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2024-09-25 1:27:46

関西のイノベーターエコシステム〜大手企業・スタートアップ両者の視点から語る〜

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関西のイノベーターエコシステムを盛り上げるために、大手企業・スタートアップ両者の視点からお話しいただく。スタートアップと大手企業との協業や、関西企業から起こすイノベーション、起業家など、関西にて活動する挑戦者をお呼びして、ディスカッションを実施。

■IVS2024 KYOTO/IVS Crypto2024 KYOTOについて
2024年7月4日から6日まで、伝統と革新が融合する京都で、IVS2024 KYOTOとIVS Crypto 2024 KYOTOを同時開催します。

IVS2024 KYOTOは、起業家、投資家、事業家、技術者、研究者、そしてスタートアップやオープンイノベーションに関心を持つすべての人々を対象としたカンファレンスです。資金調達や事業成長の機会を求める経営者や投資家、新しい事業アイデアに興味がある人々にとって、新しい未来を築くための貴重な機会を提供します。

IVS Crypto 2024 KYOTOは、クリプトとブロックチェーンに特化したカンファレンスです。この分野のパイオニアたちが、デジタル経済の進化とWeb3の可能性について深く掘り下げます。両カンファレンスは同じ場所で開催され、参加者は自由にどちらのイベントにも参加できます。


名称:IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO
主催:IVS KYOTO実行委員会(Headline Japan/京都府/京都市)
日時:2024年7月4日(木)~7月6日(土)
会場:京都パルスプラザ他  

・チケットページ:https://www.ivs.events/tickets2024
・HP:https://www.ivs.events/
・X(Twitter):https://twitter.com/IVS_Official

#IVS #IVS2024 #スタートアップ #起業 #経営 #ビジネス

サマリー

関西のイノベーターエコシステムでは、大企業とスタートアップの視点からさまざまな取り組みや支援策が紹介されています。特に、関西出身者によるスタートアップ支援や人材育成、イベント開催の重要性が語られています。また、クイントブリッジや大阪イノベーションハブを通じて、大企業とスタートアップの連携が強化されています。イベントや新規事業創出の取り組みが行われ、オープンイノベーションの重要性が強調されており、地域全体の経済活性化に向けた努力が続けられています。 議論の中では、大手企業とスタートアップの視点から資金調達やネットワーク構築の重要性が強調されています。特に、関西地域でのキャッシュの流れやスタートアップの成長を促進する施策について話し合われ、今後の地域の発展への期待が示されています。また、このエピソードでは、大手企業とスタートアップの連携が重要視されており、創業投資やカスタマーの問題を解決するための具体的な取り組みや文化づくりについても議論されています。 関西地域のスタートアップと大手企業の協力の可能性が話し合われており、特に神戸市の行政の取り組みやSBIR制度の活用が注目されています。関西のスタートアップ文化の発展には、地域内外とのネットワーキングや相互支援の重要性も強調されています。このエピソードでは、企業がスタートアップと協力し、ギブの精神を通じた関係性の重要性が語られています。さらに、大手企業の内部での新規事業創出や人材の流動性の必要性についても触れられており、地域のエコシステムの発展に向けた取り組みが議論されています。 関西におけるイノベーターエコシステムの重要性と、大手企業とスタートアップ間の連携が掘り下げられています。特にNTTやパンソニックの取り組み、行政の支援がスタートアップに与える影響についても語られています。また、大阪万博を契機として関西全体の活性化と、優れた事例の横展開への期待が寄せられています。最後に、関西のイノベーターエコシステムでは、大企業とスタートアップの視点から対話が展開され、イベントの企画やインターンシップの機会が紹介されています。参加者間の人脈を広げる重要性も強調されています。

関西のイノベーターエコシステムの紹介
濱本 隆太
では、この時間は関西のイノベーターエコシステム、大企業、スタートアップ両者の視点から語るということで、テーマのセッションを進めていきたいなと思います。よろしくお願いいたします。
本日、モデレーターを務めさせていただきます、株式会社タイムウェル代表取締役の浜本と申します。よろしくお願いします。
まず、簡単に皆さんのご紹介を、私の方からさせていただきたいなと思います。
ザ・シードの広澤大輝さんです。ぜひ、一言、まずお願いします。
廣澤 太紀
よろしくお願いします。
濱本 隆太
はい、ありがとうございます。
続きまして、NTT西日本及べ和坂さんです。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。
では、工役財団法人大阪産業局中村奈恵さんです。よろしくお願いします。
中村 奈依
よろしくお願いします。
濱本 隆太
はい、よろしくお願いします。
ということで、この4名で進めていきたいと思います。よろしくお願いします。
タイムウェルの取り組み
濱本 隆太
はじめに、自己紹介から進めていけたらと思います。
改めて、ちょっと文字小さいですね。本人、龍太と申します。
よく、ジャルジャルの福徳に似ていると言われているので、そういう感じで覚えていただければ嬉しいなと思っております。
現在は、過去は前職、それこそ関西の企業でありますパナソニックに13年弱ぐらい勤めさせていただいて、
その後、今は独立をしまして、株主会社タイメルという会社を行っております。
我々会社のビジョンは、世界ナンバー1の朝鮮インフラを作るぞということで起業しています。
今は関東を中心に取り組みさせていただいていますけれども、私、関西の出身ということもあるので、
関西のエコシステムをもっと盛り上げたいということで、今日皆さんにもお越しを進めております。
我々のサービスを簡単にだけ説明させていただきますと、
1つは、調整者をもっと育成したいということで、
コア人材の育成スタジオということで、新規事業の開発プログラムを企業さん向けに提供するというところと、
今は精々AIを進めてきているかなと思うんですけれども、
精々AIを活用して非エンジニアの方々が開発をできるという世界をもっと作りたいということで、
精々AIを活用した開発プログラムというのも進めてきております。
今までちょっとクローズドでやってたんですけれども、
9月ぐらいからオープンにも皆さん受けられるような形にしていきたいなと思っていますので、
その辺りもまたご覧いただければと思います。
あとですね、タイムメールアシスタントということで、
結構企業家の皆さん、なかなか忙しくて時間がないという方がいらっしゃるので、
挑戦者の時間を作ろうということで、
バックオフィスとかフロントオフィスのサポートサービスと業務代行のサービスもスタートしております。
最後ですね、挑戦者の場を増やしましょうということで、
私イベント加工、ビジネスイベントとか音楽イベントを含めて1800回ぐらいやってきていまして、
そういったイベントのオペレーションのサービスもスタートしようということで、
8月ぐらいからスタートしていっております。
これはUIのイメージですね。
これまでたくさんの協業、競争のイベントを開催させていただいまして、
挑戦の機会を創出するということを進めてきております。
最近ちょっと特筆した事故としてはですね、
武蔵野大学さんと協業をしまして、東京都の大学がスタートアップ創出支援プログラムを推進をしております。
シンガポールとかインドのスタートアップの出展支援みたいなことをですね、
グローバルな企業化の支援を学生インターンと社会人のインターンを活用して進めるようなプログラムを開発をして推進しております。
ちょっと簡単ではありますが、タイムウェルです。改めてよろしくお願いします。
タイムウェルっていうのはですね、時間をよりウェルビングにしたいよねということで会社名にしておりますので、
皆さんとですね、もっとウェルビングな世界を作りたいなと思ってますのでよろしくお願いします。
ザ・シードの活動と支援
濱本 隆太
はい、改めてお願いいたします。
ということで一人ずつですね、パネラーの皆さんにですね、自己紹介、企業紹介含めてですね、行っていただきたいというふうに思っております。
でははじめ、SEEDの広澤さんからよろしくお願いいたします。
廣澤 太紀
よろしくお願いします。ザ・SEEDという名前で、創業金に投資するSEEDファンドを運営しております。
一応若い才能が活躍する入り口となるということをコンセプトにしながら、
特に関西でも多く活動してるんですけども、関西と東京のざっくり二拠点で今は活動しております。
私自身の自己紹介なんですけども、1992年に大阪の堺で生まれました。
2016年に関西学院大学を卒業してるんですけども、関西学院大学時代は兵庫の西宮北口の方にずっと一人暮らしをしていました。
ただ大学・在学中にずっとSEED VCになりたいっていう思いがすごく強かったんですけども、
いろんな方にお会いする中で、当時VCっていう言葉がほぼ認知されてなかったりとか、
あとはなかなか関西でインターンをするとか、そういう機会っていうのを見つけられなくて、
だったら東京に行ってみようということで、2015年大学3年生のタイミングで上京して、
そこで拾っていただいた全職のSEED VCで住み込みで働き始め、
それ以降基本メインの拠点を東京にしております。
ただ2018年、THE SEEDという名前でSEEDファンドを作ってから、
スタートアップ関西という名前で大阪でのイベントをよく開催するようになっていまして、
全職の頃から考えると2015年に初めて関西でイベントを開始して、
当時僕が友達を呼びかけたら70人ぐらいが来たんですけども、
その中に参加してくれてたのが来月起業しますっていうのを言っているところの
ラブグラフっていう会社さんであったりとか、
あとはインフラっていう長期インターンを紹介する媒体をこれから起業しようと
されているタイミングだったりの方々が結構同世代で、
同じく関西で起業とかスタートアップとかに関わっていきたいけど、
本当に友達がいなくてどうしようかっていうのを言っていて、
みんなで一緒にイベントを開催したっていうのが一番最初のきっかけになっています。
このザシードとしては今サンゴファンドまで運用していて、
約40億円ほど運用しているような状態です。
あんまり意図はしてなかったんですけども、
関西出身者の投資先がかなり多くなってまして、
半数以上が関西圏の出身者になっています。
ただ関西をメインの本店としている投資先でいくと、
もう3社か4社ぐらいしかなくて、
基本的には起業するタイミングで東京に来ているか、
または関西で創業していてもやっぱり資金がなかなかつかなくて、
そのタイミングで上京してきて、
ファイナンスをしたりっていうような形になっていたりします。
ちょっと余談ではあるんですけど、
昨年の末から大阪大学競争機構さんにて、
商兵研究員という形で、
広沢ゼミという名前で、
学生の方向けにどういう風にスタートアップを始めていくかというような
お話をさせていただいたりしております。
うちもこういうイベントをよくやっていまして、
大阪ではスタートアップ関西という名前で、
年2回、春と秋にイベントをやっております。
前回のイベントは大阪風の吉村知事にもコメントをいただいたりとか、
権利の問題で写真は使用できないんですけども、
サッカー選手の本田圭介さんに登壇していただいたりとか、
そういうような形で、
どんどん関西をサポートしていきたいというような方にお力添いをいただきながら、
だいたい200人から300人ぐらいの、
基本25歳未満の方を対象にしたスタートアップイベントをやってきております。
こういう開催を積み重ねていく中で、
バリエーションが3桁を超えるような学生企業家の方々が、
当時4年前、5年前にこのイベントに来ていましたという方が何人かいたりとか、
実際にそのうちの一社には投資させていただいていたりとか、
いうような形になっているので、
おそらく関西で何かやりたいという方にとっては、
何かしらの入り口になるような機会は作れているんじゃないかなというのを思っております。
どういうところにご支援いただいているかというようなお話なんですけども、
一部掲載という形にはなったんですが、
大阪で9月開業でグラングリーン大阪さんという再開発のプロジェクト、
約20年ぐらいなんですかね。
肝入りのプロジェクトで作られている施設が9月の1週目にオープンする予定なんですけども、
そこを運用しているコンソーシアムの方々にご協賛いただいたりとか、
そこの中のテナントとして結構スタートアップとしてはかなり大きくお借りするというので、
ニュースにもいくつかなったさくらインターネットさんが最大スポンサーに入っていただいたりとか、
あと他にも直近運営しているサンゴーファンドがロート製薬さんという、
大阪本店の会社に最大出資をしていただいていまして、
そういった流れでスタートアップ関西の最大スポンサーにもなっていただいたりしています。
他にはVCとしてはマネックスベンチャーズさんというファンドさん、
個人で代表の松本沖さんに出資していただいて、
松本さんが京都とか大阪の可能性がすごくあるんじゃないかというのをずっとおっしゃっていて、
なんで手伝うよというふうに言ってくださったのがきっかけで、
このマネックスベンチャーズさんにもサポートをしていただいております。
他にも大阪福祉さんであったりとか京都市さんにサポートをいただきながら運営をしております。
次回10月19日にイベントを開催する予定になっております。
まだ特に情報公開とかはほとんどできていないんですけども、
うちのニーズとしましては、
ここでスポンサーしてくださるような事業会社の方々であったりとか、
基本的にはU25というところで対象にはなっているので、
そういうようなところで該当するような方がいたら、
ぜひ当日来ていただいてもいいですし、
運営メンバーとして入っていただけたらなと思っております。
すみませんちょっと長くなったんですが、よろしくお願いします。
濱本 隆太
ありがとうございます。よろしくお願いします。
ちょっと質問だけしてもいいですか?
