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家事のあいだに 聞くラジオ
カジラジ みなさん、家事してますか?
tetote三浦です。 tetoteの里奈です。よろしくお願いします。
前回はですね、プチ家でという話をしました。
みなさん、ファミレスに逃げていいんですよね、これは。 ファミレス11時ぐらいまでやってますよ。
やってるところに逃げていきましょうという話をしまして、これは特にね 女性向け提案
ではあって、もう24時間365日 小さい赤ちゃんとか乳幼児とかお子さんがいるところは本当に女性のほうがほとんど今きつい
現状ということなので、男性に任せてプチ家でおしましょうという話だったんですが
今回は男性バージョンです。男性の時間貧困から抜け出す方法ってことですか? そうなんです。
なので今回は私の持ち込み企画です。 はい、お願いいたします。
男性の右肩上がり思考、これが問題なんじゃないかと。 考え方ってことですかね?
やっぱり社会の制度とか会社の働き方みたいなことを変えなきゃいけないんだけど
それって明日からパッと変わりますみたいなことにならないんですよ。 社会問題ですかね。
だから今ここで時間貧困だなと思う人たちに対して どういうふうに気持ちを持っていくかみたいな
こういうふうに考えたら気が楽になるかもみたいな 話ができたらと思います。
かじらえ
この右肩上がり思考を分かりやすく体現している コンテンツとして花鳥島工作を取り上げたいと思います。
漫画ですね。 ただ私は一切見たことありません。 見たことないかい。
ラーメン屋とか中華屋とかにあるじゃん。 あるあるある。男性が好きそうな。
ゴルゴ13とかと並んであるんだけど 背拍子しか見てないけど
係長とか課長とか部長とか相談役とか 社長もあるんだろうね多分ね。
今どこまで言ってるか分かりません。 ただ何が言いたいかっていうとこれはもう昭和のステップアップ
いい会社入って出世して いい奥さんゲットして家建ててみたいな
そういう 世界観をまああらわしてもそういう時代の漫画なので
でも読んだことないんですよね。 読んだことないです。 これすごいポイントだと思っててこういう島工作的にステップアップしていくことが
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正しいんじゃないかという 明確になってないけど価値観がね存在するんですよ
おそらくだからこれなんで時間貧困に関係あるかっていうと
結局男性側はほとんど仕事をしてるんです人生で 仕事を要は外に出て稼ぐみたいな
今でも結構スタンダードな感じではありますよね。 そうなんで例えばこれもデータなんですけども
週49時間以上働いている人を長時間労働とするっていう 国際的な基準みたいなものがあって日本っていうのは2005年から
2018年ぐらいのデータがあるんですけどもうずーっとダントツで週2日休みだとしても 1日2時間ぐらい働いてるって人かな
っていう人がまあ 2018年段階でまだ30%
28%とかこのくらいいる社会なんですね。 そんな感じで労働時間がすごく長い
昔だったら 日本が国際的にですね30年前とか
平成の初めぐらいっていうのはすごく 日本の企業っていうのが世界の地下総額ランキングみたいなもののトップを占めていた時代が
実はあったんですけどその時たくさん働くっていうのもさ まだこう給料もバンバン上がるとかさ
バブルでみんな消費してわっしょいみたいな そういうのはあったけども年々年々その国際競争力ランキングみたいなものは
下がりまくっていて 1990年ぐらいはずっと1位
日本1位、1位、1位、2位、3位、4位みたいな感じだったんだけど 2020年は34位まで下がっています
そのスイスの分析するシンクタンクみたいな人たちが なんで日本競争力が低いのか
それは基本的にはデジタル化も遅れてたりとか 管理職とか管理職以外の人たちも柔軟性がないとか
海外の考え方を受け入れる姿勢に欠けているとか 新しい課題に直面した時に適応力が低いみたいなことを
すごい言われちゃって分析されているわけですね日本 このような状況っていうのはやっぱり少子高齢化により
働く人もそうだし特に意思決定を担っている経営者みたいな人たち 上の上司みたいな人たちですよね
が高齢化しているっていうことが言われていて 例えば1990年の全国社長年齢分析みたいなので言うと
1990年は平均54歳だったのが 2019年には59.9歳まで
60歳ぐらいので上手に上昇していると 上の人たちは働くってことがすごくポジティブだった
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みたいな流れがあったんだけど 今もそのテンションを保っているんだけど若者たちは
急に逝く面だとか 今の男性は育児も家事もしなきゃいけない時代ですね
そういうふうに変化してるんだけども上の世代はそれをよくわからないわけですよ 経験してないから
そうですよね 改善度がとっても低いと思います
これが右肩上がり進行みたいなことですね どんどん成長していく
