00:00
juneboku
はい、よろしくお願いします。
miho
お願いします。
juneboku
はい、今回またゲストです。自己紹介お願いします。
miho
はい、4人のお母ちゃん助産師の生きる道という番組をやっています。みぽりんです。よろしくお願いします。
juneboku
はい、ポッドキャスト仲間であり、コミュニティの仲間でもあり、あとは何だろうな、僕から見ると、友達ん家のお母さんでもあるかな?
そうですね。友達のお母さんですね。
友達のお母さんでもあるよな。嘘は言ってないよな。
miho
お世話になっております。
juneboku
いやいや、こちらこそいつも楽しく遊んでもらって、しかも4人いるでしょ。
miho
そうです。
juneboku
4人とも僕に笑顔を向けてくれるから。
miho
4人とも懐いております。
juneboku
助かるなと思ってるし。
あとはまあ僕が4人兄弟、僕自身が4人兄弟の一番上ということもあって、なんでみぽりんの第一子さんには結構特別な感情がありますね、僕はね。
miho
ありがたいです。本当にそうですね。
juneboku
肩入れしたくなっちゃうところがありますね。
miho
ありがたいです。
でもそれを彼もたぶん感じてて、そういう存在がいるのがきっとすごい心強いと思います。
juneboku
じゃあまたマイクラ遊び相手してくださいって伝えといてください、第一子さんには。
miho
明日にでもって言うと思います。
juneboku
そうだよね。結構早いからね、こういう話になったときね。
miho
前のめりで行くので。
juneboku
みなさんそうなんですよね、上から2番目の方だと公民館で見かけるとすごい追いかけてきたり、すぐ近寄ってきてくれたりするし、下2人は1回ビデオチャットね、お母様とビデオチャットさせていただいたときに、下のお子さん2人映ってお気に入りのおもちゃを僕に見せてくれるっていう時があって。
一番下の子が僕に見せた後、たまたま落っことしちゃったのかな。
miho
それを見て、あれが僕が、あーって、電車、車、おもちゃ見れて嬉しいって言って、その後画面から消えたら、あー見えなくなっちゃって悲しいって言ったら、こう、見せてくれたり隠したりっていうのがあって。
やりましたね。
juneboku
その後、3番目のお子さんもまたどっかからお気に入りのおもちゃかなんか持ってきて、僕に見せて隠す、2人が見せたり隠したりっていう、こう、見える見える、見える見えない、見えない見える、見えない見えないの、4つの状態を繰り返し聞きして、僕がそれに反応してたら、2人がすごくおもしろがってやってくれて、あれは僕がいないいない場してもらってるみたいな時間になりましたよね、あのときね。
03:01
miho
うん、ありがたい。なんかああいうのって、親にやっても、もうめちゃめちゃクールな対応されるパターンだから、
juneboku
いや、あると思います。
miho
はいはい、みたいな、もうクールな対応もしてないかも、あわよくバスルーするみたいな感じになっちゃうので、それをちゃんと対応してくれる人がいるっていうのはもう、めちゃめちゃ心が躍ったんだと思います、あのときは。
juneboku
すごい楽しそうに遊びに来てしてくれて、いや助かる、心が助かるわと思って、なんか潤ってましたね。
うん。
miho
ああ、すごい。心が助かるって思ってくれる人、ウィンウィンですね。ありがたいです。
juneboku
いや本当に本当に、いや僕みたいなね、24時間一緒にいたら、僕もそうはならないでしょうから、僕のような無責任な立場の人間が、あのようにね、あの瞬間だけ楽しむっていう関わり方させてもらえてるのはね、本当にありがたいですよ。
miho
ありがとうございます、もう本当に。心が疲弊しかしていかないので、私家にいたら。
そうか。
ありがとうございます。
juneboku
そうか、一方で僕は心が助かるとか言ってるから、いい関係ですね。
miho
すごいですね、全然もう、相反する感じだから。ありがとうございました。
juneboku
ありがとうございます。今回あの、じゅんぼく生活に出るぞと言ってくれたので、
とてもありがたいお申し出だなと思って、即決で出てもらうことにして、なんか話したいこととかあったんですか。
miho
