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福永ひとしの繊維の泉
みなさん、こんにちは。ひらてんじゅんでんどうです。
福永ひとしの繊維の泉、本日も始まりました。福永社長、よろしくお願いします。
お願いします。
福永社長、今日はどんなお話でしょうか。
ラメ糸を前々回、簡単に説明したんですけども、そこをもうちょっと深掘りさせていただこうと思ってます。
はい、お願いします。
ラメ糸、以前にラメ糸っていうのは、フィルムに色を付けて細く切るという、非常に変わった繊維というふうに説明を簡単にさせていただいたんですけど、
色を付ける、ここの部分を少し説明させていただこうと思います。
我々は着色という言い方をしています。付ける色ですね。
着色ですが、簡単に言いますと印刷です。グラビア方式という印刷方式で印刷をしています。
グラビア印刷ですが、一般的には放送材料とかに多く印刷されている、大量生産されるための印刷方式になります。
ちなみにグラビアアイドルという女の子たち、彼女たちはグラビア方式で印刷されているのでグラビアアイドルと言われています。
彼女たちが一番最初オフセットで印刷されていたらオフセットアイドルというふうに呼ばれていますね。
これ一番覚えてもらわないといけないところです。
着色ですが、染料を使いまして印刷を行います。
染料印刷という非常に変わった方式で、一般的な印刷物はほとんどが顔料を使っています。
我々は染料という非常に変わったものを使って印刷をしています。
この染料印刷を行いまして色を付けていきます。こんな感じです。
ありがとうございます。フィルムに印刷をするというイメージですか?
インクジェットプリンターで紙に印刷されるとか、あんなのに近い?
もうちょっと透明度が高くなりますね。染料を使いますので。
繊維製品というのは染色されることが多くて、その際に染料を使うんですけれども、
一般的な染色で使われる染料とは全く違う染料になりますね。我々が使っている染料というのは。
フィルムの上に乗っているという考え方でいいんですか?
そうですね。
フィルムはなかなか染み込んではいない?
そうそう。染料というがんしん状態ではなくて、本当に上に乗っかっているという風になっています。
逆を言えば、ちょっと爪でキュキュッと擦っちゃうと剥がれちゃったりするというようなところもあるわけですね。
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あります。
それをラメイトとして品質を管理するのは、いかに難しいかというようなところもまた別の機会に話してもらえたらと思います。
福永ひとしの繊維の泉。
ラメイト王子が今日こそ行く。
日々ラメイトメーカーの栄養マンとして飛び回っている泉工業株式会社のラメイト王子こと石川亮太が、
今週一番ホットな繊維情報をお届けするコーナーです。
ラメイト王子の石川です。今週もよろしくお願いします。
では今週は皆さんにシルクという素材についてご説明というかお聞きいただければと思っています。
シルクって聞いたことありますか?
あります。
皆さん一度は聞いたことあると思うんですけど、実際何からできてるんやとかってご存知ですか?
シルクね、パジャマからできてるのかな?
パジャマではないんですけど、
そっこみ薄いな。
ちょっとまだ緊張がね。
じゃあシルクって何からできてるのかっていうと、あれって蚊の幼虫、蚊子が口から出した眉ですね、からもともとはできてる素材なんですよ。
それをいきなり例えば糸というか口から出てきたものをそのまま糸として使うんではなくて、
やっぱりちょっと不純物というか、そのままするにしてはちょっとっていうのがあるので、そこから加工というか普通に使える糸にしていくんですけど、
そこで出てくるのが精錬という加工が入ってようやく糸として誕生するという感じですね。
蚊子さんの口から出てきました、いわゆる糸状みたいな状態で出てくるんですか?
そうですね、糸状ですね。
形だけ見たら糸なんだけども、そこには不純物が入っている。
不純物とか加工を施して最終きれいなシルクの糸として使えるようになるというか。
シルク自体が蚊子の眉からできてるということと、そこから精錬という加工を施して生地になる糸になってますよっていう。
それを覚えとけば?
ちょっと繊維業界にいますよみたいな感じになるかなと思いますね。
前回35点の王子でしたけれども、自信あり?
はい、前回よりは。
では社長、今日の王子は何点でしょう?
今日の石川は40点かな。
上がった。
ようやった。
前回よりは。
上がりました。
シルクというよく聞く糸に関して蚊子の口から出てる?
蚊子の口から出てる。
そして出た直後ではなくて、その後に精錬というものをしたものを使っているんだよと。
そうですね。
シルクは日本語で言うと何ですか?
絹ですね。
絹とシルクは同じ意味だと。
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そうですね、シルクの中の絹、そうですね、同じと思っていただいたりと思います。
原点対象になりましたね。
ちょっと嫌なこと言っちゃいました。
35点で切り上げましょうか。
そうですね。
王子のコーナーでした。ありがとうございます。
ありがとうございました。
福永ひとしの繊維の泉。
福永ひとしの繊維の泉。
今日の放送は福永社長どうでしたでしょうか?
着色というところをクローズアップして説明をしたんですけど、若干分かりにくかったかなというところもあるんで、苦情の連絡お待ちしてます。
では、泉工業からのお知らせ、石川君ありますでしょうか?
はい。泉工業株式会社がインスタグラムやFacebook、SNSをやっておりますので、そちらもぜひご覧ください。
あと、今ではマスク用とかとして、うちのラメ糸が入った生地も近所のミヤさんに無料配布してたりとか、遠方の方にも送ることができるので、お気軽に皆さんお問い合わせいただければと思います。
その生地は遠方の方だと送料分だけできるということですか?
そうですね。着払いの送料だけお客様にご負担いただいています。
キラキラした糸が入っている生地ですね。
そうですね。
ご自身でマスクを作ってもらうとか、使っていただければと思います。
福永ひとしの繊維の泉、今回は着色とシルクのお話についてお伝えいただきました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
この番組は、提供、後染めラメ糸メーカー 泉工業株式会社
プロデュース・製作 キラテン
ナビゲーター 潤天堂でお送りしました。