週末版ではゲストを招いて、脱力系ながらも本質をついた商売論・人生論を展開。NewsPicksではこのPodcastを元にした記事も配信しますので、ぜひそちらもご覧ください。聞き手は、音声プロデューサーの野村高文が務めます。
■NewsPicks掲載記事:
https://newspicks.com/news/7175906
■ゲスト:
渡辺 創太(Stake Technologies CEO)
■MC:
亀山 敬司(DMM.com 会長)
<SNS>
・Twitter:https://twitter.com/kameyama66
・Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100005127937437
<掲載メディア>
・NewsPicks記事 シーズン3(最新): https://newspicks.com/user/20009 /シーズン2:https://newspicks.com/user/9701 /シーズン1:https://newspicks.com/user/9314
・NewsPicks音声:シーズン2 https://newspicks.com/movie-series/30/
・NowVoice: https://voice.nowdo.net/
・Voicy: https://voicy.jp/channel/1616
・週刊文春オンライン: https://bunshun.jp/category/qa-kameyama
■サブMC:
野村 高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)
・Twitter:https://twitter.com/nmrtkfm
00:02
はいどうも、DMMの亀山です。亀っちの部屋ラジオ始まります。
音声プロデューサーの野村です。今週もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、今週のゲストをお呼びしたいと思います。
Steak Technologies CEOの渡辺創太さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、どうも。
亀山さんと渡辺さんは、実は初対面なんですよね?
初対面ですね。もちろん亀山さん、めちゃくちゃ有名なので、もちろんゾッチ上げているんですけれども、実際にお話させていただくのは初めてですね。
いや、俺もちょっと、あのー、創太くんの、創太でいいかな?もうこの際だから。
はい、全然大丈夫です。
創太の名前はもうしょっちゅう聞くよ。あっちこっちで今。
あ、本当ですか。嬉しいですね。
いや、まさに渡辺さんはですね、今Web3の中では最注目の若手起業家ということで、今ちょうどですね、日本初のパブリックブロックチェーン、アスターネットワークを開発、主導されています。
今日はですね、そのアスターネットワークっていうのが一体どういったものなのかっていうお話と、あとは最近日本のWeb3のスタートアップ環境について盛んに情報発信をされていますので、その辺りもぜひ伺っていきたいなと思っています。
そうしました。
はい、ということで、すみません、いきなり代表自らにこんなご質問するのも恐縮なんですけど、アスターネットワークとは一体何なのかっていうところから、ちょっとリスナーの皆さんへのご紹介も込めてお話いただいてもよろしいですか?
そうですね、分かりました。Web3っていう言葉が今、年末くらいからですかね、ものすごい注目を受けていて、いわゆる分散型のウェブって言われるんですけれども、そのバックボーンにブロックチェーンっていう技術が使われています。
ただ、このブロックチェーンっていうのが今、繋がってないんですね。ビットコインがあったりとか、イーサリアムがあったり、アスターがあったり、ソラナとかアバランチがあったりとか、いろいろブロックチェーンがあって、基本的にこれ繋がってなくて、これを繋ぐためにはトランザクションコストが高かったりとか、時間かかったりしてしまっているのが現状です。
インターネットも昔、イントラネットって言われる時代があって、TCP IP プロトコルみたいな接続するプロトコルが出てきて、今のインターネットみたいな形になっているので、今シンガポールにいるんですけど、日本とシンガポールで話せるのって繋がっているからだと思うんですね。
ブロックチェーンは今もう完全じゃないんですけど、繋がってないので、これを繋ぐようなアプリケーションのプラットフォームを作ろうとしていて、それがアスターネットワークになります。
そういったものっていうのは今までほぼなかったってことなんですか?
そうですね。今までやっぱり独自のスマートフォンのプラットフォームだとか、ビットコインみたいなプラットフォームとか、ウォーのタケノコみたいにいっぱい出てきているので、ここを繋ぐプロトコルっていうのがまだまだ存在しなかったっていうのが今のステータスなんですけれども、今やっと何個かプロジェクトが去年とかから注目を浴びるようになってきていて、そのうちの一つがアスターですね。
分かりました。
でもなんか俺がちょっと事前に勉強させてもらったのは、それを繋ぐのはポルカドットだっけ?
