00:01
福永均の繊維の泉
始まりました。福永均の繊維の泉、今週もよろしくお願いします。
ありがとうございます。
今週はですね、先週に引き続きまして、
Bingo年史株式会社の三成社長にゲストに来ていただいています。
三成社長、よろしくお願いします。
はい、こちらこそお願いします。
はい、じゃあ早速ですね、前回、うち泉工業とのいろんな出会いのきっかけとか
いろんな話を福永社長も含めていただいたんですけれども
ちょっと本社のやってることが、ちょっとまだリスナーさんに伝わってないんじゃないかみたいなのは
ちょっと僕思ったので、改めまして
前回、年史業と和紙糸を作られているということをお聞きしたんですけど
その2点に関して、もう一度ちょっとご説明をいただけますでしょうかね。
了解です。
年史業っていうのは、今僕が捉えているのは糸のお見合い業ですね、これは。
東京ラブストーリーですね。
ちょっと古い。
糸の伐掌でですね。
普通の同じ糸をするのは別にどこでもできるんですけど
やっぱり最近いろんな機能紙とかもね、いっぱい出てるんで
うちの地域は基本スパン紙と呼ばれる単線糸を扱うのがほとんどなんですけど
最近はスパン紙とフィラメントでいろんな機能がある糸がいっぱい出てるんで
その組み合わせで新しい糸が作れたらな、というのを今やってるんです。
わかりやすく言ったら、普通の綿の糸とウレ単紙を伸びるゴムの糸を年史すると
こう、綿が伸びるようになったりとか
機能じゃなしに色で見せるっていうのもあるんで
セーターとか、例えば3本の糸を年史するときに
それぞれ3本、みんな違う糸を年史したりすると
ちょっとカラフルなセーター向けみたいなのになったりとか
いう形で、結局それぞれの持った機能を年史することで活かせるような糸になればね
面白いなーっていうところですけど
実際その通りうまくいかないこともいっぱいあるので
その前に糸を合わせる、合わせる糸とか
その作業の時とかでもやっぱり相性のいい糸とか、そうでない糸とかね
なかなかうまいこと引き揃わないとか
まあ素材も違えば太さも違うし、滑り具合もやっぱ違うので
生まれも育ちも違う2人が出会うんでね
うまいことやってあげないとということで、東京ハブストーリーですね
そこが面白いとこじゃないかなと思って
高校で言われた委託加工ばっかりじゃなくてね
この業界にはこれが向いてるからこの糸とこの糸
03:02
ましてばんてんもこの糸とこの糸で
右なり左に何回寄るのはこの分野のためですよみたいなんでね
行きたいなぁというふうに思ったりしてます
はいはい、それはもう糸の組み合わせとか素材は
三谷社長が考えておられるってことですね
そうですね、それとか言ってどんなのがいいとか聞いたりして
やっぱり私織物の産地ですけど同じ
例えば三丸装飾でも織物と編み物だと全然寄り返しが違ったりするので
求められるのは違うんだよね、年始加工に
だからまだ靴下ならこういうのがいいなとか
またメンズかリリースかでも糸のばんてんの設定も違うでしょうし
寄り返しが変わってくるかもしれないですし
そういう寄り返しを変えたりばんてんを変えたり
右に寄るのか左に寄るのかって言ってるともう無限の可能性があるので
この中でね本当にこの2人はいい糸になったなぁという時もあれば
なんやお前らはというような時もやっぱり
福永社長とこの夫婦関係のようなもんですよ
そんな例え
僕笑っといていいんですよ
これカットですね
なるほど
このところが面白いかなと思ってやってます
年始に関してはうちもね福永社長いろいろラメ糸とか見合わせたりして
苦労されることも多いんですけど
やっぱ分かる部分とか今の話結構ある
めちゃめちゃあるな
めちゃめちゃあるわ
社長おかしいですよほんま
いろいろ作りすぎておかしいですね
おかしいと言われて
変態ラメ糸メーカーやから
間違いないですねそれ
なるほどありがとうございます
いえいえそんな感じです
ありがとうございます
では次に和紙糸についてまた皆さんに教えていただけますでしょうかね
はいありがとうございます
委託加工以外で新しい糸を作りたいというので
5年ほど前から
びんわという名前で和紙の糸を作り始めてですね
これが普通のと全然違って
綿の繊維とかが糸になっているんじゃなくて
紙状のペーパー状になっているものを
年始してまたそれと相性の良い素材と合わせて
ニット用と提案したりとか
100%だと織物の方向に提案したりとか
という形でサスティナブルという時代背景も
ここ2,3年はいろいろといろんなところに使ってもらったりして
Tシャツとか靴下用とかここ数年は
本当に紙を切って
年始というか糸状にされていくんですか
そうですね原料もいろいろあるんですけど
パルクマニラサとかいうのが多いんですけど
06:00
やっぱり製紙会社で思いっきりそれをついて
何百メーター500キロぐらいのロール状に巻かれるんですよね
それをうちがしたい番手によって
これ1.5ミリに切ってねとか2ミリに切ってねとかいう形で
スリッとしてもらったやつを
うちで年始していろんな組み合わせで
それに合ったところにご提案してるという形ですね
ただ面白いのが今和紙といろんなところから出てきてるんですけど
