1. 神田大介の経験
  2. FCOMICはじめました
2024-07-11 10:03

FCOMICはじめました

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さて、ちなみにさっきの美少女アニメがあんま好きじゃなかったみたいなのが、ここから完全に覆されていくんですけど、トキメキメモリアとか僕はやりまくるんで、それはまたもうちょっと後の話なんで、あとゲームの話だし、パソコン通信でいうと、NIFTY SERVE入って、そのFCOMICってところに最初に入ったって言いましたよね。
そこでもう本当にパソコン通信のイロハを教わりましたね。いろいろ、もっきり屋とかっていう雑談をするスペース、フォーラムっていうのの中に電子会議室、BBSっていうのがいくつかあるわけですね。
だからあんまりみんな、特にNIFTY SERVEとかって人数が参加者の数が多いから、話題別にそうやって話をしないとですね、いろんなことがぐちゃぐちゃになっちゃうわけですよね。こっちではドラゴンボールの話してるのに、こっちではキャンディーキャンディーの話してるとかだと収集をつかないじゃないですか。
なので、ジャンルに分かれてましたね。少年漫画、少女漫画とか青年漫画とか、なんかそんな感じで分かれていて、それぞれの会議室だったと。そうは言っても、同じ週刊少年ジャンプを読んでる人だったら、ドラゴンボールも読んでるけれどもスラムダンクも読んでるみたいなのがあるんで、参加者が話し合いやすいですよね。
みたいな緩めのそういうコミュニティっていうのがあって、そこでさらに雑談をする場所っていうのはだいたいどこのフォーラムでもあったんですね。これなんでかっていうと、だいたいどんな話も雑談になりやすいんですよ。
最初はテーマを持って話していた。話すってあるでしょ。テキストのやり取りをしていたつもりがですね。いつの間にか雑談になっちゃう。新ペン雑記になっちゃうっていうのはよくあると。そうすると、それぞれのフォーラムには思想ペっていう人がいて、要するに管理人ですね。その管理人がちょっと今のこの会議室のテーマとそこはないなと思ったら、その雑談の方に誘導するんですね。
すいませんお二人さんと。そろそろちょっとテーマから外れてきてるんで、後はもう雑談のBBSでやってもらえませんかみたいな感じでね。それがFコミックにおいてはそのもっきり屋っていう雑談スペースだったんですよ。そこに行ってくれませんかっていうふうに誘導される。
ある種の隔離部屋みたいなことなんですけれども、逆にその雑談だけしたいという人ももちろんいるわけですよね。そういう人はそういう人でそこに行けばいいと。
漫画の感想とか、漫画家の先生に関するやり取りをもっと真摯にしたいなっていう人は、そういうそれぞれのテーマのBBSに行ったほうが良いと。
そういう積み分けはされてたんですね。私はそういういろんな会議室に顔を出しつつも、やっぱり雑談の電子掲示板によく行ってました。
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そこではチャット、NIFTではチャットボード、CBっていう言い方をしてたの。あとRTって言ってたの。なんでRTって。リアルタイムなんとかでしょうね。
ともかく生のやり取り。当時のパソコン通信の電子掲示板、電子会議室っていうのは、あらかじめパソコンで文章を作っておいて、それをパソコン通信を巡回するアプリソフト。
エアークラフトとかありましたけども、NIFTARMとか使ってましたね。エアークラ、これすげーな。本当に何十年ぶりにこの単語を口にしたっていう感動ですけどね。自分で思い出して感動してる。
そういう自動巡回ソフトっていうのを使って、もともとこさえておいたものをパッと載せて、自分に来てる返信みたいなのを自動的にダウンロードして、すっと電話回線を切るっていうそういう仕組みだったんですよ。なぜなら電話代が高いからですね。
とりわけ日中とかは本当につなぎっぱなしにしたりするとですね、大変なお金が請求されちゃうんですよ。なので文章を書こうと思った時に考えるのってすごい時間がかかるじゃないですか。
追考なんかも必要ですよね。今となっては何言ってるのって感じかもしれませんけれども、とにかく電話代を節約するためにパソコンの画面の前で何を書こうかなって考えているときは電話回線にはつながない。書き込みする数秒だけ電話回線につなぐと。
相手の返信とかも、そのわずかな電話回線をつないでいる時間の間に効率よく全部表示をさせて、すっと電話回線を切って、後からログとしてパソコン通信の掲示板に書かれていたことを読むっていうやり方が主流でした。