これどうやって問い合わせをしたらいいんですか?
及部 一堯
この情報公開どこでできるんですか?
廣澤 太紀
多分今スタートアップスペース関西で検索していただいたら、
うちのイベントのスタートアップ関西というサイトが一番上に上がってくるので、
そこからお問い合わせをいただけたら嬉しいんですが、
後は後ろにちょっと大きい体格の人がいるんですけども、
うちのキャピタリストなので、
彼宛にスポンサーしたいとかスタッフしたいという方がいたら、
濱本 隆太
後で声を掛けていただけたら嬉しいです。ありがとうございます。
ありがとうございます。ぜひ盛り上げていただけたらと思いますのでお願いします。
続いて及部さんお願いいたします。
及部 一堯
皆さんこんにちは。
NTT西日本の及部勝貴と申します。
僕ですね、この6月末まではイノベーション戦略室という部署にいて、
オープンイノベーションの仕組み作りをやっていたんですけれども、
この7月から総務人事務のプロフェッショナル人材戦略部門というところで、
今までは競争の仕組み作りをやってきたんですけれども、
今度は競争できる人材を増やしていくであったりだとか、
その文化構築ということを目指して、この7月から移動しております。
もともとは2007年にNTT西日本に入社しておりまして、
最初の頃は通常のフレッツ光の販売とかですね、
情報機器端末の販売、法人の営業担当をやって、
それから家電量販店でフレッツのジャンバを着ている方々とか見たことがあるかもしれないですけど、
岐阜県全体のそういう方々のエリアマネジメント業務を行って、
2012年から新規事業の部署に行って、サントリー出向、新規事業の部署、
そしてオープンイノベーションの仕組み作りをやってまいりました。
これからクイントブリッジという話もするんですけど、
クイントブリッジの運営
及部 一堯
クイントブリッジってどれくらい知っている方いらっしゃいますか?
ありがとうございます。
そのクイントブリッジを2018年のコンセプト設計からずっとやっておりまして、
現在もこのクイントブリッジの運営をしておりますので、
NTT西日本の中ではオープンイノベーションの仕組み作りを一番長くやっている人間となっております。
プライベートでも自分でも会社を起業していたりだとか、
一般社団法人パラレルプレナージャパンというところで、
パラレルキャリア、越境活動を通じてイントリプレナーとして活躍できる人たちを増やしていくという取り組みをしていたり、
あとは大阪大学フォーサイトという大阪大学の100%出資の子会社があるんですけれども、
そっちの中のビジネススクールの講師をしていたりだとか、
企業の新規事業創出のコンサルティングをさせていただいていたり、
あとはイコラといって関西の大企業みんなで集まってコラボレーションして
イノベーションを起こしていこうよという団体の共同代表をしていたり、
この右下にもありますけれども、総合エンターテイナーということで
マジシャンをしていたりパフォーマーとかシンガーソングライターをして、
地域のイベントや介護施設、養護施設、パフォーマンス等で活動しているということで、
とにかくNTT西日本の中にいて、大企業の地を結集して事業を作るとかではなくて、
実際に自分でも会社を起業したりだとか、いろんな方々と接して、
社内と社外の地を結集して社会に貢献していくということを目指して、
その中でも先ほどお伝えしましたクイントブリッジという施設があるんですけれども、
こちらNTT西日本が2022年の3月に大阪の京橋というエリアで開設した
オープンイノベーション施設になっております。
こちらの方には数字でどんなところかを出させてもらったんですけれども、
今この2年間で法人会員が約1500組織くらい集まっておりまして、
大企業、中小企業、スタートアップ、大学自治体など、
様々な方々に集まっていただいております。
個人会員が2万人超えということで、
こちらの個人会員の方では一番若くして15歳の中学生企業家から、
一番5年配で82歳のプログラマーのおばあさんまで、
そして20代から50代までバランスよくたくさんの方々がいるということが特徴になっております。
新しい事業を作る際には20代の方々からすると50代の気持ちがわからないとか、
50代の方々からすると逆に20代の気持ちがわからないというところもあるかと思うんですけれども、
実際そういう方々が横々で話を聞くことによって、
新しい事業のニーズが本当にあるかどうかを検証できる環境などを、
この中でしっかり仕組み作りをしているというのが個人会員ですね。
あとは連携パートナーという事業競争を支援してくださるような方々のパートナーシップ制度を設けております。
こちら60組織以上となっておりまして、実はザシードさんにもですね、
大阪産業局さんにも入っていただいておりまして、一緒になって関西だけではなく、
日本全体の経済活性化に向けて競争の支援をさせていただいているというところになります。
あとイベントに関しましては、年間400回を超えるペースでイベントをしております。
毎日ですね、1から4回くらいイベントを開催しておりますので、
クイントボイスに来ていただいたら、イベントとして誰かと地を結集し合うこともできますし、
誰かと繋がることもできるということで、この中でですね、毎日必ず何かが生まれますよということをですね、
約束しながら動いているところです。
1日あたりの平均南下者数がだいたい300名から380名くらいの方々にお越しいただいております。
若い人たち向けのイベントの時は若い人たちが多いですし、
例えば在会向けのイベントであれば、ちょっと中年層が多いですし、
いろんなイベントが毎日行われておりますので、年代層も毎日毎日変わっております。
いろんな方々とですね、繋がる機会として皆さんにもぜひお越しいただけたらと思います。
実績としましては、左下にありますけれども、
会員の方々からですね、2周年記念イベントの際にどんな競争が生まれたのかということをアンケートを取らせていただいて、
その時にはですね、50件以上の方々がここで競争が生まれたということをご回答いただいております。
またですね、NTT西日本との競争もどれだけあるのかということをよく聞かれるんですけれども、
20件以上のですね、競争がこの場所でも2年間の中で生まれているというところです。
このような施設がですね、入会金、年会費すべて無料で使える場所になっておりますので、
ぜひ皆さんにですね、お越しいただいて、一緒になって競争活動を進めさせていただけたらと思います。
クイントブリッジの運営方針としてですね、すごい特徴なのが、
NTT西日本のためにみんな集まれという施設ではなくてですね、
みんなで一緒に競争しようぜって言って競争を真ん中に据えて、
競争したいというスタートアップ企業、大学自治体の方々に集まっていただいているというところが大きな特徴になっています。
その中でNTT西日本は競争を目指すパートナーの一つという位置づけになっておりますので、
このクイントブリッジの中では必ずNTT西日本と競争しなければならないか、そんなことはないんですね。
たくさんの方々が競争していただくこと自体が我々の喜びではありますので、
ぜひですね、横々でたくさんの競争を生み出していただけたらなと思っております。
大阪イノベーションハブの取り組み
及部 一堯
こちらですね、SNSで情報も発信しておりますので、
X、Facebook、Instagram、様々見ていただけたらなと思っております。
今、せっかく撮っていただいている方がいるので、一旦ここでステージの方から。
あとですね、新しい社会を求めていく方々をどんどん作っていきたいなと思っておりますので、
今日ですね、クイントブリッジTシャツを着ている村山も来ておりますので、
一緒にクイントブリッジに興味がある方々はお話しさせていただけたらと思います。
濱本 隆太
では、自己紹介させていただきます。
はい、ありがとうございます。
ちょっと大泉さんにも質問1点できればと思うんですけど、
2年でこれだけのエコシステム作っているってすごいじゃないですか。
すごいですよね、半端ないなと思うんですけど、
これなんか競争軸にっていうだけではなかなか成り立たないなと思っているんですけど、
意識したポイント1つ2つぜひ教えてもらえればと思います。
及部 一堯
そうですね、意識したポイントの一番大きいのはですね、
NTT西日本が自分たちだけでやらないということですね。
クイントブリッジは年間400回イベントがあるんですけど、
400回のうち約8割は、
会員さんが主催または我々と共催するイベントで、
我々が主催しているのって2割弱なんですよね。
クイントブリッジを作るときにすごい思ったのが、
世の中のオープンイノベーション業界の方々が、
例えば100名200名のイベントをしようとすると、
会場代だけですごいお金がかかってしまうと。
でもクイントブリッジでは無料でイベントが開催できるので、
200名のたくさん良質なイベントをクイントブリッジでやっていただくと、
彼らにとってもプラスになり、我々にとってもプラスになるなと思っていて、
そういうイベントをですね、たくさん誘致したところからスタートしているんですね。
なのでこれからのオープンイノベーションの仕組みづくりに関しては、
自分たちでやるんではなく、
みんなで共感している仲間とどんどん作っていくということをですね、
主流になっていくと思いますし、そこを意識して最初作ってきましたね。
濱本 隆太
なるほど、ありがとうございます。
今なんか今日は企業務の方とか、これからオープンイノベーションやろうと思っている方とかってどのぐらいいらっしゃるんですかね?
あんまりいらっしゃるんですかね?
