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2021-09-21 09:41

発明とイノベーションの時間差。『コンテナ物語』の感想。

けっこう前の本ですが、めちゃくちゃ面白いです。

コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった
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メタ音声配信ラジオ、こんにちは、いわみです。
9月21日火曜日いかがお過ごしでしょうか。
今週は、祭日が2日、月曜日と木曜日ですかね。
昨日は敬老の日で、木曜日は何でしょうか。ちょっと分からないですけど。
そんな感じで、短くというか、不規則な働き方をしている方も多いのではと思いますが。
話したいことって、特にないわけではないんですけど。
結構、いろいろ、自分にとっては重要なことをいろいろ考えてはいるんですけど。
なぜかそれを、こういった音声配信とか、発信をする段階じゃないなって、自分では思っているところがあって。
物によって、思ったことをすぐ話したいという時と、これはまだ話す段階じゃないなっていうか。
これは本当に完全な自分の主観的な問題なんですけど、そういうことがあって。
割と今考えていることは、そういった校舎の方ということですね。
そんなわけで、今日は面白かった本の話をしてみようかなと思います。
最近、ちょっと前にHUMANKINDという、今下巻を読んでいるんですけど。
これもすごく面白いんですけど、また別の本を読み始めて、それがめちゃくちゃ面白いので。
この興奮というか、自分の中で噛み砕く意味が大半なんですけど、話してみたいと思います。
まず何の本かというと、コンテナ物語という、これはマーク・レビンソンさんという方が書いたコンテナって、
輸出とかに使われる、海を運ぶ、でっかい鉄の箱のコンテナなんですけど。
あれのことを取り扱った、あれの歴史というか、そんな本ですね。
今これ、グーグルというか調べてみたら、2006年の本で、すごい古いですね。
僕は知らなかったんですけど、こんなに面白い本があったのかって。
これ誰が紹介したのか、多分ツイッターかなんかでですね、誰かが言及しているのを聞いて、
ちょっと調べてみたらすごい面白そうだったので。
でも結構高かったので、とりあえず図書館で借りてみようかなと思って予約してたらですね、
その占訳があって、結構待ってたんですよね。
忘れた頃に届いて、自分で取りに行ったんですけど、
それを読み始めたらめちゃくちゃ面白いっていうですね、この話をしてみたいと思います。
どんな本なのかというと、概要を自分の言葉でしゃべるより、
Google Booksの概要文を読んだほうがすごくわかりやすいと思うので、
ちょっとこれをそのまま読み上げてみますと、
20世紀最大の発明品の一つと言われるのがコンテナ。
コンテナの海上輸送が始まったのが1956年の3月のことだ。
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アメリカの陸運業者マルコム・マクリーンは、コスト削減と交通渋滞回避のための
運賃の安いワンガン航路に目をつけ、トラックから箱だけを切り離して船に乗せるアイデアを思いつくという、こういう出だしなんですけど。
僕はですね、自分の仕事にも結構輸出が関わっていて、
この40フィートコンテナとか20フィートコンテナっていうのを結構使うというか、
よく目にする機会が多いんですけど、
損失もありますけど、このコンテナっていうのはですね、ここまで世界を変えたんだっていうのはよく分かってなかったので、
でも考えてみるとそうなんですよね、これは。
ものすごい発明品だっていう、世界を変えたっていうことなんですけど、
それで僕が一番感銘を受けた、すごく納得したというか、びっくりしたというか、ちょっとよく分からないですけど、
それはですね、こういった世界を変える発明っていうのが起こったときに、
それが世界に浸透するにはですね、結構時間がかかるものなんだっていうのと、
あとそれはですね、時間がかかる理由の一つとしてですね、ここにも書かれていたんですけど、
今まで別の方法で利益を得ていた人たちが、なかなかそこに頭が切り替わらないとか、
今までの自分の利益を手放したがらないから、本当はこっちの方が便利で、便利なのは分かりきっているのになかなかできないっていう時間が過ぎ去って、