話したいこと、いろいろあるんですけど、でもとりあえず、じゅんぼくさんとマンツーマンで話すってあんまりないから。
juneboku
確かにね、会ってもお子さんと一緒に車で家に向かってるときのちょうどその時とか、
たまにあるけど、でもまとまって、落ち着いて話すって感じじゃないですもんね。
miho
そう、なのでなんかじゅんぼくさんに調理されてみたいなみたいな感じが強いかも。
juneboku
僕がする側なんだ、調理。
そうです。
いいじゃないですか。僕は僕で聞いてみたいことありますし、
この間あの、みさきさんにキャリアインタビューみたいな形でいろいろ質問させてもらって、
それもやってみたいなとも思いますし、また全然別の話でもいっぱいな思いつくトピックあるからな。
何からいきましょうかね。
miho
なんだろうな。
なんか一番話したいのは、仕事の相談したいなって思ったんですよ。
juneboku
それを収録でやるのめっちゃおもしろいね。
miho
でもちょっとこれは温まってからがいいかなって感じだから。
juneboku
じゃあそこにつながりそうなのがあるから、僕のほうからまず質問しようかな、じゃあ。
なんで助産師になろうと思ったんですか。
miho
いきなり攻めてきますね。
juneboku
分かりやすいですよね。100人いたら70人ぐらいここから聞くんじゃないかなと思いますよ。
06:06
miho
何回も聞かれた質問ですけど、あんまり明確な答えなくて、
私看護師には、もうほんとちっちゃい頃から、親になるといいよって言われて。
そうなんだ。
そう、私は看護師になるもんなんだみたいなふうにして、もう物心ついたときから思ってて。
だからそこに自分の意思はないんですよ。
juneboku
なくはないと思うけども、流れに別にね、ならないって言えばならなかったでしょうから。
まんざらでもないものではあったんでしょうね。
miho
そうですね。フィットしてるところもあったのかな。
そのまま疑わずに来て、ちょっと外れたりしたこともあったんですけど、
でもやっぱ親も言うし、安全派かなみたいな感じで看護師を目指し、
受験のときとかに学校調べてたら、
なんかどうも看護師の先に助産師っていう資格があるらしいみたいな気がついて。
juneboku
なるほど、そのときだったんですね。
miho
なんか助産学科みたいなのがあるぞみたいな。
juneboku
看護学校の中に学科があるみたいな印象だったんですね。
そうです、そうです、そうです。
miho
看護師になってからの資格なんですけど、助産師って。
だからその先にあるみたいな感じで発見して、
で、なんか助産師ってイメージしたんですよ、そのときに。
助産師ってどんな仕事だろうみたいなイメージしたら、
産むときに立ち会ってて、下に立ち会ってて、
で、産むお母さんよりも先に触れるじゃないですか、赤ちゃんが。
juneboku
確かに手で触れるって意味だそうだね。
miho
そう、なんかそれってすごいなって思ったんですよ。
juneboku
そういう横取り目線みたいなこと、言い方が悪いか。
miho
そう、横取り目線みたいな感じ。
10ヶ月育てた赤ちゃんをめちゃめちゃ頑張って産んだお母さんよりも、
先に触る、取り上げるって、仕事がすごいっていうよりも、それがすごいかみたいになって。
juneboku
ちょっと今取り上げるの意味がちょっと違って聞こえたもんね、今ね。
miho
横取りのね。
juneboku
ちょっと泥棒猫的な文脈で聞こえちゃったもんね、今取り上げるが。
miho
だから掛かってんのかな、取り上げるが掛かってんのかもしれないな。
juneboku
確かにね、ダブルミニングかもしれない、取り上げるって。
miho
でもそれで、なんかいいなって。
看護師に漠然となるより、なんか助産師の尊い感じの仕事になれるなら、
もう一歩頑張ってなってみるのもありだな、みたいな感じで思いました。
juneboku
なるほどね、そっかそっか。
09:00
juneboku
いやでも、命をダイレクトに感じやすい職種ですよね。
それはすごいな、僕の仕事だとあんまりね、生物の命を仕事で感じる瞬間って多くはないからね、僕の仕事はデスクワークだからね。
miho
そっか、そうですね。生物の命は感じてるかも、です。
juneboku
いや、すごいですね。あれ、今何年目ぐらいになるんですか、助産師。
miho
助産師取ってから12?