03:03
ドットですね、はい。
それが繋ぐやつなんだよね?
はい、そうですそうです。
で、それを繋ぐやつの中で、自分もそれに繋がる感じの中でアスターがあると思えばいいのかな?
はい。あ、亀山さんめちゃくちゃ勉強されていますね。
真面目にやる。
ポルカドット…
YouTube見たいよ。
YouTube見て真面目に勉強して。
ポルカドットっていうのが、異なるチェーンを繋ぐ大元の主体ですね。
ポルカドットっていうのも一つのブロックチェーンなんですけど、ポルカドットないとポルカドット外を繋ぐのがアスターでもあります。
なのでポルカドットは、EUみたいな感じですね。
EUがあって、これポルカドット自体なんですけど、ドイツとかフランスとか、いっぱいイタリアとか国がいると。
で、我々が作ってるのはフランスとかドイツみたいな国で、
でもドイツってじゃあ日本と交易してるよねとか、アメリカと強い繋がりあるよねみたいなもので、
EUっていう中にいるんですけど、アメリカとも繋がってるみたいな。
そういうのがアスターですね。
なるほど。
EUは直接アメリカと繋がってないんですね。今回のアナロジーでは。
ちなみにソーターは何歳なの?今。
今27に選手になってしまいました。
うちの息子と一緒だね。
本当ですか?
ちょうど。すごいですね。なんと偶然。
そうか。で、シンガポールに今ずっといるんだ。
そうですね。やっぱり後々お話させていただくと思うんですけど、
日本の税制とか法律の部分が、やっぱりWEB3とかトークンを発行でやるのがものすごく厳しくて、
どうしてもシンガポールに行かざるを得ないという感じでしたね。
それはなんか俺も最近勉強して、政治面で大変だしね。
本当ですよ。それこそ神山さんみたいなこの経済界でパワーがある人たちのお力添えでやっぱり変えていきたいなというふうに思ってます。
僕はまだまだ若すぎるんで、僕言ってもなんか響かないんで。
でも自分の方から、今政府に働きかけてるとか聞いたけどね。
そうですね。先月日本に1ヶ月くらい行かせていただいて、
河野太郎さんとか平田正明さんとか平井拓哉さんとかとお話をさせていただいてますね。
でもやっぱり我々はもう本当に海外で結果を出すだけなので、海外で結果を出せば日本も今まで気づいてなかった問題点とか気づくかなと。
どちらかというと僕はロビーングをしてるつもりはなくて、どちらかというとボランティアなので、
日本のすでにお力のある方とか、日本でやられてる暗号さんと一緒の方々とかが、しっかりロビーングしていただきたいなというふうに思ってます。
本当は俺たちみんな年寄りが頑張らなきゃいけないのを君たち若手がやってもらってるって感じだね。
いやでも好きなことやってるだけですよ。
聞いた話だと結局日本だとトークの価値が上がっちゃうと、お金ないのにもう税金払わなきゃいけないっていう、そういう話なの?