及部 一堯
多分恥ずかしい感じになっているかもしれないですね。
濱本 隆太
全員かもしれないですね。
全員かもしれない。
ぜひですね、そういう方は大江戸さんにまずご備えいただくという感じで進めていただければと思います。
ありがとうございます。
及部 一堯
はい、よろしくお願いします。
濱本 隆太
では続いて中村さん、よろしくお願いします。
中村 奈依
はい、よろしくお願いします。
公益財団法人大阪産業局スタートアップ支援事業部の中村と申します。
よろしくお願いします。
自己紹介としまして、私も大阪市出身で、今ちょっと奈良に住んでおりますけども、基本関西で事業、仕事をしております。
私ですね、JR大阪駅の近くにございます。
大阪イノベーションハブというところを拠点に、主にスタートアップの創出と成長の支援というところの事業を行っております。
主に我々の団体そもそもがですね、大阪府と大阪市の産業振興の団体となっておりますので、大阪府さん、大阪市さんのスタートアップ支援施策に関するような事業を中心に取り組んでいるところです。
併せてですね、今国の方でも推進されておりますスタートアップエコシステムというところの構築に関しまして、大阪でのスタートアップエコシステムの構築の事務局であったりとか、
このエコシステムの拠点都市というものもございますので、そちらの今京阪神、大阪と京都と兵庫、神戸が一緒になってエコシステムを関西圏で盛り上げていこうという取り組みのところも事務局としてさせていただいているところです。
私自身が海外展開とか事業に興味があるので、そこの関係でですね、大阪関西にですね、海外のベンチャーキャピタルであったりとか、アクセラレーターとのネットワークをちゃんと落としていきたいなと思っておりますので、
そのあたりで今アメリカとかシンガポール、またオーストラリア、台湾などとのネットワークづくりを、本当にちょっとちっちゃくですけどもやっているところです。
少し大阪イノベーションハブのご紹介、ちょっとこれだけにはなるんですけども、大阪イノベーションハブではですね、本当にステージに応じたスタートアップの支援をさせていただいております。
また企業前の方々もですね、たくさん今集っていらっしゃいまして、特に若手の方々、学生さんの方々がですね、スタートアップってなんだろうみたいなところまだまだあると思うので、そういったところの情報発信とかもですね、コミュニティづくりも、私たちのチームの方で取り組んでいるところです。
併せてですね、ちょっとご紹介になるんです。今日はぜひお越しいただいている方々に、エントリーいただきたいなと思っているのはですね、毎年大阪の方でですね、HAC大阪ニスタというイベント、イノベーションイベント、国際イノベーションイベントをさせていただいているんですけども、そちらのことしも11月の26日に、このグランフロント大阪のコングレコンベンションセンターの方で開催する予定となっております。
ここにはですね、スタートアップのショーケースであったりとか、海外の企業家とかVCなども、あと国内のベンチャーキャピタルさんもたくさんお越しいただいてですね、イノベーションを起こしていくためにどういうふうに取り組んでいったらいいんだろうとか、グローバルに活動していくスタートアップでどういうふうに配置していくんだろうみたいなところのセッションを行ったりとか。
あとショーケースと言いまして、大阪だけじゃなくてですね、全国のスタートアップが無料で出展できる展示会も行いますので、今日今まさしくスタートアップ募集中ですので、ご関心ある企業様はぜひエントリーいただければと思います。
ただですね、やっぱり関西圏まだまだ資金調達、スタートアップの資金調達環境ってすごく低くてですね、どうやったらこれ盛り上げていけるんだろうかということ、いろいろベンチャーキャピタルとのネットワーク作りであったりとか、コミュニティ形成というのを大阪イノベーションハブの方では取り組ませていただいているんですが、もう少し具体的に何かプロジェクトベースでできないかなというところで、
関西の経済活性化
中村 奈依
機動というですね、プレシート機のスタートアップさんへの支援のプロジェクトを立ち上げております。
これは我々大阪産業局と民間の企業様が一緒になって取り組んでいるプロジェクトでして、採択されたスタートアップの方々に最大1000万円の事業活動資金をご提供しております。
500万円は本当に自由に事業活動用に使っていただけますし、残り500万円はですね、スポンサー企業様とのPOCなどの予算として活用いただけるもの、かなり自由度の高いプロジェクトになっております。
ご資金の提供だけじゃなくて、プラスアルファの国内のですね、トップ層のVCによるハンズオン支援と言いますか、伴走支援も6ヶ月間行えますので、ちょうど今2機の採択企業の支援中なんですが、3機がおそらく行われると思いますので、ぜひまた皆さん見ていただきたいのと、絶賛ですね、このプログラムにご協賛いただける企業様も募集しておりますので、もしご関心ございましたら後ほどまたお話しさせていただければと思います。
濱本 隆太
はい、ありがとうございます。
ぜひ、こういう無料で出展できる場ってなかなかないかなと思うので、ぜひうまく活用していただいてですね。
これどうやって申し込めばいいんですかね。
中村 奈依
ちょっと別にですね、大阪ブースがございますので、ぜひそちらの方にもチラシもございますし、大阪イノベーションハグ、もしくは大阪イノベーションハグで制作いただくと、こちらの発行者が出てきますので、ぜひご覧いただければと思います。よろしくお願いします。
濱本 隆太
はい、ありがとうございます。
ぜひ出展をまずはお願いしますという感じですかね。
はい、ありがとうございます。
ちょっと今日はですね、テーマが関西のイノベーターエコシステム、どう作っていくのかというテーマかなと思っていて、先ほどちょっと何回か出てきているのが、私は事業を作るためにすごい2つのCが大事だと思っています。
1つはキャッシュ、1つはカスタマ。
このキャッシュとカスタマがどんだけ回るかっていうのがすごい大事かなと思うんですけど、関西の関西でちょっと1つはキャッシュってあるのかなと思うんですけど、
ザシードとしてこの辺りの課題をどう解決していきたいみたいなところがあれば、ぜひちょっとコメントいただければと思います。
ありがとうございます。
廣澤 太紀
まさに、全体でいうとちょっと古い情報ではあるんですけど、2022年に東京全体で1年間で資金調達で動いたのがだいたい7300から7500億ぐらいで、一方で関西圏で記録されたところを合算して500億ちょっとぐらいなんですよ。
1割未満というような状況になっているのが関西の実情かなと思っていて、ここの差分ってそもそもなんで生まれるのかっていうのを僕なりの考えではそもそも創業マネーが関西では獲得するのが難しいので、
いわゆるエクイティーファイナンスでは、融資とかになってくると関西圏が本当にすごく発達しているので、むしろ東京よりも関西に来た方がいい話とかもあるんですけど、
ことエクイティっていうことにおいてはめちゃめちゃやりにくい。同じパフォーマンスと同じ能力を持っている人が同じように大阪で起業して東京で起業してっていうのをやったら、
おそらく大阪では集まらないけど、東京だったら何千万とすぐ集まるっていうことがおそらく発生していて、それぐらいにその創業期のお金の流れがそもそもないっていうのが根本原因かなっていうのは個人的には思っているので、
うちのファンドはそういうところでいくとめちゃめちゃちっちゃいファンドなので、一社じゃ正直どうしようもないんですけど、それでも関西圏で大阪にいても資金調達ができるっていう一つの選択肢になれたらなっていうことと、
あとは勝手にVCの先輩方を東京から大阪一緒に行きましょうよとか京都一緒に行きましょうよみたいなことをよくしていて、それでマネックスベンチャーズさんとかはうちの投資先にそのまま何千万と出していただくみたいなこととかも本当に何社もやっているので、
そういうような形で自分たちが信頼を担保するから出資してくださいっていうような形でちょっとずつお金が流れるようなアプローチをうちとしては頑張っているというようなところです。
クイントブリッジの施策
濱本 隆太
なるほど、ありがとうございます。ちょっと小山さんにも聞きたいんですけど、このVCマネーをどうやって引っ張ってくるかとかですね、あと大企業のお金、マーセットをどうやって引っ張ってくるかって非常に大事かなと思っていて、
そういったイベントも含めて結構やられているのかなと思うんですけど、クイントブリッジとしてどういう施策を今打っているのかとか、今の課題感に対してですね、やられていることとかこれからやりたいことみたいなものをぜひ伺えたらと思います。
及部 一堯
ありがとうございます。キャッシュの点でいくと、今クイントブリッジの方では連携パートナーという仕組み制度を先ほど作っているとお伝えしましたけれども、そこの中にはVC、CVC、金融機関の方々も入っていただいています。
今までですね、VC、CVC、金融機関の方々に例えばコンタクトを取ろうと思っても、初めて起業した人であったりだとか事業を作った人も誰に問い合わせすればいいんだろうかって窓口を探すのにすごい迷っていたと思うんですけど、
NTT所の連携パートナーの方ではですね、今実際に我々の方にピッチデッキとエントリーシートを送っていただいたら、それで我々がチェックして問題なければVC、CVC、金融機関に一気にたくさんの方々に送ることができるという制度を作っているんですよね。
その中で自分たちの角度が合うなと思ったら返信が来るという仕組みができているので、そうすることによって資金調達どうやったらいいか分からないという人たちに対して、実はめちゃくちゃメリットのある仕組みにはなっています。
あとカスタマーという観点でも、カスタマーというのもどちらかというと企業のアライアンスというパターンと実際に顧客を探すというパターンがあるかなと思っていまして、
アライアンスを組むというパターンでいったら、NTT西日本の方ではたくさんの競争ピッチがありますし、企業の逆ピッチ、企業側の方から私たちこんな課題があるので、その課題を解決したい方が募集するというイベントをやったりしていますので、
実際そこで繋がってですね、事業家になったケースもNTT西日本としてもありますし、他社としても出てきている状態ですね。
実際顧客を探すという観点では、繋がるというイベントをたくさんやっているので、そこで皆さん繋がって、それが実際に導入につながったという話はたくさん聞いていますね。
濱本 隆太
素晴らしいですね。改めて仕組み化みたいなのがかなりできているのかなと思います。
及部 一堯
重要なのがまず、数が集まらないと仕組みにならないんですよね。
そういう意味で法人会員、個人会員をたくさん皆さんに入っていただくことによって、そこにニーズが生まれて、ニーズがあるからこそ支援の仕組み作りができるなという、この流れが今うまく流れている状態ですね。
濱本 隆太
ちょっと視点を変えて、クイントブリッジはだいぶエコシステムとして優れたものになっていると思うんですけど、
第2のクイントブリッジ、第3のクイントブリッジみたいなものを作っていくことも、やっぱり関西のエコシステムとしてはすごい大事かなと思ったりしているんですけど、
その中、施策みたいなところとか考えていることはありますか?
及部 一堯
第2のクイントブリッジ、第3のクイントブリッジという、クイントブリッジと同じものがたくさんあればいいかと言われたら、全然そんなことはないと思っておりまして、
それぞれの会社の特徴ってあると思いますし、良さもすごいたくさんあるので、その良さを消してまで同じものを作るというのは正直いらないんじゃないかなと思っています。
これから梅北の方に関しても、梅北の方ですごい立派な施設と立派な仕組みができてきて、
これ我々実はNTT西日本としてはできないような大きな取り組みが生まれてきたりとかするので、
どちらかというと、第2、第3のクイントブリッジを作るというよりは、今ある素敵なところとみんなで連携しながら関西を大きくさせていきましょうの方が僕はいいかなとは思っていますね。
未来のイノベーション拠点
濱本 隆太
強みを生かすというのはすごい大事ですよね。
及部 一堯
そうです、そうです。
濱本 隆太
なるほど、ありがとうございます。
じゃあちょっと強みを生かすみたいな、大阪の強みみたいな話で。
及部 一堯
もう強み、強みですからね。
濱本 隆太
どの辺を尖らしていきたいみたいなところとか、ぜひ。
中村 奈依
そうですね、今回のテーマもイノベーターエコシステムということで、もともとやはりイノベーションを起こすのは、もちろん大手企業だったり中間企業もそうですし、
それを牽引するような新しいプレイヤーがどんどん生まれてくるところかなと思っています。
やっぱり気になるのはスタートアップであったりとか、若い企業家さんだろうなと思っています。
大阪、今京都、兵庫、神戸一緒になって、それを盛り上げていきたいと思っています。
その拡大をしつつ高さを出していけるような取り組みをですね、やっていきたいなと思っているので、
今大阪イノベーション、YHでももちろんスタートアップの創始と成長と言っていますけれども、
京都でもそういった強みを生かしたような、特に学生さんが集まっているような場があったりとか、
兵庫、神戸においてはやはり行政が結構スタートアップの技術とかを導入するようなのが早かったりしますし、
またライフサイエンスの分野にもすごく強みを持たれるのかなと思います。
併せて、私ちょっと最近感じているのは、そういうコミュニティというか拠点の中でも、
分野をちょっと特化させたような拠点はすごく、またその分野のスタートアップであったりとか、
大手企業さんとのイノベーションを起こり出すようなシナジーがすごいスピード感が早いんだろうなというふうに、
特にライフサイエンスとかヘルスケアというのは早いんじゃないかなと思っていまして、
大阪であれば中野島クロスがオープンしたりとか、来年もエキスポもあったりもします。
そういったところで、分野が特化されたようなパーツでコミュニティがどんどんできていくといいなと思っています。
濱本 隆太
なるほど。先ほど新しい拠点もまたできるというお話もあったかなと思うんですけど、
そのあたりは5年後、10年後、どういうエコシステムにしていきたいみたいな、そこのあたりもぜひ。
私でいいですか。
はい、ぜひ。
中村 奈依
私は個人的な思いとしましては、この仕事に携わっている中では、
いろんな企業家さんスタートアップ、国内だけでなく海外からもどんどん集うような地域にしていきたいと思っています。
それが先ほど言ったように、日本全体に広がっていってほしいなと思っています。
いかにオープンな日本であり、企業家であったりVCとか、皆さんにとってオープンになって、
一緒になって競争ともに作っていけるような場が関西発で動いていたらいいなと思っています。
濱本 隆太
そうですよね。
結構海外の企業家が大阪を選ぶとか京都を選ぶとか、関西を選んでいくみたいな、そこすごい大事だなと思っています。
中村 奈依
そうですね。結構来られますね。お問い合わせが増えていますね。
濱本 隆太
そうですか。それはどういう理由で今増えているんですか。
中村 奈依
シンプルに皆さん、関西が好きっていう、京都が好きとか、神戸も行きたいし、大阪の食べ物も好きだから、
まず人がいいなとか、そういう本当にフードと言いますか、環境をまず優先されてお話されますね。
濱本 隆太
なるほど。住みたいっていうのは結構大事かもしれないですね。
そうですね。
なるほど。ありがとうございます。
そういう海外企業家を呼び込むみたいなところも、投資家視点で取り組みたい部分とかあればぜひお伺いいただけますか。
廣澤 太紀
海外企業家を呼び込む。
及部 一堯
そうです。
廣澤 太紀
海外企業家が関西で創業するっていうことですか。
濱本 隆太
そうですね。だったりとか、そこで事業を立ち上げていくみたいなところもあるかなと思うんですけど。
廣澤 太紀
うちはあんまりそういうこととか考えたことは正直ないところはあります。
そもそもさっきの話ちょっとあるんですけど、若い人の人口っていうのでいくと、東京に全国の大体27%ぐらいいて、関西圏だけで18%ぐらいの学生人口があって、
明らかに学生人口が東京に次ぐエリアになっていて、
アメリカとかで見たときに東と西で結構な規模の経済圏になっているにもかかわらず、
関西でいくと東京一極集中で、日本でいくと東京集中で、関西がほぼ何もない状況になっているので、
ここっていうのはファンドからしてみると、実はめちゃめちゃ投資のチャンスにもなるんじゃないかなと思っていて、
起業環境の魅力と課題
廣澤 太紀
なので海外から来た方が創業するっていうのもすごくいいと思うんですけども、
そういうちょっとハードルの高いアプローチじゃなくても、そもそもいる人が起業するっていうだけで、
めちゃめちゃ魅力あるマーケットとしても存在するんじゃないかなっていうのを感じています。
濱本 隆太
なるほど。その壁になっているところって何が壁になっているんでしょう?