juneboku
デーベテランじゃないですか。
あ、でも助産師業界だとそうでもないかな。
miho
そうですね、助産師業界だと10年なんて、もうぺいぺいのぺいぺいのぺいぺいですよ。
juneboku
あ、そっか。これね、ギャップあるんだよね。
ソフトウェア業界って10年やると、ちょっともう中堅化ベテランみたいな感じになるから、そこギャップあるの。
ギャップあるんだよな。10年ってもう長いなって感じやすいですね、僕は。
でもそっか、大先輩がいっぱいいるんだ、じゃあ。
miho
そうです、もう70オーバーとか当たり前だし、もう生涯、現役でできる職業なので。
juneboku
あ、そっか。でも確かに僕もパッと助産師さんって思い浮かべる方って、
おばあちゃんみたいな像は確かにあるね、自分の中のステレオタイプとしては。
miho
活泡劇手みたいな。
juneboku
そうそうそうそう。しかもだから、最近の女性よりも昔の女性の方が道を選ぶ率が高かったような印象もあるから、
それで余計に昭和の女性の先輩たちがやってるっていうイメージある。
あれ、男性の助産師っているんですか?
miho
男性は今はなれないです。今のところなれない。
juneboku
そうな、まあセンシティブな仕事ではありますよね、こう改めて考えてみると。
miho
そう、でも産科医師はいるじゃないですか、普通に。
juneboku
確かに確かに。そうですね、産婦人科に男性の先生はいるし、それはなんか想像を尽くしてみたことあるもんな。
miho
でも助産師は今のところ男性はなれないですよ。
juneboku
そうなんだ、それ知らなかったな。でも制限があるんですね。
miho
そうなんです、制限がある。
juneboku
わ、おもしろいな。いろいろなんか、まあそうだろうなと思うところもあるし、あれそうなんだっけとも思いますね。
miho
そう、今この男女平等の世の中で、そこを制限かけてるっていうのは、結構攻めてるなって思いますね。
juneboku
そうですよね、だから生物学的に男性と生まれてきた人が、そういう仕事したいと思っても、その道がないってことか。
miho
ない。まあ似た感じで産婦人科いい。
juneboku
そうですよね。
あと実際に、制限がなくなって、男性が助産師になれたとして、
12:00
juneboku
でも実際に産む方が助産師さんをつけるってなって、男性と女性を選べますってなったとき、男性を選ぶかどうかっていうのはその次にあるのか。
miho
そうですね。
juneboku
ありますよね。いやこれ考えたことなかったな。そっか、そういうふうになってた。
miho
あと意外と、産婦人科のクリニックを受診するのも、女医さんのところに選ぶ人とかすごい多いんですけど、今現在も。
juneboku
そうなる人がいるのもわかる。
miho
で、それの中には、結構その旦那さんとかパートナーさんが、女医さんじゃなきゃ嫌だからっていう理由で来る人とかもいるから。
juneboku
そうなんだ。
miho
だから産むってなると、より多分そのパートナーの意思も入るから。
確かに。
やっぱ男性助産師っていうのは、いろんな意味で難しいところがあるのかなとは思いますね。
juneboku
そうかも。少なくとも社会の、現在のスナップショットで見ると、いろいろ成立させる、お仕事して成立させるには、いろいろハードルがありそうだなってことは僕も想像して、
初めてそんなこと考えましたけど、これもわかりましたね。
そっか、じゃあ助産師は資料、資格がいるんですか。
miho
資格がいります。
juneboku
なるほど。国家資格なんですか、助産師って。
