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2024-03-30 22:13

第34回「胸を張ってゆっくり歩く、競馬の国のジェントルマン。」

春のテンション、【本】ダービー卿のイギリス、第19代ダービー卿、大阪杯、レパーズタウン競馬場、アイルランドへの憧れ、ドバイで聞きたい実況、注目馬について話しました


BGM : MusMus

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みなさん、こんにちは。 ダルマー競馬場です。
このポッドキャストは、競馬の文学や歴史など、文化的な視点にもスポットを当てていき、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうかね。
春はね、天気もね、気温も穏やかにいかないばかりかね。
出会いと別れで、心も穏やかにあらず、そしてついでに仕事もバタバタで、気づいたらゴールデンウィークに突入してるっていうのは、毎年この時期ですよね。
そしてね、今週末もね、中山阪神、中山阪神名団とね、とんでもない週末がね、待っておりますけども。
あれ?ドバイワールドカップって、いつから名団なんだっけ?
名戸原芝競馬場じゃなかったっけ?と思って調べたら、2010年から名団競馬場でしたね。
その流れで、歴代のね、優勝場を見てたら、いやサイド・ビンスルール断章してんのよみたいな。
勝ち馬5ドルフィンだらけじゃねえかみたいな。 ふうに思って、こんなに勝ってんだと思って、すごいなーと思って。
まあもちろんね、日本馬が活躍しないとどの馬が勝ったとかね、詳しい馬主が誰だとか、長教師誰だとかって、そのレース見てないとね、なかなか乗ってこなかったりするんで。
こんなに勝ってんだー、日本で言うところのジャパンカップみたいなもんかなーみたいな。
まあ一列のね、一人の馬主が勝ってたりとか、そういうわけではないんですけど、UAE勢がいっぱい勝ってるなっていうことで見てたら、
第2回に、マイケル・スタウト長教師の名前があって、おーイギリス長教馬勝ってたんだー!なんて思ってたら、はい、シング・スピール、知ってます。
シング・スピール勝ったの知ってます!みたいな感じでね。
そしてしかも、シング・スピールもシェイク・モハメドの持ち馬ですからね、もはやね、シェイク・モハメドカップでいいんじゃねー?とか思ったりしてますけどね。
あー、イギリスといえばダービーっすよね。ダービーといえばダービー協、今週ダービー協チャレンジトロフィーじゃないすかと思って。
今週紹介する本はもう、あれしかねー!ってことでね、もうね、一つね、見つけてきたんすよ、こちら。
ダービー協のイギリス。山本正男さんの著書なんですけども、こちらね、なんと偶然にもシング・スピールがイギリス長教馬として初めてね、
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ドバイワールドカップを勝った1997年の発行でございまして、なんとその年のね、JRAバジ文化賞もね、この著書でね、受賞されております。
この著書の山本正男さんはですね、日本大学芸術学部文芸学科の教授でいらっしゃいまして、
イギリス文学の諸現状あるいは日英の比較を通じた文化の現象と基礎を貫く基本的構造の分析、それらを通じて近代文化を批判的に考察し、文化基礎論の構築を目指す新たな視点を模索されているということらしいですね。
今の説明で分かった人います?全然分かんなかったんですけどごめんなさい。すいません、読んどいてあれですけども全然分かんなかったです。ごめんなさい。
簡単に言うとイギリスの文化を研究されている方なので、競馬の視点から見たイギリス文化というか、イギリス文化を用いた競馬ってこうなんだよみたいなのを教えてくれるという感じですかね。
肝心の本の内容なんですけど、やっぱりイギリス文化を用いて競馬を解説してくれているというか、競馬の視点からイギリス文化を見てくれているタイトルの通りダービー教のことも書いてあるので、どうやって競馬が生まれたのか、
あとはダービーという名前は本当にコイントスで決めたのか、そのコイントス、なんでコイントスになったんだいとか、その真相どんな感じだいってことですね。
今日の競馬の楽しみ方に見られる構図は、市民革命や産業革命などのイギリス社会の本質に通じているみたいな、もうこの著者ならではの視点で競馬が語られるというね、これまたね、面白いなぁと思いながらね、読んでたんですよ。
