00:12
みなさんこんにちは、おーばです。
今回は映画、トラップ、こちらについてお話してみたいと思います。
監督、脚本、エム・ナイト・シャマラン。
えー、シャマラン監督の作品といえばですね、
まあ、ご存知の方も多いと思いますけれども、
非常に奇妙な、いや異常なと言った方がいいかもしれませんけれども、
そういった変わったシチュエーションで物語が始まって、
2点、3点、あっという展開が繰り広げられていって、
そして怒涛のエンディング、みたいなね、感じになる作品多いんですけれども、
まあ結構ね、作品によって出来不出来の差がありまして、
見終わると、「あれ?」という作品と、「おお?」という作品と分かれてますし、
まあ、シャマラン監督の作品だったらどれでもOKという濃いファンもいれば、
シャマランダメじゃん、というようなね、アンチ的な人もいたりと、
まあ結構ね、評価が分かれる監督ではありますけれども、
一般的にはね、1999年に公開されましたシックスセンス。
これでね、彼の名前を知った人が多いんじゃないかなと思います。
まあその後もね、いろいろ話題作撮っておりまして、
ヒットした作品、まあコケた作品もあるんですけれども、
個人的にラストが好きなのが、2019年公開のミスターガラス。
これね、シャマラン監督流のヒーロー映画3部作の完結編なんですけれども、
MCUとかDC、SSU、そういったアメコミヒーロー映画に対するある種の
アンチ提示的な作品の、まあ完結編ではありますけれども、
こういう風な形に持っていったのかというところで公開当時見て、
驚くとともにある種感動したことを覚えています。
とはいえ、その後公開されたオールドとか、
ノック終末の訪問者とか、途中までね、
いつものシャマラン的な展開で、おおっと思いつつも、
ラスト、うーんという感じになったりして、
ただこれもね、あくまで自分個人の感想なんで、
人によっては面白かった、絶賛という方もいらっしゃると思います。
ちなみに今年の6月、シャマラン監督の娘さん、
03:04
イシャナ・ナイトシャマラン監督の長編監督デビュー作、
The Watchersという作品が公開されまして、
これもね、自分映画館に見に行きましたけれども、
父親譲りの、なかなかシャマラン風なね、
手堅い作品を作っておりましたけれども、
ただ今回ね、トラップ見るとやっぱり、
まだまだお父さんには立ち打ちできないなというふうに思いましたね。
The Watchersよりは遥かに面白いと思いましたし、
正直言うとですね、かなり自分的には、
シャマラン監督の作品の中でも評価は高いですね。
相変わらずね、後半にはおおおという展開があるんですけれども、
正直、最後の最後まで手に汗握る展開と言いますか、
本当に先読みができない。
ある種ここまでは想定できたけれども、
その後の展開、こうくるの?まだあるの?
いや、そこまでやるの?えー?みたいな感じで、
本当にね、今回は驚かされました。
ネタバレになりますから詳しくは言いませんけれども、
一応ね、予告編等で出てる部分で言いますと、
映画の冒頭、主人公の父親と、
そのマナ娘の2人がある人気歌手のライブに行って、
かなりいい席も取って大盛り上がりで、
見てると、この父親と娘と本当に仲がいいんですね。
最近ね、よく表面的に仲がいいけど実はとか、
あるいは反発し合ってる親子とかいうのもよくありますけれども、
この2人はね、真剣に仲がいい。
父親が本当に娘のことを大事に思ってるっていうのがよくわかります。
ただそのライブ会場に行って父親が気が付くんですけれども、
妙に警戒が厳重。あちらこちらに警備員とか警察官。
物語の途中では、もうFBIの部隊がどんどんやってきて、
厳重に会場全体を封鎖して、
すべての出入り口にもFBIが銃を持って構えてると。
大半の観客は何が起こってるのか全く気にせず、
もうライブでキャキャワワ大騒ぎしてるんですけれども、
気になったその父親が人の良いお店の従業員にカマをかけて、
一体何があってるのと聞くと、
今アメリカを騒がしてる連続領旗殺人犯のブッチャーと言われる犯人が、
今日このライブ会場に来ているという情報を聞いて、
FBIが罠を仕掛けてるんだよと。
実はですね、この父親が連続領旗殺人犯のブッチャーなわけですね。
ただ見た目はごくごく普通の父親だし、娘には本当に優しい父親。
06:05
でも連続領旗殺人犯。
一人だったらさっさと逃げられたかもしれませんけれども、
娘がいるから逃げられない。
娘をライブ会場に一人置いて逃げるわけにはいかない。
もう出入り口はすべて封鎖されてる。
どんどんどんどん首が締まるような感じになってくるけれども、
さあどうするみたいな感じでね。
通常であればね、この連続領旗殺人犯であるブッチャーを追い詰めていくFBIの捜査官の方が主人公になって、
その捜査官の視点で物語が展開していくんですけれども、
今回はあくまでこのブッチャー、父親の視点で物語が展開していく。
で、だんだんだんだん追い詰められていく。
かなりね、頭の良い犯人でFBIの罠をできるだけすり抜けて、
なんとか無事に娘を連れて脱出しようとするけれども、
FBIの方には優秀なプロファイラーがいて、
彼の狙いを正確に読み取って先手先手を打っていく。
そういった感じで、さあブッチャーどうするという話が進んでいくんですが、
見てるとね、次第にこのブッチャー、この父親の方に観客の方が感情移入をするというね、
そういった作りになってます。
しかも2万人入っているライブ会場、ある種限定された空間で、
その限られた時間、要はライブが終わればみんな帰ってしまうんですけれども、
その時に厳重にチェックされる。さあどうする?みたいな感じで、
手に汗を握る展開が続くわけなんですけれども、
後半戦の展開というのがなかなかすごいんでね、
もうこれを一切言えないので、ぜひね、映画館で見ていただきたいんですが、
今回のシャマラン監督はね、非常に上手かったですね。
最後の最後まで緊張感途切れることなく、
そして観客の予想をね、覆していく展開を見せてくれました。
まあぶっちゃけね、細かいこと言えば、いやいやそれはないだろうとか、
それは無理だろうとかいうようなね、突っ込みどころはあるんですけれども、
あくまで頭の切れる連続猟奇殺人犯とFBIとの長調発しが繰り広げられていく。
その一方で娘の前ではいいお父さんを、
これいいお父さんを演じてるんじゃなくて本当にいいお父さんなんですね。
だからこそね、サスペンスの度合いが高まっていくわけなんですけれども、
いやーなかなかね、面白い映画を見させていただきましたんで、
時間もね、1時間45分とサクサクとね、話が進むいい感じの時間になってますので、
09:04
これが2時間20分とかあるとね、だれてしまうんでしょうけども、
本当に話の展開も早いので、あっという間に見終わると思いますので、
面白いサスペンス映画が見たいなぁと思う方は是非ね、
映画館でこのトラップ楽しんでいただければと思います。
最初に言いました通りね、シャマラン監督って作品によって当たり外れが結構大きいんですけれども、
今回自分としては当たりだったと思ってます。
はい、そういったわけで今回は映画トラップ、こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。