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2024-04-13 19:02

第36回「ミスターDが描く放物線はアーリントンパークの栄光の架け橋だ〜」

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アーリントンC、シカゴ、アーリントンパーク、丘陵地帯、94年の歴史、R.ダチョソワ、皐月賞、バンベリーくん、ダルマー的皐月賞注目馬について話しました。


BGM : MusMus


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みなさん、こんにちは。ダルマー競馬場です。
このポッドキャストは、競馬の文学や歴史など、文化的な視点にもスポットを当てていき、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
いや〜、今年も桜早かったっすね〜。もうなんか一瞬パッと咲いて、もうパッと散っていったみたいな。
あれ、こんなに桜って咲いてるの?
まあ、もちろんね、咲いてるところもありますけど、こんなに一瞬だったっけなんて、毎年思ってる気がしますよね。
みなさん、ちゃんと桜見れましたか?なんで桜がこんなに人気なのか、ちょっとわかんないですけどね。
そしてね、桜の時期といえば、先週大川賞がありましたけど、今週は佐月賞がありますけども、やっぱりダルマー的に注目するところは、アーリントンカップスかね〜。
お〜い、そっち〜みたいなね。お〜、中山グランドジャンプとかいかねえんだ〜みたいな。
アンタレスステイクスの話もしようと思ったんですけど、アンタレスステイクスって星だしな、星座だしな、みたいなところでね、アーリントンカップにしようかなと思いました。
このアーリントンカップっていうのは、1992年に阪神競馬場がアーリントンインターナショナル競馬場、今のアーリントンパーク競馬場と提携したことがきっかけで始まったレースなんですけども、
先進はですね、ペガサスステイクスっていうレースがありまして、このペガサスステイクスは5回しか行われてないんですけども、
勝馬にはね、オグリキャップとか、シャダイカグラとか、ローザンドライバーとかいてね、結構ね、もう5回しかやってないのにね、早々たるメンバーが勝馬にいるっていうレースだったんですけど、
それを引き継ぐ形で始まったレースがアーリントンカップになります。
2018年からはこのアーリントンカップで3着までに入った馬にNHKマイルカップの優先出走権が与えられるようになりましたね。
アーリントンパーク競馬場っていうのはですね、アメリカのイリノイ州の大都市、シカゴの近くにあるシカゴヘア国際空港っていうところにほど近いところにあるんですけども、
シカゴって言ってパッと思い浮かばないと思うんですけど、北アメリカっていうか、ミシガン湖、でっかい湖あるじゃないですか、アメリカの右ちょい上ぐらいに。
あそこのほとりに位置するのがシカゴなんですけども、アメリカで言うとニューヨークとロサンゼルスに次ぐ人口でですね、
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そのニューヨークとロサンゼルスをつなぐ間の鉄道の中心地として栄えた町でございますね。
シカゴといえばね、スポーツというのもありますけども、野球で言うとシカゴカブス、シカゴホワイトソックス、フットボールで言うとシカゴベアス、バスケだとシカゴブルスですね。
あとはシカゴマラソンとかあったりとか、なんかちょっと調べたらね、第一回世界選手権自転車競技大会とかもね、シカゴで行われてたらしいですよね。
こうやってスポーツは盛んなお国柄なんですけども、国柄っていうかスポーツが盛んな都市なんですけども、
そのシカゴにアーリントンパーク競馬場、昔で言うアーリントンインターナショナル競馬場だったかな、っていうのがですね、開場したのが1927年ですね。
やっぱりスポーツが盛んなところなんで、結構このアーリントンパーク競馬場もですね、最新の設備をどんどん導入していくんですよ。
開場が1927年で、電子式のオッツの掲示板だったりとか、
あとはスタンドに覚醒機を置いて、そこから実況中継したりとか、あと写真判定用のカメラとかですね、あとはゲート式発売機っていうのを初めて投入したのが、このアーリントンパーク競馬場だったらしいですね。
なんか結構ね、時代の最先端を行くような競馬場として、
アメリカの中でも結構ね、昔から海外の競馬に興味がある方だったら、おそらくね、一度は聞いたことがあるんじゃないかなという、このアーリントンパーク競馬場なんですけども、一番有名なのはやっぱり、1981年ですね、
世界初となる1万ドルじゃない、1万ドルをやけい、100万ドルの競争をですね、100万ドル競争、一着賞金100万ドルですっていうのをですね、開催したのがこのアーリントンパーク競馬場で、そのレース名がバドワイザーミリオンステイクスっていうね、もういかにもアメリカっぽいね、ビールのバドワイザーですよ。
がね、協賛してるレースが初めての100万ドル競争となって、このアーリントンパーク競馬場で開催されるんですけど、これが後のアーリントンミリオンになるんですよね。
で、このアーリントンミリオンっていうのがやっぱり世界的に有名で、これが開催されてることによって、あの、この競馬場がですね、世界的に認知されるようになっていったんですけども、
まあ最初に言った通り、スポーツが結構盛んなんで、もうね、競馬に対する人気っていうのがね、あんまりすごい高い、すげー高いっていうわけではないですよね、ずーっと。
