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2024-02-29 21:30

【オトラジ#217】なぜ負け組になってしまうのか?高学歴難民の生きづらさを考えます

特集高学歴難民

現代は学歴とコミュニケーション力と親ガチャの
三角形でその人の能力が決められると思うのですが
高学歴難民は学歴だけにフォーカスしすぎているようです

ベストの時期をさっさと忘れる
変わっていく世界に合わせる
プライドをいつ捨てられるかが勝負になるんじゃないかな......衣良

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サマリー

今回は、高学歴難民というテーマについて、いろんな事例を通じて考えます。安倍京子さんが書いた『高学歴難民』という本を読んだ吉水沢さんと、中澤翔吾さんの『東大卒貧困ワーカー』という本を読んだ石田衣良さんの意見交換もあります。学歴が社会においてどのような影響を持つのか、考えさせられる内容です。学歴によってキャリアの始まりが違うという難民問題や、結婚と仕事の両立が難しい現代の女性の問題について考察されます。ブラック企業についても考えます。高学歴難民の生きづらさ。

高学歴難民の事例
はい、こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、吉水沢です。
こんばんは、早川宵です。
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チャンネル登録、番組のフォローよろしくお願いします。
お願いします。
さあ、2月最後の放送です。
衣良さん、今回は。
はい、今回はですね、高学歴難民という、なんかちょっと怖い。
高学歴難民?
なんか掛け合わない。
僕は実はちょっと読んだ方がまた別で、僕の読んだ方は、この東大卒貧困ワーカーっていう中澤翔吾さんっていうね、
この人は東大文学部を出て、大阪のテレビ局、毎日放送に入るの。
で、経済畑の記者とかアナウンサーをやっていたんだけど、親の介護で、非責になっちゃうのよ。
そうするともう、日給6000円で交通費なしみたいなところで、ものすごく厳しい現場でずっと働いているっていう人なんだよね。
本当の高学歴難民だよな。
この方自身だってことですね。
学歴の意義とは
そっちはどう?
僕らが読んだのはですね、今ちょっとKindleなんで手元にないんですけど、講談社から出てる高学歴難民その名も、安倍京子さんという方が書いたんですけど。
彼女はですね、日本で初めて犯罪加害者家族を対象とした支援組織を設立した方で、加害者家族を2000件以上支援してきたってことで、
今まで著書でも、著書でも、息子が人を殺しましたとか、家族間査定とか、結構そっちの加害者側に立っている活動をしている方で、
そういう意味でですね、今回いろんな犯罪に手を染めてしまったとか、そういったいろんな経験をお持ちの中から、高学歴その中でだった人たちがどういう感じで落ちていったのかみたいな。
事例がほとんど中心の方でしたね。
でもさ、なんか難しいね。
なんだろうね、学歴って今あるのかなって思いますね。
でも私はあるって思っちゃう、やっぱ。
なんか自分が学歴ない人間なんで、やっぱ大学出てると違うのかなっていう。
なんかなんとか幻想みたいなものがすごいある気がします。
医学部とかさ、放送系、法律系、あと治療官庁とか、今はお役所ね、ではものすごく学歴はまだ残ってると思うけど、
一般に普通に仕事してて、特にフリーランスでこんな仕事してると、学歴なんて全然関係ないなって気がするよね。
もともとそう言われてたし、そうだったし、今もそう思いますね。
小説家なんてさ、ほら亡くなった西村健太さん。
西村健太さんなんかは高校中退だから、たぶん中卒なんだよね。
それでもさ、全然賢いので、だからそういうふうに考えるとね、ただ自分がいる世界がどこによって違うからね。
この前、てかちょっと前になるんだけど、人房長の喫茶店、本屋さんに寄って何冊か本を買って、
喫茶店に入ってさ、その日買った本をこうやってパラパラめくりながら、これどうかなみたいなチェックをするの楽しいじゃん、5冊ぐらい買って。
で、そうしたら隣に千葉県の県の職員の人なのよ。公務員2人。もうおじいさんなんだけど。
で、その2人が延々と自分の部の人間のことを品定めしてるの。
で、その時に何かの誰々君はって言って、その後に必ず卒業大学と学部が出てくるの。
誰々さんは千葉大の法学部だよな、優秀だなみたいなことで、それを延々と言ってるの見て。
学歴と社会での評価
で、私立で法制のなんとかだよみたいなので、ずっと喋ってるの聞いて、うわ、この人たちは本当に一生学歴だけで人を判断して生きてきたんだな。
すごいなと思ったけど、でもそういうところは日本の全国各地にいっぱい残ってると思う。
なんか特設はさっきお話したじゃないですけど、僕もその仕事柄、たまに大きな企業の人たちと仕事するときはますけど、
なんか別にポジティブな話じゃないけど、その人たちが例えばうちの会社でこの学部の実は先輩が結構偶然多いんですよみたいな、
そういう話はして、だからいい悪いではないんだけど、でもやっぱり大学の話はしますね、結構大きな企業と。
いや、だからやっぱりある種さ、頑張った人にとってはさ、自分の勲章なんじゃない?
