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2024-08-09 14:14

第474回 「言いたいことが言えない人」のマインドの問題とは?

第474回 「言いたいことが言えない人」のマインドの問題とは?

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_akiyama

00:03
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますけれども。最近は?
最近ね、ちょっとこう、運動不足気味で、まずいなと思ってます。
あれ、この間は、合気道初段を取られた娘さんが、全然稽古に行ってないって話されてました。
そうなんですけどね。私も彼女が審査を受ける前は、稽古に一緒に付き合うわけですよ。
結構頻度な割合で、私も稽古行ったんですけども、審査終わった途端に、私も頻度が減ってしまって。
この間、娘さんが減ったっていう文句をおっしゃってましたけど、実は自分の話だったんですね。
ガンですね。
ガンですね。
うん、頑張ります。
そんな秋山先生に、いろんな質問がありますので、いきたいと思います。
ちょっと業種業界は分かんないんですけれども、経営者の方になります。いきたいと思います。
AIを活用して社内のDX化を図るため、新しいプロジェクトを立ち上げ、若手とベテランに入ってもらおうと思いました。
ベテランには参加してほしいと思っていましたが、声をかけられませんでした。
仕事を増やすことにもつながり、彼にとっては好まない仕事だろうと思い、無理にさせることによって辞められたら困るので、強く出られませんでした。
私のマインドの問題ではないかと思っており、どのように見ていけば良いものでしょうか。
これ、あるあるですよね。こういうことを言いたいんだけども、言っちゃうと辞めちゃうんじゃないかっていう心配って。
ありますよね。辞めるだけじゃなくて、他にもいろいろ考えて言えないってありますよね。
ということで、この方のマインドの問題でパッと思いつくのが今言ってくれたように、言いたいことが言えないっていうことがすぐ浮かんでくると。
何で言いたいことが言えないのかっていうところに、どんな自分の問題があるのかなっていうのを見ていくと良いのかなと思いました。
言いたいことが言えないのは何でなのかってことですね。
まず丁寧に見ていきたいんですけども、新しいプロジェクトを立ち上げて、若手とベテランに入ってもらおうと。
何かアウトカムがあったので、プロジェクトを立ち上げて若手とベテランに入ってもらおうと、この方は思ったわけですよね。
一応アウトカム的には社内のDXかって言ってるんで、この辺りは事業上の目標になるんですかね。
そうですね。そのときに若手とベテランに入ってもらおうというところにもアウトカムがありそうですよね。
なぜその人たちに声をかけたかっていう意味でのアウトカムってことですね。
次に彼にとってでもこのプロジェクトは好ましくない、好まない仕事だと。これは彼が思ったわけですよね。質問者の方が。
03:02
そうですね。好まない仕事だと思い。
次、無理にさせることによって辞めてしまうのではないかと思ったってことですよね。
このご質問者の方がですね。
なおかつ辞められると何かこう良くないこと、例えばわかんないけども売り上げが落ちてしまうとか、今任せてる仕事が止まってしまうとか。
それも思ったわけですよね。
そうですね。経営者としてはリスク管理的に考えちゃいますよね。
この思うことは、秋山先生って思い込みだって言いたいんでしょっていうことを言いたいわけじゃなくて、思うべきなんですよ。想像しなくちゃいけない。
ただその後にやっぱり確認をしていくっていうことが必要になってくる。
実際にどうかってことですか。
例えば彼にとって好ましくない仕事だと、彼のことを思いやったのかもしれないけども、本当にどうかわからないので確認しないといけない。
そういった意味で、実は言いたいことが言えないのではなくて、聞かなくちゃいけないことが聞けてないっていう問題が出てくるんです。
先にね、まず。
言いたいことが言えない環境をこっちの確認しない思い込みで作っちゃってる可能性の話ってことですね。
私考えたんですよ。何で聞けないのかなって。
そうしたらね、いや聞けないわと思ったの。
だって、もしベテランの方にこういうプロジェクトに参加してもらいたいんだけども、どう思うって聞いたとするじゃないですか。
聞くってことは、これ君にとってどういう仕事嫌なの?みたいな。
聞いたら、もし嫌だって言われたらどうすればいいのかなって思ったんですよ。
どういう意味ですか。ショックってことですか。
嫌だと言われたら、その後どうして決定するのか。
いやいや、そういうこと言わないで入ってくれよって言うわけにも。
そうすると無理っくりさせることになるので、無理っくりさせたら嫌がられるとか。
プロジェクトだったら若手に悪影響出て、若手からもクレームが来るかもしれない。
あとは無理っくりさせられたんだって恨みをかかれるかもしれない。みたいなところで無理っくりはできないわけじゃないですか。
じゃあこれプロジェクトお願いしようって嫌ですって言われたら、無理っくりさせない方はどうなるかっていうと、
嫌だって言ったら通用するので事例を作っちゃうんじゃないかと。
社内の風土として断れるぞ、風土が生まれちゃうみたいな。
そうそうそうそう。
あとは嫌だって、じゃあ目をつぶったらこの嫌だという自分のわがままを言ってるものを俺は放置しちゃっていいのかとか。
あとは周りの部下とか若手から結局社長は言えねえんだなっていう評価をされちゃうとかいろいろありますよね。
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ということは、このプロジェクトに入ってくれますか嫌ですかどうですかって聞いたら、
どっちの嫌だって言われた瞬間にもう打ってはなくなっちゃうんで聞けないなと思ったんだよ。
怖くて。
嫌だって言われるのが嫌だってことですよね。
そうですそうです。
だけどもうここで思考を止めちゃうので次のことが思い浮かばないんですね。
例えば嫌なんですって言われたらなんで嫌なのってことを本当は聞かなくちゃいけないんですよ。