廣澤 太紀
まさに先ほどおっしゃっていたところの2点、資金の部分とカスタマーの部分の本当にこの2点だと僕もずっと思っていまして、
創業投資のところが全く一巡してこないっていう部分、ここは自分自身かなりの実力不足だなと思っているんですけども、
もう1点がやっぱりカスタマーの部分で、ビーム系事業をやろうとした時に導入してほしいような大手事業さんっていうのが関西圏本当にめちゃくちゃたくさんいるんですけども、
基本的に何の実績もない時にお金を出してクライアントになろうとする関西企業ってほぼいなくて。
なんで東京に行って実績が出たら戻ってきてねみたいなこととか、ただで1回やりませんかみたいな話とかすごくあるんですよ。
でもそうするからどんどんわざわざ関西にする意味がなくなっていってしまうので、なんかちょっと違う流れができたらなっていうのを感じてはいて、
そういう意味ではさっきのロート製薬さんとかは結構同族経営の会社でもあって、今の会長にその話とかずっと伝えてたら、
じゃあファンドにもまずお金出すし、スタートアップが大阪で起業してクライアント探してるんだったら、まずその100社1000社みたいなことは無理だけど、
自分たちがまずクライアントになるっていう風に言ってくださって、1社紹介させていただいたらその1社にも結構それなりのまとまったお金で導入をしていただいて、
お支払いもいただいて、それを今2社目3社目という風に、投資先以外の会社でもクライアントになっていただいたりしているので、
こういう風に自分たちがお金を出して会社の創業を根付かせるっていうことができるエリアになってきたら、めちゃくちゃ魅力のあるところになるんじゃないかなっていうのを感じています。
まさにクイントブリッジさんがその入り口を作っている部分だと思うので、そこから僕ら的にはさらに踏み込んで、お金出しましょうっていうことを、
別に自分たちのメリットがなくても関西で起業する人たちに向けてできるといいなっていうのを思っています。
濱本 隆太
ありがとうございます。素晴らしいですね。やっぱり大企業がファーストクライアントになるってすごい大事だなと思っていて、
それが行われることで、この会社面白いから出身も考えてみようっていう流れになる可能性もありますし、
今は日本のマーケットでいうとIPOが圧倒的に多くて、M&Aの市場はまだまだ進んでないっていう課題感もあるかなと。
それによってビッグテックとの差もだいぶ開いているっていうのもよく言われてますけど、
やっぱりそこのファーストカスタマーになる、そして出身も考えていくみたいな、大企業の動きが変わってくるとかなりエコシステムとして回り始めるなっていうのはすごく感じるんです。
まさにそれを先頭で今やっているのですが、そこを次どうしたいみたいなのがあればぜひ教えてください。
及部 一堯
大企業としてそれがクライアントになるかどうかということを判断する上で、先ほど実績がないからって話がありましたけど、
すごい大きな話なんですよね。
B2Cの企業なのかB2B2Xの企業なのかで全然話は違ってきますけど、
例えばB2B2Xで企業としてやっている場合で言ったら、
エンドXの方々のお声がどうなっているのかと、センターBの方々がどう思っているのかを理解した上で、
我々企業としては事業を作らないといけないかなと思ってまして、
実績がないってことは、例えば彼らが中小企業に営業行きたかったとしても、
中小企業にすらまずそもそも受け入れられていない状態にもなっていて、
他の大企業にも受け入れられていないってことは、何か受け入れられない理由があるから我々は組んでないんですよね。
なので、トライアルをどうやって上手く立てつけて、大企業、中小企業の方々とやっていくかっていうのが非常に重要かなと思っていて、
トライアルができる顧客やパートナーをいかに見つけてこれるかどうかっていうのが、
これは実はVCであったり、我々大企業よりもオープンイノベーションの仕組み作りとしては一番重要なポイントなんじゃないかなと思いますね。
廣澤 太紀
1個聞きたいんですけども、ロートさんと今回そういう取り組みをやりたいなってなったきっかけでもあったのが、
その企業家の方をまず紹介したんですよ。
このプロダクトの売り方はこうですっていうのを企業家がピッチしたときに、その導入の仕方は無理ですってなったんですよ。
ほとんどの大企業さんだったら、別に全国的にそこで話が終わると思うんですけども、
及部 一堯
ロートさんちょっと変な会社だなと思ったのが、この使い方だったらうちいくらぐらいだったら使えますよっていう提案を向こうがしてきてくれたんですよ。
廣澤 太紀
結果的にそれで導入していただいて、次この使い方のイメージが湧いたんで、こうやってみませんかっていう提案をくださって、
及部 一堯
こういう風なのは担当の人がたまたまものすごいパワーがあったからできた話なのか、会社の風土なのか、どうするとそういう会社が2社3社と続いていくんだろうなっていうのが気になってて。
その観点でいくと、大企業の中でそのやり方をするためには大きく3つ変えないといけない部分があって、
1つはまず文化づくりですよね。
実際会社に入っている人たちがそういうことをやって新しい価値を生まれたみたいなところに関して、社長副社長役員含め全員が褒められるっていう文化。
その社員をしっかり褒めてあげられて文化を作らなければ、1回挑戦してOKされたものが2回3回ならないんですよね。
まず文化を作っていくということ。
2つ目が今度はスキルの話かなと思っていて、今すごいいい話なのが社員からこういうアイデアが出ましたって言われても、ほとんどがアイディエーションの研修すらされてないんですよ、大企業の中で。
スタートアップの方々でもどうやってアイディアを生み出せばいいのかっていうところを体系的に学んでいるスタートアップって僕から見て少ないんですよね。
だから僕いろんな企業からアイディエーション研修を頼まれてアイディエーションを教えに行くんですけど、
でもアイディエーションができるようになってくるとスタートアップの方々が提案してきたものをいいかどうかを判断するんじゃなくて、
それをどうやったらいいものに変えられるのかってアイディアを出せるんですよね。
企業として足りてないのはアイディエーションスキル。
なぜならばほとんどの人たちがオペレーション文化でやってる人たちが多いからなんですよ。
このオペレーション文化からクリエイター文化に変えるためのスキルを身につけさせるというのが2つ目重要なところです。
3つ目がルール評価制度ですね。
先ほどお伝えしましたけど、文化を作ろうと思った時に彼らがすごい動こうと思って頑張って褒められるけれども、
結果それが給料にも反映されないとか、何も反映されないと挑戦する他の会社に行こうとか、独立してもっとやったほうがいいんじゃないかっていう人が出てくるじゃないですか。
それをなくすためにはルールと評価の制度、仕組み作りを変えていかないといけないんですよね。
なので僕はそれをやるためにイノベーションの部署から総務人事務に変わったんですよ。
そこで実績を出して、このノウハウをいろんな企業に展開することによって、日本全体で文化を作り、スキルを高めて、
大企業の役割と文化改革
及部 一堯
そして実際にルール評価、これがベストなんだということを示して変えていきたいなと思っています。
まさに小山さんが今言われているのは競争人材作りみたいなことをこれから7月からやるんですね。
クリントブリッジとしてはこれをLTT西日本だけで作りたいわけじゃないんですよ。
なぜならば競争って一社でやったら競争って言わないんですよね。
競争って複数社とやることが競争なので、これ一社だけで競争人材作りましょうと言ったってこれ競争にならないんですよね。
だからいろんな会社の方々に対して僕はアイディエーションゼミみたいなものを作って、
たくさんの方々がアイディエーションを学べるような環境を作るとか、
そういう仕組み作りをクリントブリッジとしてもLTT西日本としてもやっていきたいなと思っています。
濱本 隆太
なるほど。ありがとうございます。
今何か多分参加者の皆さん、競争は大事なのはすごい分かったね。
どうやってやってるんだという話とか、
それを成功した事例とかも知りたいなっていうのは多分あるんじゃないかなと思うんですけど、
ぜひちょっと成功事例みたいなもの、こういうパターンはうまくいくみたいな、
抽象的でもいいんでぜひ教えてください。
及部 一堯
そうですね。LTT西日本との競争というパターンと、
あと我々関係なく競争パターンとありますけど、
共通して言えるもので言うと、
実際の課題に対して解決できるという仕掛けの方が確実に刺さる可能性が高いです。
どういうことかというと、
企業としてはこんなことをやりたいと思っています。
でもこのパーツが足りないからできないと思っているんですよ。
そのパーツに対して提案してほしいと言われて、
提案するものに関してはもともと求めているものですよね。
ここには競争が生まれやすいです。
例えば我々スペクティフォーエルガナというサービスが、
昨年の4月に出ているんですけど、
これもエルガナというビジネスチャットツールに対して、
新しい付加価値をつけたい、付加価値をつけられる人を募集するというイベントをやって、
そこで来たスペクティという会社とNTTニシ日本で連携して、
昨年4月にサービス化に行っているんですけど、
これサービス化まで半年なんですよ。
実際にスピード感を持って課題があるものに対して、
解決策を提案してもらったらめちゃめちゃ刺さって早いんですよね。
でも企業が全く自分たちが目指したい世界観にないけれども、
これを受け入れてくれ、これを受け入れてくれって来ると、
いや我々それやってないからって言って、
途端に拒否する人が増えるんですよね。
なので重要なのは、企業として実際にどういう課題を持っているのかっていうことを、
そもそも言語化させてあげられるかっていう社内の話と、
社外的にもそれに対して刺さるものをタイムリーに入れられるかって、
この2つがしっかり整えば競争っていうのは生まれやすくなるんじゃないかなとは思いますね。
濱本 隆太
面白いですね、確かに。
足りないパーツをちゃんと埋めていくっていうところと、
付加価値をどうやって引き上げていくかっていう、ここがやっぱ大事ってことですね。
ありがとうございます。
長間さんにもちょっと伺っていきたいなと思うんですけど、
行政としてどうやっていくかっていうのは、非常にこの競争の文脈だったりとか、
スタートアップ大企業連携みたいなの大事だなと思うんですけど、
今現在やっているところと、それにおける課題感みたいなところもぜひ教えてください。
中村 奈依
はい、ありがとうございます。
本当に今、ロート製薬さんとかNTTさんとかのお話があったように、
まさしく小手企業さんとの連携っていうのはすごく重要だとも感じてまして、
行政の支援とプロジェクト
中村 奈依
なかなかただまだ、やっぱりそれに進んでもやっぱり関東の方が強かったりとかすると思うんですけど、
我々の方もやっぱりできるだけ関西圏の小手企業さんとか中堅企業さんも含めてですね、
スタートアップの協業とか、実証実験とかが一緒にもっとできるようなですね、
環境が整っていくといいなとは思っております。
実際、大阪イノベーションハブでつながりのある小手企業さんともいろいろぶつけてはいくので、
お話をさせてもらうんですけども、やっぱりもうちょっと私たちも多分もっと
大手さんの課題を知る機会とかもっと必要なんです。
それこそオープンイノベーションではないですけども、
もしかしたらその大手さんからの課題をぶつけるピッチ、
よく言うリバースピッチみたいなのも定期的にやっていっていかないといけないのかなと思いますし、
一部経済団体さんの方ではですね、経済団体さんの加盟されている会員さんから
そういう話を聞くような場も実際もう少しずつ設けられているので、
やっぱりちょっと対話する場とかいうのはもしかしたら必要じゃないかなと思います。
濱本 隆太
なるほど。結構今関東とかだと行政が発注しまくるみたいな流れとかもあるじゃないですか。
スタートアップの文化を受け入れるために行政側がSBIRだったりとかで
どんどんお金を出しながら育てるみたいな文化も出てきているかなと思うんですけど、
今大阪とか関西だとそういった動きって結構あるんですか?