miho
国家資格です。
juneboku
じゃあ国家資格持ちなんですね。
miho
そうです。で、看護師の国家資格がないと、持てない資格なんですよ。
juneboku
じゃあスキルツリーみたいになってるんだな。
miho
そうです。昔だと、大学4年間で3校国家試験を受けれたりしてて、看護師と保健師と助産師を同時受験できてたんですけど、
看護師が落ちちゃうと、助産師と保健師がもし合格点足してても、もうこっちももらえないみたいな。
そっか、じゃあ基礎スキル応用スキルみたいな関係になってますね。
juneboku
そうです。
でも同時に受けれたんだ。よくわかんない仕組みですね。
miho
そうそうそうそう。
juneboku
順番、順番踏んだほうがいいんじゃないって思っちゃった。
miho
そうそうそう。今だいぶ減ったのかな、もうなくなってるのかなって感じですけど、ほんと数年前まではありました。
juneboku
えー、わー、知らない業界の話だからおもしろい。今のところ僕がめちゃくちゃ得してますね、この時間ね。
miho
えー、ありがたいです。
juneboku
うん。やっぱゆっくり話すとこういう話できるからいいですね。
車の運転中に、これ聞こうと思わないもん。
miho
車の運転中、しかも子供がいたらこんな話絶対しない。
juneboku
そうだよね、かまぼこがどうみたいな話になりがちですよね、お子さんいるとね。
miho
かまぼこをね、丸ごとうちの子食べて、じゅんぼくさんに見せるっていう。
juneboku
何度、丸ごと食いを、いろんな丸ごと食いを何度見せてもらってることが。
15:06
miho
こんな感じの仕事です。
juneboku
なんかね、よくある話だと国家資格は割とつぶしがきくから、
ないよりはね、あったほうがキャリアも考えやすくなるだし、
あるにあって損することは全然なさそうだから、そういう意味では客観的に見ると、
ミポリンは資格もあるし、いいねみたいに言われがちなポジションなのかなと思うんですけど。
でも、お仕事について話したいことがあるということで。
何そんな話したいことがあるのかなって思いながら、ここまでの話聞いてます。
miho
そうですね、なんか私、なったときに助産師の国家試験、
国家試験というか助産師ってものになったら、もう安泰だって思ったんですよ。
juneboku
そうか、さっき僕が言ったそのよくあるイメージとしての。
miho
そう、まさに世論としてのイメージだったから、
もう看護師も持ってるし助産師も持ってるし、もう一生暮らしていけんなみたいな。
juneboku
確かにね、まあ少なくとも僕らが生きてる間にその職業自体がなくなるっていうシナリオはあんまりなさそうですよね。
看護師助産師は。
miho
ですよね、そうなんですよ。
でもなってみて、なんか違うなっていうのをすごい特に最近感じてて。
juneboku
そうなんだ、おもしろいじゃん。
miho
これはそんな安泰ではなかったみたいな。
juneboku
なるほどね。
miho
そもそもそのケアワーカーへの待遇が思ってたよりも低い。
juneboku
はいはい、保育士さんとかもそうですよね、よく話題に出るものとしては。
その賃金の面だけではなくて、なんかその地位的なところ。
miho
なるほど。
なんかいて当たり前な感じだし、やってくれて当たり前なところも多分あるから、
そこにそんなに価値を見出さないっていうか、じゃないかなって思っていて。
で、助産師に関して言うと、今私がその助産師になって10年ちょっとで、
miho
国家試験を受けたときは出生数100万とかいたんですよ。