でね、これ読んでいくと、例えばですけども、サラブレットの三大一祖の話とかね、出てくるんですけど、今のサラブレットってゴドルフィンアラビアン、ダーレイアラビアン、バイアリータークの三頭に着くっていうのは、まあ常識的な認識じゃないですか。
しかし、このジェネラルスタッドブック第1巻には延べ174頭のアラブ種の馬が乗っているとね、その中でこの174頭の中の三頭ってだけなんだよっていう話をね、それはそうですね、と思って。
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ただ、今残っている地として遡れるのがこの三頭なだけで、司祖として言うのはどうなんだいとか、ああ、確かにそうですね、と思って、あのね、トウホーオバって言われる、いわゆるアラブ種の馬が交配して交配してサラブレットになります。
サラブレットっていう定義は、そのジェネラルスタッドブックに乗っている馬がサラブレット…違う、もうちょっと詳しく言うと、ジェネラルスタッドブックに乗っている馬で8台遡れる馬がサラブレットって言いますよっていう定義だったりとかね、あるんですけど、もちろんそれ以外、この三頭以外にもいっぱいいるわけで、
前回ちょっと話にも出しましたけど、スターホースっていうゲームセンターでやってるあの馬鹿でかい競馬ゲームをやっている方とか、やったことある方だったらわかると思うんですけども、スーパーワールドブリーダーズカップに出てくるオルコックアラビアンとか、あの辺とかはこの174頭から派生しているサラブレット。
まあ、足毛の子孫と呼ばれるアラブ種ですからね、あの馬も。そういうのがいたりとかするよっていうのを教えてくれたりとか、あとは三大子孫が誕生した、この三頭が今、血が残って遡れるのって優秀な子孫のおかげなんだぜ。
それはそうですよね。エクリプスが繁栄したからダーレアラビアンの血が99%のサラブレットに入ってるって言われていますけども、それを例えるなら、アメリカという子供を産んだ衰退国家イギリスが、今尊厳を保ててるのと似てるんだぜとか。
ああ、なるほどね、みたいな。エクリプスというアメリカがいるからダーレアラビアンっていうイギリスがいる。尊厳が保ててるのね、みたいなとか。ああ、面白い、なるほどねと思ってね、読んでました。
あとはね、ご存知、ダービーの名前ってコイントスで決められたっていう話は有名な話であるんですけども、そのダービーの名前を争ったっていうのがバンベリー男爵っていう方なんですよね。
もしコイントスでバンベリー男爵を買ってれば、日本バンベリーとかイギリスバンベリーっていう、ホームランバンベリーみたいな感じで、ダービーと付くものすべてクイズバンベリーみたいな。
ダービーと付く名前はすべてバンベリーに変わってたんじゃないかという逸話が残されているんですけど、このバンベリー男爵はなんと当時、このコイントスをした当時イギリスのジョッキークラブの会長だったそうなんですよ。でも競馬界に多大なる力を持ってるんです。
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そろそろ自分の名前を付けたレース作りたいなーなんて思ってたら、ダービー卿がそこに登場するわけですよ。オードリーのカスガの漫才の入場のごとくダービー卿が登場してきて、バンベリー卿は思うわけですよ。
いやいやいやスタンディ君そこはちょっと譲れないよということで。ちょちょちょちょ分かった分かった分かった。そこまで言うならコイントスしようぜって言って、負けちゃうんですよ。
でね、そのダービーが始まった1年前にオークスが始まってるんですけど、このオークスっていう名前がですね、このコイントスで争ったのがダービー卿、第12代ダービー伯爵なんですけど、エドワードスミススタンリーさん。
このスタンリーさんの別荘がオークス荘って言われてるところで、そこでこのバンベリー伯爵とかね、いろんなお友達を交えて、なんかヒンバ最強決定戦みたいなのやりたくないみたいな感じで、スタンリー君も交えて話してたので、
ここオークス荘っていう名前だから、ここで話し合ったからオークスって名前にしちゃおうよって言って、オークスができて、第1回オークスに勝ったのがブリジットという馬なんですけど、このブリジットを所有していたのがエドワードスタンリー伯爵。正確に言うとエドワードスミススタンリー伯爵なんですけども、第12代ダービー卿なんですね。
