1. 神田大介の経験
  2. 中学受験とわたし その③
2024-10-02 10:07

中学受験とわたし その③

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子どもが忙しいという話はよく聞くわけですよ。実際そうやって習い事を、みんな複数駆け持ちしてるなんていうのもよく聞くわけですからね。
難しいんですよね。結局ここにもやっぱり友働きの影響って確実にあると思っていて、日中家に親がいないという中で子どもだけにしておいてもですね、やっぱり心配じゃないですか。
学童保育みたいな立ち位置に習い事があるんですよね。行ってる間安心ですもんですよね。
もちろん学校がそういうのなんか用意してて、放課後もそこにいていいですよみたいなのがあったりとか、
なんじゃらかんじゃらですね、我々の頃とは比べ物にならないぐらいですね、そういうサービスも充実してはいるんですけれども、親としてもただお友達と遊んでいるっていうのよりは、やっぱり何かしらやらせてる。
スポーツでもいいですし、アートでもいいし、勉強もそうでしょうけど、の方がなんとなく安心はありますよね。
そこなんですよ。多分ね、それどっかで私聞いたか読んだかしたんですけれども、やっぱり今の親って、少子化が進んでるとかって言われてますけれども、人の親になっている人が産んでいる、育てている子どもの数っていうのは別に昭和の頃から何も変わってないんですよね。
結婚する人が減ってるっていうだけで、親としてしかし何が変わったかというと、やっぱり家にいないっていうところが大きいと思いますね。
お母さんも働いてるのは当たり前。働いていなかったとしても、例えば近くにおじいちゃんおばあちゃんとかいるとかっていうような話にあんまりなんなかったりとか、
要は子どももコミュニティっていうのはあんまりないんですよね。
周りにいる自分の同級生とかも習い事とか言っちゃってるから、結局公園に行っても友達いないみたいなね。児童館に行ってもいないみたいな。
いる場合もあるんですけど、それはそれで小さいコミュニティになってるんですよね。昔は子どもの間のネットワークがもうちょい強固だったような感じもしますけど、そうでもないっていうような印象ですね。
そういうのを埋めているのがいろんな習い事で、うちの子どもも散々いろんな習い事とかお試しをやったわけですよ。
というのはやっぱり親が勝手に子どもの適性を狭めちゃいけないと思ったんですね。この子は何が得意なのかってわかんないじゃないですか。
私は本当に子ども生まれる前から言ってたんですけれども、自分の子どもに自分の夢を押し付けるとか、こういうふうになってもらうみたいなのは全く一切ありません。
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子どもには子どもの人生があると思ってるんで、子どもが好きなように生きればいいと思ってるんですよ。
どのようになろうと全く何も言うつもりないですね。よく世間様ではミュージシャンになるとか芸人になるとか言うと親が反対するとか言いますけど、全然いいです。
それは別に自分で責任を取ってくれって話だし、何か失敗したとしても別に私は特に何もしないですから。
子どもですからもちろんアドバイスをしたりとか、窮地に陥ってたら助けてあげますし、何か人の道を踏み外すようなことがあっても最後まで私が責任を持って寄り添ってあげようというそういう気持ちはあります。
人の親ですからね。っていうのとは別に、自分がやったことの責任は自分で取るっていうのが当たり前ですからね。
人間として当然のことなので、それはもうそうしなさいと。
なんですけれども、正直、例えば幼稚園だろう小学校低学年なので、そんなに主体的に子どもが何かできるわけじゃないんですよね。
もちろん本当の天才というものは自分でそういうのを選び取れるのかもしれないですけども、
それが本当の天才だとしたら別にうちの子どもたちは本当の天才ではなかったですね。
実際に別にそんな飛び抜けて何かしら成績が良いとかいうわけじゃなかったですよね。
ゴリゴリ本を読むとかね、よこっちゃなかったです。
だとすれば、やっぱりいろんなことを体験させる中で、これ面白いなって自分が思うものがあれば勝手にやるだろうと思ったんですよ。
で、どうなったかというとですね、うちの子どもは2人ともやはりというか運動はそんなに得意な感じじゃない。
別に何か決して苦手ということでもないんですけれども、とはいえですね、まあまあそうだな。
