2023-04-27 19:40

#022 沖縄の「モアイ」から学んで他人に頼れる人になるんだ!

「他人に頼ることの難しさ」をテーマにしたシリーズ最終回!現代の希薄なコミュニケーションや、親から教えられた”古い美徳”、消極的な日本人の国民性などの問題が山積み...しかし日本にも「積極的に他人に頼る文化」があるとか。それが沖縄県の”模合”と山梨県の”無尽”。集まるたびに信頼が積み立てられる面白い文化とは?「みんなで集まる理由」を作ることの必要性を考えました。 ※今回ご紹介したのはこちら (モアイの話をしている回です) ⁠社会問題をデータで楽しく深堀チャンネル「ソーシャルレンズラジオ」 ■チャンネル概要

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家事のあいだに 聞くラジオ
カジラジ みなさん、誰かに頼れてますか?
tetoteみゆらです。 あ、私もするよと思ってた。
積極的道徳してますか? tetoteのさとなです。
こっちにしようかな。 前回ね、積極的道徳をしていきましょうっていう、なんかすごい仏教ラジオみたいになってるけど。
積極的道徳っていうのは、誰かを助けていこうとか。 そうでした。積極的に頼る、助けるってかっことか。
があるから、みんな頼りやすくなるみたいなことですよね。
頼るっていう前に、誰かを助けているから、だから頼りやすくなるっていう、そういう順序かもしれないね。
確かにな。 先に助けとかないといけないってことですね。
そんな感じで、頼ることをすごい考えてきたシリーズ。 ついに最終回の予定です。ここが。
はい、最終回です。 なんとなく今までやってきたのは、頼りづらい。
で、それは日本人の特性みたいな話があったんだけど、 日本で意外と頼ることを
やっている文化というか、そういうのがあるというのを私キャッチしまして、それを今日紹介したいと思います。
意外ですが。 意外な助け合いの文化。 助け合いの文化。 行ってみよう!
かーじーがーい!
はい、というわけで、この日本の助け合い文化みたいなことで、最近知ったんですけど、
モアイって言葉があります。 モアイ像。 モアイ像しか思いつかないよね。
これは私が大好きなラジオの、ソーシャルレンズラジオっていうのがありまして、 ポッドキャットのラジオってことだよね。
そこで沖縄の特集をやっていたんですけど、 聞きました。面白かった。沖縄特集ね。
沖縄の文化で、モアイっていうのがあって、漢字だと… もしのもに、あう?
モアイっていうのは、昔からあるもので、 ソーシャルレンズラジオのレンさんっていう沖縄の人がいるんですけど、
子供の頃憧れだったんだよ、モアイが。
大人たちがやってて、楽しそうとかそういうことだったのかな? だからお父さんとかが、今日モアイだからさって言って、
いなくなっちゃうみたいな。みんなで集まって、 ただ飲み会みたいなのをするらしいんですけど、
そこがちょっと面白いところがあって、飲み会で、 みんなでお金を
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回収するんだって、一人。いくら?みたいな。 それが、例えば10人いて、一人1万円だとしたら10万円集まるでしょ?
それを今回、なぎなぎさん、あげます!みたいな話になって、 10万円もらえるんだって。
一人が10万円を持ち帰る。 こんな金額感は適当に言ってますけど、1万円なのか10万円なのか、みんなで集めたものを一人がもらえる。
それが、次回の時は違う人がもらえる。 みたいなことをやっていく。
あと、そこでキャンセルもできるらしいの。 ちょっと今月お金ないから、みたいな。
それ、どういうことなんだろう。 ちょっとわからないけど、キャンセルもできる回もあるし、
またお金が貯まったら、あの時の分みたいな話があるかもしれないし、 ここの人の子供が生まれたからとか、そういうので、
何かもらえたりとか、したりするっていう話で、 これは昔から聞いてたの。東京ポット許可局っていう
ラジオがあるんですけど。 芸人さんのラジオなんだけど、
どの芸人さんですか? その一人の山梨出身の巻田ポーツさんっていう。
知ってますよ。 歌の面白い歌に歌うみたいなやる人なんだけど、その人は無人って昔から言ってる。
無人。 無しって字に、くすって書くんだけど。
これは山梨の文化で全く同じなのよ。 ママ友グループの子連れ無人とかあるんだって。
ママ友でもあるんだ。 積み立てをするっていうのは一緒なんですよ。
まあなんか、それってお互い助け合うっていう民間の金融制度みたいなものだったらしいんだけど、
だんだんと、それが飲み会とか旅行とか、エンタメ性の高いものに変わってきたっていうのがあって。
会うことが目的になったみたいな。
面白いなと思うのが、そういう場を作るって、仲間になるでしょ。
だからこう、頼ったり頼られたりっていうことができたりするし、
そうだね。定期的に会うっていうだけでも、絆ができそうだよね。
なんかこういうものがあると、すごい人に頼ったりとか、頼られたりするみたいな。
そうだね。頼りやすくなりそう。
そういう体験になるんじゃないかなと思って。
ここまで話してきてなんですけど、
僕意外とこれ参加するのちょっと面倒くさいなって思っちゃいました。
いや私も…
え、そうなの?嘘でしょ?
