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こんにちは、東京でゲストハウスをやっているジュリーです。 今回は旅の話をしたいと思います。
大学生の時にですね、9月の半ばぐらいまで夏休みだったんですよね。 それで当時付き合っていた彼氏から夏休み旅行に行こうって誘われました。
旅行か一泊とかそんな感じかなと思って、 彼がね打ち合わせするっていうので待ち合わせした場所にですね、そのミーティングのために行きました。
新宿の伊勢丹の喫茶店だったと思います。そう記憶しています。 彼はすでにですねパンフレットを用意していて、行き先は北海道で一周するぞという話でした。
日数は5日間で、あとですね彼がすでに決めていることがあって、それはレンタカーでした。 パンフレットにはですね、その飛行機を選ぶ、宿を選ぶ、それでレンタカーを選んで、
プランニングして、トータルでいくらみたいな、そういうので申し込むっていうタイプのプランニングだったんですけれども、
彼が決めていたことは、そのレンタカーのカテゴリーですね、ランク。 高級会社カテゴリー。
要はレンタカーの中で一番高いランクですね。これはもう決定事項っていうことでした。 車と運転が大好きな人なんですよね。
ただレンタカーのですね、車種までは選べずに、一応高級会社カテゴリーの中のどれかを乗れますよっていう、そういうですね、申し込みタイプでした。
それでレンタカーをですね、一番最高ランクにするとその分、トータルの旅行の代金が、費用が上がってしまうのは当然なんで、
だからその飛行機とかね、そういうのは安く抑えるために、一番朝、朝一で行って、最終便で帰るみたいなね。
こういうですね、微妙に不便な飛行機を選んで、少し旅行の費用を抑えたっていうことをしました。
それで朝一に羽田に行くには、私の実家というか当時住んでいた家からは間に合わなくて、確かね前日は友達の家に泊まって、それで空港に移動してましたよね。
旅行はその東京から千歳に飛んで、さてまずレンタカーなんですよね。
でその彼氏とはですね、その旅行に行く時で付き合って半年経つか経たないかぐらいだったと思います。
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で初めてのですね、二人でデートしたのがドライブだったんですよね。
で当時私はあの日産のプリミエラっていう新車に乗ってたんですね。
でこの人がプリミエラに乗りたかったんですよね。
で二人で出かけようってね電話をかけてきたわけです。
あの初め、まあそれまでは二人で出かけたことはもちろんなくて、で電話かけてきてですね、出かけようっていうふうに連絡をしてきたんですよね、電話で。
で当時は直電ですよね、お家の固定電話にかかってくるわけですが、
その時にプリミエラで来いよ、プリミエラで来いよってね、何度かね念押ししてきたんですよね。
ではいはいわかりましたっていう感じで、とにかくプリミエラで私は行ったんです。
でその時のね、あの初めて二人で出かけたっていうそのドライブデートの時に、そのドライブがスタートした直後、
でその時すでにもうね運転は彼の方に変わってたんですよね。
もうどんだけ車に乗りたいんだよっていう感じなんですけども、私の車なのに。
でそのドライブスタートした直後にですね、彼が言ったんですよね。
これからは女性も運転はできた方がいいよって、私に向かってですね、強く強くアピールしてたんですよね。
でその時ですね、大学生だったからまだ免許を取って日が浅かったんですよね。
だからそんなに長距離ガンガン一人で行くような感じでもなかったから、そんなもんなのかなぁとですね、思っていたんです。
それで旅行の話に戻るんですが、レンタカーはですねBMWでした。
紺色のBM。かっこよかったですよね。さすがに乗り心地も良かったです。
で1日目はまず札幌ですね。
で当時私ですね、バイト、アルバイトをですね、ウィンズでやってたんです。
ウィンズってわかりますかね。ウィンズってあの競馬ですね。JRAがやってるその、
何ですか馬券を売る場所ですよね。ウィンズ。あの緑色の。このウィンズに
でバイトしていた関係で、札幌にもウィンズあったなぁと思って、ウィンズ札幌に行きたいって私リクエストしたんですよね。
札幌行っていきなりウィンズかよっていうその選択もですね、我ながらちょっと笑っちゃうんですけれども、
あとはその日はねジンギスカン食べたりしました。で本格的な長距離ドライブは2日目からスタートしました。
で札幌の後ですね、BAを目指して移動です。BAはね、ロマンチックな景色が有名なんですよね。
彼氏はですね、この北海道旅行での野望が高級会社の他にですね、もう一つあってカメラの撮影だったんですね。
でこの旅行の前に直前にバイト代をはたいてですね、一眼レフのカメラをですね、
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ゲットしてたんですよね。ピカピカのカメラをですね、三脚と一緒に持ってきてました。
もうこのね、北海道でいい写真撮るぞーっていうね意気込みを感じました。
それでBAはね、とにかく広くて美しかったんですよね。で運転も爽やかでした。
でこのね、ドライブ旅行のために彼氏がね、あのカセットをね用意してくれていたんです。
それがBEAZのリスキーでした。リスキーっていうアルバム聞いたことある方いるでしょうか?