出世していく給料が上がるみたいな 昭和平成の残像ですもうないですそんな未来は
ないです 過去なんですけど
じゃあ我々20代30代40代がどうすればいいのって話なんですけど
まず働くっていうのはすごい見える化されやすいと思ってるんですよ
いいよね フィードバックがあって
ボーナスがあったりとか年収が上がったとか 部長になったとかわかりやすいじゃない
関係ないけど家事育児にはないんですよ 飛び込んできたね
例えばヒカキンさんがいて ユーチューバーのヒカキンさんがいて
奥さんがいるとして 年収10億円稼げますみたいな人があったとして
奥さんと一緒に家事育児を手伝いますって言ったら 年収が1億円になっちゃいますとか
もしくは育休するのでほとんど稼げませんみたいになったとすると そうなった時になんとなく男が働いた方が良くないっていう風になりますよね
そうですね奥さんもそう考えますね そう言うよねそれは見える化されてるし
ヒカキンさんは事例としては極端だけど やっぱりそっちの方が効率的でいいんじゃないみたいな話があると
すごくわかりやすいんですよ男性が働いて 女性がなるべく子供と一緒にいるみたいな方が
めちゃくちゃわかりやすいモデルなんです 対価を持って帰ってきてくれるから非常にわかりやすいですよね
だけどそういう中でも経済的に成功していると思われる人が その仕事よりも
家事育児を優先しているという姿勢を見せることがすごく救いになると思っていて 僕は結構救いになったのが
うちの手と手でも仕事をさせていただいてますけど お客様でもあるんですけど
サイボーズという会社がありまして 青野社長という方がいらっしゃって
結構メディアに出たりとか色々やってるんだけど 本も出してるよね
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社長の時に育休を取ったりとかしたこともあってすごくその辺の理解がある
ものすごく珍しい社長さんなんだけど
もちろん会社の方の制度、福利構成とかでもやっぱりその辺をしっかり充実させてるという 働きやすい会社を作っている方なんだけど
その人が仕事より子育ての方が人類史において重要っていう話をしてて トップまで登りつめてたぶんめっちゃ働ける人で
多分言われたと思うよね社長で育休取ってとか みんな困っちゃうとか働いてほしいとか
そうじゃなくて子育ての方にコミットするっていうことを 取っててそれが素晴らしいなと思いました
年齢が多分あんまりなかったと思うんですけど それで
意思決定できるってすごいよね
あとはですね去年の今頃ですねコロナで幼稚園休園になっちゃって
でも仕事めっちゃあるしどうしようみたいなって困ってる時に青野さんの言葉で救われました みたいなことを僕が書いてたら青野さんがそれを見つけてくれて
まあ無理なものは無理ですから
ことを言ってくれるっていうのはすごいば含まれたので 意外と振り返ってみるとそういう上の世代の人たちから言われる結構重要だなと思ってある程度
権威とかみんなから尊敬を集めてる人が言うっていうことってすごい重要なんだなっていうふうに まあそこで救われることがありましたね
こんな人でもそう言ってくれるんだっていうか上の人から言われる影響力の強さみたいな まあそうね上の世代の価値観を
に染まってそうな世代なのに新しい価値観を提示してくれていることが響いたかな それでなんとなくこういうロールモデルいないなぁと思ってたんですけど
アイスランドの首相 日本に来てるらしくて
そのインタビューすごく良かったんだけどアイスランドも日本みたいな感じで 基本的に男性が働いて女性が家事育児みたいなことがずっと続いてて
70年代くらいに女性の方がストライキをして自分たちの権利を主張して それによって徐々に変わり始めたんですって
アイスランドの首相の方が言ってたのが 基本的に法律を変えるとかが有効かもしれないけどまず文化的な変化として
人生とは仕事だけではないと 労働時間を減らし家族と過ごす時間を増やすことは可能です
例えば育休もホリデーではなくて子供との間につながりを作り 子供が幸せと満足を感じるために必要なことをすべて行うことなんです
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男性的価値観だと 仕事で稼ぐみたいな可視化されることとして明確に現れるけど
子供の間につながりを作り その子供が幸せと満足を感じるためとか もちろんこれは夫婦間でもありますよね
そういうことをやることの価値っていうことを感じることがすごく大事なんじゃないかなと
男性らしさみたいな話をしているときに 強い男というのは威張り散らす人ではない
自分のために周りの人を働かせるような人ではなく 強い男とは他人の気持ちを理解する人であり
思いやりのある人であり 責任を喜んで引き受ける人であり公平であり良きパートナー
素晴らしいですね
男性の強さっていうのが優しさなんですよっていうのを言ってますね
パートナーのいろいろなものを引き受けていく それが今までは放置していた家事育児を男性も引き受けようぜっていう話だった
すごいなアイスランド 素晴らしい
アイスランドどこにあるんでしょう?
