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いちです、こんにちは。
今日今、長崎港を見下ろす、長崎県庁のすぐそばに来ています。
YouTubeでご覧の方はですね、後ろに、検討視線、もちろん再現したものなんですけれども、検討視線が見えているかなと思います。
明日ですね、長崎市を走るオリンピックの聖火ランナー、どのぐらいの距離を走るのかわからないんですけれども、
最終的にこの検討視線に乗って海の上を移動するそうです。
ひょっとしたら船だけとかになるかもしれません。
長崎市内、できるだけ外出しないようにという通知が出ていまして、
外出というか、人と人と接触しないようにという通知ですね。
これが出ていまして、今人がいない場所に立っています。
人がいない屋外なので撮影をしているんですが、
ひょっとしたら検討視線の準備ですぐ横まで作業される方が来られるかもしれないので、
その場合は急いで撤収しようと思っています。
というわけで、特に今回シナリオとかなくお話をさせていただいているんですけれども、
前回、僕また何度もお話をさせてもらいますけれども、
毎週ニュースレターを金曜日に発行していまして、
前回のニュースレターではムーアの法則というものと、
それが考古学でどう使われているか、
あるいは新型コロナウイルス感染症とムーアの法則がどういうふうに結びついているのかというお話をさせていただきました。
第何回だったかな、概要欄あるいはポッドキャストのコメント欄には書いておこうと思うんですけれども、
一度、放射性炭素年代測定法についてこのチャンネルでお話をさせていただいています。
その内容をぐっと膨らませてニュースレターにさせていただいたんですけれども、
その中で前回のYouTubeポッドキャストの中では、
カーボン14という放射性物質、ラジオアイソトープがどんなふうに考古学に役に立っているのかというお話だったんですけれども、
その背後にある数学的なメカニズムですね、
それは何だったのかというと、実はムーアの法則として知られている、
コンピューターの世界で有名な法則があるんですけれども、それと全く同じですよというお話でした。
どんなお話かというと、ムーアの法則というのはちょっといろんなバリエーションがあるんですけれども、
およそコンピューターの中に内蔵しているチップですね、CPUという図のサイズ、
サイズというのは大きさじゃなくて、中身の部品の数、トランジスターなんですけれども、
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トランジスターの数が2年おきに2倍になっていきますよという法則、
これはゴードムーア博士が唱えられたんですが、法則というのは経験則ですね。
2年で2倍ずつになっていく、いろんな説があります。
1.5年で2倍という説もあります。
ここらへんちょっと幅があるんですけれども、2年で2倍ですから、
ちょっと計算が難しいので、1年で2倍ということにしておきましょうか。
仮にですね、1年で2倍すると、2年で4倍ですね。
3年で4倍のさらに倍で8倍。
4年で16倍。
16倍の次は、32倍、64倍、128倍、256倍というふうになっていくんですけれども、
つまり8年後に256倍でしょう。
あっという間に増えていくんですね。
逆に、1年で半分というふうに考えていくと、
2年目で2分の1、3年目で4分の1、4年目で8分の1、
あれ、間違えた?
1年で半分でしょ?
2年で4分の1でしょ?
3年で8分の1でしょ?
4年で16分の1。
8年後には256分の1、9年後には512分の1というふうに、
今度は急激に減っていくんですけれども、
この法則でいくと、ゼロにはならない。
どんどん小さくなっていくんだけども、ゼロにはならない。
逆に増える方は無限に大きくなっていく。
というようなことが思い浮かべていただきたくて、
これが何なのかというと、
高工学におけるカーボン14という放射性同位体、放射性元素、
これはカーボン14自体は5000年ぐらいで半分になるんですけれども、
1万年で4分の1、
それから1万5千年で8分の1。
減っていくんだけどもゼロにはならない。
なかなかゼロにならないので、
年代をずっと遡って調べることができるというお話でした。
逆に今度は増える方を考えると、
増える方も減る方も1年で2倍なのか2分の1なのかという掛け算の係数が違うだけで同じ式なんですね。
増える方を考えると、これはコロナウイルスの増え方を考えてもらうとすごくわかりやすいんですけども、
例えば1日で1人が2人移すとしましょう。
1日目で2人です。
そうするとその2人が今度は次の2人ずつ、つまり4人ですよね、移すので、
2日目で4人、3日目で8人、4日目で16人ですね。
もう8日目には256人ですね。
ニュースレターの方には簡単な試算を載せていますが、
もしみんなが免疫持ってないとしてですね、ワクチンもない、
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必ず1人が2人移すとすると、4.5ヶ月で日本の人口を上回ります。
このぐらい爆発的に増えていくんだ、これがムーアの法則の背後にある、
正しくは指数関数的増加というような法則になります。
この法則にのっとっているということですね。
新型コロナウイルス感染症の増加の仕方であるとか、
それからカーボン14の減衰の仕方であるとか、
といったものがこの指数関数という数学関数の性質にのっとっているというお話でした。
ニュースレターの方には具体的な関数のグラフも書いておりますので、
そちらもご興味のある方は見ていただければと思います。
ここまだちょっと入れそうなんですけれども、そろそろ撤収しようと思います。
今日は短いですけれども、聞いてくださって、見てくださってありがとうございました。
また次回YouTubeポッドキャストでお会いしましょう。
市でした。