっぽく入ってたんで、めっちゃ良いと思いました。
結構なんか手触りっていうのはキーポイントだった気がしたので、
なるべくそこを耳触りにならないようにしつつ残すみたいなことはちょっと考えました。
ニュアンスの残す具合とかも多分相当調整お願いしたと思います。
さっき言ったギターとかの弦がキュッて鳴る音とかってやっぱ気持ちいいけど、
なんかこうちょっと耳に引っかかる感じもするなみたいな。
そこを気持ちいいところを狙っててもらったっていうか。
やっぱりBGMだからずっと聞き続けるわけだから、そこの気持ち良さって一番大事だなと思ってそこはちょっと詰めました。
もう職人技を垣間見ましたね。
もう早く編集したいって言ったもんね。
早くこの音に乗ったりっぽく聞きたいですね。
創作意欲って沸くんやなと思って音楽でね。
光栄ですね。
ひじやさんも新しい包丁を買ったらこれで切りたいなって思って。
そういうことか。
作りたくなる。
新しい楽器買ったら弾きたいなみたいな。
そういうものですね。
みんな新しいおもちゃを手に入れて。
もう一番ワクワクしてる時期ですよね今。
BGMも今ちゃんと流れているので完成してるんですけども、
ジングルも3パターン作っていただいてまして、
オリエンの時に話したアップとミドルとローっていう3パターンを作ってもらったので、
これも今ここで聴けたらなというふうに思うんですけども。
ウクレレとかシェーカーとかあの辺りを使ってやろうっていうアイディアを
先に誰かに取られないようにまずやっちゃいたいというのが。
まだ自分がミドルお願いしますって言う前に音源が上がってきて。
そうなんですか。
どっかで話さんとなと思って、とりあえず作って投げて話のネタにしようって思って、
一回作っちゃってっていうところで作ったんですね。
本当にすごい勢いで上がってきたから本当にびっくりしました。
そうなんですね。
でも我々的にはこれぴったりだなってなったので、一発目で行ったってことですね。
素晴らしい。
そういうみんなでやった楽器を使うっていうコンセプトありつつ、
日常映してるカメラがわーっと空を見上げるぐらいの、それぐらいのフェードアウト感のイメージして作ったっていう感じですね。
割と若干可愛げのある作りにしとこうかなっていうのは狙いでした。
音を作るときに映像も一緒に浮かぶんですか?
結構イメージしますよ。
絵的に言うとこういう感じだよなみたいな。
ふわっと思い浮かべながら作ってっていうのはよくやるし。
そうなんですか。
だから事前のインプット結構大事だったりがやっぱりしますね。
そこのイメージができるかできないかってのがあったりするんで。
ありがとうございます。
次、ローですね。
はい、ローは高木が担当しました。
ありがとうございます。
なんかすいませんでした。
違う違う違う。ほんと違うんですよ。
我々の語彙がほんとに拙かったというか。
多分どういうところで使うっていうのは明確に言ってなかったと思うんですよ。
しかも私たちもかなり感覚的にジングル使ってたんで。
例えばこういう話の中での時に。
それを言えばよかったね。
シャープナンのこういう時にこのジングルがあると次サクッといけたりするんですよみたいな。
かなり機能面としてローがはっきりしてる割に、我々が発注そんなにうまくいかなかったということで。
結構ラリーがたくさん必要だったところがローですね。
そうです。
すいません。
いい。
なんか元々使ってらっしゃったやつか、こんなイメージっていう風に実際に音でいただいたものを聞いて、
これから大きく外れない方がいいのかなっていうので、
最初のボツになったLPのやつっていうのを作ってみて、
なんかちょっとイメージ違うんでということで再制作したっていうような流れなんですけど。
やっぱりこういう感じがいいのかなってそれなりに考えてるんで、
やっぱりちょっとボツになるっていうのは辛いんですけど、
逆に言うと何が良くないのかっていうのを聞くための材料になるんで、
全然それを前向きに捉えてというか。
ありがとうございます。
一回ダメだったものを出した後により具体的なオーダーを改めていただけたので、
その手作り感をもうちょっととか。
あとはなんか渋い感じがいいとか。
のちさん、ウイスキー飲んだ後のみたいな。
いやすいません本当に。
いやいやそういう抽象的なキーワードをどういう楽器とか、
どういう音で落とし込んでいくかみたいなのっていうのがこっちの組取りの作業だったりする。
今日多分この話それぞれみんなするだろうなって思ったときに、
これは多分他の仕事にも共通するんですけど、
ちょっと遠目の共感を目指すっていうところが、
多分クライアントワークで大事なんだろうなというふうに思うんですよ。
多分こうして欲しいっていうふうに、
僕らの場合だったら監督さんとかディレクターの方とかからオーダーいただくので、
それにそのまま100%返すっていうのもいいんですけど、
言葉がその人自身が浮かばないのでその言葉で言っただけなのかもしれない。
だとしたらちょっと遠いかもしれないけど、
でもそれもありだよねっていうちょっと遠目の共感を目指すとかっていうのが、
大事なのかなとかっていうふうに思いながら、
改めて作ったのが採用になったバージョンという感じですね。
ちょっと専門的な話をしますと、
なかなか話がまとまらずにみたいな時に使うみたいなふうにおっしゃってたじゃないですか。
ジャンジャンってアコースティックギターで鳴らしてるコードって、
あれセブンスコードっていうの使ってますね。
ブルースとかでよく使われるようなコードだったりするんですけど、
これってこの後に別の解決するっていう音楽で表現するんですけど、
解決するためのコードがあると曲が終始したなっていうふうに感じるんですけど、
このコードだけジャーンって弾かれると、
なんか落ち着かないというか、
次どうなるんだっていうちょっと不安というか気持ち悪さみたいなのがあるんですよ。
それが格好良さでもあるんですけど、ブルースの。
なので多分そういうのを話がまとまらないとか、
ちょっとグダってしまったみたいな時の感じを出すにはいいんじゃないかと思って採用したところもありました。
まさにあれですよ。ウイスキー飲んだ後に苦いなみたいな。
苦味残ってるなみたいなっていうやつですね。
それを汲み取っていただけた感じがあります。
汲み取りましたね。
しました。
デモが上がってきた後、一回打ち合わせを遠隔でさせていただいて、
遠隔の会議が終わった後に、
やばいよね。ウイスキーってなんだよみたいな。
我々が、自分たちが抽象的なことしか言ってなさすぎて、
めっちゃ反省して、メールで極力わかりやすくしなきゃっていう。
そういう風に補足させていただいたんですけど、
ちょっとインビジさんの汲み取り力に助けてもらいまくった感じでしたね。
第2回目までこの収録時点では配信されてるんですけど、
私的にこの企画って結構やっぱドキドキするんですよ。
ヤマウチってこういう発注するんだみたいな。
なるほど。
そういうことじゃないですか。
確かに。
実際本当に毎回自分の仕事とかでも、
音楽の発注って何より結構私は難しいなと思ってて、