ここでこの第12代ダービー卿はですね、うーやっべーめっちゃ面白い。これ、自分の名前をつけたレース作りたいってテンションぶち上がっちゃったらしいんですよね。
で、なんとその翌年にそろそろ自分の名前をつけたレースを作りたいなーって思っているバンベリー君がいるのを、考えてるっていうのをどこかから聞きつけて、入場するんですよ。オードリーのカスガのごとく。バンベリー君のところに。
で、この時バンベリー伯爵はダービー卿よりも競馬界では権力を持っているし、歳も12個一回りくらい上なんですって。でもなぜいやいやいやいやスタンリー君その話は聞けないよって言えなかったかっていうと、このダービー卿は伯爵なんですよ。
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で、バンベリー君は弾尺なんですよ。尺位的にはダービーの方が上だし、なんなら競馬界をちょっと外に出た政治的なところに目を向けるとこのダービー君の方がいろいろと口が利くんですって。
だからあんまり無限にこのダービー君の話を存在に聞けなかったらしいんですね。で、わかったわかったじゃあちょっと俺も俺で譲れないからちょっとごめんつってコイントスで決めてみないっていうことになって、でコイントスをするわけですよ。
そしたらなんと自分が構想してたんですよ。一番権力を持っている競馬界でなんと自分の名前をつけようと思ってたレースの名前を取られてしまうっていうね。
で、ここでダービー君よっしゃーって。これからやる名前はもうダービーにしよう。バンベリー君は負けてしまうんです。で、第1回ダービーを迎えるんですよね。
で、この時9頭の馬が揃ったらしいんです。もちろんダービー君の馬もそうですしバンベリー君の馬もね出走して延べ9頭が争って第1回のダービーの勝ち馬はダイオメドっていう馬なんですけどこれを所有していたのがバンベリー卿。
面白いっすよね。ちなみにエドワード・スミス・スタンリーさん、なんとこのダービーを第8回まで勝てなかったっていうね。逸話がございまして、いやその話おもろ!みたいな。
この逸話を昔映画で見たことがある記憶があってその映画の名前が本当にわかんなくてすごい一生懸命探してるんですけど全然わかんないんですよ。
もしご存知の方いらっしゃったらDMでもいいですし何でもいいんでちょっと教えていただければ是非よろしくお願いします。こんな話なんて競馬だけ見てたら絶対出会わない視点じゃないですか。
ちなみにもうね、なんでこのスタン・リー家、エドワード・スミス・スタンリーが第12代伯爵なんですけども、このスタン・リー家がダービーの伯爵位をどうやってもらうことになったかとかですね。
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実はその伯爵位を、このダービーの伯爵位をスタン・リー家がもらうっていう話はシェイクスピアのリーチャード三世っていう話に出てくるほど有名な話なんだよとかね。
日本やフランスとかアメリカのように大衆に向けた競馬が人気になってるけども、競馬を貴族の遊びとして発展させてきた。
イギリスの今の競馬の人気ってどうなんだいとか。もうね30年近く前の著書なんですけど、いや面白かったっすね。
もちろんね、一つの視点っていうだけなんで、これが絶対っていうわけではないんですよ。なんですけど、絶対的に言えるのは明日からの競馬の見方が少し変化するっていうのはもうね間違いないんじゃないかなというふうに思っておりますね。
もうだって気になってエドワード・スミス・スタン・リーめっちゃ調べましたもん。めっちゃいる。エドワード・スミス・スタン・リーめっちゃいると思って。
ちなみに今のダービー協は第19代ダービー協、エドワード・リチャード・ウィリアム・スタン・リーさんなんですけど、エドワード・スミス・スタン・リーさんはですね、このエドワード・リチャード・ウィリアム・スタン・リーさんの後長男が就名されているそうですね。
そのエドワード・リチャード・ウィリアム・スタン・リーさんはですね、ウィジャボードという馬で2005年と2006年のジャパンカップにね、持ち馬を来日させておりますのでね。本当にね、イギリスの文化とか、あとイギリスの競馬にね、興味があればもうマストの一冊ですね。ぜひご一読いただきたい。