06:08
そうですね。一番大きな問題は暗号資産の期末課税って言われている問題でして、
暗号資産を会社なので毎日期末があると思うんですね。その期末に暗号資産を保有していることで課税対象になってしまいます。
例えば今アスターネットワークっていうものが我々作ってるんですけれども、
ビットコインにビットコインっていう通貨があったり、イーサリアムにイーサっていう通貨があったりするのと同じで、
アスターネットワークにもアスターっていう通貨があるんですね。
今株も含めて相場が落ちちゃってますけど、先月とかまでだいたい2000億円とかの自家総額があって、
例えばですけどものすごく単純化するために50%を我々の会社が保有してます。
例えばですよ。そうすると1000億円保有してることになるじゃないですか。
その期期をまたぐと来年だいたい法人税30%なので300億円分を利格してないのに来年払わないといけないんですね。
なのである程度自分たちのトークンを売らなくちゃいけない。
株だったらすごいことで。株の価値が上がるたびに売らないといけないっていう市場で。
そんな誰も株式会社できないですよねっていうのと一緒で、シンガポールとかドバイとかスイスとかだと、
アメリカとかでもそうですけど、利格しない限り課税対象にならないんですね。
やっぱりそれが今の一番大きな問題ですね。
あと日本の法律だとどうしても前向きな法律ではないというかチャレンジしにくいですよね。
ダメなことを書いてあるっていうよりかは書かれてないことをやっちゃダメっていうカルチャーなので、
どうしてもブロックチェーンとかウェブスリーとかまだまだ法律で定義されてない部分じゃないですか新しいので。
なのですごいやりにくいですね。
確かに俺たち取扱いの通貨も結構大変じゃない?金融庁とか。
そうですよね。
だからやっぱり海外ですぐ上場できるのに日本だとなかなかできないっていう問題もあるよね。
おっしゃる通りですね。
アスターも日本初のチェーンなんですけど、それこそバイナンスとかアメリカにも上場してますし、
多分日本が最後になるんじゃないかっていう日本人としてはすごいやるせない気持ちですね。
じゃあもう今はその通貨は海外では上場してるんだ。
はい、海外では基本的に上場してますね。
バイナンスもそうですし、HobbyとかOKEXとかGatesとか、
あとそうですねコインベースにも今出資していただいているので内部での議論は進んでるかなというふうに思います。
日本ではまだ上場してないの?
日本ではまだ上場してないんですよ。
だけど海外で上場して自家装がついてたらもう納税しろとなるわけだ。日本にあった場合。
そうです。これもまた難しくて、納税の対象になるかならないっていうのが活発な市場が存在するかっていうふうに定義されてるんですね、法律上で。
09:03
でも活発な市場って定義されてないんですよ。
めちゃめちゃ難しいですね、それ。
だから僕がトークン作って亀山さんに送りました。1トランザクションあります。
これが活発な市場だっていう定義される可能性はあるわけですよね。
なるほど。
だってトランザクション起きてるから。
バイナンスとかに乗っちゃってたらこれは間違いなく活発な市場だと思うんですけど、
じゃあ分散取引所とか1トランザクションしか送ってないみたいなのが活発な市場に該当するか該当しないかっていうのは誰もわからないわけですよね。
だから国税庁とか金融庁の定義とか気持ち次第で変わっちゃうと。
それが非常にやりにくいですね。
なんかY説物の定義ぐらい難しいね。
確かに。
そうですね。
確かになんかあれですね、あれで見ましたね。
全裸監督でなんかその辺の定義が難しいっていう話があったような気がしましたけど。
今だとドラッグが入ってないとY説だったらしまる。
神山さんもそういうところとの戦いというか、きわどいラインの攻めき合いっていうのはすごいご経験あると思うんですけど、
なんかそこで注意されてたこととか、もしくはそこをどう折り合いつけてやっていくので、なんかインサイトとかありますか?