ただですね、深夜早朝帯っていうのは一般に電話ってあんま使われないので、NTTもですね、その時間帯だったらパソコン通信の取り分けをやりたい人は自由につないでいいですよっていうのをテレ放題っていうサービスを始めまして、午後11時から午前8時とかだったと思いますが、要は会社がやってない時間帯ですよね。
その時間帯はつなぎっぱなしでも定額だったんです。月額何千円みたいなのが決まっていて、それさえ払えば使いたい放題だったんですよ。
なんでそのテレ放タイムって言って、午後11時以降になるとパソコン通信につなぎっぱなしの人っていうのが増えました。
その時間帯にチャットっていうのをよくやっていて、もうチャットっていうのは本当にその場でどんどんどんどん書き込むと、今のTwitterとかに言ってますよね。
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短い文章を書き込んでリアルタイムにやり取りをするっていうこともやってまして、どのフォーラムをですね、何曜日の何時からそのチャットをやりますみたいなのを決めていてですね、それにみんな集まってきてですね、いろいろ喋ると。
初心者用のRT、初心者用のチャットタイムみたいなのもあってですね、それに一番最初に参加してばーっとやり取りして、それぐらいできるんだったら普通のチャットに参加しても大丈夫ですよみたいな。
なんかそういうシスオペとかが出てくるんですけど、サブオペ、副シスオペみたいな人もいて、いろいろ手取り足取り教えてくれるんですよね。
そういうのがいて、そういう人たちがいるからこそ、私たちのチャットタイムをやることができるんじゃないかと。
会議室によってはですね、ちょっとこううるさがたのシスオペがいるところもあって、そういうところっていうのは管理が厳しかったりするんですけど、
さっき言っていた、ここから先は雑談でいいみたいなのを誘導であったりとか、世話焼きですよね。
そういうのがいて、そういう人たちがいるからこそ、割とあんまカオスにはならないんですよね。
交通整理がなされているし、喧嘩みたいなのが起きたときにもシスオペが仲間に入ってくるもんだから、おかげさまで居心地のいい空間にはなってましたよね。
で、そうやってチャットでのやり取りをしたりとか、それから電子会議室での発言を続けているとですね、あるときですね、メールが来るわけですね。
メールっていうのは当時から別にあって、とはいえインターネットのメールと違って、ニフティサーブのメールはニフティサーブでしか見られないし、PC版のメールはPC版でしか見られない。
東京BBSのメールは東京BBSにログインしないと見られないんですけど、ニフティのメールがなんか来てて。
で、何かなと思ったら、電子会議室でよく発言する人に対して、また別の場所を案内するっていう、そういうのがあってですね。
まああれですよ。要はやっぱりそういう疾走ペとかもいるし、いろんな人が見ているところではなかなか話せない話っていうのも、知った仲同士だったらですね、知った仲同士だってあってもないんだけど、できるっていう、そういうある種密室ですよね、みたいなのがあって。
で、なんだっけ。2つあるんだよな。なんか小規模なやつと、もう1つパティオっていうのがあって、パティオでは別室ですよね。月額7000円払うと持てる。
電子会議室の機能みたいなのを制限付きながら、1個分の会議室。
ちなみに1つのフォーラムに会議室って最大20ぐらいまで作れるんですけれども、そのパティオは1個だけですね、会議室はね。そこに招待されて、私は割と活発に発言してたんですからね。
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そのパティオとかに行くと、そうするとそこではなんかより砕けたやり取りがなされていて、どこに住んでるかみたいなのを、別に番地までは言えませんけど、だいたいこの辺だみたいな話とかもしたんですよね。
そしたら私、小平に住んでたんですけれども、隣の国分寺市に住んでる人がいましてですね、じゃあ一回会ってみますかなんて話になってね、流れでね。
そうですよ、初のオフラインミーティングですね。オフとかオフミーとか言ってましたけれども、やっぱりこうね、パソコン通信上のテキストのやり取りで仲良くなると。
会えた可能性に人間ってのは不思議なものでね。電話はできませんよ。だってパソコン通信やってる間は電話回線使ってるからね。
ということで、なんかちょっと会ってみようっていうことになりました。また次回しますね。
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