中村 奈依
ちょっとね、そこは結構動きが鈍いところかなと思って、
いろいろとルールとかが厳しいところがあるので、
SBIRの制度とかすごい活気的だなと思ってまして、
できるだけあそこで成功している事例とか要素をですね、
大阪府とか大阪市とか地域の自治体とかでもどんどん導入できればなとは思ってます。
あとそういう意味ではやっぱり先ほど申し上げましたね、
この兵庫神戸、特に神戸市さんとかはコロナの時でもスタートアップの技術を導入して、
住民のサービス改善に取り組まれたりしてますので、
すごくスピード感を持ってやられているのかなというふうには感じてますね。
関西の課題とマインドシフト
濱本 隆太
なるほど、ありがとうございます。
結構やっぱ大企業のクライアントが作ってもすごい大きいかなと思うんですけど、
行政のアカウントがあってもすごくスタートアップの方がでかいかなと思うので。
そうですね。
中村 奈依
スタートアップさんからのおかげでやっぱり自治体に一回ちょっと使ってもらうとか、
導入してもらうことに。
お勧めすぎじゃないですけども、
行政に一回導入されたら自分どこでも使ってみようかというような案内がしやすくなるというのはよく聞きますね。
濱本 隆太
なるほど。
その壁になっているところって何なんですか?
中村 奈依
おそらくやっぱりルールであったり、よくより入札とかそういうのもあるので、
そこのルールが結構ハードルが高いのかな。
やっぱりそもそもスタートアップが参入しにくいものかなと思うので、
せめて例えば地域の区役所とか、地域の病院とかでそういう導入ができるとか、
もしくは実証ができるような環境さえあれば少しは変わるんじゃないかなと思っています。
濱本 隆太
なるほど。ありがとうございます。
ちょっと広瀬さんにも改めてこのクライアント大企業行政みたいなところ、
スタートアップの目線から見たときに、
この辺やっぱりまだまだ前に進みづらいなみたいな課題感みたいなのをぜひ教えてください。
廣澤 太紀
なんかもうほんとただの悪口みたいな話になるんですけど、
及部 一堯
関西で営業活動をしていく上で、
廣澤 太紀
主席自体はほんとにごもっともなんですが、
スタートアップ側の提案が相手の課題をしっかりと組んだものになってないから無理だであったりとか、
説明が一方的すぎるから社内にあげれないみたいな話とか、
関西圏の大手企業の方々からよく言われることだなと思っていて、
でもおっしゃる通りすぎるなと思うんですけども、
一方で、だったら別に、
そもそもそういうもんですよっていう説明をしないといけないエリアで、
及部 一堯
最初の顧客開拓はしないなっていう気もしていて、
廣澤 太紀
どちらかというと、個人的には大阪出身でもあって、
関西での生活がずっと長かった人間からすると、
僕もそうですけど、流出しているのを止める必要があると思っていて、
この流出しているのを止めるためには、
そもそも残った人間のマインドほんとに変わらないと、
もっと相対的に見た時に、
チャンスあっちの方が明らかにあるなってなった時に、
アグレッシブな人であればあるほど、
全員東京行くっていう流れになってるので、
なんで営業の基礎として、
相手の課題聞きましょうねとか、
分からないことあるならちゃんと説明しましょうよみたいな、
確かにそうだと思うんですよ。
でもそこの情報量は、
学習された顧客の開拓ができるエリアが、
既に国内に存在してしまっているので、
本当にこのエリアで定着させるんだったら、
多分大手企業側もそうだし、僕らもそうですし、
資金の出し手側が、
もう一段分からんけど何とかしないといけないっていうので、
意思決定していくしかない瞬間が既に来ているだろうなって思ってます。
濱本 隆太
めちゃくちゃその通りかもしれないですね。
やっぱり事業開発しやすい環境にスタートアップの拠点がどんどん置かれるって、
世の常だと思って、シリコンマレーは開発しやすいよねとか、
新鮮はその環境は整っているからどんどん進むよねみたいなところもあるのかなと思うんですよ。
ちょっと今こうしてみたけど、ぜひ中村さんそこに対して、
こうしたいみたいな。
中村 奈依
いや本当におっしゃる通りで、
ビジネスパートナーとか事業開発一緒にしてくれる方が
起業されないと、
本当に出てこすスタートアップも成長できないっていうのはすごく感じてまして、
そういうことであれば、もちろん関西だけじゃなくて、
逆に東京からも呼び込むことも、
我々実はやっていかないといけないかなと。
関西圏のネットワークづくりもですし、
関東圏に行ってVCさんと会います。
関東の大手企業さんとも会いますって言って、
こっちの関西の活躍するスタートアップを本当にご紹介することも、
もっとどんどんやっていかないと。
こっちでもし数が足りないのであればやっていかないといけないなと思ってます。
廣澤 太紀
いいですか。
めっちゃちっちゃい話かもしれないですけど、
うちも関西でこういう思いで若手の創業を増やしたいから、
イベントやりますみたいになったときに、
多分有名どころの大企業さんに一通りお会いできたんですよ。
ちょっとでもいいんで、
会場費とかそれこそめちゃめちゃ当時は、
お借りしてて無料にしてくださったんですけども、
そうじゃなかったケース、普通に結構持ち出しがあって、
弱小ファンドからするとまあまあ大変で、
っていうこととかをお伝えしても、
お金を出して何かしてくださった会社も、
及部 一堯
100%東京の会社で。
濱本 隆太
確かに。
廣澤 太紀
で、何回か実績が出てきて、
分かってきてっていう風になってきて、
やや関西の企業さんが興味を持ってきてくださるような形だったりしたので、
でもとはいえ、僕の場合桜インターネットさんが、
代表の田中さんがそれも絶対やった方がいいからって、
結局ファンドに出資してくださって、
っていうのがあったんで、
大阪の活動を続けられてる部分があるんですけども、
そういうファーストペンギンをどう生み出すかっていうことを、
マッチングとかじゃなくて、
及部 一堯
作りに行くっていう、
廣澤 太紀
紹介とか正直いらなくて、
どうやってねじ込むかっていうところを、
及部 一堯
年2、3社とかでも作っていけるとめっちゃいいなっていうのを最近感じてます。
その観点でいくと重要なのが、
新規事業創出系の人たちとスタートアップの人たちが、
いかに仲良いコミュニティを作れるかだと思っていて、
僕すごい思うのが、
大手企業の人たちは大手企業の方々とコミュニティを作りますし、
スタートアップの人たちはスタートアップのコミュニティを作っていて、
大手企業の新規事業の人たちは、
自分たちで内省でビジネスを作れ、ビジネスを作れって言われる方もいれば、
スタートアップと連携しろって言われる方もいて、
これもすごい様々で、
あと企業家の人たちからすると、
早く稼ぎながらIPを目指していきたい、
M&A目指していきたいってギラギラギラギラしてる人もいて、
大手企業の人からすると、
自分たちで事業を立ち上げるっていうことを、
すごい夢見て頑張ってる人たちもたくさんいるんですよね。
彼ら自身めちゃくちゃ頑張って事業を作っているので、
スタートアップの方々からいろいろ来ても、
いや、俺まず自分でやってみたいんだって。
だってなぜならば、
会社のお金を使って起業するっていうことを、
彼らがやりたくて大手企業に入ってるんですもん。
だからそれは実際になかなかうまくいかない部分ってあるかなと思っていて、
でもそれうまくいかないから終わりじゃなくて、
実際にアイディエーションの部分であったりだとか、
実際に事業を作る伴奏の部分であったりだとか、
一緒にずっとやり続けていくと、
そこには感情が生まれて、
一緒にやってきたっていうところの仲間意識が生まれてきて、
結果となって一緒になって事業が進んでいくと思うんですよね。
出来上がったものを持ってこられても、
やっぱりそれ、我々とはちょっと本心違うんでってなるんで、
もっとその前くらいからずっと仲良く新しい事業を作っていく環境を
コミュニティの重要性
及部 一堯
作る必要があると思っていて、それがクイントブリッジなんですよ。
なので、やっぱり皆さんが仲良くないとかいいとかじゃなくて、
最初から皆さんが一緒のコミュニティの中で同じ釜の飯を食べながら
作っていく環境を関西の中で生み出さないといけないなっていうのが
僕の中の課題感ですね。
濱本 隆太
ありがとうございます。
結構この、きょう、きのう、おとといとIBSやるんですけど、
サイドイベントとか参加された方どのくらいいらっしゃいます?
あんまり?
結構いらっしゃいますよね。
サイドイベントの中で趣味だったりだとか、
お互いの共通項でつながっていくと、
途端に一緒にカラオケした仲なのに、
その後ビジネスの話になるみたいな、
そういうつながりとかって結構大事かなと思うんですけど、
このIBSみたいなエコシステムをどんどん関西全体に広げていくみたいなのも
結構大事かなと思うんですけど、そのあたりいかがですか?
及部 一堯
イベントもすごい大切ですし、イベントじゃなくてもいいと思うんですよね。
それこそ僕は浜本さんとの出会いとかも、
ワンジャパンっていうですね、
大企業みんなで盛り上がろうぜみたいなイベントの中で会ってるんですけど、
でもそこのイベントだったのはただのきっかけでしかなくて、
その後浜本さんがやるイベントに呼んでいただいたりだとか、
僕がやるイベントに浜本さんに来ていただいたりだとか、
そういう相互でいろんなことをやりとりしている間に、
友情が芽生えてきて、一緒にどんどんやるような仲間になっていってるんですよね。
すごい大切なのは助け合いであることだと思っていて、
一方で一方でって助け合いじゃなくて、
単純に押し付けに近いような位置づけになっちゃうと思うので、
何かに助けてもらって、それを助け返すっていう、
この恩がずっと続いていくことによって、
何もかも僕はうまくいくかなと思うので、
まずは最初僕はギブすることを徹底してるんですよね。
なので学生の方々も、スタートアップの方々も、
企業の方々も、みんな相手に対してまずはギブしようという精神を、
やっぱりこの関西で作っていかないといけないかなとはすごい思いますけどね。
濱本 隆太
確かに。
ギブしないとなかなか次のコミュニケーション取りづらいみたいなところも実際ありますよね。
及部 一堯
ありますよね。
逆に言うとギブしていただいたからこそ返さなきゃと思うんで、
イベント登壇とかに関しても、
例えば登壇するときに費用をいただくのが当たり前の人とかになってくると、
ただで出てねって言われたら、
いや俺いつもお金もらってるさってなるかもしれないですけど、
実際こうイベント登壇とかも、
あの時に自分が困ってきた時に呼んでいただいたなとか、
僕もたくさんの方々にクイントブリッジで無料で登壇していただいてるので、
そしたら登壇していただいた方に今度は自分が恩返しに行くんで、
ここにはお金が全く発生してないんですよね。
クイントブリッジで僕が作ったイベントで公園費用払ったこと一回もなくて、
ギブの精神と関係性
及部 一堯
みんな今までの繋がりで来ていただいてるんですよ。
そういうお金の関係とかじゃなくて、
心の関係でギブし合えるっていうのが、
僕一番素敵な関係に将来なっていくかなと思うんで、
今度は広澤さん、うちのイベントで登壇してもらえませんか?