そうだね、やっぱそういうのって言うと長くやろうと手堅くやるしかなくなってくるんだよね。
だからもともとマウントボックスの事件があったあたりからちょっと滑走通貨とか触りたいと思ったんだけど、
うちやっぱ商権とかやってたからさ、いろんな中でリスクがあるんじゃないかとか、
そういうのを触ること自体がちょっとグレーなイメージがあったじゃん、昔、滑走通貨。
そうなると俺がやりたいって言っても社内の反対もあって、
もともとコインチェックとかああいうビットフライみたいなことをやろうとしてた時もちょっとなかなか踏み出せなかったんで、会社として。
なるほどです。
商権がしやってるからっていうのもあってさ。
だから出遅れちゃうんだね、いろんな面でね。
そうですよね。
やっぱすごいなと思うのは、よくアメリカ行くんですけど、アメリカ人のマインドセットは本当にすごいですね、そういった点で。
なんか一時期、ビットコインなんてもらえないみたいな風潮があったんですけど、
中国とかが全面禁止したら辺から、いや俺たちはもう進めるぜ、みたいな。
ビットコインとかブロックチェーンみたいなものを公に政府がトップダウンで進めるっていう意思決定をしようとしてるので、
過去いろいろあったけど、マインドセットの転換とかがすごいですよね。
そうだね、そこがちょっと確か日本がね、だって昔は渋谷がもう俺政治になるかと思ったぐらい思ってたからね。
そうですよね。
それがなんか一気にちょっと傾き変わったからね、あの時ね。
そうですよね。
いやでも、2016年とか17年とかは日本にいっぱい人が、世界のトップの人が来ていて、
それこそ六本木とか渋谷とかにDMMさんのビットコインの報告がバーンってあったじゃないですか。
12:00
今もあるのかな。
そういうのを海外の人たちが見て、いや日本はクリフトの先進国だね、みたいな。
そういう捉えられ方されてたんですね。
そういう認識をされてたんですよ、ずっと。
でもただいろんな事件があったりとか、法律の面が厳しくなったりとかで、
今は結構日本はほとんど注目されてないですね、残念ながら。
その辺の切り替え心がちょっとね、早かったんだけどね、昔は本当に。
そうですね。
ちょっと事件が起こると一気にみんな保守的になるしね。
いやそうですね。
確かに。
なので我々みたいな若者はどちらかというと海外に市場を求めて海外で買って、
日本はもう最後っていう感じで日本に返してくるっていうのが勝ち筋になるんじゃないかなっていうのは思ってるのと、
やっぱりこれはブロックチェーンに限らず、今やっぱり日本のマーケットって今後小さくなっちゃうので、
今後じゃあ海外化をどうやって取ってくるかとか、グローバルでどうやって戦ってるかみたいな文脈が、
クリフトに限らずすごい重要なんじゃないかなって思いますね。
なるほどね。
実際今今回作ってるのは日本では初のパブリックブロックチェーンのものってね、結局。
ただ海外ではやっぱり日本初とか、例えばヨーロッパの人とかもどうでもいいと思ってるので。
確かに。
日本初のみたいなのは英語では言わないですね。
ちなみに海外で買ってそれを日本に持ってくるって話だったんですけど、
その海外で勝つっていう状態は渡辺さんとしてはどういう状態になったらある程度いけたなっていうふうに思うんですか?
やっぱり一つは時価総額と、もう一つはネットワークの上にどれだけグローバルでアプリケーションが載ってるかっていう部分だと思いますね。
今まだ我々2年半くらい開発をしてきていて、
ローンチしたのが1月なのでまだ半年も経ってないんですけど、
今だいたい40とか50くらいのアプリケーションが載っていて、
まだまだ本当に赤子みたいなものなんですけど、
これが例えば1000とか2000とかアプリケーションが載ってきて、
それはNFTだったりとかDeFiって言われる分散金融だったりするかもしれないですけども、
載ってきて、時価総額も本当にトップ50とか世界で入ってこれれば、
それは世界で認められていることになるんじゃないかなっていうふうには思います。
なるほどね。もともと俺もきっかけはそれで、
うちよはら取引所FFとかやってたのもあったから、
円とかドルじゃなく仮想通貨の取引っていうのが面白いなっていうとこが、
数年前のお礼だったんだっけよ。
だからその頃にやりたいよねってその取引所をね。
だからその価格の上がることにはあまり興味なくって、
いまだにビットコミ持ってないんだけどね、俺ね。
取引所の代表ですけど、持ってないってことですね。
それは持った方がいいです。
