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ケイシャのしゃべり場。
はい、始まりました。ケイシャのしゃべり場。この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいを語り合い発信するトーク番組です。
私、KOO-KI山内と、
KOO-KIヒージャーが毎回いろんなメンバーとともにゆるーく雑談していきます。
よろしくお願いします。
なんか収録めっちゃ久しぶりな感じがしますね。
そうですね。かなり飽きましたね。気がつけば。
前回の野地さんと小川さんの収録から、意外と1ヶ月、2ヶ月くらい経ってしまって、もう久しぶりの収録って感じで、ちょっと若干緊張気味の私たち。
そうですね。ほんとほんと。
もうなんか1年くらい続けてるのに、なんかまだこんな感じなんですね。
というわけで、今回のゲストは、CGクリエイターの大久保さんをお呼びしております。
もっと緊張してます。大久保です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
大久保さんはですね、シャープ50から53のゲームオープニングおよびパワープロの回で、CGクリエイターとして既に登場はしていただいているんですけれども、
今回はソロできちんと経歴から、大久保さんってどんな人なんだろうみたいなところを聞いたらいいなと思っております。
前回はね、パワープロの話がやっぱり主だったので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
大久保さんは福岡工業大学卒業後、デジタルハリウッドスタジオ福岡でもう1回学び直しました。
その後2008年に専門学校時代からバイトをされていた福岡のCG会社風車さんの立ち上げメンバーとして入社されました。
その風車さんっていうのはVS級のCG部が独立した会社なんですね。
空気には2022年、今年の1月移籍をされたということで、CGクリエイター歴は14年ぐらい。
そうですかね。あまり計算してないですね。
皆さんだいたいそうです。
で、白川さんとはパワープロで一緒に入社されたんですね。
少なくとも10年以上は婚姻されていると。
はい。
なんでそんなになんかふくみのある。
すみません。なんか結構早い段階から、うちに来ないよみたいなお誘いがあったんですか?白川さん。
そうですね。白川さんから。
ちょっとずつ声かけていただいて。
すごいですね。
嬉しい話ですけどね。後半はもう年に1回の恒例行事みたいになってたんですけど。
今年はどう?
そんな感じだったんですか?毎回。
すごい。
思いの強さがすごい。
諦めないね。
落ちましたね。
落ちました?粘りがちで10年越しの。
いや、もうありがたい話でしたね。
すごい。
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福岡工業大学を卒業されたっていうことなんですけども、工業大学って何かこれを学ぼうみたいな感じで選ばれたんですか?進学されたんですか?
そういうのがあったらよかったなって思ったんですけど、やっぱ最初の動機としては福岡出てと思って。
かごしまから福岡に。
そうか。かごしま出身だ。
だから、かごしま出たいですかね。もちろんかごしま大好きでいいんですけど、なんかいとことかの影響で福岡いいよみたいな。
福岡にいとこがいらっしゃる。
その時はいなかったんですけど、福岡に住んでる機関があって、すごいおすすめされてて、一人暮らしもしたいなって。福岡で学校を探してたっていうのが最初の。
理系なんですか?
理系です。
どんな学部だったんですか?
情報通信工学科。
やっぱ情報系だったんですね。
そうです。
パソコン使って。
そうです。プログラミングの触りを勉強したり、衛星通信仕組み。
衛星通信。
すごいですね。
私この前、福岡工業大学、うちわりと家近所なんですけど、子供と一緒に見学会っていうのがあって、無料でいっぱい体験できるやつやってきました。
めっちゃいいですね。
ロボット作ったりとか、車作ったりとか。
3Dプリンターとか。
そういう大学でしたね。
ゴリゴリ技術っていうか、そんなイメージですね、工業大学って。
CGに興味を持ち始めたのはいつぐらいだったんですか?
そうですね、僕の周りやっぱシステムエンジニアになった人も多くて、でもなんかちょっと興味が湧かなくて。
で、大学のときの4年生のときにゼミあるじゃないですか。
自分の好きなゼミに入るためには、成績順で選べるんですよ。
成績順の人から選択肢を与えられる。
そんな感じなんですか?
それでCGを扱ってる先生が1人だけいたんですよね。
競争率が激しいんですか?
でもなんか興味湧きませんか?普通の情報通信のコーナーっていうよりも、コンピューターグラフィックスで。
奥穂さんは興味があって。
僕は興味があって、周りでもちらほら聞いてたんで、ちょっと頑張って。
結構そのために成績上げてって。
上げましたね。
そうなんだ。
映画とか好きだったんですか?もともと。CGに興味があるっていうのは。
映画はもちろん好きでしたね。
ゲームとかは?
