1. 奏でる細胞 MUSIC & SCIENCE PODCAST
  2. #01 新番組スタート 第1回奏..
2022-06-24 21:10

#01 新番組スタート 第1回奏でる細胞(音楽王国) 絶対音感ってどのくらい大事?アメリカの指揮者が語ります

新番組のスタートです。 

科学教室の先生タツと指揮者カルロスが語り合う番組「奏でる細胞」はアメリカのインディアナ州から発信しています。 

音楽を語るコーナー「音楽王国」では指揮者カルロスから音楽のことをいろいろ学びたいタツが基本からいろいろと教えてもらいます!  

生物を語るコーナー「細胞王国」では、タツが生き物や健康についての話を科学が苦手なカルロスに丁寧に話をします。

 第1回では絶対音感について、オンチ歴40年超のタツがカルロスにいろいろ聞きます。  

トラブルに振り回されるタツとカルロス、初回からいろいろありますが楽しく聞いてみてください。 

イントロ 

0'10 番組の説明 

3'40頃  録音の様子と内容など 

7'00頃  カルロス登場 

8'10頃  絶対音感とは何か 

10'00頃  音の幅ってすごく広い 

12'00頃  相対音感について

14'00頃  絶対音感のいいところとわるいところ 

18'00頃   絶対音感よりも大切なこと 

20'00頃 絶対音感があっただろう音楽家はわかる 

24'00頃 まとめ

この番組はアメリカインディアナ州にある親子科学教室と猫カフェの応援により放送しています。 

Spotify

https://open.spotify.com/show/0xUhOqvpo69YiT7pmYdech

Applepodcast

https://podcasts.apple.com/us/podcast/奏でる細胞-music-science-podcast/id1631540408


リスナーからの感想お待ちしています!

https://forms.gle/Vsx7t9iFwC5VsxTbA

↑お便りはこちらフォームから受け付けています

Twitter:  https://twitter.com/tatsukono

科学教室  https://eurekakagaku.wixsite.com/home/about_us

猫カフェ  https://www.ninelivescatcafe.com/

テーマ曲(奏でる細胞オリジナル) The sense of wonder & Sinking In & Pondering  演奏:カルロス  作曲:Kelley