ってさっきお話ししたんですけど、
登壇していただいたら今度広澤さんが、
萌実さん何とかしてもらえませんか?って言ったら、
じゃあ僕も何とかしますね。
この関係なんですよ。
廣澤 太紀
うちハイボール投げますよ。
はい。
及部 一堯
全然、僕はローボールでも受け取りますんで。
中村さんとかも呼んでいただいたり、
本当にこのギブの精神だけでこの関西は成り立っていくと、
すごいんじゃないかなって思いますけどね。
濱本 隆太
ありがとうございます。
先ほどちょっと小山さんにもうちょっとだけ聞きたいなと思うんですけど、
やっぱりそのギブの精神だったりとか、
アイディエーションを作るところにもすごい大事だなと思っていて、
結構イエス&でどんどんアイディアを重ねていったりとか、
否定しちゃうとアイディア止まっちゃって前に進まないとか、
結構あるかなと思うんですけど、
研修とかにも含めてどういうところを意識されているのか、
及部 一堯
ぜひ教えてください。
そうですね、一番最初の研修のときやるのは、
心理的安全性を高めるルール作りをやってますね。
どういうことをルール作りしているかというと、
まずは必ずあだなから入ると。
今日この場では、
くんづけもさんづけも全部禁止にして、
あだなをつけますと。
そのあだなはどんなあだなにするかというと、
あだなもルールを作るんですよね。
最近あった幸せだったこと、
5文字以内でひらがなで書いてくださいとか、
例えばアイス売ってきたら、
なんでアイスなの?って。
僕は昨日ずっとダイエットしてアイスを食べてなかったのに、
アイス食べてめちゃくちゃ嬉しかったです。
この人はそういう人なんだって気づくじゃないですか。
そこの会話からあだなって生まれていくのと、
最近あった幸せなことを、
その場ではずっと呼ばれ続けるんですよ。
幸せじゃないですか。
っていうルール作り、あだなから入ってですね。
その後に実際に、
今日は嘘はついちゃいけませんよとか、
言いたいことは何でも言ってもいいですよ、
否定しちゃいけませんよとか、
あとはそこのルールメイキングをしっかりした上で、
司会者とかモデレーターは、
まず真っ先に自分が冗談を言うこと。
これ一発目の質問からすごい固い思いを出したら、
みんなそれやらないといけないんじゃないかって思っちゃうじゃないですか。
なので僕はめっちゃ自分のミーティングでは、
最初からアホなことを言うんですよね。
そうやって、
モデレーターがアホなことを言ったら、
我々も言ってもいいんだっていう、
しっかりルールメイキングの雰囲気づくりを作った上で、
アイデンションをやっていかないといけないかなと思いますね。
大手企業の役割
濱本 隆太
なるほど。ありがとうございます。
今このお話を伺って、
先広瀬さんから、
いかがでしょうか。
及部 一堯
この流れをスタートアップと大企業と生かしてやっていこうみたいな。
廣澤 太紀
基本的にこのタイトル的には、
スタートアップ視点側は多分僕担当だろうなと思って、
ちょっと攻撃的な発言を中心にしてるんですけども。
ただこれ見てて思うのが、
関西の大手企業の中にいる方々、
めちゃくちゃ優秀な方が多くて、
個人的にはそういう方が全員企業していってくれたらいいなっていうのを思いながらも、
でも世代差的な話があると思うので、
10年後にこの方々がそのまま出世されていって、
じゃあ多分相当変わるだろうなっていうのとかは、
本当に足元でも感じている部分ですね。
例えば短期的なところでいくと、
多分流出が止まらない状況にもあるので、
この短期の部分でもどうするかっていうのは、
試行錯誤しながら頑張っていかないといけないなとは思っているんですが、
それこそこの2日間、
サイドイベントっていう形で、
MBCベンチャーキャピタルさんがうちに出資してくれてるのもあって、
代表の佐伯さんという方と一緒にサイドイベントっていうのを2日間連続でやってて、
元々関西を見てた方だったりするんですけども、
関西企業の方にもっとスタートアップやってもらった方がいいっていうので、
ものすごいやる気を感じてくださっていて、
しかも現場でやってくださっている方、
ちょっと見に来てくれてるんですけども、
立命館出身で京都出身の方で、
関西でガンガン投資もするし、
事業会社との連携を促していくっていう風におっしゃってるので、
やっぱりSMBCさんがそれだけ積極的に動いてくれるっていう風になってきたら、
またさらに追い風が吹くんじゃないかなっていうのとか感じているので、
それこそNTTさんとかも本当に代表格ですけども、
大手企業の動きが徐々に徐々に変わってるなっていうのは、
すごく足元では感じています。
及部 一堯
本当その観点でまさにその通りで、
僕すごいやってて本当に変えたいことの一つが、
新規事業の作り方と判断の仕方なんですよね。
今までは新規事業の作り方は大手企業は自分たちの企業で作り、
自分たちの企業目線で判断してますけど、
僕から見たら社会的目線ではなくて、
企業目線であることが多いなっていうのは僕の印象なんですよね。
例えばそれこそNTT西日本の社員がですね、
軌道の方に応募していただいて、
NTT勤めながら自分でスタートアップ、
起業して動いてるメンバーもいて、
僕もそういうタイプなので、
NTT西日本で成功する前に、
社会でビジネスプランコンテスト出て成功したりだとか、
資金調達できましたって言ったやつを、
NTT西日本でやれる仕組みを作ってあげたいんですよね。
そうすることによってスタートアップとしても、
彼らは一段二段、
外から認められてる状態で始めることができて、
そういう状態だからこそNTT西日本としても、
例えば出向企業制度とかで出ていっていただきながら、
我々としてもお金とかをしばらく援助してやれる仕組みもできると思うので、
これからやらないといけないのは、
スタートアップとの連携
及部 一堯
社内で判断するんじゃなく、
社会で判断するための仕掛けを、
作っていきたいというところは一つありますね。
なるほど。
濱本 隆太
まさに社外で判断する仕掛けのところを。
中村 奈依
本当に社外とか、
会社で企業を考えていらっしゃる方々も、
ビジコンとかにエントリーされて来られるんですね。
あとはアクセラレーションを受けたいんですとか、
自分が持っている技術とか研究を社会実装していきたいんですって方もいらっしゃってて、
そういう人たちが本当にチャレンジできる環境を作っていくのも、
我々の特に行政側であったりとか支援側の役割かなと思ってますし、
プラスあるいはそこに一緒に、
民間企業さんが一緒に入っていただくことで、
よりそれが大きくしていけるなと思っているので、
それは大阪になるといえば、
京阪神のエコシステムを作る上では重要になる。
濱本 隆太
結構私もいつも思っているのは、
大企業にすごい優秀な人材が余っているっていう言い方、
正しいのかわからないですけど、
すごいいるなと。
だけどそれがスタートアップのエコシステムにまだまだ入りきってないとかですね、
それはなんか副業で関わるとか、
企業化として活躍するとか、
そういう流れをもっと作るべきかなってすごく思ったりする。
その辺り、いかがでしょうか。
廣澤 太紀
VCファンドとかに出向してきてほしいです。
本当にめちゃめちゃ優秀な方が多くて、
関西の事業会社の方々。
それこそ他のVCさんに出向されて、
また戻って関西の大手企業の中に事業を見るとか、
投資を見るっていう方とかのお話もちょいちょい聞くようになってきたんですけども、
そういう優秀な方が、
スタートアップってこういう感じでやってるんだなの感覚を知っていただいたら、
多分一気に動く気がするので、
各社3人ずつくらいいろんなファンドに出向させるというプロジェクトをやっていただいて。
及部 一堯
めちゃくちゃいいですね。
濱本 隆太
それ今人材育成だから流れ的にできるんだよね。
廣澤 太紀
それこそ行政さんとかもお投資して。
及部 一堯
僕逆にNTT西日本退職した人とか、
VC金融機関の人が人事に来てほしいなと思ってるんですよ。
逆のパターン。
だから辞めた人っていうのは、
NTT西日本の中でも挑戦したくてもできなかったとか、
成長したくても他のところが成長できそうだからとか言って、
退職してしまった若手がたくさんいるんですよね。
そこでスタートアップで実績残してる人たちも。
彼らが不満を抱えた状態で一旦NTTを出たんだれば、
僕が人事になったタイミングで自由になれるので、
彼らを人事に呼んで、
この会社の風土改革や挑戦改革ができれば、
もっと変わると思っていて、
VCの方とか、そこの経験者の方々が、
それを新規事業に行くんじゃなくて、
根っから人事から変えちゃうところに入って、
制度であったりだとか、
仕組み作りに興味を持ってもらったら、
すごい面白いことになるんじゃないかなと思っています。
今は。
濱本 隆太
それ出していいかい?
廣澤 太紀
ぜひそうなってほしいと思うところで。
及部 一堯
これも事例作りだと思うんですよね。
今まで多分、世の中の新規事業の部署にいた方であったりだとか、
外でスタートアップされた方々が、
中途採用のところで行くと、
どこ行くかって新規事業の部署に行かれることが多いですよね。
なぜなら新規事業の部署に手上げして出て行って、
新規事業やりたいから来るからですよね。
でも新規事業ってめちゃくちゃ重要なんですけど、
でもその新規事業の部署に行ったのに、
結局中途採用の人が退職するパターンも多いんですよ。
なぜならば自分と合わないからとか言って、
もっとスタートアップの時早かったのに、
大企業になったら遅いからって言われるんですけど、
それって根本的な解決になってないんですよね。
出入りを繰り返しているだけで。
でも企業の風土や文化や制度、
この仕組み作りを全部変えてしまえば、
その会社は自分にとって居心地のいい会社になるんですよね。
なので僕が新規事業の時にいた時に、
いろいろと思ってたところがあるんで、
だからこそ人事に行って、
一応全部変えてしまった後に、
僕が新規事業に行ったら、
もっと楽しいんじゃないかなと思ってて、
だから一回人事に立ち寄ってみてる、
そんな感じですね。
濱本 隆太
素晴らしいですね。
まさにビッグテック、
例えばGoogleだったりとかAmazonだったりとか、
かなりスタートアップに寄り添って、
人材も含めてアセットも含めて動いてるかなと思うんですけど、
その辺りの差分みたいなのって、
まだまだありそうかなと思うんですよ。
それを見ててどうですか?