僕らはほら、受験のとき頑張ってないから、僕本当に受験楽しくなかったので、で、なんか大学も大したことないと思って勉強しなかったんだよね。
イラさんどうやって大学入ったんですか?
大学は全く勉強しないでたまたま受けたり受かったところに行っただけ。
だって試験の前日にさ、キャッチ22ってあるじゃん、あれ上下官なんだけど、これ面白いなと思って2,3と読んじゃったからね、試験の前に。
どこで、そういう意味ではあんまり意識したことないでしょうけど、ないなりどこで学歴ってあんまり関係ないかなっていうのを思いました?
社会に出て会社に入ってから。
それはどういうところで?
仕事のできる人と学歴があんまり関係がなかったから。
確かに確かに。
Noaさんはどうですか?
私でも学歴を振りかざすというか、俺は頭いいんだぞみたいなのを振りかざしてくれるやつが本当に嫌いだったよね。
いるの?
いますよ。
アニメの現場でもいる?
あ、あんまり最近はないですけど、やっぱり20代の頃から。
どういう発言がある?
うーん、なんかバカだなみたいな、はぁみたいな鼻で笑われたりとか、すごい上から指図してくるとか。
それは学歴も言われたの?
いや、学歴でもたまに言われることもありますよね。
どこの大学行ってたの?大学出てるの?みたいなこと言われたりとか。
あと、ちょっと話脱線しちゃうかもしれないけど、女性の場合学歴よりも、結婚してるかしてないかで品定めされることは結構あった。
なるほど、そっかそっか。
俺なんだろうな、でも僕なんか、うちの親父が、もう本当にちょっと真面目な話になっちゃうんですけど、昔から学歴関係ないって言って。
でも親父もマスコミだったんで。
マスコミだからじゃない?
マスコミの世界って実力主義だから本当にわかるじゃない?
でも、最近は知らないですけど、大手の出版社でも、僕がいた新聞社でもそうですけど、
ただなんだかんだ言って実力は置いといて、やっぱいい大学出てる人の方が圧倒的に多いんですよね。
あれは何なんだろう?
要するにさ、いい大学に入ってる人は試験を通る技術を身につけてるから。
それに覚悟がつくじゃん。
だから昔はTBSの審議会とか行ってる頃、TBSは、裏でこっそり言われたもん。
一時期さ、テレビ局って、いい大学の卒業生が全く来なかったの。できたばっかりの頃は。50年代。
言いますよね、逆に。
で、そのテレビが一流のブランドになってから、TBSは東大一卒しか入れなくなっちゃったの、しばらく。
そしたら、もうバラエティとか全然つまんなくなって、本当に困ったって。
逆ってことですね。
私、親が高卒なんで、2人とも。
いい大学に入って、名のある企業に就職するっていうことに、すごい憧れはあります。
僕はもう本当になかったんだよな。
でも僕、新聞社入った時、新聞社ってみんな、特に早稲田が多いじゃないですか。
だから自分は全然、日台だったんで、そういうのもなかった。
そもそも浮かんのかなと思って。
同期で10人なんですけど、僕自体以外は全員東大系を一橋とかで、あと海外で。
会社入ってから、上司に、これなんで僕とったんですか?みたいに聞いたら、
いや、バカだけど。
バカだけど?
いい意味でね。
一つだけ他と違って、そういうポテンシャル採用みたいな感じで言われて。
嬉しいね。
でも当たったね。
会社辞めちゃってますからね。
その頃残ってる人たちに比べたらさ、全然今のは良いじゃん。
分かんないですけど、だから良いか分かんないけど、学歴なくても何とかなんだろうな、ぐらいのはちょっと思いましたね。
僕それは思うな。
あと、大学行っても行かなくても別にいいんだけど、
社会人になってから勉強を続けてる人と、もう学ばなくなった人で猛烈に逆つくっていうのはあるかな。
その勉強学びっていうのは例えばどういうことになるんでしょう?