だんだんそれが侵食してですね、あるとき一気に爆発するっていう、
この構造というか、この順番って、いろんなイノベーションというか、世界が変わるときに全部共通しているんじゃないかなって思ったんですよね。
例えば古くは、車が発明されたときは、それまでバサーに乗っていたという話がありますけど、
それも別に車が発明されてすぐみんな乗り出したわけじゃなくて、
これはもちろんコストとかの問題もありますけど、今までバサーとかそういうので儲けていた人たちが、
ずっと幅を利かせていたから広まるのに時間がかかったというのもありますし、
あとインターネットが発明されてからみんなが使い始めるのも、これも世界を変えたかなり大きなものだと思うんですけど、
これに関してもスマホが普及したというのがすごく大きいとよく言われますけど、
これもネットが発明されたこと自体が一番のイノベーションなわけですけど、
インターネットというのが、それが爆発的に広まるにはいろんな条件とか、
適応される環境というのが必要ということですね。
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それでこのコンテナの場合はですね、どれくらいこれを説明していいのかわからないですけど、
コンテナってつまり鉄のバカでかい箱をトラックで引っ張っているのを見たことがあると思うんですけど、
あれってですね、海外に輸出の品物を運んでいるわけですけど、
本当に電化製品から食べ物から服から何から何まで運べるわけですけど、
何がすごいのかというと、運賃がめちゃくちゃ安いということなんですよね。
今まで海外に物を輸出するときって、
多分トラック一杯分ぐらいの荷物を輸出するにも、
当時のお金、現在換算で言っても100万円とかそれぐらいの運賃はかかったと。
そんなにかかっていないかもしれないけど、50万ぐらい以上はかかっていると思うんですよね。
でも、中に載っている荷物の金額というのは物によりますけど、
すごい高価なんだと何千万とかいうものもありますけど、
ユニクロの洋服をトラックいっぱい積んでも、
それの価格って別に100万も200万もいかないというかそんなもんじゃないですか。
それでそれの運賃にまた100万ぐらいかかっていたら、それは商売にならないわけですよね。
そこでコンテナが出てくると、それが本当に10分の1ぐらいになったわけですよね。
それで何が変わったのかというと、運賃がめちゃくちゃ安くなったことによって、
マーケットが国内から世界にいきなり爆発的に広がって、
それで何が起こるかというと、例えば労働力の安い地方で工場がめちゃくちゃできたりとか、
個人の企業とかが世界を相手に商売できるようになったというですね。
これは多分インターネット、もしくはそれ以上の僕は発明なんじゃないかなとこの本を読みながら思ったんですけど、
この興奮が伝わるかなって思いつつですね。
とはいってもこれ2006年の本なんだなって思ったりもしながらですね、
自分で読みながら、まだ半分も読んでないんですけど思ったことを話してみました。
それで基本的に主な登場人物はマルコム・マクリーンという人なんですけど、
この人は別にもともと船とか輸出とかじゃなくて単なるトラック会社の一経営者だったんですけど、
すごいやり手というかめちゃくちゃ豪快な人で、ある時道路が高度経済で混んできたから、
海を使おうということになって、初めはトラックをそのまま船に乗っけちゃったらしいんですけど、
それだと危ないし、そんなにたくさん積めないからということで、
トラックの箱だけを切り離していっぱい積み重ねるっていう、
そういうのだから全く文外観の人が編み出したっていう、
これも結構いろんなイノベーションに共通かなと思いますけど、
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それまでその業界に何のゆかりもなかった人が、いきなりそういう斬新な手法を思いつくっていうですね。
それでいろいろ反発はあるけど、明らかにこれはですね、
有効というか世界を変える方法だということをみんなが認めてだんだん広がっていってってですね、
これが面白かったなという話でした。
はい、今週も元気に頑張っていきましょうということで、ありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。さよなら、また。
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