もちろんそこの製紙会社によって作り方も違いますし
縁起の仕方も各社それぞれなんで
それによって風合いが変わったり強度が変わったり
記事にした時の縮みしろが違ったり
同じ番手なのにA社のはレピアでいって
B社のはエアーがいけるよとかね
いろんなことがあったりしてまだまだ
本当に奥が深い新たな糸かなと思いつつ
日々触れ合ってる感じです
ちょっと素人みたいな質問で恐縮なんですけども
紙って切れやすかったりしないんですか
切れやすいですね
特にテープは切れやすいですね
やっぱり寄りがかかるだけでだいぶ違います
弱いやつは手でちょっと引っ張ろうとしただけで
プチンといったりもちろん幅が狭い糸ですよ
3ミリから4ミリとかしてるとそんなことはないですけど
縁起上がりは相当強い糸にはなります
縁起しない糸では大きく物性が違うなっていうのは
マジックなんですけどね
なるほど
縁起したら同じ番手になるようなテープでも
縁起にかけると回転数変えないと
全然切れたりうまくいかなかったりということで
やっぱ紙の質というかね
縁起具合とかなんかそういうのがあるんでしょうね
同じ番手の同じ和紙100%だよつっても
最終製品が何になるかで
どの糸がいいか選んでね
今言ったりはしてるんですけど
和紙一途中だけだと大体番手は一緒だろうとかね
一緒だろうみたいに思われますけど
食器が変わったり風合いが変わったりも
全然するんで
逆に言うように言えば少し
何を作るかによって和紙糸も選べれるような
こちらの宣伝は足りてないんですけどねやっぱり
そういうのも違いますよというのを最近お伝えしながら
ちょっとうちのも使ってみてください
良い方を使って良い方をやられたらどうですか
というような形でやったりしてますね
使われる用途とかお客さんによって
いろんな提案ができるというような
そうですね
一つでもそれが横編みなのか丸なのか
縦編みなのかで変えたりもしてますし
09:00
はいはいはいはい
なるほどなるほど
この辺そうですねやり方変えたりして
まだ難しいところがあって
横編みとかになると斜行という問題があったりして
あの辺がね他の丸だと生地で整理加工とかしてもらえるんで
良いようにやっていただけるんですけど
横編みの場合は最初からね
生地の形になって出てきたりするんで
変えた時にもう生地が斜めにならんような
絶妙なバランスで糸出せよっていうのが
一体的なようになっているんですけど
まあだから年始でありながら
まだバランスが取れないどうしろと
ということになるんですけどね
横編みの研究中ですね
ああなるほどなるほど
そういう意味ではお客さんによって
提案をいろんなこと変えるっていうのは
結構うちのやり方と似てますよね社長
うーん
なるほど
そういう感じですね
だからまだわからんことだらけですね
なるほどなるほど
知れば知るほどね
こんな感じですね
ありがとうございます
ちなみにその展示会とかは
出られたり
どこに行けば御社に会えますよ
みたいなのってあるんですかね
展示会はごめんなさい
ちょっと3年ほど続けていて
今はちょっと出る予定はないんですが
逆に会社の方に来てもらえれば
いつでもウェルカムですので
なるほど
工場見学とかも全然OKという
はい女性限定ですが
そこカットしまーす
全然構いません閉鎖的な業界なんで
ちょっとでも知ってもらえる方がね
なるほどなるほど
ありがたいので
おー
製品の方に近づくことの念しって
多分全然知られてないと思うので
設定もなかなかないですし
こちらからメーカーに直にね
提案に行くってこともなかなかないので
はい
そういうのを知っていただけるんであれば
来てもらうのは全然ウェルカムです
なるほど
分かりました
じゃあまあぜひその
ビンゴ姉さんのその和紙と見たいとか
あとはまあ年始場とかも見せていただける
もちろん
はい
こんなに広くないんですぐ見終わりますが
なるほどなるほど
それはもうホームページから
ちょっと問い合わせさせていただきます
そうですね
問い合わせ欄があるので
そこから連絡いただけると
はい私も見てますから
対応させてもらいます
ありました
ありがとうございます
はい
こんな感じでですね
前回から2週にわたって
ビンゴ年始株式会社の三谷社長様に
ゲストで来ていただきました
三谷社長ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
また100回目で呼んでください
はいありがとうございます
はいということですいません
ちょっとお知らせがですね
いずみ工業弊社からありまして
来年2月のですね
令和3年2月17日から
19日に一宮で行われる
12:02
ジャパンヤンフェアに出展しますので
皆さんよかったら概要欄に
詳細貼っておくので
よかったらそちらもぜひご来場ください
はいでは三谷社長ありがとうございました
ありがとうございます
ありがとうございました
失礼します
世界の人々に飾る楽しみをお届けする
いずみ工業株式会社
ふくながひ都市の繊維の泉
この番組は提供
アトゾメラメイトメーカー
いずみ工業株式会社
プロデュース製作
キラテン
ナビゲーター
潤天堂でお送りしました