100万人ちょい多分いて、それでも少子化やばいみたいになってて。
でも今年70万切るんじゃないかって言ってて。
juneboku
そうですね、多分もうほぼ確定ぐらいの感じですよね。
miho
そう、60万台になっちゃうんですよ。
juneboku
なりそう。
miho
だからそうすると4割出生数減ってるから。
juneboku
そっか、まあでもそっか。
18:01
juneboku
数値としては知ってたけど、助産師の職の安泰っていう観点から改めてその統計量の変化見てみると、
確かに危機迫るものはありますね。
miho
そう、私は一人すごい危機迫ってんで。
juneboku
みんな、でも今ミポリだけじゃないでしょ。
同じ資格持ってる人も大体同じような感覚持ってそうですね、それは。
miho
そうなんです。
私は助産師がすごい尊い資格だって思ってて。
助産師を持って助産師として働いてることが尊いし、残していきたいって思うんですけど、
やっぱその、需要と供給のバランスもあるし、多分いろんな事情があるんですけど、
助産師仲間の話とか聞くと、その助産師だけだと弱いからプラスで資格を取ればいいんじゃないかみたいな人がすごい周りに多くて。
juneboku
なるほど、でもそうなるのも全然わからない話ではないですね。
僕ぐらいの文外観から見ても、すごく納得のある話ではありますね。
miho
そう、で、私もそう思うし、そういう焦りもある。
何か、例えば何か体が見れる整体とかできた方がいいんじゃないかとか、
juneboku
たしかに。
miho
赤ちゃんのベビーマッサージできるとかもいいんじゃないかとか、
助産師だけじゃなくてプラスアルファ取ることで付加価値をつけるみたいなのが流行ってるというか、主流になってきちゃってるんですよ。
juneboku
なるほどね、じゃあ柱1本だとちょっとどうなるかわかんないから2本目3本目の柱を立てようと。
miho
そう。
juneboku
おー、なるほど。
でもそこでなんか、資格1個だと不安だから別の資格ってなるのは、ちょっとバイアスがありそうな感じもしますね。
miho
で、そこで助産師っていう大黒柱ドーンってあって、補強で他の柱みたいなスタンスだったらいいんですけど、
何かその、他の柱を立てていくうちにだんだんこの助産師が細くなってて、
もうこの助産師の価値が、何か減ってっちゃってるんじゃないかって感じるんですよ、私は。
juneboku
価値っていうのはそれは経済的価値ぐらいに捉えて誤解ないですか?
miho
経済的価値っていうか、社会的地位みたいな感じ。
juneboku
あーなるほどね、そっかそっかそっか。
何ていうか、その仕事内容の尊さが既存されては全然ないとは僕は話し聞きながら思っていたので、
ある一軸見たときの価値ってことですよね、きっとみぽりんが言ってくれてるのは。
21:05
miho
そう、でも何だろう、助産師自身が助産師に、助産師であることへの誇りみたいなのを前よりは薄れてきてるんじゃないかなって思って。
juneboku
なるほどね、そっかそっかそっか。
じゃあ思っていると、社会的価値っていう話もあったけども、
自分の中の何ていうか、心強さみたいなのが細ってるっていう方が、今の話の捉え方としてはそういうふうに聞いたほうがいいのかな。
柱が細ってるって表現してたのは、なるほどなと思った、そう感じてるんだなっていうのはすごくイメージできた。
miho
助産師がなんか弱ってる感じがする。
juneboku
うん、なるほどなるほど、そっかそっか。
だから、なんか手を打つなら今なんじゃないかと思ってるってこと?
