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2022-04-15 15:04

第353回「「無意識のクセ」がもたらす成功と失敗」

第353回「「無意識のクセ」がもたらす成功と失敗」経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

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マインドサプリ
こんにちは、ケントカスキです。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、この質問をいきたいと思いますが、今日は質問をちょっとお休みして、というふうに秋山先生が話したいと。
そうなんですよ、そうなんですよ。
重大な。
重大なっていうか、先週、コーチングとはみたいな質問あったじゃないですか。
コーチング業界に対しての質問に近かったんですよね。
で、私の場合はいくつかあった中で、エグゼクティブコーチ、つまり経営者に対するコーチングとは、ということをお話しさせていただいて。
しゃべり終わった後、うーんとか思ってて、今私が普段、経営者の方に対して、どんなことを意識してコーチングしてるかっていうところも、ちょっとお伝えしたいなと思って、そのテーマで今日はお話ししたいと思いますね。
ちょうどね、この放送はされる頃には終わってるかもしれませんけど、経営者向けのセミナーもされるんですね。
私は不定期でやってるマインドセットセミナーというセミナーの中でも、このエッセンスをお伝えしてるんですけどもね。
どんなことをやるか、つまりコーチングを使って何をしなくちゃいけないかっていうことなんですよ。
よく私がお話しするのは、目の前の現実ってあるじゃないですか。
それが壁と呼ばれてるものかもしれませんよね。
その壁に当たったときとか目の前の現実に当たったときに、それを突破していく人と、
その現実にぶち当たってる最中の人と、現実にぶち当たるとこまで来れてない人っているわけです。
その目の前の現実、壁を突破していく人ってどういう人なのかっていうところがあって、それをコーチングで見ていくんですね。
なるほど。
何かというと、私たちの中では無意識の癖と呼ばれるものがあるんですよ。
私たちの中ではという、誤解の言葉。
違います。私たち人間には無意識の癖というものがあるんですね。
ああそういうことですね。
それを私が無意識の癖と呼んでたりするんですけども。
これ別の言い方をすると、たぶん世の中が言う天才性を発揮するとかって言葉あるじゃないですか。
天才性っていうものを無意識の癖ではないかなと思っているぐらいのものなんですよ。
無意識の癖。
これはとっても大きなその人の資質なんですよ。
その人が自分の人生の中で作り上げてきた資質とも言えるし、作り上げてしまった資質とも言えるんです。
無意識ですもんね。
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私たちが何か成功したとしますよね。
うまくいったことがあると。
それは実はその無意識の癖が非常に作用してるんです。
だけど私たちはその無意識の癖で成功したんじゃなく、何でうまくいったんですかっていうと、
いろんなことを意識的にわかること。
例えば、僕には営業力があったからだとかね。
ここまでこれたのは真面目にやってきたからだとか。
だいたい偉人の成功本を読むと、うまくいかない典型はそこにあるってことですか。
そうですね。
無意識の癖について書かれてないからってことですか。
そうなんです。
そうすると、確かに意識的能力をアップしてうまくいくフェーズってあるじゃないですか。
ところが大きな壁っていうのは、意識的なところではうまくいかないとこまでこれたってことなんです。
面白いことに無意識の癖なので。
無意識の癖って質なので、いいも悪いもないんです。
だからその無意識の癖があるから無意識にうまくやっちゃってることと、
無意識の癖があるから無意識に悪いことを起こし続けてることもあるんです。
いいか悪いかは環境だったりそのときの状況次第ってことですか。
そうなんですよ。
この無意識の癖を私たちは知らないから、
何度俺は成功できたんだ、過去を振り返ろうみたいなね。