微妙に古いでしょうかね。イントロがチャラいんですよ。
Where do we goってね、リスキーっていうねリスキー。このね、チャラい感じがすごく良くて
BEAZの曲のね、この歌詞がね、稲葉孝司が書いてる歌詞なんですけども、
韻を踏んでいたりして、微妙に情けない男が出てきて、
それまでですね、私はBEAZって聞いたことがなかったんですけれども、
このね、なんかこう、歌詞のチャラい感じと、音楽とギターはいいんですけれどもね、
このBEAZのユニットの二人のお笑い要素にね、完全にね、虜になってしまって、
それ以来ずっと未だにこのBEAZはね、大好きです。
2日目はですね、札幌を出発して、BEAZに行って、ゴールはサロマ湖でした。
でね、これ札幌、BEAZ、サロマって300キロ超えるんですよね。
で、ほとんど途中からはですね、高速道路じゃない移動だったんで、
結構ね、運転はタフです。で、運転はね、二人で交代をして、今のようにスマホもないので、
ナビもね、ナビゲーションシステムなんていうのもないので、
マップルを片手にですね、助手席に乗った方が、ナビをしてですね、とにかく進むっていう感じでした。
3日目はサロマ湖を出発して、ゴールが九州路でした。
で、この日はね、のとろ岬灯台っていうところのね、海岸に行ったんですね、北の海。
で、この北の海を見たら、なんかね、わぁ、なんか遠くに来ちゃったなぁと思って、
自然となんかね、涙が溢れてきちゃったんですよね。なんか感動しちゃって。
で、こののとろ岬の灯台のある海岸の後は、この日の見どころは、あばしりと真駿湖でした。
あばしりといえば刑務所ですね。私はこのあばしり刑務所、あばしり監獄にはめちゃめちゃ興味があったんです。
だから、このあばしり刑務所のですね、この門っていうのがあるんですね。ゲートみたいな。
この外観だけじゃなくて、博物館っていうのがあって、ここに行きたかったんです。
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そこにね、行ったら展示があって、このね、老人形、囚人たちのね、老人形、あと警官本、老人形ですね。
これがリアルで、面白くてですね、
背中にバーンってね、入れ墨の入った老人形の囚人がね、お風呂入っている場面とかね、なんかそういうのがね、たくさんあるんですよね。
で、これに私、もともと興味があったのに、このリアルな老人形が面白くて楽しくなっちゃって、テンションが爆上がりしちゃったんですよね。
それで予定よりも長いしちゃったんです。
で、それを横目に、彼氏の方はと言うとね、多分老人形にはそこまで興味なかったんじゃないかなと思います。
それよりはね、次の目的地のマシューコに早く移動して、マシューコで撮影したかった、だと思うんですよね。
でも私がね、あまりにもこの囚人牢獄をね、楽しんでいたから、早く移動しようってね、言わなかったんですよね。
私はね、完全にテンションが上がってました。で、運転はですね、順番で、朝からずっと私がね、運転の順番だったんですよね。
で、運転も会長って、北海道最高って感じで、あばしで刑務所楽しいって言ってね、ずーっとね、もう一人で盛り上がってたんですよね。
で、女子席に乗ってる彼氏の方はね、ちょっとね、マシューコが気になる気になるみたいな感じだったんです。
それで着いたマシューコがね、そんなに天気が良くなかったとね、記憶していますね。
で、あばしで刑務所が終わって、で、マシューコに移動してきて、あの、私のね、気分もね、徐々にね、もうシュルシュルシュルってね、通常モードにね、戻ってきたんですね。
で、はっと気づいたら、あれ、私朝からずっと運転してるじゃん、と。
楽しすぎてね、私が運転もね、独占してしまっていたって、これはいけない、いけない、と。はっとして、それで、彼に向かってね、
おずおずと聞いたんです。運転変わりますか?って。で、私はね、気を遣って言ったつもりだったんですよ。別にね、もう運転疲れたから変わってとか、そういう感じじゃなかったんですよね。
なんかちょっとね、こう、我を忘れてというか、はしゃいでしまったので、はっと思ったらね、なんかずっと私だけ運転してるし、あばしりも楽しかったし、
だから、あ、いけない、いけない、と。運転を独占してしまっていたと。で、運転は私も好きだし、彼ももちろん好きだから、悪いと思って、変わりますか?って聞いたんですよね。
そしたら、彼氏がね、こう言うんですよ。このタイミングで交代するんだ、とか言って、もう不機嫌になっちゃってたんですよね。
うわー、怖い怖い怖いって、やばいやばいやばいって感じで、もうどうしようどうしようみたいな。もうね、はしゃぎすぎちゃったよ、自分と思ったんだけど、もう遅くて、