ゲームより映画の方が好きでした。
ドラマも見てましたし。
家に山ほどVHSが溜まっていく感じ。
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金曜ロードショー。
取り貯めたやつが。
そういう。
影響を受けた映画とかあるんですか?
CGで言うとすごいベタですけど、
トイストーリー、ピクサー作品は、なんじゃこりゃっていう衝撃を受けましたね。
あと昔からマスクってあるじゃないですか。
ジム系。
あれがどうもずっと好きだったんですよね。
でも今見てもなんか色褪せないというか。
だからそういうところはもともと好きだったんだろうなと思って、
そのゼミを選んで。
割と消去法でとかじゃなくて、
能動的な感じでCGの方に行ったって感じですね。
そうですね。
じゃあその専門学校でもう一回学んだってのは、
先生のアドバイスとかもあったんですか?
言っても研究室なので、
実務的なことはなかなか学べなくて、
ソフトも充実してなかったし、
なのでもう一回ちょっと学びたいなと思って、
学校を調べてたんですけど、
多分それじゃ親も納得してくれねえなと思って。
大学に行ったのにね。
4年出してもらったんで、
ちゃんと就職活動もして、
相手ももらった上で説得しに行って。
鹿児島のお父さんお母さんが厳しそうね。
厳しいんだ、やっぱり。
すんなりと受け入れてくれて。
ありがたや。
ありがたやです。
どういうふうに説得しなかった?
何でも取ったけど。
全部揃えていかないと、
就職活動したくないから、
学校行くんだろってなるのは目に見えてたんで。
もしもうダメって言われたら就職しますが。
全部やりたいことが俺にはあるんだと。
1年だけだったので、
ちょっと1年頑張らせてほしいということで、
説得しました。
1年間だけなんですね。
私も2年か3年とか。
1年間だけですね。
長くて1年で、
短いとこは半年とかコースがあります。
そうなんですね。
専門学校の費用とかも自分で出したんですか?
いや、借りました。
親に?
へえ、すごい。
優次郎さんとはそこからも知ってたんですか?
多分、だいぶ後に入学してきたのかなと思います。
大学は一緒じゃなかったですか?
優次郎さんと。
そう、山下くんは短大の方かな。
全然会ったりとかはしなかった。
そうなんですか。
近しいとこにいらっしゃったんですね、常に。
そう、意外と。
やっぱCGって理系なんだな。
ほんとね。
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そんな気がしますね。
その、デジハリで実際に実務的なワークフローとかを学ぶわけじゃないですか。
その時に、勉強したし自分のやりたいことだし、
もうマジでこれで食っていくぞってなったんですか?
そうですね、でも学校入る前からその気持ちはありましたね。
デジハリに入る前から。
その前も大学行かしてもらってさらに。
これで食っていくしかないって感じ?
そうですね。
でもその当時、CGで仕事になる感じでした?
CGでお金稼げるぞって思えたってことですか?
思えてなかったです。
今って結構その専門学校とか、そういう大学出てすぐにフリーランスでやる人とか多いじゃないですか。
いろいろ、パイプがもう既に多分あるからと思うんですけど、
SNSで。
ああ、そっかそっか。
リスキー公表したりとか。
当時って会社に属するっていうのがメインな感じ?
そうですね。
VSQのCG部に入ったのも、
デジハリの時にティーチングアシスタントって言って、
OBが授業のサポートして回ってくれるんですね。
先生とは別に。
その人の勧めというか、その人がチャンスあるよっていうことで紹介してくれて、
それでまずバイトもむしろそこから始まったぐらいですね。
意外と美大とか、そういう専門みたいなところを出ても、
あんまり関係ない職種に就職したりとか、
女だからかな?結婚して辞めるとか。
ああ、そっかそっか。
そういう人が結構多いなって思うんですけど、
大久保さんが続けてこれた理由みたいな、
例えば入った会社が合ってたとか、人がすごい合ってたとか、
そういうのとかあるのかなっていうのが、結構気になるなって。
歴が長い人の話を聞くと、
どういう条件があって続けてこれたのかみたいな。
条件がちょっと揃わないと、
自分も続けてこれたかどうか微妙かもしれないとか思うんですよ。
違う業界も覗いてみようかなって思ったりするかもしれないね。
それでいうと、やっぱりデジハリの時のクラスの周りに恵まれてたなって。
もちろん今続けていっている人は多い方ではないと思うんですけど、
でも多分その辺りの都市にしては、すごい続けている人が多いらしいんですよ。
そうなんだ。
OBの集まりとかあるんですか?