だから自分でコツコツ読書をしたり、ファクトチェックをしつついろいろな記事を読んだりする、みたいなことができている人は大丈夫。
本編で後でその話になると思ったんですけど、
結局自分で、自分の目で見て耳で聞いて足ででも何でもなんですけど、
やっぱり自分でファクトチェックをするみたいなことができるかできないかが、
やっぱりなんていうんでしょう、今日の高学歴なんじゃないですけど、
タイトルを取れなかった時の揺るがない自分を作るみたいな、そういう積み重ねの元になりそうですよね。
だから学歴がいいだけで後で生きていくっていうのは、今は無理な世の中になってるよってことかな。
それで一時企業に入っても意外と先がないじゃん。
今もう上のポスト埋まっちゃってて空きがないし。
でも逆に言うとさっきの官僚のキャリアの人たち、何らかの関係ある人でありますし、
そういう視点とは別で、高学歴に越したことないじゃん、みたいな一面って今あるものって。
高学歴でまずいってことは逆にないですよね。
逆に時代としては学歴返調に戻りつつある揺れ戻しで、
学歴を良くしたいってなってると思うよ、中国や韓国みたいに。
学歴によるキャリアの違い
実際問題でも人生を生きていく上で、学校の名前っていうか、いい大学を卒業してたから、
上手い人生の生き方を学べるかって言ったら、そうじゃないってことですよね、きっと。
いや、それも場所によってなんだよね。
だから、例えば東大卒で大きな役所、財務省とかに入れたら、それはやっぱりもう全然違うから。
スタートから違うんですね。
キャリアの警察署も。
だから最初に警察学校入るじゃん。
キャリアのやつだったら、もうすぐに警察署長クラスになるわけ。
普通は叩き上げるやつだったら、警察署長は最後の仕事なのよ。
それって、東大出てる人は、もうある程度の素養があるっていう風に見なされるってことなんですか?
違う。簡単に言えば、軍のやり方と一緒なの。
要するに軍隊って何百万人もいて、その上の方にすべるやつは、賢いやつの方がいいよなってことになるわけよ。
なので、すごい難しい試験を作って、幹部候補生を養成するシステムを作り上げているってこと。
それが、今の日本の役者だったり、大きな元民営の会社、航空会社とか通信会社とかには残ってるの。
あの人はキャリアだからって言われたもんね。昔NTTで仕事したこときに。
そうすると、そうじゃない人は本当にものすごいよ。軍隊一式だったよ。
おっしゃる通りでございますって。
中年の人が若い社員に言うの。
なんで?どういう関係なの?って言ったら、あの人は東大卒でキャリアになっているんで違うんですよ。
そういうの目の当たりにしちゃうと、ちょっと怯えちゃいますね。
それは別に怯えないじゃん。でも、そうなるとやりやすいんだよね。
家事と仕事の両立の難しさ
そっちを巻き込めれば、口うるさいだけで、デザインとか全く分かんないやつが、じいさんが文句言ってるから、
なんとかさんこっちですよねとか言って、うんそうだね、今若い人こっちのほうが好きですよとか言うと、
もうじいさんの意見全部無視してくれる。
そうだね、きにこれでいいよって言ったら、私もそう思っていましたっていう感じで、
本当に手でごまをするような感じで態度を変えるのを見て、
うわーすごい面白い。キャリアとか、そういう世界の人が手のひれ返しで心のありを変えてしまう。
しかも無理して変えているから悔しいじゃないの。
本当に賢い人の意見を聞けて、ありがたいっていう感じの手のひれ返しはできるのよ。天才的。
それ、でも自分でも疑う余地もないぐらいに、こうなってるってことですよね。
組織の中ってさ、大きい組織ほどそういうのがものすごく残るんで、それはもうでも日本だけじゃなく海外もそうだよね。
ただあれですね、コンプレックスではないんだけど、社会に出てたまたまか分かんないけど、
例えば大学の東大でも早稲田でも慶応でもいいんですけど、
後から隣の芝生が悪く見えるだけかもしれないですけど、大学の教えに来てる先生とか、内容とか環境とかを見ると、
全部が全部大学。やっぱりそれなりに言われてる大学がちょっと充実してるなって思っちゃう。
それはもちろんあるよ。
どうなんですか?