miho
そう、そうなんです。
juneboku
なるほどね、よくわかってきたわ、話の流れが。
miho
だから助産師、私、恋日記とか始めたときに、助産師の可能性を考えるっていうキャッチコピーみたいなの出してたんですけど、
juneboku
ちょっと半分笑いながら喋ってるか。
助産師の可能性を考えるって出してたんですよ。
もう半笑いから全笑いに振り切ったじゃん。
miho
そう、なんかね、そう、それに笑っちゃうけど全部が詰まってて、
juneboku
なるほどね。
miho
助産師が付加価値をつけて、価値を高めるんじゃなくて、助産師としての柱を太くしていく方法っていうか。
juneboku
なるほど。
miho
重作したいみたいな感じなんですよ、私は。
juneboku
なるほどね、なるほどね。
確かにアプローチいくつかありそうですね、その柱のメタファーで言うとね。
別の柱を立てるもそうだし、柱を補強するもそうだし。
でもおもしろいですね。
なんか話聞きながら、僕も割と手に職タイプのキャリアなので、
自分自身が退職した専門性みたいなのがあって、
それを元にどうご飯食べていくかっていう生き方なんですけど、
僕はあんまり柱って思ってなかったのかな。
なんか捉え方にちょっと差分がありそうだなって話聞いてて感じたんですよね。
例えば、僕が今ね、この音声がアップロードされる予定の場所は純木生活っていうポッドキャストなんですけど、
僕、自分のポッドキャスト名とか発信場所に自分の職種とか入れたがんないんですよ。
24:02
juneboku
そこ結構タイプ分かれると思ってて。
僕、松本市で働くソフトウェアエンジニアのブログみたいなことやりたくないなと思ってるんですよ。
miho
やらなそう。
juneboku
僕の場合、まず自分っていう個人が一番前面にあって、
そこに付属するラベルとして、ソフトウェアのこととか、子どもと遊ぶの好きですみたいなのが、
自分みたいなのが9割あって、残りの1割にいろんな関連情報を添えてるみたいな、
そういう自己認識というか、そういうお弁当箱なんだよな。
白米が自分みたいな気持ちするんだよな、お弁当箱でいうとな。
でも、みぼりんは結構、助産誌っていうのを前に出してますもんね、番組名的にもね。
だから、たぶんそこに結構強めのアイデンティティーあんのか、
それか、この番組はそういう話を多めにしますよっていうだけかもしれないけど、そこでどうなんだろう。
miho
助産誌を前面に出してるのは、やっぱその助産誌の可能性を広げるってところで、
ただ3前3後のお母さんと仕事するだけじゃなくて、こういう思いを持っている人もいるんですよ、みたいなのを知ってもらいたいなっていうので、
助産誌としての仕事の幅を広げたいみたいな、理由もあって始めた番組なので、出したって感じですね。
juneboku
なるほど、なるほど。じゃあ、わりとミッション型で始まった番組なんだな。
じゃあ、僕の番組とあんまり同列で比べないほうがいいけれども、でもそれをつけた番組を持つぐらいにはやっぱり気持ちはあるってことですよね。
miho
助産誌をちゃんと残したい。たぶん職業としてなくなることはないと思うんですよ。お産はなくならないから。
でも、たぶん今のまま言ったら助産誌が本当に意思のお産みたいな感じになってしまったりとか、
juneboku
なんだろうな、なんかその辺、ちょっとごめんなさい、いい形が。近所の面倒を見てくれる人と同列にお母さんたちは思ったりとか、
でもそれでもいいからって仕事をしちゃってるところもあると思うんですよ、助産誌自身が。
miho
ではなくて、やっぱり助産誌っていうものをちゃんと助産誌自身が明確にした上で、社会に残していきたいなっていうのがあって。
27:00
juneboku
おもしろいね。そっか、職業の地位向上みたいな話にも感じるし、でもそれだけじゃない、文化継承みたいなニュアンスも感じたな、今の話。
miho
やっぱ、残していかなきゃいけない職業だって思うんですよね。
juneboku
なるほどね。今、ミポリンが神様の視点で、一旦、地球だと広いから、一旦日本社会に限定して、好きなように社会をいじれるとしたら、
助産誌なり、あるいは助産という行為をどうしたいんですか?理想状態ってあるんですか?イメージしている。
miho
どうしたい?
juneboku
問題意識を持っているのは分かったでしょ?現状に対して。つまり、現状に問題意識があるってことは、理想としている状態との間に差分があるってことだと思うんですよね。
今が理想じゃないってことは、多分感じていると思うんですよ。今、あるいは未来、この社会の未来において、このままだと望まない方向に進んでっちゃいそうだなっていうのを感じていそうだなと話を聞いてきて思いました。
じゃあ、望ましい状態って、助産誌が社会にとってこういう位置づけになっていたら、私はハッピーですっていうのはどういう状態なんだろう?
