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2023-07-04 08:20

第671回 アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」

今回は先日最終回を迎えた「機動戦士ガンダム 水星の魔女」についてお話ししました。

途中の展開が辛くて、毎週どうなることかと思いましたが、見事な最終回でしたよ。

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みなさんこんにちは、大葉です。 2023年の春アニメ続々と最終回を迎えておりまして、
今日、君は放課後インソムニアの最終回を見まして、 こちら原作は連載中で単行本もずっと買っているので先の展開知ってるんですが、
ここで終わるのかという感じでね、 ちょっと寂しい気持ちになったりもしましたけれども、
第2期が早々に発表されたおしのことか、 僕の心のヤバいやつとか、いろいろありましたけれども、それはそれで楽しみなんですが、
春アニメの中で一番いい感じで最終回を迎えたかなというのは、 機動戦士ガンダム水星の魔女、
こちらかもしれないですね。 昨年10月から第1シリーズが放映されて、
間3ヶ月空いて、この春から第2シリーズ、 そして先日最終は第24話が放映されましたけれども、
ガンダムといえばね、もうみなさん見てないにしても、 タイトルを知らない、聞いたこともないという方はおそらくいないと思いますし、
自分はいわゆるファーストガンダムですね。 1979年から始まりました。
一番最初のガンダムからリアルタイムで見てたんですが、 といえガンダムもテレビシリーズ、映画、OVA、本当にたくさんの作品がありまして、
正直全部は見てないです。というかもう見る気もないんですが、 ガンダム好きというよりも自分の場合は、
最初のガンダムを監督した富野由悠季監督の作品がずっと好きだったので、 その延長線上もありまして、
富野監督は関わったガンダムシリーズはずっと見てたんですが、 直接関与してないガンダムはほぼ見てなかったんですね。
水星の魔女は、明らかに今までのガンダムファン以外の客層を取り込もうとするような、 そういった意図で、結構目新しい設定でストーリーが始まって、
ガンダムといえばやっぱりモビルスーツ、戦争、 いろんな戦争がありますけれども、リアルに人が死んでいく、
戦争をずっと描いていくという作品なんですが、 この水星の魔女は、
スペースコロニーの中にある学園、 いわゆる高校生ですよね。
その学生たちの血統のツールとしての巨大ロボット。 あることをかけて血統を戦って、勝者が名誉を得る、何かを得るみたいな感じで。
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当然そこで人が死ぬということはないんですけれども、 この辺りの導入部ってもうね、
アニメファンの方ならみんな知ってますけれども、 明らかに少女革命ウテナですよね。
あの作品も転校生のウテナという女の子が、 その学園でひっくり広げられる血統を戦い抜いていくという話だったんですけれども、
この水星の魔女も当初は明らかにね、 ウテナの影響というか、オマージュと言いますか。
とはいえね、古株のアニメファンは導入部がそうであっても、 ガンダムのことだからだんだんエグいシリアスな展開になっていくだろうというのはみんな予想していて、
そのあたりは予想はあってたんですけれども、 この第一シリーズの最終は本当に文字通り血まみれのエンディングで胸がえぐられる展開で、
3ヶ月の休みを挟んでの第二シリーズも、 もっと胸をえぐられるシリアスな血統から戦争に舞台を移して、
次から次にキャラクターたちが死んでいくような、 本当に心が折れるような展開が続いていったわけなんですが、
ただ最終回、あるいはその一つ前の回でもそうなんですが、 その流れでいけば死んでいくだろうと思われたキャラクターたちがギリギリ生き延びて、
まあ、まるまるハッピーエンドとは言わないけれども、 あるべき姿、あるべきところに落ち着いていった。
そしてキャラクターたちにとっても、我々視聴者にとっても、 安心と希望を与えてくれるラストにたどり着いた。
というのは非常に素晴らしいことだったんじゃないかなと思います。 そうそう、これ言い忘れましたけれども、この長く続いているガンダムシリーズで、
初めて主人公、ガンダムを操縦する主人公、スレッタ・マーキュリーという子なんですが、 女性、女の子が主人公。
そのパートナーになるミオリネという子も女性なんですけれども、 このあたりね、現在の風潮を反映している作りにはなっているんですが、女性たちが物語を引っ張っていく。
そしてもう一人、この作品のストーリーを引っ張っていくのが、 スレッタの母親なんですけれども、
改めて振り返ると、もちろん男性キャラクターもね、いろいろ出て活躍はするんですが、 女性キャラクターたちが物語を引っ張っていったなぁという部分が非常に多かったですね、この彗星の魔女は。
さっきも言いましたけれども、やっぱり戦争を描く、 例えば、地球に住んでいる人たちと宇宙に暮らしている人たちの対立、
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そして分かり合えない。 少しでも近寄ったかなぁと思ったけど、結局分かれ合えず、
戦って、ね。 死んでいく人たちがどんどん出ていくという辛い展開があったりするんですが、それでも最後に
幾ばっかの希望を与えてくれて終わることができるというのは、 今の現実社会が非常に厳しいですので、
アニメの中で、フィクションの中で現実と同じことを描く必要はないし、 やはりフィクションであればこそ、
一つの希望と理想というのは提示して良かったんじゃないかなと思いますし、 この彗星の魔女のラスト、ご都合主義じゃないかと言っているファンもいるとは聞きますけれども、
アニメだからね、フィクションですから、 ご都合主義が何が悪いんだとね、
ハッピーエンドで終わって何が悪いんだというふうには思うんですけどね。 何はともあれ、長年続いているガンダムシリーズの中で確実に
一つの記念指摘作品になったと思います、この彗星の魔女。 ところどころではね、過去のいろんな作品のオマージュ的なシーン、
最終回のね、あのシーンでも、これはあの劇場版ガンダムのあのシーンのオマージュだよなとかね、 というところもあったりしましたけれども、
そういうのも古くからのガンダムファンが見ても楽しめるし、 もちろん今回のこの作品でガンダムというものに初めて触れた人も多分楽しめたでしょうし、
まあガンダムというタイトルを取っ払って、彗星の魔女というタイトルのアニメという認識でも全然 ok だと思うし、
何より本当にスレッダとかミオリネとか、いろんなキャラクターたちが
生き生きとしてたというのがね、本当に素晴らしい作品だったと思います。 幸せな最終回を見ることができてよかったなと思います。
素敵な作品でした。 はい、そういったわけで今回は機動戦士ガンダム彗星の魔女
こちらの作品についてお話しさせていただきました。 それではまた
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