いやこれね、すごい良い制度だと思って、ちょっと調べてやってみようと思ったんだけど。
そうなんですか?
この会を主催するのは私って思ったら、ちょっと腰が引けちゃって。
ちょっとまだできないでいる。
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場をね、最初に作っていくのは大変ですよね。
でも継続するっていうパワーもいるよね。
それをさ、大変だと思わないんじゃない?
当たり前にもう親も、おじいちゃんも、おばあちゃんもやっていってみたいな。
文化があればね。
そうだよね。土台があればね。
居酒屋とかも、無人歓迎しまくみたいな。
山梨の居酒屋とかなってんの?
なんか沖縄でも、モアイアプリみたいなのが作られてるんですかね。
それぐらいモアイっていうのをみんなやってるから作られるってことでしょ?
いやでも酒飲めないしなぁ。
そうだよね。
どうしたらいいの?これ。
そういう場所があれば関係性が生まれるってことなんですかね。
理由がモアイっていうことにできるってことかな。
それでまずハードルを一つ超えられるもんね。
だって別にそんなのさ、今アプリがあってさ、
LINE PAYでもPAYPAYでも送金し合えるわけだから、
別に会わないでも毎月で積み立てて、この月にお金入れましょうねみたいな。
でもできるじゃん。でもやっぱり、会って、そういう場を共有してるっていうのがすごく重要なんだよね、だからね。
そうだね。だからお金の交換が目的なんじゃなくて、
人と会う、その繋がりを作るっていうことが目的になってるっていうことなのかな。
文化人類学って僕勉強して本とか読むんだけど、
よく出てくる話で、トロブリアン諸島っていうところに存在していた、交換の行為みたいな話があって、
クラって言うんですけど、島がいっぱいある場所なんですよね、そこはね。
小さい島がいっぱいある。
そこで赤い貝の首飾りと白い貝の腕輪みたいなのがあって、
それがある島の共同体AからBへ、BがCへみたいな感じで、ただただ回ってるんだって。
それが2年か10年かけて、送り物をし合うことで、それを循環させることで、何かしらの関係性が変わるっていうことなんだって。
そこにはストーリーとかもついてて、この腕輪は最強の戦士が買ったのか、そういうものがいろんなところに乗っかっていったりするんだけど、
勝手に乗っけるんだみたいな感じなんだけど、それでお互いみんなハッピーになるみたいな話があって、
これも近い、もっと原始的な話だね、近い記憶みたいな。
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お金以前のグツグツ効果的な流れってことだよね。
これがもうすごい何百年と経って、猛愛になってるのかもしれない。
そうだよね。猛愛と同じ構造は似てるね。
入院している時にですね、里奈さんが、めっちゃ大変なんで、子供を誰かに預かってもらえないかなっていうことが、
これが最も頼ることの僕の課題だったんですけど、
振り返ってみると、例えばママ友とかパパ友がいて、仮にその子供を一回預かって、自分たちで遊んで、一日預かったとするじゃん。
そうしたら、じゃあ次お願いしますって同じことを頼みやすいってすごい思ったら、振り返ってみて。
先に預かった経験があれば、次頼みやすい。
頼みやすいじゃん。
だが、それは好感なんですよね。
こっちの一回100負担したから、そちらも100負担してくださいみたいな。
そうだね。ちょっとね。
これが多分頼むっていうことに潜む、いつもチャラにしなきゃいけないみたいなさ。
一層のバランスが常に一定に、お互いの負担が一定になってバランス取れてる方がいいみたいなことになってるんじゃないかなって思ったんですね。
今回のMOAIとか、クラっていう話もあるけど、
お互い交換してるって感じじゃなくて、
ぐるぐる回ってる、メリーゴーランドみたいな仕組みになってるんだよね。
そうだよね。仕組みがいいよね。
だから1対1だと、私の100を預けるので、いつか返してねってことなんだけど、
そういう後ろめたさとか、期待みたいなものがシステムの中に回収されてるんで、あんまり出てこないっていうか、
精神的な負担が少ない。
基本的には僕らはすぐ返さないと気持ち悪いというか、不安なんですよね。
そうだよね。すぐにお礼を送るとかね。
中島たけしさんって人が書いてる、リタとは何かっていう本があって、
そこで中島さんがインドかな?どっかに行った時に、
スーツケースが重いんだけど、階段を登る時にインド人が手伝ってくれて、
ありがとうってすごい伝えたんだって。
そしたらそのインド人がめっちゃ怒っていなくなっちゃったみたいな話で、
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なんでかっていうと、インド人からしたらさ、前回言う積極的道徳で助けてあげていて、
だけどそれをすぐありがとうっていうことで、言ってみるとチャラにするわけですよね。
預かった善意をすぐ返しちゃうみたいな。
インド人の感覚から言うと、そんなすぐ返さなくてもよくて、
またそれはいつか出会った時に返してくれればいいみたいな、そういう感覚なんだって。
世界全体で回っているみたいな。
大きく言うと、この流れで言うと、そういう感覚かもしれないね。
得みたいなものが、物件においてはぐるぐる回っているものだし、
そこで返されちゃったら、俺たちの関係性もここで終わりじゃんみたいな。
そういうものをシステム的に回避しているのが、お前に出したお金はゆっくりいつか返ってくる。
その間にみんなの関係性が生まれるっていうのがポイントなのかもしれないですね。
そうだよね。そのプールしている間、つながっているっていう感覚。
それがすぐ返されたったら、つながっている時間もなくなっちゃうってことだよね。
実はね、手と手のビジネスもこの価値観をベースにして考えています。
ビジネスきた。ビジネスの話きた。
ちょっと通り込ませていただきます。
でも真面目にゆうとつながっていて。
すごいつながっているんですよね。
もっと頼るの上手にならないとダメですね。
こういう会社の人たちは。
その前に恩送りじゃない?