すげー上の方です
はい そんなわけで時間貧困から抜け出すには
これはもう一つ仕事のペースを落とす
緩やかにする 理想まで達してなくても
大丈夫 しかもそんなに日本自体絶好調じゃないし
昔の名残で残って働いちゃうだけだというふうにちょっと切り替えてみましょう
あとはもっと大きなテーマの中で子育てを考えることは必要かなと思っていて
最後の青野さんも言ってたけど 人類史の中で考えたら自分たちなんてちっぽけな存在じゃないですか
何千年という中の大きい循環の中で
その年の年収が下がろうが上がろうが
生活できなかったら困っちゃうけど 必要最低限あればこの時期はいいんじゃねっていう
これはもう積極的な諦め
その時期だけはしょうがないっていうふうに諦める
ポジティブな諦め これ僕もやってます 昔に比べたら全然稼げないけど今家のことができたりとか
そうですね 育児にも積極的に参加してくれてるし
それでまた得るものもあるしね
あとは自分の日々の感性みたいなこと
観察力でもいいかもしれないんだけど 仕事みたいに明確に売上アップみたいなことがないので
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より観察しなきゃいけないわけ もうずっと平坦でやることのタスクだけが多い日々が
生活っていうのはそういうことですよね
そう
生活の一個一個を見逃さないみたいなこととか注意深く見て
ちょっとの成功 どちらかというと日々安定して過ごせていること
これがものすごく価値があるということを理解していきたいと その気持ちが大事だと思います
これこそ 目に見えないものこそ大事みたいなことなんじゃないですか
そうそうそうそう
毎日元気に過ごせているっていうこととか 家族が元気に過ごせているっていうこととか
そういうことを意識して生きていくことが非常に大事だと思います
というわけで 男性志向っていうのはこの数値を達成しましょうみたいな意識になりがちなんですね
目標みたいなものがあって そういうのをみんなでお祝いしたりするのを達成したら
下木の営業成績トップ 顧客満足度ナンバーワン
MVP鈴木さんです おめでとう
社長からルンバの贈呈がありますみたいな やるわけよそういうの会社は
鈴木さんみたいに俺もなりたいみたいな後輩も現れたりして 鈴木さんかっこいいみたいな女性社員も現れたりしてさ
もう商人欲求が満たされまくりなわけ
わかる?これがこれが男の世界 下工作はもう
こうやって出世していったらいい女 いい酒
いい車みたいなさ わかりやすいわけないわけ家事育児の世界には
誰が褒めてくれる誰が燃えるゴミをうまく出せたねって言ってくれる これが大事これを褒めましょう
だから家庭内での達成会 これは男性が達成志向になってしまうでもそれを逆に
ポジティブに受け止めて 達成しましたっていうのをやっていく
例えば 今月うちの家族三浦家も風邪をひかなかったとか
風邪をひかずに20何日登園できましたねとか みんなMVPですと
ママもお弁当作り 何とかクリアしましたねみたいな
そうだね言ってこう 褒めようとしなくていい
ただ伝えるだけで多分承認欲求は満たされるから
子供たちとしてもテンションが上がるかもしれないので そのためにはやっぱりその感性というのが必要でずっと見てなきゃいけないんですよ
普段見てないとやっぱりできたっていうのはわかんないからね
これポイントなのはさっきの右肩上がり志向だと成功したことがすごく大事なんだけど
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小さい子供がいる家族の運営っていうのは下がりも上がりもしないことが実はすごく重要っていうか
それこそ達成なんですよ
本当に平穏な日々を過ごせることが達成
ですよね
これは時間貧困の男性の解決の第一歩だと
そこに価値を見出す
平穏な時間こそ価値
これどうでしょう
いいと思います
私やってますよね常にね
なんかいちいちやってるね
いちいち言っていくって大事ですよ
いちいちやってる
全部見逃さないようにしていきましょう
というわけで時間貧困シリーズの男性の右肩上がりから脱却みたいな話をしましたが
会社とか国のトップに上り詰めた人でも仕事より家庭のこと大事と言ってます
解決策としては我々としてもまず日々の小さな事柄をちゃんと見つめて
それを会社と同じように達成会のように
それぞれの家で褒めましょうということを提案しました
1ヶ月の終わりにちょっとやってみましょう
雪見大福とか買ってくるといいかもしれないですね
みんなで達成会の雪見大福とか食べてやってみましょう
子供に励んだって早いよ
まだ早いよそれは
子供と一緒にね
子供と一緒にやるのがいいかも
ちょっとやってみたいと思います
じゃあ今回もこんな感じでありがとうございました
ありがとうございました
次回へ続く