いやーこれね、久々に開いて読みましたけど、面白かった。ああ、そうっすね、そういう話ありましたねとか、あとは、ダービー協ってイギリスのブリテン島の西側の方にあるマントーっていうところを一時統治してたんですけども、そこ、マントーってあのロードバイクじゃない、バイクレースのタイムトラックのところにあるんですけども、そこにマントーってあのロードバイクじゃない、バイクレースのタイムトラックのところにあるんですけども、そこにマントーってあのロードバイクじゃない、バイクレースのタイムトラックのところにあるんですけども、そこにマントーってあのロードバイクじゃない、バイクレースのタイムトラックのところにあるんですけども、そこにマント
トライアルが行われて、マントーを調べるとだいたいもうね、200キロぐらいで買っ飛んでくるバイクの映像とか見れるんですけど、そこを昔統治してたんだよとか、そういう話とかね、そこの統治が終わった時の話はどうだとかっていうのもね、この本に書かれているんで、ちょっとイギリスのね、歴史も知れたりとかするね、面白い本でございました。
いやー、いいですね。昔読んだんですけど、知識をまた思い出させるっていうのもね、いい機会ですね、こういうのでね、なかなか忙しくて、腰を据えて本を読むっていうのは難しいかもしれないですけど、お時間のある方はぜひ読んでみてください。
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ということでね、行っちゃいましょう。今週のJRへ。
はい、土曜日にですね、中山でダービーキョーチャレンジトロフィーが行われて、日曜日に阪神で第68回G1大阪杯が行われます。
知ってました?大阪杯の勝ち馬って、その大阪杯が行われた年のアイリッシュチャンピオンステイクスの優勢出走権が与えられるらしいんですよね。
えー、全然知らなかったんですけど、最近ハイルランド競馬とJRへって結構仲良くしてるんで、これはね、行けるならぜひ遠征していってほしいですね。
ハイルランドに遠征するとなれば、ディアドラ以来ですよね。
いや、レパーズタウン競馬場ってちょっと一回行ってみたいんですよね。
あの、ハイルランドダブリンにあるんですけど、アディダスから出ているアディダスダブリンを履いて、まあ今は出てないですけど、アディダスダブリンを履いて、レパーズタウンとか行って、
現地の人に、「いや、お前どんだけ好きやねん!」みたいな感じを、パブとかで酒飲みながら言われたいっていうね、もうちょっと夢があるんですけど。
まあ、英語喋れないですけどね、そんなことを夢見ながらね、アイルランドっていいなーなんて思いながらね、思ってますけど。
そしてね、土曜日は、日曜日にかけての深夜にですね、ドゥバイがありますからね。
買ったのはウィルソン・テソーラ・ハラ・ユウスケーっていうのを聞いてみたいですけどね、実況でね。
ちょっとね、個人的な想像でですけどね、もうね、英語とかでもいいですよ。
日本語でもう一度、ユウスケー・ハラ・ウィルソン・テソーラ・ハラみたいな。
そういうのを聞いてみたいですね。本当にただの妄想です。
ウシュバリ負けてほしいとか、他の馬負けてほしいとか、そういうの全然ない。ただ希望ってだけですね。
まあでも、今回ドゥバイのレース、馬券発売するじゃないですか。
やっぱり日本でも注目度が上がってると思うんですけども、これね、全レース見逃せないと思うんですよ。
全レースに日本の馬出走しておりますけども、ゴールデン・シャヒン・ターフ、
えーと、あとなんだっけ、デューティー・フリーじゃなくて、シーマ・クラシックもワールドカップもそうですけどね。
あの、イグナイターだ、タノンベルーガーだ、スターズオンアースだっていうね、各レース。
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ダルマ的注目だわ。注目バカ。
いますけどね、もう大変。夜なんか最近起きてられないんでね、もう今からね、寝だめしとうかと思います。
すいません、ふざけました。
はい、ということで、そろそろ最後になりますけども、このポッドキャストへの感想とか質問などありましたら、メールフォームからご連絡いただくか、
Apple PodcastやSpotifyのレビューもお待ちしております。
今後番組を良いものにするために、皆さんの感想をどしどしお待ちしております。
またこの番組がいいねと思っていただけたら、ぜひ番組のフォローもよろしくお願いいたします。
ということで、また次回の競馬見聞録でお会いしましょう。
さよなら。
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