国立大学の場合は旧7亭大っていうのがあって、
メインは東大、京大、明大、半大みたいな感じなんだけど、
そこに関しては予算が手厚いんだよね。
設備もいいし、本当に国を支えるエリートを作るっていうのがあるだから。
ただ、そうは言ってもさ、東大だって年に3000人、4000人とか入るわけだから、
お勉強ができたからって有志なわけではないんだよ。
そんなにいないじゃん、才能のあるやつって。
毎年4000人とか。
で、それ京大、東大、半大で合わせたらこれで1万いっちゃうんで。
いや、そんなに。
いや、一対一で勝負すれば全然平気じゃんみたいな感じはあったかな。
そうですね、その一対一ってとこですよね。
なんか僕、昔シリコンバレー館に取材行った時にスタンフォードが近かったんで、
スタンフォード自由に入れるってちょっとどんな感じかと思ってみたら、
やっぱりすごい自由、活発な空気だし、やっぱいいなと思いつつ、
どこまでこれ本当の話か分かんないけど、
スタンフォードでMBAの授業を持ってる先生、有名な先生が、
いわゆるみんな第2のスティーブ・ジョブズ・ビル・ゲイツを目指してその授業を受けるらしいんですけど、
最初の初回の授業で、
君たち入学おめでとうって、
君たちはスティーブ・ジョブズ・ビル・ゲイツを目指してると思うと、
この授業を受けた君たちは、もうこの授業を受けてる時点で絶対なれないよみたいに言われて、
MBAを受けてる時点で。
なるほど。
この話と直接は関係ないんですけど。
それは関係あるよ。
誰かに何かを教わろうみたいなやつは、
基本的に本当に新しいものは作らないんですよ。
自分の中にある何かを、
これを作れなかったらもう死ぬしかないっていう勢いで作るしかないので、
そういうやつがテスラを作って、マイクロソフトを作ってるの。
だからこそ、それを言った先生の授業を受けてみたいな、みたいなこともあるんですけど。
ということで今日いろんな話ができそうですが、
ここでお便りとご質問お願いします。
まずお便りいきたいと思います。
20代の女性です。
私は最近結婚し、サービス業で正社員フルタイムで勤務していますが、
正直なところ仕事と家事の両立が大変です。
まだ子供がいない分、職場では独身の時と同様に再現なく残業ができると思われていますが、
結婚するとどうしても女性側に家事が寄ってしまいますし、
妻としてできるだけ手料理をと思うと、残業はほどほどに控えたいとも思ってしまいます。
現代の女性は仕事も家庭も子供といろいろと求められることが多く、
ワークライフバランスが非常に難しいと思います。
実際結婚前に仕事と家庭の両立はかなり悩みました。
もちろん結婚生活は幸せですが、やはり職場では残業時間イコール頑張り、
急な欠勤イコール迷惑と認められる文化が根付いており、急に勤務地が変わることもあり、
それを断る権利がなくその点は心が苦しくなります。
仕事には手を抜かない前提で、もっとそれぞれの働き方に理解がある文化になれば、
結婚にメリットを感じる方も多いのではないかと思います。
働き方と長時間労働
昔は日本も個人または夫婦で商店をやったり、農業や自営業をやったりする人が多く、
家と職場が近く、その境界線が曖昧だったりする人が多かったと聞きますが、
今はそういった働き方が少しずつ衰退し、雇われて働く人が多いので、なおさらそのように思います。
でもあるかもね。女性は大変だよね。
やっぱり家事に関しては、男性はほとんどやらないのが現実だからね。
やっぱりキャリアと子育て、特に子育て、両立は本当に難しい。
だから逆に言うと、中国と韓国と日本はもうなんか絶滅を選んだんじゃない?もしかしたら。
去年日本人の新成人生まれたのが72万人だった。
もう切ってますもんね、特に100の。
72万人が死ぬまで生きて85年じゃない?