00:00
奏でる細胞＀SCIENCE & MUSIC PODCAST
はい、奏でる細胞のタツです。
ゆりかです。
この番組は、科学教室の先生とアメリカで活躍する指揮者が、音楽と科学について語り合う番組です。
今回がね、第1回ということで、記念すべき第1回と言いたいところなんですが、
実は2時間半かけてですね、なぜこの番組をやりたいか、そしてなぜカルロスさんとやるのか、そういったことを話し合った第1回があったんですが、
2時間半ぐらい喋ってですね、第1回から第5回ぐらいまで撮ったんですけど、まさかのですね、録音機材の、初心者ですからね、ミスがあったということで、全部ボツになりました。
その時に話した内容を簡単に言いますと、対話ということを僕はここで大事にしたいんですね。
それはディスカッションじゃなくて、相手が話したことを心に受け入れて、そして自分の人生に役立てていくという対話をしたいなと思って、
で、その相手として選んだのが、僕は細胞の研究をしているんですけど、
細胞の中にいろんな協調とか情報のやり取りとか、細胞と細胞が話しているようなことを研究しているんですけど、
そういったものを見てた時に、これは音楽だなと思って、音楽の専門家の話を聞いて一度学び直したいなと思ったんですね。
で、その時に彼これ7年、8年ぐらいかな、仲良くしている、アメリカで活躍しているカルロスさんという指揮者の方がいるんですね。
で、日本人の指揮者なんですけど、やっぱり海外で活躍されている中で、世界中の一流の音楽家の人たちと一緒に組んでですね、音楽を作っている。
で、どうやってそうやってリーダーシップをしているのか、カルロスさんの指揮棒にね、みんなが敬意を持って注目してですね、演奏する。
その演奏する姿を僕は科学教室の子どもたちを連れて行って、みんなで見せてもらったりしたんですけど、
やっぱりね、かっこいいし、その音楽に説得力があるというか魅力がね、こう溢れてて、やっぱり大きな拍手の浴びるその中で、やっぱ最高のパフォーマンスをしようというそういう姿にすごく感動して、
で、彼と一緒にね、いろいろ話していきたいなっていう話をして、彼にもすごく分かってもらって、で、いろんなルールを作って、
一つはここで話しているうちに決まったことは、できるだけ実行するというようなルールを二人で決めて、それでスタートさせましょうという風になったんですけど、
先ほども言ったように、録音が全部ダメになっちゃったんで、取り直そうという風にしたら、その次の週の準備が全部整った時にですね、カルロスさんが好人になってしまって、
それで録音ができずにですね、1ヶ月ぐらい経っちゃったんですよ、1回目からね、そしたら昨日やっと録音が終わったんですけど、いや難しいですね、思ったようにならない、
03:04
というのもですね、もううちの家族が妻とか子供がいるんですけど、みんなバイオリンやってまして、で、カルロスさんが来るってなるとね、みんな嬉しいんですね、みんなカルロスさんのこと大好きだから、
で、おいしい料理を準備して、カルロスさんもおいしいワインを持ってきて、で、みんなカルロスさんの音楽についていろいろ聞くわけよ、音楽がすごくいいとか、
音と音の間に作曲家がどんなストーリーを入れ込むか、なぜその音楽にここの音とここの音の意味があるのかとかを聞いたり、
あの作曲家はこうであるとかそういう話をね、聞くともう本当に魅力的で盛り上がってしまって、ラジオの録音のことを忘れるくらい楽しんでしまう、
まずカルロスさんが家に来て一緒にご飯を食べて、それから収録っていう風に考えてるんだけど、その前の暖気っていうか、温める段階で温まりすぎるというか、
で、結局どうなったかっていうと、第1回から第5回ぐらいまでの録音が終わりました。これからそれを皆さんと聞いていってもらいます。
思ったようにはいかないねって言った理由がですね、盛り上がりすぎてうちの妻も一緒に喋りたいとか、
あとカルロスさんもカルロスさんでこれ喋りたいとかこれ聞きたいとかっていうのはちょっとワインも入った勢いの中で楽しくやってます。
その中で僕がこれ僕が思っている通りと違うんだけどなっていう葛藤も入っちゃってるんですけど、それもまあいいかなと思って、
だからまあ初心者が初めてですね、こういう風になってるけれども、最初のつまずき3回ぐらいつまずいてこんな風になってしまったけど、
そこから盛り返すところを皆さんに見ていただきたいと思います。
この番組なんですけど、まずは10ヶ月限定でカルロスさんのお時間をもらって、僕とカルロスさんでいろいろ続けていきます。
最初のエピソードなんですけど、妻とカルロスさんが好きな音楽とか音楽を始めたきっかけとかを話しているところ、
僕も興味を持ってそれを聞いていたり、僕が最初に日本で研究にのみ込むきっかけになった鳥のコウケットの話だとか、
あとはカルロスさんが識者に目覚める識というものに実際に関わることになった経緯とかですね、そういったことを楽しく話していると思います。
途中子供が入ってきて、オレンジ食べたいとかいうようなハプニングもあってしまってるんですけども、それも含めてちょっと流してみようかなと思っています。
気軽な気持ちで、あとは戸惑っている僕のことも含めてですね、楽しみながら聞いていただければと思います。
それでは新番組、奏でる細胞のスタートです。よろしくお願いします。
はい、奏でる細胞、また音楽王国カルロスさんに色々聞いていくところです。カルロスさんが音楽の話をご覧にしてくれるところです。