恩送り。
こちらから助けることをしていくことが、
あちらから頼ることとか、
恩を返してもらうことにつながる。
過去にちゃんと関係性を築けていたかとか、
どういうふうに送りあったみたいなことがあると、
頼みやすいっていうことが分かったので。
最近ね、ちょっとそれで思った話があって、
してもいい?
どうぞどうぞ。
なんかね、宅配のパルシステムを家で頼んでるんだけど、
男性の宅配員さんが荷物を頼んできて、
渡してくれるだけなんだけど、
すごい高さの8ポスチロールを積んでくる。
2、3段階を持ってね。
でも営業の時だけすごい話しかけてくるわけ。
うなぎの生産をやってるんですけど、
来週までに一問なんですけど、どうですか?
言われたことある?そういうの。
お米の予約注文やってるんですけど、
来週までなんですけど、どうですか?とか。
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言うよね。言うよね。営業だから。
別にパルシステムのこと嫌いじゃないから、
注文してもいいかなと思ってるんだけど、
普段の関係性が全然できてないのね。
だからなんか、
これちょっと昔の人の感覚なのかもしれないけど、
なんかこう、普段もうちょっと会話してれば、
もう少しそれに踏み込んだ会話をして、
じゃあいいですね、みたいな感じの話になると思うんだけど、
なんか普段全然もうただ渡すだけみたいな関係性だから、
全然頼もうかな、みたいな感じにならなくて、
結構断っちゃうんだよね。
まあそうだね。
それは本当に大事。
だからやっぱり積み立てなんだよね。
関係性って基本的には。
普段の繋がりとか絆みたいなのが、
営業活動だったら大事な時にチャンスが訪れるのになって、
いつもその宅配員さんを見て思うんだけど、
機械的なんだよね。
というわけで、頼るシリーズ。
はい。
ここまでやってきましたけど、
結局まあなんか関係性を普段から作っとけみたいな、
身も蓋もない準備が必要ってことですね。
予防医学的な?
病気になってからじゃ遅くて。
そうだね。
でもその関係性をどう作るかみたいなことが、
実は我々やってるテポテという会社の大きなミッションでありまして、
アイテムで繋がりを作るみたいなのをやっています。
企業とか個人の人がプチギフトみたいなものを
送るみたいなことですよね。
そういうことをやっていれば、
さっきの営業が下手な人と。
だとしても、実は営業する前に、
もう関係性がちょっと生まれていて、
本当に言いたいことが伝わるようになるのか。
そうだね。
やっぱり営業さんでも、
みんな雑談が上手なわけじゃないから、
それを補填してくれるようなアイテム、グッズが、
それをきっかけに会話、雑談が生まれたりもするし。
だから我々はその、
考えても模範なんですよ。
我々がやってるビジネスっていうのは。
そういう口下手な人とか、
コミュニケーションが普段取れない人とかも、
その模範の中に入ったら、
もう助け合いとかいうことが、
自然にできるようになるみたいなことだから、
それは助けてるわけだよね。
システムとして。
関係性を作るシステムを作っているってことですよね。
だからもう手取って要注目だぜ。
仕事の話か。
意外とつながってるんですね、この話とね。
そうなんですよね。
造業の話と、我々のビジネスの話っていうのは。
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だから通るっていうのは、なかなか今、
現代は難しいですけど、
そういう模範みたいな関係性を作る場所を作ったり、
手と手のような、何かしらギフトを送り合っていることで、
いざというときに関係性が作れているみたいな、
そういうことをしていくといいと思います。
というわけで、頼ること。
皆さんぜひ、これを聞いていただいたアクションをね。
模範ですかね。
はい。
模範をしていきましょうかね。
もしくは手と手の何か、グッズをあげたいね。
模範的なアイテム。
模範的なアイテムとしてね。
使っていってもらえればと思います。
手と手もよろしくお願いします。
はい。シーズン3終わりました。
お疲れ様でした。
また次回からもぜひ聞いてください。
ありがとうございます。
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ありがとうございました。
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