やっぱり影響力があったから、じゃあ影響力をもっと伸ばせばいいんだって言ってやっていくんですが、
どこかでぶち当たるわけですよ、壁に。
逆に、なんで今これね、私がうまくいかないんだってことをまた意識的に考えるんですよ。
そうすると、うまくいかないのは、
私が事業承継をして現場を知らないから部下をまとめることができないんだって言ったりね。
だから現場に行けばいいんだって。
あとは、社員が本気にならないのは、ビジョンがないからだ、じゃあビジョンを作ろうみたいな。
じゃあその方が現場に行ったからといって問題が解決できるわけじゃん。
ビジョンを作ったからといって、部下が本気になってまとまるわけではないじゃないですか。
つまり、無意識の癖があるから、例えば部下が辞めてしまったり、
ビジョンにみんなが本気になれないことがあるかもしれないのに、
その無意識の癖を認識できないので、間違った打ち手をし続けるんです。
そうすると、効果は出ない。なんでなんでって不安になっちゃうんですよね。
私のセッションの中では、無意識の癖を知る、言い方では究極の自己理解って言ってるんですけども、
これに対して徹底的にやってますね。
究極の自己理解。
無意識の癖を知る。
無意識の癖ってなかなか説明もできないでしょうし、
だからその道のプロとして価値も出せてるのに効くのは難しいとは思うんですけど、
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例えば、あんまり安易なタバコとかじゃなくて、
もうちょっと交渉の案内のみですけど、どんな感じなのか、究極の自己理解。
例えばですよ。
この間、R1とセッションをしたときに、
その方の無意識の癖っていうのが、
やっぱり自分自身がとてつもなく全体を捉えて、そこに対してコミットして、
自分の能力をぐわーっと上げてっちゃうっていう癖があるわけです。
そういう不思議な抽象的な癖があるんですか。
全体を捉えて、そこに能力を上げてっちゃう癖。
そう。全体をバッと見て、
あ、これには、この能力が必要だってセットして、ぐわーっと上げていくんです。
無意識。
だから数字とかファーっと伸ばせるんです。
ところがその感覚が当たり前だと思いすぎちゃってるから、
その感覚を意識せずに部下に求めてるんです。
ただ、今説明してくださったからわかりやすいですけど、
その言語化もされてないってことですか。
されてないんですよ。
なぜか勝手に能力がやたらすぐに上がって結果出しているのを見ていくとそうだったってだけですか。
その人も、能力を上げていくっていうことも全く自覚ないですか。
これは無意識の癖ですね。
ですから、たとえ話としてはよくあるじゃないですか。
メガネに赤のフィルターがかかってるわけですよ。
生まれてから赤のフィルターがかかってたら、赤のフィルターがかかってるのは絶対にわからないじゃないですか。
そういう人がね、秋山先生、なんで僕は部下が辞めていくんでしょうかって言うんですよ。
そうするとやっぱりコミュニケーションが強く言っちゃうからでしょうか。
そこは意識できてるんでしょうね。
もっと優しい言い方を学びましたみたいな。
優しい言い方を学んでも、
無意識的に普通、これって何が課題かってすぐ抽出できるよねって目で見ちゃってるので、
全く気づかないんですよね。
もしそれを言語化できたら、自分にはそういう癖があるんだと。
その癖をいつ使うとうまくいくのか。
いつ使うと人を苦しめたりするのかっていうのがわかったりしますよね。
悪さをして使う使い方に対して直すじゃなくて、
意識して使わないようにするってことができるわけですよ。
なるほど。
逆に言うと、その方ができないことは何かというと、
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例えばなんですけども、
何か相手の気持ちに共感して寄り添ってっていうのが苦手だとできないんだったらば、
なるべく寄り添って頑張ったり。
逆にそういうのが上手い人にサポートしてもらったりすることができるわけですよね。
無意識の癖を知らないために自分の力を、
これはいわゆるブレーキを踏んだりアクセルを踏んだりしちゃってる状態ですね。
ブレーキとアクセルを両方踏むなんて表現するときあるじゃないですか。
こういうことが起きてますよね。
やっぱり私自身が、無意識の癖っていうのがいっぱいあって、それを知らないで。