及部 一堯
僕はスタートアップに寄り添うっていうのは、
手段でしかないので、
それがベストだとは思っていません。
要はアイディエーションのスキルを高めるとか、
事業を成功させるっていうことをやるためには、
社員が外に行って越境で実践を残しながら、
それを社内に取り込むっていう、
この環境を作ることが重要だと思っていて、
そのための仕掛けの一個が、
スタートアップの方々とお話しすることだと思ってるんですよね。
だからスタートアップに全て寄り添えばいいというよりも、
関西のイノベーターエコシステム
及部 一堯
いろんなことをディスカッションして仲良くなれるような、
安全性の高い組織を、
社内にも社外にもしっかり作っていくってことが、
大切なんじゃないかなと。
濱本 隆太
それに対して申し訳ない。
ちょっとこう対立構造みたいな。
廣澤 太紀
いやでもそれこそ確かに、
一回退職された方とか、
一方的に出向とか増えたらいいなと思ってたんですけど、
確かに人事の中に入っていって提言する人が増えても、
もっと動かし方ありそうです。
及部 一堯
そうなんですよ。
会社の根幹って、
経営企画と人事がだいたい、
数字と人を握っているじゃないですか。
数字と人を握っているところに、
イノビティブな人が入らなければ、
既存組織と変わらないですよね。
だからこれから先、
いろんな事業を作った経験がある人とか、
そういう人たちこそ、
経営企画や一旦人事業務を経験することによって、
会社全体の回し方を分かった上で、
そして変革した上で、
また事業を作れるので、
こういう仕組みをやってみたいなというふうに思って、
成功するかどうか分からないですよ。
やってみたいなと思って動いている。
ありがとうございます。
濱本 隆太
こういう仕組みづくろ、関西で、
NTTさんは今、
およべさんの中心に進められている、
というところかもしれないですけど、
他の企業さんでも同じように、
私のフルスのパンソニックもやってほしいなと、
今思っていますけど、
廣澤 太紀
そういう流れを、
濱本 隆太
行政としてどうさらに支援していくのか、
この辺りもうちょっと。
中村 奈依
そうですね。
今の本当にNTTさん、
およべさんの取り組みって、
すごい画期的で、
私もすごいなと思って聞いてて、
思ったんですけど、
一方で大手企業さんから、
スタートアップへの出向という形も、
増えてきていると思っていますし、
関西でもそういった仕組みも、
できてはいますんで、
ぜひそれは、
我々の方でもサポートさせていただいているところもあって、
やっぱりスタートアップからも、
ご相談よく聞くんですね。
自分たちで営業が難しいけど、
営業ができる大手さん、
誰かいらっしゃいませんかとか、
知り合いの方を探しているんですけど、
みたいなことがあるので、
それって本当に、
大手企業にとっても、
大手既存企業にとっても、
すごくプラスになる、
メリットになる取り組みだと思うんですけど、
うまく交流することで、
イノベーションというか、
本当に動いてくるんじゃないかなと、
大企業とスタートアップの交流
中村 奈依
まさしくVCに出向も、
私は行政から出向って、
面白いと思うんですよね。
あるといいなと思ってて。
廣澤 太紀
来てください。
ぜひ。
中村 奈依
勝手なこと言ってます。
廣澤 太紀
来月ぐらいから。
中村 奈依
どうやったらスタートアップに対する、
投資とかの機会になるかとか、
目利きするかというのは、
なかなか施策を作っている方では、
わからないこともたくさんあると思うんですね。
実際、中に入ることによって、
そこのVCであったり、
大手既存企業がやっていることが見えることで、
それを施策にまたさらに反映することが、
できるんじゃないかなと感じています。
濱本 隆太
なるほど。
例えばなんですけど、
行政に出向するというパターンもあるんですか?
中村 奈依
ありだと思いますね。
全然面白いんじゃないかなと思ってて。
施策の、
関西では福岡でしたかね。
福岡の方では、
スタートアップに行政から出向させるという仕組みが、
東京でもやってらっしゃると思うんですけど、
実際にジョインされて、
何年か活動されて、
そのままスタートアップに定職される方も、
いらっしゃるらしいんですけど、
そういう緩やかな連携、
交流が地元企業とできると、
濱本 隆太
すごくいいなと思っています。
そうですよね。
行政出向みたいな逆のパターンは?
廣澤 太紀
うちは正直、弱小すぎて、
人が、僕とさっき言ってた2人しかいない状況なので、
出向すると終わってしまう。
でも来ていただける分には、
めちゃめちゃ嬉しいですね。
及部 一堯
そういうふうにサポートして。
その観点でいくと、
若い方々をたくさん引き連れてらっしゃるというか、
たくさんコミュニティとしていらっしゃるかなと思うんですけど、
インターンシップの時代とか、
若い時こそ、
例えば大企業とか行政のところに、
一回足を運んでみるって、
僕すごいいいかなと思っていて、
スタートアップの方々が、
大企業の方々に話しに行って、
全然なんかできない、できないって言われるのは、
大企業の文化を知らないからなんですよ。
どう根回ししたらやれるかどうかもわからないのに、
急に突っ込まれて、
いや違うよって言われても、
理解できないんですよね。
でも、一体大企業にいたメンバーとか、
行政にいたメンバーからすると、
それをやろうとすると、
会社の中とか行政の中で、
どんな回し方をしないといけなくて、
そのために必要な資料は何なのかであったりだとか、
どこの部署に何の資料を出していくことによって、
それは成功するかを理解した上で、
一回スタートアップを作れたりだとか、
事業創出ができる環境ができると思うんですよね。
なので、僕の中で将来、
例えば大企業と組みたいとか、
大企業の中でビジネスとか進めていきたいとか、
逆に行政の方々から支援を得たいのであれば、
早いこと一回そこに入って経験すること以上に、
いいことはないんじゃないかなとは思ってるんですけどね。
濱本 隆太
確かにそういうところってありますよね。
私も今スタートアップの立場ですけど、
実際大企業のクライアント多いですと。
それはなぜかというと、
大企業の決済の流れをほぼ全部理解してるんで、
この資料が必要だよね、
このタイミングでってすごくあるかなと思います。
及部 一堯
本当おっしゃる通りで、
僕もだから大企業にながらスタートアップを自分でもやってるので、
スタートアップの気持ちも大企業の気持ちも分かって、
中間に入ってるから寄り添えるんですよね。
なので多分寄り添える人っていうのは、
やはり両方の経験がないと、
片方の目線で話をしてしまうので、
今やらないといけないのは、
多分そういう企業間の方々と、
大企業や行政の方々、
両方の人たちの気持ちを分かる人が
タブになるような、
そんな仕掛けを作っていく必要があるんじゃないか。
関西の企業間の課題
濱本 隆太
特に先ほどの話も出ますけど、
2つのC、
そのキャッシュとカスタマーって中で、
そのカスタマーについて、
理解が深い人材が支援に出向で入るっていうのが、
多分一番パワフルだと思うんですけど。
本当そうですね。
廣澤 太紀
それこそ裏で先ほどご挨拶させていただいて、
全職の流れとかもあるから、
クライアントで本当にビッグネームが、
すでに創業してすぐだけどあるっていうような
お話とかも聞いてて、
まさに事業会社の中で、
どう提案すればどういう風に
顧客になってくれるかっていうのを
分かってる方っていうのが
やっぱりいらっしゃると思うので、
そういった方が、
できれば何社か投資とかをしながら、
その会社に対して、
売り上げをつけたりとか協業っていうのを、
大手企業側の提案型で生み出せれば、
本当に大阪とか関西中心に根付くっていうこととかも、
結構実は大手企業が多い分、
容易にできるんじゃないかなとかっていうのは、
夢物語としてずっと思ってます。
濱本 隆太
でもやっぱりね、
関西の大企業まだ、
かなり強い企業いっぱいあると思いますし、
そこの窓口がまだ開ききってないっていうのは、
かなりやっぱり、
私は今東京とか、
横浜側に結構いることが多いので、
あれなんですけど、
やっぱりだいぶ差は感じますよね。
この辺りってどうなんですか?
こうやられてて。
及部 一堯
逆に言うと、
浜本さんがどんな差を感じてますか?
濱本 隆太
それはもう、
まず場の提供、
先ほどの話もありましたけど、
場の提供は、
もう相談したら即やろうって言ってもらえる環境は、
かなりあります。
まず東京の施設とかでですね、
かなりありますし、
いろいろクライアントとしてご相談したいです、
みたいな話も、
アポイントもかなりのスピードで取れていくので、
やっぱりそこの辺りは、
受け入れやすさみたいなのもあると思いますし、
あとやっぱり単価設定みたいなところも、
この費用だったら受け入れられるよっていう、
単価ベースがぶっちゃけちょっと違うかなっていうのも感じてます。
関東だと、
例えばわかんないですけど、
100万円で取れるところは、
関西の企業で相談すると、
ちょっとだいぶ、
あれ?みたいなことは実際あるので、
そこの部分も、
スタートアップが事業開発で、
単価を稼いでいくみたいなところで言うと、
差をどうしても感じる部分は、
今はあるかなというふうに思います。
廣澤 太紀
ちょっと逆に言うとじゃないですけども、
思ってるのが、
割と全国的に見たら、
大手企業さん側からの提案型で出資が決まっていくケースとか、
協業が決まっていくケースで、
例えばわかりやすくなると、
KDAIさんとかはちょいちょいニュースになったりとか、
すると思うんですけど、
あのやり方を、
大阪、京都あたりでできる企業が一緒だったら、
なんならほぼ独占に近い状態になるぐらい、
スタートアップが集まってくるんじゃないかな、
というのも思っていて、
個人的には、
うちに出資してくれたっていうのもあるので、
ロート製薬さんに対して、
そういう会社だっていう発信とかを、
代わりにやれたらいいなっていうのとかを、
思ってたりするんですけども、
今、関西の大手企業の方とか、
いらっしゃると思うので、
そういう方が、
旗振り役になって、
協業の提案、出資の提案を、
年間5社ぐらいやれば、
めちゃくちゃ有名になるんじゃないかな、
っていうのが、
それ以降はもう厳選して厳選して、
選ばれていけばいいんじゃないかな、
濱本 隆太
っていう気がしてて。
東京でスタートアップの皆さんと話してると、
本当は関西でやりたかったんだけどね、
っていう割合はマジで多いですね。
廣澤 太紀
めちゃくちゃ周りにいますよね。
濱本 隆太
めちゃくちゃ多い、本当に。
出てってるって感じですかね、
中村 奈依
大阪から関西から皆さん。
濱本 隆太
地元は大阪なんだけどとか、
地元は兵庫なんだけど、
でもやっぱこっちだと厳しいから、
東京出てきましたっていう話は、
本当に頻度多いですね。
ほとんどそれかもしれない。
廣澤 太紀
東京であって関西人だけで、
やっぱ仲良くなりやすかったりするので、
なんかできたらいいよねって、
みんな言ってるので、
関西エコシステムの影響
及部 一堯
それはそれ東京に行った関西人に、
いい影響を与えているということで、
これもある意味、
関西エコシステムになるかもしれないですけど。
確かにそれはそうかもしれないです。
東京における。
濱本 隆太
でもなんかそういう情報が、
例えば大阪で新たにこういう取り組みがあって、
受け入れやすくなりましたよって話があったら、
多分それを聞きつける人はいっぱいいると思うんですよ。
なんかそういう発信がうまく、
関東に今いる関西スタートアップの皆さんとか、
関西出身スタートアップの皆さんに、
すぐ情報が渡るような仕組みとか、
そういうのも結構大事かもしれないですね。
及部 一堯
そのためにやらないといけないのは、
さっき言った会社を変えることだと思うんですよね。
関西の企業ってどういう企業が多いかって、
インフラ系企業が強かったりだとか、
制約系企業が強かったり、
濱本 隆太
安心・安全を成り割としている企業が多いんですよ。
及部 一堯
安心・安全の割合がすごい多いってことは、
イノベーティブな挑戦をしようと思っても、
会社としては、
安心・安全、リスク全てを管理した上で、
やれるかどうかを判断しなければならない。
なぜなら社会的に信頼されている企業なので、
信頼を落としちゃいけないっていう、
制約が非常に強いんですよね。
なので逆に言うと、
イノベーティブな組織のルールと、
会社として本組織のルールを、
少しずつ変えていかなければ、
そのルールは本業の通信の、
フレッツ控えのルールで、
実際全部スタートアップの方々がやろうと思ったら、
もう無理だと思うんですよ、はっきり言って。
だからそれを変えないといけないのが、
さっき言った制度であったりだとか、
文化部分なので、
関西の中でそういう文化や制度みたいなところが、
変わった会社が現れて、
ロードさんなんてすごい良い制度、文化をお持ちなので、
そういうところが逆に言うと、
上手くいった事例を横々展開して、
関西でこんな良い事例できたぞってなったら、
早いと思うんですよね。
なのでぜひこれね、
ひろざんさん連携していただいて、
ロードさんで早く、
これ関西で一番いいのはこれだって、
やってほしいなって。
本当にそういう事例を出したいなっていうのは、
廣澤 太紀
思ってます。
大手企業との連携
廣澤 太紀
頑張りたいです。
及部 一堯
それだけNTTとしても、
色々連携できる子があったら、
させていただきたいと思うんで。
ぜひお願いしたいです。
濱本 隆太
モデルケースが1個2個出てくると、
急に流れ変わる事ってありますもんね。
及部 一堯
そうですよ。
クイントブリッジも色々言われて、
最初全然違う施設になれそうだったのを、
仕組みはそうじゃないって言って変えて、
人数がたくさん増えてきたら、
こっちがメインになって、
今まで何やら言われてた人たちは、
もう何も言われなくなったので、
そこはやっぱり自分の信念であったりだとか、
さっき言った通り、
企業の価値を高めるんじゃなくて、
社会の価値を高めるためにどうすればいいかっていう考えで、
動かなければ、
その企業としての価値は上がらないってことなんですよね。
そうですね。
それを分かっている人たちを増やしていくためには、
自分自身がそうやって行動し続けないといけないと思っているので、
それで有料事例みたいなのをどんどん作っていけると、
いいなと思いますね。
濱本 隆太
ありがとうございます。
残り時間も、
実は何らかんら90分のセッションなんですけど、
残り10分くらいになってきたというところで、
今後こういう、
今日はiOSということで、
非常にこういうイベントはですね、
エコシステムとして機能しているなと思うんですけど、
こういった流れをやっぱり関西全体に広げていったりだとかっていうことは、
非常に大事だなと思っていて、
まだ10分あるので、
それぞれの皆さんにですね、
今後ちょっとこういうアクションを皆さんと一緒に、
参加者の皆さんと一緒にやっていきたいみたいなところですね、
ぜひちょっとコメントいただきながら進めていけたらというふうに思います。
じゃあ広沢さんから、
ぜひお願いいたします。
廣澤 太紀
すみません、誰とですか?