だけど、今年入ってからさ、2ヶ月くらい前くらいかな、
15:01
Web3のちょっと概念を見たときに、
これちょっと面白いわと思って、
もともとは俺は通貨の上がり下がりをみんながやって、
その手数料とかはビジネスになるな、
ぐらいの思いの興味だったんだけどね、ブロックチェーンも。
だけどちょっとWeb3とかの今後の形が変わるみたいな
分散化みたいな考え方っていうのが逆にちょっと面白くなって、
最近改めて勉強始めたのよ。
良かったです。
だから今のブロックチェーンの世界ってNFTとかも含めて、
人が待てよっていう横魂、魂みたいにクリミットになるぞってやつが来たり、
する一方で若い奴らがそのテクノロジーに新しい可能性を感じて、
理想的なものを感じてるとこがあるよね。
そうですね。
こっちの方がちょっと実は興味があってさ、
先週メーターマスクを作って、
昨日初めてクリプトバーっていうとこ行って、
それでイーサで生ハムを買ったっていうのを初めて使ったんだけどね。
おお、いいですね。
いいですね。
そこで会ってるやたらといろいろ話をしていくと、
なんとなくね、今の時価総額とかの価値以外の面白みが感じてた。
そうですね。
そういうときにソーターの名前が出てきて、
本当ですか?嬉しいな。
みんなソーター教の信者になってるんじゃないかっていう。
ウェーブスリー教みたいなやつがあってさ。
でも本当に思うのは、やっぱりこのクリプトの領域って、
お金持ちになるスピードが尋常じゃなく早いんですよね。
それでビジョンとかがないファウンダーとか投資家はヨット買うとか、
リタイアするとか、それでお金持ってるぜアピールをしたりとか、
しょうもないことをずっとやってるんですけど、
やっぱりそのコアオブコアの人たち、
それこそビタリック・ブテリンとか、
ギャビン・ウッドっていうポルカドッグを作ってる人とか、
やっぱりその先見性のある人たちは本当にここに人生をかけてて、
自分のスタンもそれこそ95%以上クリプトで、
何か新しいものを作ろうとしてる人たちが多いので、
やっぱりその差がすごい激しいのが今だと思いますし、
やっぱりちゃんとやってると思ってる人たちが、
もうちょっと社会性を持った活動、
例えば寄付とかでもいいと思うんですけど、
やっていかないといけないなっていうふうに思っていて、
僕も今年からそういう寄付の文脈とか社会貢献の文脈は
出していきたいなというふうに思いますし、
やっぱりそうですね、結構新しいものとかイノベイティブなものって、
結構いかがわしいものから始まると思っていて、
今まだそのいかがわしいものの枠から出てないんですけど、
10年、20年で見たときに、
おじいちゃんおばあちゃんがディファイを実は使ってるみたいな、
コンビニでブロックチェーン上で発行された通貨で支払いをしているとか、
そうなると便利になる世の中も多分あると思うので、
そういった差分を起業家としては作りに行きたいですね。
18:00
確かに動画配信とかもいかがわしいエロから始まってるからね。
そうですよね。
イノベーションはそういうとこから生まれてきますよね。
本当は使い方の問題で、
結局そういった投資家が注目することで、
次の世界をやりやすくすればいいっていうのがあるよね。
そうですね。
だからそう、よく試して俺とかそういった親父たちを踏み台にさ、
若者たちが載せられるっていうのが一番理想的じゃない?
でもやっぱり亀山さんの周りでも、
若い人たちがWEB3をみんなやりたがってるみたいな熱は感じられますか?
うん。ただね、今はやっぱり、
社内の中はWEB2っていったらなんだけど、
どちらかというともともとの本来のプラットフォーム戦略っていうことで動いてるわけやん。
だからもともとWEB2とWEB3っていうと、
WEB2の方が儲け方が分かりやすいというか、
プラットフォームをやって、要は手すりをもらってみたいな感じなんでね。
そうですね。
だから同じインターネットの中でも、
やっぱりWEB3に否定的というかね、
否定しても結構多いし、
むしろその新しい価値観みたいなものは、
もうほんと10代、20代じゃないと育たないようなイメージがあるんだよね。
それはおっしゃるとおりだと思ってて、
やっぱりWEB2の価値の厳選って、
やっぱりマーケットでの得点とか市場でのシェアとか、
プラットフォームみたいなところにあると思ってて、
WEB3のトークンとかの価値の厳選って分散にあるんですよね。
だからその向きが結構真逆っていう部分があって、
我々も今、ステイクテクノロジーズっていう会社で