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なんかまあ、あの、上がったり下がったりみたいな、寝がったりかなったりみたいに言いましたけど、上がったり下がったりするらしくて、で、結構ね、その人気が低迷していくと、どんどんどんどん、あの、この競馬場のですね、所有者が変わっていって、
あの、1998年と99年にはですね、2年間開催を休止してるらしいんですよね。
で、その後、あの、2000年にですね、チャーチルダウンズ社っていう、あの、チャーチルダウンズ競馬場をですね、あの、運営している会社が、このアーリントンミリオン…じゃない、アーリントンパーク競馬場をですね、
買って、まあ、あの、チャーチルダウンズ社が運営していくようになるんですけど、このチャーチルダウンズ社っていうのは、もうご存知、ケンタッキーダービューを行うチャーチルダウンズ競馬場を運営してるんですけども、あとはですね、カジノとか、なんかそういうギャンブル系の、なんか、お店とかそういう場所を運営している会社らしいですね。
ちなみにこのダウンズって結構見かけるんですよ、競馬場の名前で。
エプソムダウンズとか、タンベイダウンズとか、ケンタッキーダウンズとか、ルイージアナダウンズとか、ね、いろいろあるんですけど、これはね、あの、もしかしたら察しのいい方は、あの、わかったかもしれないですけど、昔は競馬場で競馬をしてたんじゃなくて、こういう給料地帯を使って競馬を行っていたんで、その給料地帯っていうのがダウンズっていう名前なんで、
エプソムのダウンズ、給料地帯でやってるからエプソムダウンズ、そこを競馬場にしたんで、エプソムダウンズ競馬場って感じになっていったということらしいですね。
話は戻って、2000年にチャーチルダウンズ社がアーリントンパーク競馬場を運営するようになるんですけど、そこからなんと2年後、ブリーダーズカップ、アメリカの競馬の祭典、ブリーダーズカップもこのアーリントンパーク競馬場で開催されるほど有名な競馬場となっているんですけども、
なんとその約20年後、2021年にチャーチルダウンズ社が競馬場の売却を開始するわけですよ、アーリントンパーク。
やっぱりどんどん人気が低迷していってしまって、運営が厳しいみたいな感じになって、誰か買う人いないですか、この場所みたいな感じで競馬場の売却を始めたというのを、
2021年にブラッドホースなどが講じまして、その5ヶ月後、2021年の7月30日ですね、今年の9月25日の開催をもってこの競馬場を廃止しますというのが発表されて、この9月25日に94年の歴史に幕を下ろしてしまったわけなんですけども、
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そもそもこのアーリントンって、人を誘致するのに結構有名なメーバーをこのレースに出走させませんかって言って、
どんどんどんどん誘致して、その馬を見に来てくださいって言って、ファンに来場してもらうっていうスタイルでやってたらしいんですけど、
昔はね、1930年代とかは、アメリカの三冠馬、ギャラントフォックスとオハマーがアーリントンパーク競馬場でやってたアーリントンクラシックステイクスっていうのを買って三冠馬になったりとかしてたんで、
30年代にはアメリカの三冠戦の最高峰のレースがこのアーリントンパーク競馬場でやってますよみたいな感じに認知されるようになって、
50年代、60年代、70年代と、なんかすげえ生まれなきょう、時代は進んでいくんですけども、そのレースの勝ち馬はナシュアとか、ドクター・フェイガーとか、
アリダーとかっていうアメリカのスターフォースたちがね、時代の先頭を行くスターフォースたちがこのアーリントンクラシックステイクスっていうのを買って出世していったわけなんですね。
で、やっぱりそれでも競馬の人気っていうのはなかなか続かなくて、
例えば70年代とかだったりすると、セクレタリアトが三冠達成後に初めて出走したレースがこのアーリントンのレースであったりとか、その時は4万1000人以上のファンが競馬場に押しかけたんですって。
で、その23年後ですね、1996年、シガーがですね、このアーリントンパーク競馬場でのサーテーションチャレンジインビテーションステイクスっていうのを買って16連勝を達成するわけなんですよ。
で、このね、アメリカの本当に有名どころの馬っていうのはだいたい走っている感じですね。
この閉鎖が決まった2021年の、開催が終わった2021年の9月25日、その4日後、29日にですね、
このチャーチェルダウンズ社は、このアーリントンパーク競馬場をシカゴベアーズ、NFLのチームがあるんですけど、そこに売却するということを発表したそうです。
これね、やっぱり有名な馬が走ってるんで、その有名な馬がレース名になってたりとか、アメリカ結構あるんですけど、それがね、結構やってて、
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例えばね、芝野イメージなんですけど、アーリントンパークっていうのは、ダルマ的には。
芝野やっぱり最高峰のレース、アーリントンミリオンとか、セクレタリアトステイクス。
この辺がね、アーリントンパークではやってたんですけど、この2つとかも、最後のほうは名前を変更しております。
セクレタリアトステイクスはですね、ブルース・D・ステイクスって名前になってたりだとか、
あとはアーリントンミリオンがですね、やっぱり一着賞金ちょっと100万ドル払えなくなってきて、
