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やっぱり石丸さんは、そういう戦う市長、不正を許さない市長、既得権益に赴ねらない市長、若いってこともあって、気の毒な秋田方の市議さんたちは、やっぱり60前後の人とか元高齢の方もいますから、そういったシルバー民主主義に赴ねらない若き市長みたいなところの像にピタッとはまってくるんですよね。
高市さんの場合は、ちょっと違いますけれども、やっぱり安倍晋三さんを引き継ぐ保守本流、これ難しくて、私はどっちかというと保守本流って石破さんみたいな人だと思うんですけど、自民党の中では明らかに非主流派なんで、石破さんって。主流派は安倍さんみたいな人ですよね。
ちなみにそれなんで私がどこでその保守本流を考えているかというと、アメリカに追従するか否かっていうところなんですけど、アメリカ追従型は安倍さんで、追従しない型っていうのが石破さんですよね。だから私は石破さんの考え方が好きなんですが、それは別の話なんでね。
高市さんって稲田智美さんの後に出てきてるんですよね。安倍晋三さんが自分たちと同じような考え方の、いわゆる世間から岩盤保守層とか言われている人たちのこれからを担っていく人材として期待していたのは最初は稲田智美さんだったんですよね。
安倍さんが見出した。だけど稲田さんは途中で掘り出されるんですよね。もう本当に短い期間に重要ポストを歴任してたんですけれども、なんで掘り出されたのかって私が見るところではですね、夫婦別姓とかに対して賛成をしだしたか。
夫婦別姓というと稲田さんはそういう言い方はしてないんで、選択的夫婦別姓。違うな。ともかくやっぱり元々弁護士だし、それからキャリアを自力で積み上げてきた女性っていうところもあって、その辺のこだわりはある。
だから結構その女性の権利みたいなことに関してもすごく追加言をお持ちだし、ただその旧来の伝統的な保守っていうのを大事にしている安倍さんから見ると、ちょっとあれ違っちゃったのこの人って感じなんですよね。
そこで白派の矢が立ったというか、政治キャリア的には全然高市さんの上なんですけど、それが高市さんだというふうに私には見えるんですよね。
安倍さんの訓導を受けたというか、同期なんだよな、確か当選。でも高市さんって別に自民党内では全然基盤はない人なんですよね。
もともと新進党でして、いわゆる偽議員みたいなのと違いますし、ピカピカの看板を、財務省とか自治省の出身だとかっていうわけでもない人ですけれども、
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ただやっぱりその伝統的な保守感というところでは、すごく安倍さんに期待をされていて、そこを担ってきた人なんですよね。
これもね、もちろん高市さんはもともとそういう人だったのかもしれませんけれども、それは私の知るところではありませんので、
ただやっぱり稲葉さんがいなくなった後にピタッとうまくハマってるなっていう感じは、外から見てるとするんですよね。
だし、やっぱりそこにきちんと答えることを毎回ちゃんと言ってくれるなっていう感じがする。
そういう意味では稲葉さんは自分の考えを言っちゃったわけだけれども、自分の考えを言っちゃったっていう高市さんが違うみたいだけど、そういうこと言ってるんじゃないですけどね。
なんというか、世間の期待にバッチリ沿うっていうところは、やっぱり高市さんの方が上手いっていうふうに私は思いますね。
世間のっていうか、一部保守のってことなんですけれども、ただやっぱりそういう人っていうのが求められる時代なんだろうなと思うんですね。
そこはやっぱり今回の自民党総裁選2024年でも高市さんは都市部で圧倒的に即票が出てるんですよ。
地方は石破さんが強い。だけど人口は都市部の方が多いから、それを積み上げて高市さんって党員票をすごく多く獲得したんですよね。
あれ確か石破さんより多かったですよね。石破さんは地方票が108票。
その党員党友が投じる票ですね。高市さん109票なんですよね。
都道府県別の党がつぶさに見ると、本当にはっきり分かれていて東京、大阪、名古屋みたいな愛知か、大都市圏は高市さんが圧倒的に強いんですよ。
地方は石破さんが強いんですよね。つまり、いわゆる旧来部族型の政治が続いている場所では石破さんが強いんですよ。
だけどそうじゃない場所で高市さんが強いから伸びてるんですよね。
だし、そこが読めてなかったということですよ。旧来型の選挙をやっている人たちの間ではそこは読めなかった部分なんですよね。