あーなぜ嫌か。
ところがその前になぜ嫌をっていうのを聞いていいことなのかどうかもわかんないし、
そもそも嫌って言われたくないから嫌だと言われたらなぜなのという思考も出てきてないことが多いんですね。
だから本来としては嫌だって言われたらそこからなんで嫌なのかなっていうところを聞いていく。
そのアウトカンバーは何ですか。何を知るためにってことですか。
そうするとその嫌だの理由を聞くとその会社の中のその方との関係性とか、
例えば問題が見えてくる場合が多いんですよ。
まあ嫌って言ってるくらいですかね。何でなのかと。
いや実は俺若手がすごい苦手なんですとか、TXのこと全然わかんないから若い人にバカにされそうなんですよとかって言ってくれるかもしれないし。
なるほどね確かに。実は家族の方の問題だってこれ以上仕事できないんですよみたいな。
そんな角度からみたいな。何が出てくるかわかんない。
あとは社長結局これ俺に言ってってことは、
俺が機械音響でダメ出ししたいからこれで何かその考え直してこいってそれをやらせたいんでしょって出てきちゃうかもしれないし。
どうせ社長はこう思ってるんでしょパターンね。ありそうですね。
だからそれは聞きたくないので聞けないとなるんですけどそこに問題があってそれが隠れてるものを出していくってことが本当は重要。
ただなかなかできない。
そこでもし聞けません聞けませんって言うならばやっぱり私のお勧めはアウトカムに立ち帰ることです。
つまり今回の新しいプロジェクトを立ち上げたアウトカムはどこだったんだろうと。
なぜDXかAIを活用して社内をDX化させたかったのかってことに立ち帰る。
なぜやりたいかね。
そのときになぜベテランと若手を入れたかったのか。
そのベテランでなぜ彼にやってほしかったのか。
そこをまず自分がしっかりと言語化していく。
アウトカムの再設定再認識からまずやるって感じですね。
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だから俺はベテランの彼に、ベテランの中でも彼にやってもらいたかったんだってことが自分の中で腹落ちしてたら聞けることが聞けるようになる。
あとねあるのが私の経験なんでこの方がそうかどうかわからないんですけども。
私あの例えばあるプロジェクトにベテランと若手を入れようと時にこの機会だからベテランのことを教育したろうと思っちゃう時もあったんですよ。
例えばですよ。
ついでにってことですか。プロジェクトということを理由に。
教育というか言いたかったことがあるけどなかなか言えなかったので。
例えば若手と話したがらないこのコミュニケーションが嫌がってるベテランにコミュニケーションを活性化させるとか。
裏の計算としてのアウトカムの話ってことですか。
あとはベテランの人が若手をとにかくどう勝つとか上から目線だと。
AIを活用してDXからなんてどうせ若手のほうができるからそこで若手からにたっぷりと怒られてこいだったのか。
そういう裏の教育とか教育って言うんでしょうかな。
気づけとか。
そうそう思い知れみたいな。
思い知れ。
私とか昔やってた記憶が思い出したので。
嫌な上司ですね。
それを言わずにってことですよね。
そうそう。
俺は相手を照らすように気づきそうですね。
だからもしそういうことがご自身の中にあるならば、そこは今回のプロジェクトに本当に必要なのかと、純粋に。
ありますね、でも言われてみると確かに。
ベテランっていうのはあれですけど、逆に若手とかプロジェクトに入れて、何かきっかけになったらいいなみたいなぐらい。
でも実はあいつ鼻が高いから怒られてこいとか思ってるからね。
そうじゃなくて、やっぱりなんでこの方、社長さんかもしれませんが、AIを活用して社内のDX化を図ろうと思ったそこの問題知識があったので、
そこに対してしっかりとアウトカムを見たときに、このベテランスタッフが本当に必要なのかとか、
もし本当に必要だとするならばそれを伝えていくという、そこも含めてどう思うっていうことを聞いていくことがすごい重要になってくると思います。
本当にアウトカムが何なのかっていうのを一度整理してみていくと、意外と無意識に裏のアウトカム設定しちゃってるって可能性もあるってことですね。
そうすると、それが理由で逆に踏み込んでいけないと。
うん。っていうところも出てきたのが、もしかすると私のマインドの問題にそれがあるのかどうかをチェックしていただくっていうのはすごい良いと思う。
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なるほど。改めて整理、最後にまとめますと、私のマインドの問題はもしあるとしたらどうなんですかねという質問でしたけども、
アウトカムが荒落ちしていないとか、アウトカムの中に別の何かスナイクのようなアウトカムが入ってなかったかどうかとか、そこをチェックしていただくとすごい良いと思います。
あとはもう一つ、確認すれば良いものを聞けないのはなぜなのか。
そうですね。聞くべきことを聞けないなぜなのかっていうところですね。
そこもちょっと見ていただくと良いんじゃないかというところですね。
はい。
でも今日大きなテーマとしては、言いたいこと伝えたいことをなぜか言えないってときのマインドの問題の話ですね。
だからいろんなところで同じことが起きて、裏のアウトカムっていうのは嫌な言葉だからなって感じですね。
いやいや、やっちゃうじゃないですか、私たちは。
やりますよね。
でもこの方ね、これを質問して送っていただいたことは、そこの自分に何となく気づいてまずいんじゃないかなっていうのがあったんじゃないかなと思います。
だからこそ私はこういう方を応援したいし、ダメだじゃなく、そういうところを見ようとされてるんですねっていうことで、本当にエールを送りたいなと思います。
ということでね、なぜなのか。そしてアウトカムの見直しというところを一度見ていただいて、ぜひまた何か発見がありましたらご質問いただけたらと思います。
終わりましょうか。
秋山先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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