ちょっと値段下げることと同時に名前も変更して、ミスター・D・ステイクスっていうふうになって、
いろいろと試行錯誤したみたいなんですけども、結局売却するという判断になってしまったわけなんですけども。
ちなみにこのミスター・Dとかブルース・Dとかって何なん?みたいな感じなんですけど、
このアーリントンパーク競馬場のね、元オーナーの方のリチャード・ダチョソワさんっていう方が、
このミスター・Dっていう愛称でね、親しまれてたみたいで、
このダチョソワさんの息子さんがブルース・Dっていう愛称らしいので、その名前がね、付けられているみたいです。
このダチョソワさんね、最初の奥様、ビバリーさんが亡くなったときは、
ビバリー・D・ステイクスっていうレースとかも作っちゃったみたいで、このアーリントンパーク競馬場でやってたみたいなんですけど。
しかもですよ、このリチャード・ダチョソワさん、アメリカで唯一買ったことがあるG1がですね、
この奥様の名前が付いているビバリー・D・ステイクスっていうね、本当にね、ロマンティックあげるよーって感じですね。
マジですごい、すごいっすねっていう、唯一ですよ。
アメリカで結構、いろんな国でね、ショー・ユーバー走らせたみたいなんですけど、
アメリカを拠点にして唯一買ってるG1が奥様の名前のレース。
これまたすごいですけどね。競馬の面白いところですね、こういうところもね。
このリチャードさんはですね、そういうロマンティックなところだけじゃなくて、アメリカ競馬界の貢献度も高くてですね、
なんとエクリプス賞に3回も選ばれて、
英国のダービー競賞っていうのとか、あとはカナダのソブリン賞とかも選ばれたことがある、すごい方でございまして、
アメリカ競馬の伝道入りを果たしてる方ですね。
そういう方がね、功績を残したっていう意味でレース名になったりとかね、してたりはするんですけど、
まあそんなね、歴史のあるアーリントンパークとね、提携レースが今週あるということでね。
このアーリントンカップ、日本でやるアーリントンカップですけど、
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去年はね、先週お話ししたドンカスターマイルに出走したオーバンブルマイが勝てたりしますので、
今年もね、勝ち馬がね、もしかしたら世界に羽ばたいちゃうかもしれないですからね。
これは見逃せない一戦ですね。
そしてね、今週は他にももちろん重賞はございます。
土曜日にですね、阪神でこのアーリントンカップ、G3ですね。
中山でですね、JG1第26回中山グランドジャンプが開催されます。
そして日曜日に阪神でG3アンタレスステイクスが行われて、
中山でG1第84回サツキショーが行われます。
あれ知ってました?サツキショーはね、あれなんですよ。
歴代のですね、ボバ3冠を達成した馬たち全てがサツキショーに勝ってるんですからね。
これ絶対見逃せないですよ。
はいすいません、あったりまえって、何言ってんのこの人みたいな感じですけどね。
3冠馬っていうのはあれですよ。
サツキショー、ダービー、キッカーショーを勝った馬のことを言うんだよっていうね、ほんとに。
もうね、ボケるのもどういうボケをするのかっていうのもなんかね、
だんだんだんだんちょっとネタが切れてきてますね、なんかね。
まあ別にじゃあボケなきゃいいじゃんっていう話なんですけどね。
で、話は戻りますけども、
サツキショーはですね、前回もお話ししましたけども、
あの、オーカションのね話の時にお話ししましたけども、
イギリスの2000ギニーを模範として創設されたレースなんですけども、
イギリス2000ギニーはですね、あのマイル線でございます。
こちらはニューマーケット競馬場のなんと直線コース。
マイルが取れるんですよ、ニューマーケットって。
まあ調べればね、わかるんですけど、すごい矢印みたいな形の競馬場ですからね。
これこそね、なんかあの給料地帯をそのまま使ってる競馬場で、
ニューマーケットって言ったらあと聴競場がね、あの給料地帯で行われていて、
もうねトラックじゃないんですよ、走ってるところは。
これぞイギリス競馬みたいなところがもうニューマーケットなんですけども、
この2000ギニー、作ったのはもちろんチャールズ・バンベリーくんでございます。
まあでもね、って言われてるんですけど、
これはですね、結構イギリスの貴族社会の中で結構閉鎖的に行われてたものなんで、
これがじゃあ絶対そうですっていうわけではないらしいんですよね。
まあおそらく1000ギニーもバンベリーくん作ったんで、
じゃあボバの方も作っちゃうみたいな感じで作ったと思ってます。
で、例のごとくレース名の由来はですね、第1回の一着賞金でございます。
佐々木賞はね、最も速い馬が勝つと言われてるんですけど、
これねスピード的な速さだけじゃなくて、仕上がりの速さっていう意味もあるみたいですね。
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私のね、注目はね、サンライズ2頭ですね。
ジパンクとアース、あとアーバンシック、あとコスモキュランダ、この4頭いきたいと思います。
はい、そしてね、お時間になりましたので最後になりますけども、
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ということで、また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。
さよなら。
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