全然今も。
同期会というか。
そうそうそう。連絡取って。
すごい。
多分それの刺激が大きかったなと思ってて。
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それ多分今も続いてるんで。
えーすごい。
あんな仕事してるらしいよみたいな。
じゃあ負けてらんないなみたいな。
で、技術の共有も気軽にできるので。
そこでも得てるわけですね。技術の共有。
確かに同期とか、昔の元々の知り合いとかだと社外の人にめっちゃ聞きやすいですよね。
これどうやる?みたいなのを気軽に聞けるんで。
すごい。横のつながり、素晴らしいですね。
すごい。それはもう本当に恵まれてたなと。
人には恵まれてきたなと動機してもらった。
じゃあこのポッドキャストを聞いていただいて。
いや、人ってありますよね。
人ありますよね。
そうですね。
いやでも羨ましいですね。めちゃめちゃ。
私、社会人になってから会社同士で知り合った同年代の人とかは割といる方だと思うんですけど、
やっぱこういう仕事って技術力がその会社の価値だったりするじゃないですか。
だから技術的な相談をただでしてはいけないんじゃないかみたいな。
ただ友達みたいに親しくしていても、失礼に当たるんじゃないかみたいな気持ちになってしまって。
なかなかそういう、もうちょっと一つレイヤー上の抽象的な相談とかは結構する方だと思うんですけど、
より具体的な、これどういう風なスネットでやってますとかっていうのはちょっと相談しづらいかもしれない。
なんか無料で?みたいな。
偉いっすね、逆に。
私同級生と技術的な話を共有するも何にもない。
いやでも絶対ありますよ、だってエクセルの使い方とかもそうじゃないですか。
いや、しないよ。
しないですよ。
しない。
みんながどれくらいエクセル使えるかとか分かんない。
でも子育てのノウハウはやるでしょ。
その辺はするするする。あと人間関係とかは話すかもしれないけど、やっぱね、他の会社の人の人間関係よく分かんないしね。
私もなんか会社とかそういう人間関係系は、自分のフィルターを通した情報しか相手に行かないじゃないですか。
だから行ってもしょうがないなって思っちゃって。
なんかあんまり相談しないんですね。
他の登場人物のことを知ってる人とかだと、相談しようかなっていう気になりますけど、
それは山内の見方がちょっと変な受け取り方してるみたいなのに言われると、
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たぶん確かにそうかもって思うんで、でも全然知らない人だとね、
それは変だねみたいな。
そうなる。どうしてもそうなっちゃう。
山内さんしか分かんない。
山内さんの見方になっちゃうね。
だからね、あんまり人間関係相談しないかもしれないですね、私も。
だから羨ましい、そういう技術的な話ができる。
羨ましい、めちゃ羨ましい。
あんまり大きな声で言わない方がいいんですかね。
いやー、でもそれは宝っていうかね。
でももちつもたれつ。
そうです、そうです。
北斗さんももちろん自分のシェアするしみたいな感じだから、超絶健全じゃないですか。
業界的にもやっぱそっちの方がいいと思いますけど。
底上げのためにですね。
底上げ?業界の底上げ。
福岡のCGクリエイターのレベルが、福岡すごいらしいよみたいな。
でも普通に本当に羨ましいな。
私空気でしか経験してないんで、他の会社がどんな風にとか、マジで分かんない。
でも大久保さんもつい最近、2社目だから。
なんか違いとかありますか?2社と空気でここが違うとか、戸惑ったとか。
でも意識は高いですよね。
意識高い系?
意識高い系ですよ。
どの辺がですか?
例えば好きなアニメ何ですかって聞かれた時に、アンピースですって言ったら、アンピースかってなりそうな感じがあった。
私アンピースって言ってた。
前回ののんちさんと大川さんとひじやさんがワンピースで盛り上がってる時に、やばい私ワンピース読んでなくて盛り上がれなくて、なんてつまんない奴なんだって思ってた。
好きな映画ピクサーって言ったら、あーなるべくねみたいになりそうなイメージだったんですよ。
でもそんなこと言ってましたよね。
映画の話するのやだみたいな。
会社の人とちょっとしにくいみたいな。
前回のポッドキャストでね。
入る前?
入る前。
入ってみたらどうでした?
そのままでした。
変わってないのか。
まだ8ヶ月なんで。
分かりますよ。
お互いがライバルなのかしら?