お願いします。
06:01
質問します。まず絶対音感がないと識者になれないみたいな話を聞くんですけど、絶対音感がないと識者になれないんですか?
ネットでそういうこと書いてあるんですか?
音楽家になるには絶対音感が必要で、絶対音感というのは生まれながらに決まるのか、トレーニングで決まるのかもしれない。
そうだね、日本人の絶対音感教育みたいなのってありますよね。多分、アメリカにはないんですかね?
ないな、アメリカには絶対音感…
大地、絶対音感って一体何なの?
じゃあまず絶対音感について始めましょう。僕はおそらく家系的に絶対音感がある家系に生まれました。ただ、兄はない。姉はある。僕はある。ただ、僕はなんとなくでしかわからない。うちの姉とかと比べたら。
お姉さん音楽家なの?今。
じゃないですけど。
けど、ある。
あの人は昔からあったね。まずその絶対音感何かって言った時に、パーンって言った時に、これがどんな音かわかるかわからないかっていうのが一般的に言われている絶対音感だと思う。
で、俺わかんないこれ。わかる人はわかるから、例えばこれでこの例えばグラスをこういくつかやって曲をやったりするっていうのはあるね。で、僕が理解する絶対音感っていうのは、そうって言われた時に、そうってわかるっていうこれだと思うんですよ。だから識別ってことだ。
でも音楽家に必要なものってちょっと違うなって僕は思ってて。その識別ってするだけっていうことであれば、例えば車のクラクションとか、僕にとってはファラーって聞こえるんですよ。
でもファラーって聞こえないときもあるし、遠くにいるとファラーのちょっと低いバージョンっていう風に聞こえるときもあるわけ。でも結局音ってそのファもラもものすごい広いんですよ。
ファの、例えばラって440Hzっていう風に言われてるのね。ラの真ん中のラ。ここが一番安定してるから大声が演奏してオーケストラがチューニングする。
でもこれが440のところと、吹奏楽では442、高いところで444、とか高熱でそのマーチングでやってたら440で合わせるとか、今度その半音上のBbで合わせる。みんな米感だから。
09:06
気温っていうかその音ってみんな違うんですよ。絶対っていう風に言うけど、それには当然ちょっと上がちょっと高い音が低くなって、しかもそれの音色がある。だからクラクションのファラーはホルンのファラーかもしれないけどピアノのファラーではないわ。
音色っていうところが。
だからその音を識別できるっていうことであれば、特定の音楽に対してすごい近代的な音楽で、ダダダダダダっていうような音楽に対してその音が全部識別できるっていうのを良しとするんであれば、そういう音楽をしなきゃいけない指揮者にとっては向いてると思う。その絶対音感があるということ。
でもそれ以外、世の中90%の人はそれを生まれ持ってなくて、レラティブピッチって相対音感っていう風に言うよね。相対音感だとその移動度とかって聞いたことある?
ソがソをドで読むとかわかる?だからそのリコーダーとかもソをドで読んだりとかっていうの。そういうのとかは僕ら、僕とか姉とかにとってはすごい苦しい。
なので音楽をやりたい人で相対音感があれば、てか多くの人があるから全然問題ないと思う。
なるほど。だから絶対音感がなければダメというものではない。
ダメではない。ただし指揮者として絶対音感があると楽。楽というか絶対音感がある人が必ずしもそうかわからないけど、頭の中で音が奏でられる。
なのでモーツァルトのスコアとか楽譜を見たときに、例えばそれがシンフォニーの40番とかだったときに音が頭の中で流れてくるっていうのができるから、どこでも勉強できるよね。
どこでも勉強できるし。楽器がなくても。楽器がなくても、そう。
で、それを他の指揮者の友達に聞いたら、彼は相対音感で音が頭に全く流れない。
ただ、曲を例えば33分ぐらいの曲を全部聞いたとするじゃないですか。
そしたらギターで再現できる。
で、それプラスそれを移調することもできるわけ。そんなこと僕にできない。
音だから。
そう。
で、僕と姉なんかはカラオケ行くと必ず原調に直さないと歌えない。
なるほどね。
12:01
そう、あとは胃腸楽器とかサックスとかの楽譜見ただけで最初気持ち悪かった。
ああ、同じく聞こえないから。
その楽譜に書かれた音が鳴ってないから。
S缶とかB缶って聞いたことあるじゃないですか。
ラで始まってるのとかシで始まってる。
だからドがシなのね。
そうなるともう気持ち悪くします。
そういう柔軟性みたいなのは失われてしまう。
失われてるから。
絶対音感がある代わりにね。
そう、だから楽譜を読む時も大変で。
ビオラの楽譜って真ん中がドなんですよ。
だからそのドから中心に読むようにしてるよね。
じゃあ今度クラリエットとB缶とA缶があるから
だからドがラになってる時とドがシのフラットになってる時がある。
それをちゃんと頭で、分かんないけど
頭でこれがシのフラットだって思ってないと
間違ったことが頭の中に流れちゃう。
もう一曲こんなすごい気持ちあるよ。
分かる?言ったことあります?
気持ち悪さは伝わらないけど
気持ち悪いだろうなっていうのは分かる。
この音で来るって
見ちゃった時に音符見ちゃった時に思ってんだけど
楽器違うとルールが違うから
違う音が入ってきて
その音を自分の頭の中で出しちゃって
他の音と一緒に奏でちゃうんだよね。
