映画の概要と監督
みなさんこんにちは、おーばです。今回は映画、セブン、こちらについてお話してみたいと思います。
1995年公開のアメリカ映画、監督はデビッド・フィンチャー。
デビッド・フィンチャーといえば、この作品の3年前に、エイリアン3で初めての長編映画の監督をやって、
自分もね、エイリアン3当時、映画館で見ましたけども、
なんじゃこれという感じで、エイリアンの1作目、2作目が本当に面白かったのに、
何ですかこのグダグダでグチャグチャでわけわからんみたいな感じで、頭抱えたんですけれども、
後から聞くと、プロデューサーとかスタジオからの横やりで、監督本人が作りたいようには作れなかったということで、
興行的にも、批評的にも叩かれまくって、相当監督は凹んだらしいんですけれども、その次の作品がこのセブンで、
これで逆に興行的にも、批評的にも非常に高い評価を受けることになったと、
実質的なデビッド・フィンチャーの監督デビュー作と言ってもいいんじゃないかなと思います。
主演はブラッド・ピット、モーガン・フリーマン。 モーガン・フリーマン演じるウィリアム・サマセット。
ベテラン刑事なんですが、定年まであと数日、退職間近というところなんですけれども、
彼とコンビを組むことになった新人刑事のデビッド・ミルズ。 これをね、ブラッド・ピットが演じてまして、この二人がコンビを組んで、
非常に陰惨な連続猟奇殺人を追っていくと。
いうことで、まあね結構エグいというかグロい死体がね、いっぱい出てきまして、
それ以外にも画面全体が本当に全編陰鬱で、 建物の外に出ると常に雨が降ってるみたいなね感じで。
そういうところはね、あのブレードランナーにもちょっと通じるところがありますけれども、 非常に意図的に陰鬱な画面と、
神経をかきむしるような音、救いのないストーリー展開。 考えてみればね、
よくぞハリウッドのメジャー作品で、 しかもブラッド・ピットとモーガンフリーマンを使って、
こんなエグい、いやもうえげつないと言っていいと思いますけれども、 こんな作品を作ったなぁというのをね、今改めて見直してもびっくりしましたね。
映画館での体験
もう30年前の作品ですから、ストーリーとかネタバラシしてもいいのかもしれませんけれども、 やっぱりこの作品はね、
もしまだ見たことがない方がいらっしゃったら、 ぜひねネタバレに気をつけて真っさらな状態で見ていただきたいと思います。
自分公開時に映画館で見て、 すごい衝撃を受けて、まあいろんな衝撃があるんですけれども、本当に衝撃を受けて、
その後1回も見直すことができなかった、というよりも見直したくなかったというか、 いやもうあれもう一度見るの、うううという感じでね、
見直さなかったんですが、今回4Kリマスター版が、 IMAXのどでかいスクリーンで上映されるということになりまして、
まあこれをね、逃したら、まずこのセブン映画館で見ることはないだろうと思って、 行ってきたわけなんですけれども、
やっぱりね、すごかったですね。 いや映像もね、本当にリマスター化で綺麗になってたんですけれども、
綺麗になったとはいえやっぱり陰鬱で暗い画面なんですよ。 その暗さがより一層鮮明になったというか、
尖りまくってるというか、 そして音、音響、SEと、
音楽、BGM、 もう神経をね、かきむしるような音がいろいろね、聞こえてきたりして、
そしてストーリー展開がまああれで、でもうラストがね、 いやもうこれ言いませんけれども、
本当によくぞやってくれたなぁというのをね、今回改めて思いました。 内容が内容だけにね、誰にでもお勧めはしにくいのかもしれませんけれども、
やはり、 映画史に残るような、
尖がった作品の一本だと思いますので、 可能であればね、
IMAXでの上映中にぜひ、 映画館のね、大きなスクリーンで見ていただきたいと思います。
もちろんね、配信で見ていただいても全然大丈夫だと思います。 ただし、
覚悟はした上で、 ええ、
見てください。 決して食事中とかには見ない方がいいですし、
お子さんと一緒に見るのもね、ダメですね。 はい、そこだけ気をつけてご覧になられてください。
こんなね、映像体験は滅多にできないと思いますので、 ぜひぜひ、ご覧いただければと思います。
はい、そういったわけで今回は、映画セブン、 こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。