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車内がね、めちゃめちゃ重苦しい空気がね、もう充満しちゃって、もう息苦しいったらあれはしないって感じで、まあそこにチャラい菓子のビーズが流れるみたいな。
その日はまあ一応無事、串路に着いて泊まりました。4日目はね、串路の湿原を見たんですね。
串路湿原ってね、航空写真なんだと思うんですけども、沼地のね、ちょっと川みたいになった沼がS字カーブになっている景色の写真ってご覧になったことがある方多いと思うんですけどね、
あれを肉眼で見られるポイントがあるのかと思い込んでたんです、私は。でもね、探せど探せどそういうスポットが見つけられずに、
とにかくまあここが串路湿原ですっていうね、湿地を見るみたいな、それに終わってしまったんですよね。だからちょっと期待していた、このS字のね、串路湿原が見れずにちょっと残念だったんですよね。
それでこの日はね、ゴールがフラノだったんです。串路からフラノって結構ありますよね、距離が。ここで彼氏が言います。
もう一回ね、真駿湖へ行ってからフラノへ移動するのはどうかなってね。
もう諦めない性格ですよね。これをね思い知ることになるんです。このね、彼のね、ねっとりとしたね、やりたいことは絶対に諦めないみたいな、真駿湖もう一回行きたいみたいなね、こういうこう、
じっとおっとしたね、強い、こうね、情念をね感じるわけです。
それで真駿湖へもう一度行くことにしました。 串路からね真駿湖も1時間半は余裕でかかりますね。
で、真駿湖がその時晴れてたのかどうか、曇っていたのかどうか、正直ね、
あんまり覚えてないんですよね。それよりも何よりもね、この真駿湖からフラノへのこの車での移動が
とにかくハードだったっていうことは忘れません。 一気にフラノへ向かうんですね。で、4時間以上かかったかな。
300キロ近く一気に移動しました。 あの高速道路じゃないんで、いくらねBMでもね疲れるんですよね。
で、既にこれ旅行の4日目なんで、もう疲労もね蓄積しているし、その前日のですね、こう
車内の重苦しい雰囲気とかね、なんかそういうのもね微妙に少しはね引きずっていたわけです。
それでフラノに着いた時はもうヘロヘロで、 で、
宿に着いたらね、まあ夜着いたんですけど、その宿の人がね、翌朝早朝にね、
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相当早い時間5時とか、そういうすごい6時とか、そういうすごい早い時間に気球を飛ばすんですと。
気球に乗れますけど乗りますか?って聞かれたんですよね。 そうしたら
彼氏が乗りますって言うんですよね。 こんなにヘトヘトで疲労困憊してるのに、そんな早起き無理だろうってないし思ったんですけど、
まあ気球に乗りたかったんでしょうね。 残念ながらね、結局気球は天気が悪くて飛ばなかったんですけどね。
で、フラノといえば北の国からのロケ地ですよね。 黒板五郎の家があって、ここでも私テンションが上がっちゃうんですよね。
ただね、もうさすがにこれね運転疲れで、後で写真見てもね目が笑ってないんですよね。
ちょっともう疲れきっている。 そう、で、あとね、そのいくらね
付き合っている彼氏とはいえね、2人きりで5日間、しかもほとんど車っていうね。 このずっと2人一緒で車みたいなレアな状況にもね、正直疲れていました。
それでフラノでね、四孔玉フラノワインっていうのを買って、バッグがパンパンにね、8キレンばかり買い込んだ彼氏とね、その日はもうレンタカーを札幌まで行って、札幌から千歳に行って、
レンタカーを返却し、千歳から東京に戻ってきました。 もうおかげでこのドライブ旅行で運転は相当ね、鍛えられました。
そしてね、長距離ドライブでね、ちょっとしたね、あの 行き違いというか、あの
こじれでですね、雰囲気が最悪になるってこともね、本当この時のね、あの体験で痛感しました。
それでもですね、この彼氏がまたね、懲りずにその年の冬ですね、12月になったら、冬休みは京都に行こうって言い出したんですね。
で、京都ね、はいはい、京都、京都って、京都も車で行くって。 その時はレンタカーじゃなくて、プリメイラで行くぞっていうことで、よっぽど車旅行が好きなんだなぁと思いましたよね。
で、その時は、その冬はプリメイラで京都に行って、で、その後、その行程の中で比叡山行ったり、あと奈良もね、車で行きましたよね。
でね、この彼氏というのは、今の夫の直さんなんですが、 とにかくね、この初めてドライブに出かけた時に、彼が私にアピールした、運転できた方がいいよっていうね、この洗脳はうまくいったというお話でした。
旅の話、ドライブの話、北海道旅行の話でした。 聞いてくださりありがとうございました。ではまた。