アスターネットワーク作ってますけど、
我々の目標で会社を生産することなんですよね。
でもビットコインの裏側に会社ないじゃないですか。
イスタリアムの裏側にも会社ないし、
アスターの裏側にも会社はなくすべきだし、
今までAmazonとかZoomとかFacebookとか使ってるときに、
Zoomって会社とかAmazonって会社とかがなかったら、
このサービス自体も多分ないと思うんですよ。
明日なくなると思うんですよ。
ただアスターネットワークはステイクテクノロジーズって会社がなくなっても、
インセンティブによっていろんな人たちが入ってきて、
僕も一個人として絡んだりとか、
会社なくしても反映していくみたいなのが、
たぶん新しい組織形態の形になるんじゃないかなっていう風に思ってて、
株式会社の次を描きたいですね。
やっぱり若い人たちはそういうところに魅了されてる部分もあると思ってて、
株式会社とかっていうスキームは、
僕らが生まれる全然前からあったもので、
やっぱり誰かが決めたルールの中でめちゃくちゃ戦ってる感が、
僕の中ではあって、
そこを脱却して新しいものを企業化としては作りたいですね。
例えばそれがたぶん会社生産するんで、
IPOとかじゃないんで儲かんないんでしょうけど、
新しいことをやりたいですよね。
いやいや、でもそれがさ、
俺からするとすごく新鮮で、
そういった理想的なものに対して、
結構若者がさ、
21:00
今入信してるって言って変だけど、
その世界観にすごい熱を感じるんだよね。
ちょうど俺がインターネットを始めたのが
22、23年前なんだけど、
その頃もやっぱその価値観に
なかなかついていけないとこがあるわけよ。
例えば俺なんかこういうもんだったら
メールで打たなきゃ仕事しませんみたいな、
電話でダメとか言っても電話嫌ですとか言われてて、
会ったことないやつ同士が仕事してたりするわけよ、
ウェブ上で。
そういう感覚ってちょっとね、
年寄りはね、
その時俺38だったんだけど結構辛かった。
新しい価値観がね。
60年間俺は資本主義どっぷり使ってる人間だからさ、
それをもうマインドチェンジするっていうのは
結構大変なんだよね。
本当にそうで、
若い人たちがこのクリフトとかに
マインド入っていけるのは、
やっぱ無知でバカで体力があるからですね。
本当に。
そういうバカがさ、
結局世界変えたりするわけじゃないかね。
そうですね。
今のGAFAの人間たちが、
やっぱ株主もいてさ、
どうしてもそっちの方に価値を切りにくいっていうのも分かるんですよ。
はい。
やっぱりそれも一つの資本主義の弊害だと思っていて、
やっぱりそのマーク・ザッカーバーグとかが今、
例えばメタっていう会社、
フェイスブック時代ではめちゃくちゃ
世界中から叩かれてましたけど、
彼自身が、
じゃあそんな最初からジャークな人間で、
人々の人権よりも広告とか、
利益のほうが大事だみたいな、
かじゃないと思うんですけど、
やっぱり株主への配当とか、
利益を上げなくちゃいけないっていうプレッシャーがある中で、
ある程度いわゆるこのジャークな、
意思決定をしなくちゃならないっていう、
彼の立場も多分あるんだと思ってて、
そういうところに対する、
株主市場主義への反感みたいな部分は、
今のクリプトの流れにはすごいあるとは思いますね。
だから元々、
ビッグブラザーだっけ?
倒そうと思って、
そっちになっちゃうみたいな、
そうですね。
これ構造的な問題なんだよね。
そうですよね。
そう思った時に、
うち株主いないからさ、
俺しかいないから。
そうですよね。
だからもう、
俺さえ変わればいいんだ、
みたいな感じになってるわけよ。
いや、そうですよね。
だからそれはすごいなと思います。
だから普通の株式会社よりかは、
こっちのDAOとかクリプトに近いですよね。
でさ、
このクリプトとかに、
みんなに、
俺も上場会社の友達いっぱいいるからさ、
話をしても、
いや、うち上場してるからさ、
シンガポールとか、
やっぱりできないんですよ、
とか言うわけよ。
うん、そうですよね。
あれ、やっぱ俺しかいないじゃん、
と思って、
今就職はできない。
そういう考え方なんですね。
なるほど。
非常上なら行けますけどね、
って言われたら、
おお、そうかそうかって、
監査放置に関係ねえんだ、
っていうので、
ああ。
うん、だったら、
じゃあうちも、
うちは作って、
じゃあ特に発行してもいいんだよね、
みたいな話になったわけよ。
確かに。
だから、
俺も近々シンガポール行くよ、
多分。
本当ですか?