その時にここだけおかしくないと思ったら
クラッシュしてた。
曲って大抵編曲とかされてるから
違うキーで今のポップスとか当時のポップスとかが作られてるんですよ。
そのような吹奏楽に弾きやすいようになってる。
でも僕らは音を聞いたらそれでしか覚えてないから
違う曲なんですよそれが。
だから絶対音感って
ある人はすごい生きにくい世界だと思う。この世の中って。
だってエレベーターの音楽じゃないけど
コンビニとか入ってピンポーンってシーソーとか聞こえたとするじゃない?
そうするとそれがさバッテリーがなくなってると
Cのちょっとフラットっぽくてソのフラットっぽくて
うちの姉とバッテリーがない
入れないで変えないとダメだよってかと思ってるんだよ。
そこでそれは気持ち悪いよ。
なんかそれ今気づいたのは
日本の特にそういう定義っていうか
絶対音感がある人とない人って分けた時に
くくるのが好き。
例えばA型の人はこういう人、B型の人はこういう人とか
くくるのが好きじゃん。
しかもその日本のくくってこういう人はこういう人なんだ
つまり絶対音感がある人は
15:01
例えば音楽家に向いてるんだみたいな
その説が一人歩きしちゃったところと
あと日本人の特に英語とか
例えば英語だと発音にばっかり意識が行ってて
どういった単語を使うかとか
どういった時にどういう風に使うか
フランクな英語とオフィシャルな英語と
使い分けるかっていう能力とかをちゃんと見ないで
発音だけでこの人英語うまい、下手って決めたりする
このちょっともしかしたら日本人のちょっとこう
こだわる性格みたいなのがちょっと出たのが
もしかして一つが絶対音感なのかなって思った。
アメリカ人ってその話聞いて思ったけど
アメリカ人って絶対音感がある人って
2人ぐらい言ってるんだけど
その人たちはもう本当にすごい強い絶対音感
だからやっぱり一応音がキーがちょっと下がってるだけで
指揮者としてすぐ音が低いとか
そうするとやっぱり演奏家としては
本当に基礎の基礎を言って自分は層を出してて
それが低いって言われるのは
やっぱりちょっと反発心を沸かしちゃう
だからその人は指揮者としてあまり成功できなかったです
面白い
でもう一人の人は音楽性に欠けてしまうと
ケリーが教えたんだけど
クラリネットを教えたんだけど
その子はコリアン系の子かな
絶対音感が完全にある子で
曲を聴けばクラリネットに変換できるんですよ
ピアノにも変換できるし
それってものすごいスキルがいることなんですよ
音楽を聴いて楽譜に直して
しかもそれを移調して演奏してるわけだから
それがすごいなって思ったんだけど
どうしても音楽性に欠けると
そうするとやっぱり響かないのよ
オーディエンスが聞いてて
事務的に音を流してるっていうかさ
こだわりが強すぎてロボットみたいになっちゃう
というか実体のない点が見たくなっちゃう
面白い
だから普通と言わないけど
相対音感の世界なわけこの世の中っていうのは
僕の考えだけど
チャイコスキーとウォーグナーは相対音感が相当あったと
絶対音感がなかったんじゃないかなと
僕は思う
曲を聴いてそういう感じがするからなんだけど
でも絶対音感があるだろうなっていう人もいるわけ
俺として
それが分かるだけでも面白い
僕はそうだろうなって思う人はいく
例えばバルトークとかヒンデミットとかは
絶対音感があったんじゃないかなって僕は思う
でも声優音楽って基本的には
18:00
相対音感ってできてるから
だから相対音感って要は
副当点なんですよ
そのハーモニーだから流れがあるわけ
だから動きがあるじゃんステップができるわけ
それがその人は絶対音感で音楽性がないために
ドソドソ
ビブラートがないんだ
一緒に歩めないわけその人の曲を聴いても
でもこれがドソドソドってなってるのか
ドソドソなってるのかっていうのをちょっと変えるだけで
要は相対音感的にするだけで
その動きが出てくるんだけど
それをするのにすごい時間がかかるというか
それが大変なわけ
多分だから僕は思うけど
グレングルーとかも絶対音感あると思うんですよ
ただあの人はそこに音楽を入れられるし
そういう訓練をした人だと思うんですよね
でもそうじゃないと
いつも思ってるのは
ベースボールカードってあるじゃん
ベースボールゲームのプロックで付いてくる
野球選手が付いてるじゃん
あれを見た瞬間
このチームのこの人だっていうのが分かるっていうのが
絶対音感だと思う
でも野球選手になれない
それを分かったとしたら
野球選手になるためには才能がなきゃいけないし
それだけじゃダメだ
そういう人がスイングもできて
ちゃんと基本的なことができて
しかもいい選手にならないと
野球選手になれないじゃん
だから絶対音感って
あったらあったでいいかもしれないけど
それが必須ではない
必須ではないし
僕はそのマイネス面をたくさん見てきたから
自分も体験してきたし
ある人はある人で
その弱点を克服する努力をして
なっているってことだね
柔軟性っていうのを得ていくために
いろんな努力をしていく
逆にない人はない人で
絶対音感を得るための努力というか
絶対音感と近いように
音を認識できるようなトレーニングをする
ある人もない人も
それぞれの努力があってこそ
いけると
いいこと聞きました
思い込みで絶対音感がないと
音楽の世界に入れないというのは
思い込みです
という結論が出ました
ありがとうございました
21:10

コメント

スクロール