はい。
誰と何をやりたい?
濱本 隆太
参加者の皆さんと、
はい。
じゃなくてもいいです。
このお二人でもOKですけど。
廣澤 太紀
あんま何も考えてなかったです。
うちとしては本当に人数がめちゃめちゃ正直少ないので、
やるプロジェクトが決まっているので、
もし共感していただけるのであれば乗っていただけるっていうのが、
最も嬉しいところ。
それで言うと最初にもちょっとお話ししてた、
基本的には2つで、
1つはスポンサーしてほしい、以上。
もう1つのところでいくと、
実際にうちの投資先だけじゃなくていいので、
関西で起業されているスタートアップの創業初期の、
お金をちゃんと払って顧客になるという前提でミーティングを組む、
みたいなところとかを、
どうやったら組めるのかとかの相談を乗っていただけたらすごい嬉しいなっていう、
及部 一堯
その2つですね。
濱本 隆太
ありがとうございます。
私結構大企業にもともといて起業した側の人間なんですけど、
すごく思うのはスタートアップ側で起業するときで、
キャッシュもすごい大事なんですけど、
ホームだったりだとか、
知財だったりとか、
本当はアセット必要なんだけどすぐ相談できるとかないとか、
そういうのって結構大企業にアセットめちゃめちゃあったりするわけですよね。
ここの連携ももしかしたらあるかなと思うので、
そういった形の仕組みづくりみたいな、
VCからそういったアセットも提供できるように、
大企業を通じてできるようにしていくみたいなのは、
結構連携としては今後あるんじゃないかなと思うんですけど、
この辺りいかがですか、スコープ。
廣澤 太紀
もちろんそこの課題感っていうのはすごくあるなと思いつつ、
今のこの話に特化すると、
創業のその瞬間においてはそんなに多分、
優先度が高くないケースもあるのかなっていう気がしていて、
いくつかの弁護士の方であったりとかは、
わりとこちらの方でもご紹介できたりする部分があるので、
ただ関西ゆかりの知財回りのことであったりとか、
そういったところに関しては成長してきたら、
まさにサポートしていただきたいような部分はあるのかなとは思うんですけど、
創業初期に特化するとあんまりニーズはないかなっていう気がちょっとしてます。
大阪万博の機会
濱本 隆太
ありがとうございます。
おやぶさんからも。
及部 一堯
ありがとうございます。
今日はまずお忙しい中お越しいただきましてありがとうございました。
この中で学生の方ってどれくらいいらっしゃるんですか?
いらっしゃいますね。
学生の方々にはまずぜひクイントブリッジにお越しいただきたいなと思ってまして、
毎日本当にいろんなことがありますので、
ここでどんなことが生まれているのかであったりだとか、
どんな人とつながれるのかみたいなことをぜひ体験していただきたいなと思っております。
実際授業を作る新規授業の部署の方ってどれくらいいらっしゃるんですか?
いらっしゃいますね。
ありがとうございます。
新規授業の部署の方にはぜひクイントブリッジにお越しいただいて、
授業をどうやって生み出していくのかというところであったりだとか、
競争をどうやっていけるのかという議論を我々とさせていただきたいなと思っております。
授業機創出を支援していらっしゃるような方々はどれくらいいらっしゃいますか?
ありがとうございます。
そういう方々にはクイントブリッジに来ていただいて、
どうやって授業機創出を支援するための仕組み作りをやれるか、
我々とお話をさせていただけたらと思います。
そして社会の中でこんな挑戦をしたいなという方とか、
ある方はどれくらいいらっしゃいますか?
挑戦したいなと。
ありがとうございます。
そんな方にはクイントブリッジに来ていただいて、
一緒になって挑戦議論をさせていただきたいと思います。
これ冗談っぽくも言いましたが、
やっぱりどうやって授業を作っていくのかであったりだとか、
競争を作っていくのかというのは重要なのは戦略の部分と人の部分なんですよね。
これは切り離せないところかと思うので、
戦略に関してはどうやってやっていけばよいのかというところは、
我々も一緒に考えさせていただけたらと思っていますし、
今僕は人事という立場でもありますので、
何かに挑戦したいという人たちが、
これで止まっているからこんなことができたらもっと挑戦できるんだよ、
みたいな不満みたいなところとか、
思いみたいなことを聞かせていただいてですね、
僕は人事の制度とかに反映していきたいなと思っていますので、
ぜひいろんなお声をかけていただけたらと思います。
本日はありがとうございました。
濱本 隆太
はい、ありがとうございます。
中野さんからもぜひお願いします。
及部 一堯
すごい締めてくださったから。
中村 奈依
ありがとうございます。
そうですね、私の方からは、
先ほど小泉さんの方にも話がありましたように、
例えばクイントブリッジに行かれて、
新しい事業を作ってみましたとか、起業してみましたとか、
もしくは今からちょっと起業しようと思うけど、
どういうふうに次に進めていったらいいかわからないみたいな話があれば、
ぜひ大阪イノベーションハブにお越しいただければ、
本当に起業前から、
レイター期までのスタートアップや起業間の皆さんのお支援させていただいておりますし、
スタッフが寄り添っていろいろ、
そういうことで、広沢さんとかにおつなぎとかですね、
大阪、関西、東京とかのベンチャーキャピタリーにおつなぎもさせていただきますので、
ぜひご活用いただければと思います。
あとやはり、こういった機会、
今日はありがとうございます。
こういった盛り上がりとか関西からどんどんどんどん本当に、
イベントだけでなくてですね、
個々のつながりとかからもやっていきたいなと思っておりまして、
本当にIBSとかこういったスタートアップや新規イノベーションイベントを合わせてですね、
来年大阪関西万博もありますので、
それを機運にどんどん推進していきたいなと思いますので、
ぜひお気軽に大阪イノベーションハブとかにお越しください。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
濱本 隆太
ちょっと今、大阪万博の話、全然売れてなかったってめっちゃ反省してるんですけど、
大阪万博はどういう動き?
中村 奈依
大阪関西万博ですね、
ちょっと私たちの大阪のブースにプロモーションさせていただいてますけども、
来年の4月に大阪で開催されます。
そこにですね、もちろんたくさんの国のパビリオンもありますし、
大阪ヘルスケアパビリオンといったところでスタートアップが出展する準備も進んでおりますので、
ぜひ来年ですね、スタートアップの協業とかマッチング、
もしくは海外のスタートアップもたくさん来られますので、
インターンシップとイベント企画
中村 奈依
ビジネスの機会に活用いただければなと思っております。
ぜひよろしくお願いします。
濱本 隆太
ちなみに今日出展できる可能性ってあるんですか?
中村 奈依
そこはもしかしたら難しいかもしれないんですけども、
ただですね、周辺イベントとかもおそらく会期中に開催が予定されてると思いますので、
その時にスタートアップが挑戦できる場がいくつか我々も考えていきたいなと思っておりますので、
情報的に大阪万博のウェブサイトであったりとか、
大阪イノベーションハーブのウェブサイトの方でも出していきたいと思っておりますので、
ぜひチェックいただければと思います。よろしくお願いします。
廣澤 太紀
ただ宣伝させてもらいたいなと思ったんですけど、
学生の方がめっちゃ多かったのでちょっと思ったんですけど、
今うち京都大学さんの門のすぐのところにオフィスがあって、
そこで京大生のインターン生が今3人いるんですけども、
9月にJAMベースというオフィスが開業するのに合わせてそこに入居させていただくので、
大阪でのインターン生を最大5名採用したいなと思っていて、
時給千数百円ぐらいのところから始める感じにはなると思うんですけども、
主にイベントとか勉強会の企画とか、
ゲストで来るのはVCであったりとか、スタートアップのCEOたちのアテンドとかになってくると思うんです。
そういうところの企画運営とかをもしやりたいとか興味あるっていう方がいたら、
ザ・シードのインターンで、後ろにいる黒い服を着たでかい、
濱本 隆太
ちょっと立ってもらって。
廣澤 太紀
ちょっと体格のいい、あちらの方が関西採用担当をしてますので、
ぜひちょっとよかったら声をかけていただけると嬉しいです。
及部 一堯
これは本当にですね、皆さん、僕やったことないですけど、めちゃくちゃおすすめです。
何がおすすめなのかというと、イベントの企画っていうのは簡単な事業なんですよね。
コンセプトを作って実際にイベントを作ってマネタイズをしていくっていうのは、
本当に小さいスモールビジネスなんですよ。
この経験っていうのは、例えば自分がサービスを作ったときに、
どんなサービスにするかコンセプトを考え、
そして実行するときにどうやって集客をしていくのかを考え、
そこには事業創出に向けたすごい重要なことがめちゃくちゃ入っていますし、
なおかつここに参加すると人脈もすごい増えると思うんですよね。
VCの人脈だけではなくて、勉強会とかだと講師の方々と繋がったりだとか、
これはこれからの人生にとってもすごいプラスだと思うので、
全然、今日はじめましてでお会いしてるんですけど、
はじめさんですね、ぜひ参加していただけたらと思います。
濱本 隆太
これがギブのお手本みたいになってますね。
及部 一堯
ギブの塊みたいな人なんで。
関西エコシステムの発展
濱本 隆太
ありがとうございます。
本当、大山さんおっしゃる通りで、イベントって経営の最小単位だといつも思ってて、
なのでそこに結構大事な要素が詰まっているんですよね。
収支もやるし、マーケティングも学べるし、コンテンツ設計も分かるし、やっぱりすごい大事かなと思います。
及部 一堯
多分浜本さんと僕が一番最初の共通点はイベンターなんですよね。
しかも音楽イベントのイベンターからスタートしているんですよ。
私DJなんですけどね。
僕もシンガーソングライターでライブ作ってたんで、
イベントがあったからこそ多分そのノウハウがあって、
企業でも事業を作ったりだとか、コミュニティ運営ができたりだとか、
今に至っているので、ぜひザ・シードさんのイベントを応援していただけたらなと思います。
ありがとうございます。
濱本 隆太
こういう感じでお互いにどんどん、
今日も参加者の皆さん横々でいらっしゃると思うので、
ぜひお互いに名刺交換するとかつながってもらうというのは、
この機会、この場に集まっても何かの縁だと思うので、
ぜひつながってもらえると大変嬉しいなと思いますし、
この後名刺交換できる時間も少しあるかなと思いますので、
ぜひその話の皆さんともつながっていただければと思います。
ということで、関西イノベーターエコシステム大手企業スタートアップ両者の視点から語るということで、
ぜひこれを機に、IBSを機にまた関西エコシステムを盛り上げていきたいなと思っていますので、
よろしくお願いします。
皆さんありがとうございました。
及部 一堯
ありがとうございました。
01:27:46

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