シンガポール来られる際は、
ぜひ、
ご連絡ください。
24:00
俺がめんどくさくても、
少なくともスタッフ行かせよ。
そうですよね。
あの、
やっぱりその、
上場会社の人とかとも話してて、
一つ難しいのは、
出国税っていう問題で、
資産1億円以上ある人たちは、
それを担保にしなくちゃいけないので、
そこが結構ハードルになっている
方々多いですね。
若い人たちが今海外出てるのは、
みんな貧乏だからですね。
僕はめちゃくちゃ貧乏だったんで、
1億円持ってないですもんね。
持ってない、持ってない。
スタートアップで、
4億円くらい調達してたんで、
80%とか持ってたんで、
3.2億円くらい持ってることになって、
担保にいなきゃいけなかったです。
それってちなみに、
確か出国する時点で評価が出て、
何割かを税金として
収めなきゃいけないんでしたっけ?
担保ですね。
5年以内に帰ってこなかったら、
募集みたいな。
そんな風なんですね。
10年まで伸ばせるんですけど。
へー。
なかなかしんどいよね、それは。
いや、しんどいですよ。
でも、もともとぐらいでしたね。
もともとでも、
はい。
で、俺が聞いた話だとさ、
VCが投資をして、
その配当として、
その、
トークンをもらったらさ、
はい。
日本にいるLPというか、
出資屋たちが、
何か税金かけられなくなったりとか、
そういう、
そういう、
固定の価値観があるんですかね?
そうなんです。
だから、
やっぱり、
VCが大企業だったら、
そういう、
そういう、
人が投資してくる。
そういう、
そういう、
人が投資してくる。
そういう、
人が投資してくる。
そういう、
その、
そういう、
本当に我々の前に道がないんで 切り開いていかなきゃいけない部分はすごいありましたね
そうだね 実際それ自体も2年後に渡すんだからダメだとか言われる可能性もゼロじゃないわけだよね
そうですね やっぱりシンガポールとかだとむしろ我々が後発なので
我々の前に数百っていうたぶん事例があって 弁護士とかもそこの事例を知ってるので
意思決定が結構早くできるっていう部分はダメリットかなと思います
なるほどね 日本にいる投資家たちもなかなかいろんな苦労があるわけか
そうなんですよね 将来的には我々みたいな民間の企業がしっかり結果を出して
その結果を出す中でしっかり日本に対してフィードバックをして
27:01
良い法制度とかチャレンジしやすい環境を作らなきゃいけないなっていう使命感は一種ありますね
河野さんとか平井さんとかに話したら 全然変えてくれそうな雰囲気あった?
そうですね 自民党内で渡辺壮太問題って言われてるらしい
そうなんですか そんな問題が
僕単一障害でなっちゃってるんで 僕ちゃんとしないとなって思ってるんですけど
変えてくれそうな雰囲気は出てるんですけれども
やっぱり本当に説得しなくちゃいけない方々って平井さんとか平井さんとか
その裏側にいる方々 もうちょっとこのおじさんで
あまりブロックチェーンとか知らないみたいな人たちを説得しなくちゃいけないので
そこのハードルがものすごい高いんじゃないかなっていうのは思ってますね
早くても2,3年後って話だよね たぶん
そうなんですよね アメリカとかイギリスとかが本当にWEB3を国家戦略レベルに進みようとしてる中で
2,3年後に全省改正されても全くインパクトないと思いますね
2,3年ぐらい遅れるイメージがあるよね
いやもう勝負ついちゃったなこの時には
勝負ついてますね2,3年後だと
ってことでじゃあ一旦ここで前編は区切りをつけまして
続きはまた来週お話しいただければなと思います
ってことで亀山さん渡辺さん今回はありがとうございました
よろしくまた
ありがとうございます
28:27
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