そしたら5000万ちょいよ。
7866万弱か。
っていったら今の余裕で半分以下だから。
で、さらに実は72から減っていくので。
結婚もしないね、人も増える。
でもいいんじゃないかな。自分たちのセレクトで初めて亡くなる国になるっていうのは、
一つのなんか名誉だなと思うけどね。
なんかあの今回読んだ本でもありましたよね。
なんか女性に働いて自分がその主婦をやるぐらいだったら死んだ方がマシだみたいなね。
男性結構いましたけど。
まだまだいたね。
実際どうなんでしょうね。そういう働き方っていうのは。
じゃあ次、無料の質問いきたいと思います。
20代の女性からです。
石田さんが広告の仕事で働いていた時は残業代なしだったと言っていました。
また果てしなく働かせるみたいな話もありましたが、
果てしなく職場にいて働いて集中力や注意力は続くのでしょうか。
眠気が酷くなったりエネルギーが欠けたりすることはないのでしょうか。
また最近就職氷河期と言われる世代の女性とたまたま話したら、
当時から早朝から終電ギリギリまで働くことや
ハラスメントに近いに不尽な指摘をされることはよくあったと言っていました。
ということなんですけど。
当然ね、要は長時間労働の場合は働いているふりをしているだけ。
特にクリエイティブの場合はキャッチコピー1本書くのって
50本100本で出すんだけど、それだって実はそんなに時間かかんないじゃん。
だからみんな仕事するふりをして誰か先に帰らないかなと思いながら
みんな終電マギアまで残っているような会社だったの。
なので僕は定時に帰ってたけどね。
ちょっと補足いいですか。
イラさんがおっしゃる事実そのままなんですけど、これは仕事ができたからです。
僕の場合は全く同じなんですけど、
結局20分くらいで考え抜いたコピーが本当に良いものなんですけど
もう仕事ができないから8時間ぐらいずっとガリガリ書いて
ブラック企業の働き方
で、終電で帰ろうとしたら白い目で見られて
でも必死に書いてたから、この方一生早朝から終電ギリギリまで普通でしたね。
ただ実際そう本当に生産的な仕事をしている時間って
やっぱりイラさんおっしゃる通りそんな大して多くないですよね。
結局人間って1日でちゃんとできる仕事の時間って
3時間じゃないかな本当に。
3時間できればおんなじぐらいでしょ。
3時間ビッチリ集中できたらすごい。
それを1年続けられたらすごいと思うよ。
ノアさんどうですか?ノアさんもちょっとこういう近いの経験したことある?
どう?客室作りとか。
全然でも本当普通にブラックだったですよ。朝から晩まで。
途中で家近かったね、会社と。
よりブラックになるね。
トラブルがあったって言ったらすぐ会社に飛んで行ってみたいな。
昼夜関わらずみたいなこともあったですし。
あと私葬儀の仕事をしてた時期があったので
人が死ぬのって時間選べないし。
しかも夜中が多いよね。
夜中とか早朝が結構多いんで朝5時とか6時に電話かかってくるとかも普通でしたし。
そういう電話も受けたりしてた?
してましたしてましたやっぱね。
すごいね。
やっぱり業種によってはね、ちょっとブラック企業って言われちゃう。
ただこういう働き方はもう時代じゃないし、直していかないといけないよね。
だから当然こういうことにもし本当になったら寝向きひどくなってNEかけるよね。
かけるかける。
雇用環境の悪化
いやかけるんだけど、ただここの10年ぐらいはまだ企業がブラックに戻ってきてるんだよね。
一時期雇用がだいぶ改善されたんだけど、今正社員でも本当にブラックになり始めてるから
ちょっとそこが一番心配かな。日本の雇用環境が本当に良くなくなってる。
じゃあちょっとこの後そういう話を聞きたいです。
あれだね、せっかくおさまりとこであれだけど、決して良くないんだけど
それを人に受け継ぐとかはないんだけど、どっかで自分としては多分そう思わざるを得ないし
思わされるみたいなのがあったからこういうのが続いてきたんだろうけどさ
このブラックなところで働いてなんだかんだ鍛えられたから
なんか今となってはいざという時にガッツがあるとかさ
根性が利いて良かったらみたいなところをちょっと思っちゃってて
これもやっぱ幻想なんですかね?
いや、そんなことないんじゃない?
それはやっぱり糧になってる部分がありますよね。
それはやっぱり無理したらできたっていうのは
ただそれがいつまでもできると思っていて
次にやってみたらできなかったみたいなことが多いからね。
だから本当にそのプロダクションとか行った時ももちろんお世話になったんですけど
みんなそこで40代50代でやってる人がいたから
給料それなりにプロダクションしてたら良かったんですけど
俺これ絶対無理だと思ったから
だから続けてる人もいるわけですよ
だからすごいよね
正直言ってそんなにクリエイティブな仕事じゃないじゃん
泥臭いですよね
もう本当に何?あぜ道作りとかさ
雑草抜きみたいな仕事だからさ
クリエイティブとか
釜拾いみたいな感じですかね
部活動でしたね
はい、ということでですね
この後ねこの工学歴ランニング
そして働き方についてね
たっぷりと話していきたいと思います
続きは4通りご視聴方法がございます
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いずれかの方法でご視聴ください
詳しく概要欄をご覧いただけたらと思います
それでは後ほど
21:30

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