miho
えー、難しい。そうですね。
juneboku
例えばで言うと、僕ね、一旦当て馬として僕の話してるけど、僕、ソフトウェアエンジニアって職業なくなっていいと思ってるんですよ。
うーん。
でも、例えば20年後にソフトウェアエンジニアって職業がもうなくなってたとして、でも、別にそういう専門家だけのものじゃなくて、みんながソフトウェアを自由に活用できるようになってたら、僕はそれでいいと思っています。
miho
もう個人がみんながそれぞれできるようなレベルに達する感じになっているような感じ。
juneboku
今はまだまだソフトウェアの民主化が足りてないって僕は感じているので、だから、なんかこういうの欲しいんだよなってなったら、ソフトウェアのできる人に頼んでやってもらうみたいな構造がすごく強くあると思ってるんですね。
それが20年後、まだこんなかまぼこ板みたいな板をみんなポケットに入れて生活してるかもわかんないけど、なんかわかんないけど、あれやってってなんかもうコンピューター話しかけたら、それがもうピュッとできてたら、なんかそうなる世界ではもうそんなにソフトウェアエンジニアって別に社会に必要とされなくなると思うんですよね、もうそうなったら。
ドラえもんみたいなのが一人に一台、一台っていうか一人に一人かな。みんなの隣にドラえもんみたいなエージェントって呼ぶのもちょっと抵抗があるけど、ドラえもんがみんなのそばにいてくれたら、ソフトウェアエンジニアはいらないなと思うんで、僕は別にソフトウェアエンジニアを守んなきゃいけない職種だとは思ってないんだなっていうのを話を聞いててめっちゃ思ったんですよ、改めて。
30:15
juneboku
だから僕にとっての理想は、みんながソフトウェアとかテクノロジーを活用できている状態、自分の自由に、それが僕が思う一つの理想だなと思ったんですよね。
それで言うと、ビポリンが守りたいと思っているものと、これは今守られてるなって感じるとしたら、その社会はどんな形をしてるんだろう。それがわかっていれば、そっちに向かって歩いていくことができるのかなと思って。
miho
なんか、助産主がどうっていうよりも、やっぱり生まれてよかったな、で、自分も生んでみたいなって思える社会はいいなって思うんですよね。
juneboku
なるほど、なるほど、なるほど。わかってきた。
わかりました?
理解がちょっと少ない。だから、助産、実は助産がどういうことよりも、出産というものが今よりもっとポジティブにとらえられててほしいってようなこと言いました、今。
miho
そうかもしれない。
juneboku
出産のリデザインかもしれないですね、ビポリンがやりたいことは。
miho
そうか、助産主がっていうよりも、出産がポジティブになっていけばいいって感じ。
juneboku
今も、僕からすると存分にポジティブだと思ってるんだけども、今よりもっと出産というものが、ハッピーな位置づけとか、ハッピーな社会からの迎え入れ方をしていたら嬉しいのかなって、そういう今のところの最新の理解はそうです。
miho
でも、出産もそうだし、なんかもっと人生な感じかな。
juneboku
おもしろい。聞いてみたい。
miho
なんか、出産体験はすごいポジティブで、めっちゃ満足ですってなっても、そのあと産後めちゃめちゃ孤独な子育てをしたりとか、
juneboku
あー、なるほどなるほど。
miho
とかってなると、そこだけ良くても、産まれて良かったなとはならないじゃないですか。
juneboku
なるほど。じゃあ、もうちょっとスコープを変える。産み、育てることなんだね、スコープは。
miho
そうですね。そんな感じ。だから、すっごいでかく言うと、女の人が幸せな社会って感じ。
juneboku
いや、でもそれは、そうね、それはすごくできることいっぱいあるよね、そう考えたら。
miho
できることいっぱいあると思う。
juneboku
そう思えば、いろんな活動がつながってるね、実はね。
33:05
miho
うん。
juneboku
分かってきたな、すごい理解が進んだ。嬉しい。
miho
嬉しい。これで理解進んでくれるの嬉しい。
juneboku
理解進みましたよ。だからそうだな、この30分前、ここに着石する前の自分と今の自分の差分で言うと、もうちょっとそのスコープが刹那の話かと思ったね。だから。
miho
もっと絞ってる感じ?