お互いがライバルっていうか、
私はその会社の雰囲気がどうこうっていうよりも、私に変なプライドがあるんだろうなって思ってるんですよ。
結構、私がうってなりがちなのが、やっぱその世代が違うんで、
昔はーとか、なんて言うんですかね、そういうもんだよじゃないけど、
ちょっと、俯瞰してみられてる感じが、
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ちょっとなんか、これカットするかどうなの?ムカつくっていう。
分かる!分かる!分かる!
でも、私は昔そうだったよ。この業界じゃなかったけど。
そうそう、先輩方が言ってて。
どうやってカットするんですか?
どうやってカットするんですか?どうしよう。
いや、でもね、ムカついてないですよ、別に。ムカついてない、ムカついてない。
これ、イカさんとイカさん。
大丈夫です。私たちの愛は伝わってます。
そっか。
だから、対外、対空気の期間が長すぎたから、
多分、自分の中で空気のイメージが膨らんじゃって、
そう構えるとこはあるのかな?
でも、前の風車さんでは、あの映画良かったよねとかって話はしてたんですか?
あー、しましたね。
じゃあ、上の人だけじゃなくて、
例えば、ユージロウさんとか、石井くんとか、三島さんとかいるじゃないですか。
空気でも、年代が割と近めとか、距離が近い。
そういう人とはそういう話しないんですか?
そうです。山下くんとはしてますね。
そうですよね。結構ね、喋ってますよね、ユージロウさんとね。
ユージロウさんもね、なんか嬉しそうですもんね。
奥羽さん来てからね。
そう。
ほんとほんと。
良かった。
今はその、空気への貴族感というか、所属感みたいなのは、ちゃんと醸成されてるんですか?
そうですね。
なんか、転校生の気分というか、最初が肝心だなって思う。
8ヶ月でまだ最初ですか?まだ最初?
入りが、もうちょっとこれ分かんないですけど。
入りをどう入るかで、その人のキャラクターが、ちょっとできるじゃないですか。
割と大人しい感じで入っちゃったから。
いや、ベランダでもう、ブイブイ言わせてるじゃないですか。
棒読みじゃないですか。
ベランダでブイブイでいいの?それで。
結構、陽キャなイメージですよ、私。
確かにね。陰キャラじゃない感じする。
うるさくないというか、おだやか。
うるさいの多分私ね、私。
うるさいから陽キャとか、静かだから陰キャとかじゃなくて、奥羽さん完全に陽の人ですか?
そんな気がする。
ポジティブパワーを宿してますよ。
私、うるさい陰キャなんですよ。
うるさい陰キャ。
すごいですね、カテゴリーがすごそうですね。いろんな、それ言い出すと。
なんか意外とあれですね、奥羽さんのキャリアの話から、空気に入って、どんな感じ?みたいな話が聞けるとは。
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そうですね。
私も聞いてみなかった、そこは。
でも、意識高い感じは、私もちょっと剥がしていきたいですよね。
空気ですか?
そうですね。もちろん意識高いのはめっちゃ大事だし、プライドを持つということはすごい大事なんですけど、
なんか、矛盾してるかもしれないけど、私は個人的には同時に、軽薄さみたいなところも、軽薄さとかミーハーさみたいなところも、持ち合わせるのが結構大事なんじゃないかなと思ってるんで。
自分もそういう感じのミーハーだったり、軽率に楽しんだり、発言したり、ミーハーになる気持ちになったり、みたいなっていうのを、自分の中でちゃんと持ってれば、楽しくみんなで映画の話ができる。
そうですね。
思うんですけどね。
楽しく話したいですね。
楽しく話したいですね。
情報交換が自然にできやすくなるよね。たぶんね、そういうの話し合わせたらね。
そうですね。だって聞くのもあれじゃないですか。これぐらいできないと、なんか怒られるかもしれないみたいな感じで、聞けなかったりするじゃないですか。
こういうこと聞くの、聞くことじゃないかな、別にみたいな感じで、そうやっちゃう。
そういうのはもう、なるべく取っ払うようにしましたけどね。
前の会社からですか?取っ払うってのはどういうことですか?
結局後でややこしいことになるぐらいなら、怒られるっていうか、どう思われようが気になることは潰していこうっていう気持ちにどっかでなりました。
いくつぐらいの時ですか?それ。教えて教えて。
まだもうちょっと先ですね。
もうちょっと先ですか。きつー。
そうですね。
ちょっといい時間なんで、こんな感じで終わるかなと思うんですけれども、
大久保さんシャープ2では、もうちょっと大久保さんのCDクリエイターの仕事についての側面をちょっと掘っていきたいなと思っております。
というわけで、大久保さん第1回目ありがとうございました。
ありがとうございました。