火出てるっていう感じじゃなかったですね。そもそもかけっこ教室に行かないと足が遅いっていう時点で、あんまり運動が得点な方ではないっていうことなんでしょうね。
で、ああそうそう言ったかったんですけど、だから塾とかも、塾は4年生からかなんですけれども、その前にプリントみたいなのをやったんですよね。
クモも行ったんだっけ?なんかお試しに行ったような気がしますけど、それは全然続かなかったですね。
お試しっておしまいなんじゃないかな。
塾の問題集的なやつ、プリント教育みたいな、ほらZ階みたいなやつ。Z階はやってないんですけど、Z階っぽいやつね。
やってましたけど、やっぱそっちはね、成績がいいんですよ。出来がいい。
明らかにサッカー教室にいる時よりも、なんか主役を張れる感じなんですよね。
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だから、まあだったらそっちの才能を伸ばせばいいんじゃないのというふうには思いましたよね。
別に教制とか一切したことないので、行ってみたいって言うから行かせた。
ただ、それっていうのはね、親の逃げ工場だなとも思いますけどね。
あれ受けたんですよ。全国小学生なんとか統一テストみたいなやつ。四ツ谷大塚がやってるようなね。
受けたりしても、やっぱ成績いいんですよ。
ぜひうちの塾に来てくださいみたいな感じの成績が通るんですよね。
ただ、まあ親としてはそこを伸ばしてあげたいとは思いますよね。
なんでこういう選択肢があるよっていうのは本人には教えましたね。
そういう中学受験のことも含めてね。
でね、中学受験の話だって全然中学受験の話をしてなかったですけど、
私はこれまで話してきた通り愛知県名古屋市で育って、
だから受験は高校からなんですよ。
しかも公立、私はもう小中高大と公立の学校にしか行ってませんから、
私たちの学校には一度も行ったことがないですね。
それから大学受験の時には塾も全く行ってないんですよね。
全部自分で勉強して入りましたね。
そういう意味で言うと中学受験って本当知らない世界なんですよ。
全く私の預かり知らない。
そもそも名古屋には中学受験していくような学校ってあんまないんですよね。
東海と、女子だったら南山女子とSSKですね。
宿徳杉山近所。
男子は東海、滝、愛知。
愛知って中学校あんのかな?
全然それぐらい知らないですよ。
藤沢さんが言ったテーマでおなじみの名古屋大学付属はありますけれども、そんなもんかな。
全然意識がないんですよね。
なので当然別に東京に来たといって、日比谷高校行けばいいんじゃないのみたいな頭が良ければですね。
勉強ができるといえばですよ。
私はそれぐらい知ってるんですよ。
なんで知ってるのかっていうと、大学生のときに卒業アルバムの配達っていうアルバイトをしてたからなんですけど、
いくつかの都立高校、私立も行ってましたけど、卒業アルバムを配達するために行ってたんですよね。
そんな中で聞いて覚えたんですよね。
だからやっぱり都立の学校でも頭の良い学校っていろいろあるんだよと。
日比谷とか西高校とかね。
全然知りませんでしたね、西高校とか。
愛知県とかにいるとわかんないですよね。
いくつか昔の群みたいなのがあるんですよね。
富山高校、新宿高校とか、あと国立高校、立川高校とかね。
そういう頭の良い学校っていくつかあるんだよってのは聞いてですね。
へーって思ったんですけど。
っていうぐらいのことですよ。
もちろん改正とかあざむなことは知ってますよ、聞いてるし。
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会社にも改正だ、あざむな出身だっていうような人もいるって知ったのは後からだな。
大学も知らないですからね、別にね。
会社同僚の何大学なのか興味もないし。
基本的に新聞社って得種を取れるか否かがまず大きくて、
あとはせいぜい文章がうまいかぐらいの話なので。
大学とかほんと全然知らないし、何の意味もないですね、この社会においてはね。
社会においてはねって大きく言ってましたけど、新聞社においてはそうですね。
学罰とかもあんま聞いたことないですしね。
でもこれ前に言った話か、討問会とかあるもんな。
ということで、何の話でしたか。
ともかくうちの子どもはやっぱり勉強の方には才能があるってのは最初からわかっていたので、
そっちの方向に進んでいったっていう、自然な流れとしてそっちに進んでいったっていう風に私は受け取ってますね。
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