その結果いい成績も収めたけども、
やっぱり人に対して良くないことをずっとやってきたんですよね。
無意識でね。
それを知ったときには愕然とするわけですよ。
こんなことをしてたんだみたいな。
経営者の方が、本当の無意識の癖っていうのは大きな質で、
その人の本当のパワーだったり、
その人の強い武器なんだけども、うまく使いこなせてないんですよね。
それをしっかりとコーチングで見ていくってことは一つ重要視してますね。
なるほどですね。そこに繋がるんですね。
無意識の癖。
この間、コーチングの中にどんな種類があるんですかって、あえて説明いただいたときに、
コーチ側のアウトカム設定として、大きく3つ設定されたのかな。
癒す、満たすみたいな意味での承認を扱うものと、
行動を促す、行動促進みたいなアクションプランを作っていこうっていうやつと、
自己否定。
これがかなり高次な意味での、自分を知るっていう話だったと思うんですけど、
この無意識の癖というものを扱うのは、この3つどれもなんですか。
どれもというか、この無意識の癖を見つけることによって、
自分をどう生かすかとか、どうアクションプランを作るかとか、
自分をどう自己否定してるかっていうことが分かってくる。
一番根幹にある部分でしょうかね。
コーチングって前回、要は自分を知るためのでしたっけ。
はい。自己対話。
自己対話のための、プローチの一つですよって結構さらっとおっしゃってたと思うんですけど、
無意識の癖っていうのは、コーチング分野では当たり前に扱うものですか。
それとも秋山先生がある程度扱えるっていうニュアンスのほうが近いのか、意外と大事な。
私が扱えるという方は難しいけども、自己対話だけでは難しいですよね。
本人が自分で気づける部分しか気づけないじゃないですか。
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自己対話であるけども、私の場合はこういう部分はないでしょうかとか、
こういう部分はどう思いますってことで、ほじくり出す感じですかね。
ああ、そういう意味。
これ、私のクライアントさんである方が、
私のセッションを受けた感想を上手いふうに表現していただいたので紹介してみたいんですけども、
これ私のホームページにも載ってるんですけどもね。
この方が言ったのは、
今読むと、「わかってるようでわかっていない事故の存在を、
わかってますと言い切ってしまうのはまずいと思います。
わかっていない自分のまま、自分の好きなようにトレーニングや瞑想していても、
欲しい結果は手に入れられるはずがない。」
まさにこの通りだと思うんですよね。
ホームページ、基本的に名前も顔も出てるんですけど、どうなってるんですか。
これは中山さんですね。日本パーカーライブチームの。
なるほど。ぜひ興味ある方は読んでいただいて、参考になりそうですね、今の話は。
実は私自身も自己否定とか自己自分の癖を見るときに、
自分でもやった部分もあったけども、
やっぱり私の師匠とかに教えてもらいながら、
自分の無意識の癖を発見してたんですよね。
ですから、確かにコーチングは自己対話のアプローチ法ではあるけども、
答えが全てその人の中にあるといっても、
その人が抽出できる分だけだとちょっと物足りない部分があるんですよね。
たとえばマイケルちゃんが西コールに向かって、
気の悪いとこはどこなの?って、癖はどこだと思う?って本人は気づけないわけですよ。
このときに右肩が下がってたの気づいてましたか?って言われて、
本当なの?ってそれを感じようとすると、
あっ、下がってたみたいになるわけですよね。
そういう部分は必要になってきちゃうんだなと思います。
なるほど。
今日はたまたま前回の話とセミナーが秋山先生の中でリンクして、
無意識の癖について伝えたほうがよさそうだなということで、
やらせていただきました。
独特の言葉だと思いますので、
また何かこれに対して派生する質問等々ありましたら、
ぜひぜひ具体的にいただけたら嬉しく思いますので、
聞かせていただけたらと思います。
よろしいですかね。
はい。
ということで、今日も終わりたいと思います。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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