juneboku
その一瞬、だから産む日ぐらいの話と思って最初聞き始めたけど、
もっと期間で言ったら、もっとその前後の数年だなっていう、そこがミポリンの自分の領域だと思ってるんだなってことが分かったから。
miho
そう、そうですそうです。
juneboku
そう思ったらめっちゃやることあるし、そしたらね、それこそ社会福祉士の資格を持つとかかもしれないしね、もしかしたらミポリン個人で言ったらまずは。
そしたら生まれた後のケアも伴奏できるかもしれないし、出産の時の経験が良ければ、この人にこのまま育児も伴奏してほしいなっていう、そういう体験になるかもしれないしね、産む日とかしたら。
それおもしろいね。
juneboku
なんかその、助産師って聞いた時に、じゅんぼくさんみたいに、出産の日、もしくは出産の前後1ヶ月ぐらいのイメージになると思うんですよ。
miho
僕そうでしたね。そういうバイアスを持ってるってことが明確に分かりました。
多分ほとんどの方がそうだと思うんですよ。助産師って聞いたら、その辺りにいる人だなみたいな。
juneboku
で、私はそれを取っ払いたいんです。
あったらそれ、もっと言ってたほうがいいね。
miho
そこを取っ払って、もっと助産師って、女性のためになれることあるし、
この産みたいって思える社会を作るってことは、社会に貢献できる職業だって思ってるから、もっと活用してくださいみたいな感じ。
juneboku
そうですよね。なんか場合だったら、ちょっと別の名前とかを考えてみてもいいのかもしれないですね。
miho
そうなんですよ。産むを助けるってなっちゃってるから、やっぱそこだけなんですけど。
juneboku
でもそっか、分かってきた。産むって実はすごく、もう数年単位の話なんだな。産む日だけじゃなくてね。
だからもともと産むってそういうものなんだけど、助産師を例えば映像で紹介しようつると、やっぱり産声が聞こえてくる手前数分から映像が始まるイメージあると思うんですよ、僕だけじゃなくてね。
だからその紹介のされ方もその一部分にフィーチャーしちゃうから、どうしてもその助産師の仕事のピークのところに来るから、そうイメージになっちゃうんだな、紹介のされ方によって。
36:14
miho
そう、だし助産師自身もそう思ってる人はいっぱいいると思うんですよ。
なるほど、そっかそっか。
私みたいにそんな全助生に寄り添いたいですって思ってる人もいると思うんですけど、全然お産だけをなりわいとしてる人も全然いるし、だからそれが全助産師の意見では全然ないとは思ってる。
juneboku
なるほど。
いっぱいいる。
私はなおさら、みぼりんが真にやりたいと感じていることに、何か名前を考えてみるっていうのはおもしろいかもしれないですね。
その名前を考える中で、これは違うなとか、これはなんでしっくりこないんだろうとか、これは結構やりたいことに近いかもみたいな思考がはかどると思うから、
仮にそこに自由に名前をつけていいとしたら、なんていう職業になるんだろうって考えてみるのは、思考実験としてめっちゃおもしろいだろうなって思いました。
miho
おもしろそうだけど全然湧いてこない。
juneboku
でもそうだね、助産師っていうとたぶん既存のイメージで引っ張られると思うから。
miho
そういうところから、イメージを変えるっていうのはそういうところから変えていくってことですよね。
juneboku
そうそうそう、そういうことだと思います。
で、聞いて、何これって思ったら、ああそういうことなのかって、自分が知ってるつもりの言葉ってそこで思考止まっちゃうから、でも知らない、ああ助産師ねってなっちゃうと思うんですよ。
そこから、え、なになにってなりにくいから、なんかある種聞いたことある言葉なんかちょっともじってるみたいなのがあると、どれどれと思って調べてみたくなったりするから、
それはすごくおもしろい、それをなんか例えばポッドキャスト名とかに入れると、興味を引くとかっていうのはあるでしょうね。
miho
おもしろい、ちょっと考えてみよう。
juneboku
一緒に考えましょう、それめっちゃおもしろいと思いましたよ。
miho
で、一旦この収録がね、たぶんあと30秒ぐらいでね、ブツッと切れると思う。
juneboku
一旦ここぐらい、区切りいいところではあるね、一個なんか話ができたね、まとまった話が。