そういうのが何かと言ったら、やっぱりYouTubeだしSNSってところなんですよね。
その分析とかも言うと、YouTubeの再生回数とかチャンネル登録者数とか、やっぱり高市さんは圧倒的なんですよ。
小泉慎二郎さん、純一郎さんの次男、息子さんはやっぱり純一郎さん的な人なんですよね。タレント性はめちゃくちゃ高いと思います。
やっぱり見てて本当に受け答えとかも上手いし、制作の深みはないってのはそうなんですけど、まだ若いしね。
これからがあると思いますけれども、やっぱりタレント性は圧倒的ですよね。高市さんは全然敵わないと思います。石破さんも敵わない。
ただ、それはテレビの時代の話なんですよね。それは単純に今見られているものがテレビからYouTubeに映ったっていうだけの話ではなくてですね。
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やっぱりテレビ的なタレント、テレビタレントっていうのも遡れば石原雄二郎さんとか美空ひばりさんみたいなスターだったわけですよね。
神には触れることのできないような存在。神とかに近い感じですよね。
それがもうテレビの中でも昭和でも、たとえばおにゃんこクラブとかの時代には別に自分たちの周りにいるような感じの子っていう風になっていく。
芸人さんとかもそうですよね。そういう人が人気になっていく。つまり自分と同じクラスでかわいい子とかクラスで面白いやつみたいな風にスター性っていうのはどんどんなくなっていくわけですよ。
そういう流れの中に真次郎さんもいて、すごくネットでいじられてますよね。
愛されてるじゃないですか。親近感を持たれてるっていうのの持たれ方がすごいテレビタレントっぽいんですよね。
だけど高市さんってそういういじられ方はしない人で、そうじゃなくて熱を持った一定のファンにめちゃくちゃウケるっていうそういう人なんですよね。
それは言っちゃえばネトウヨなんだけど、ただやっぱりそのファン、熱いファンを持っているっていうのがユーチューバーだと思います。
インフルエンサーってそういうもんだと思います。数はね、タレントに比べると多分少ないんですよ。
だから小泉真次郎さんみたいな人っていうのはでかい場所では強いと思うんですね。
例えば参院全国みたいなとこ行ったらめちゃくちゃ強いと思いますけれども、じゃあなんで高市さんがこんなに票を伸ばせたかっていうと、これはやっぱり自民党員っていうニッチな場所の中でのインフルエンサーだから、全部合わせたって109万人とかしかいないわけですよ。
有権者数として考えたらですね、どうなんですかね。人口200万人いないぐらいの県のっていうことになりますよね。
ちょっと正確な比較できなくてあれですけれども、どうなんだろうな。本当にあのごくありふれた県の有権者の数みたいな感じだと思うんですよね。
それぐらいだとね、やっぱりね、その偏りとして一定そこだけに指すっていうことが可能な人数ってのは、これはユーチューバーの方が有利だと思うんですよ。
ユーチューバーってみんな知ってる人っていないんですよね。本当ヒカキンさんぐらいしかいないと思うんですよ。そんなもう化け物みたいな人なんで、このように一人しかいないじゃないですか。少なくとも日本では。
だけど登録者数30万人50万人ぐらいのユーチューバーってファンはかなり多いんですよね。そういう人がまさに高市さん。高市さんのチャンネル登録者数って35万人とかだったと思いますけれども。
これってユーチューバーとしてはもう一目置かれるレベルの登録者数なんですよね。他方、全国の政治家として見たら全然足りないんですけれども。
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一点ニッチなところでですね、票を集めることさえできれば、政治って勝てるんですよね。
で、この人人気あるっていう風になって、党員という限られたところで不動票を全部集めたっていうのが多分高市さんで、詰め上げじゃないやつをね。
それはやっぱり高市さんのその戦略っていうのが新しかったからだろうと思うし、多分みんなこれから真似すんだろうなと思ってるんですよね。
つまり、やっぱりそのユーチューバーと政治家ってすごく神話性が高いので、正解はユーチューブ化していくと思ってますね。
だけど小泉さんみたいな人がいるから、あとコバー・フォークさんとかもちょっと違うタイプなんで、セミ試合でしょうね。
すぐにそのユーチューブ化するのではないのかもしれないけれども、これから出てくる人は圧倒的にユーチューブになるんじゃないかなという、島田さんみたいな人はね、思いますよね。